西大分駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
西大分駅(にしおおいたえき)は、大分県大分市生石二丁目74番地に所在する九州旅客鉄道(JR九州)・日本貨物鉄道(JR貨物)日豊本線の駅である。
目次 |
[編集] 駅構造
島式ホーム1面2線の設備を有する地上駅。貨物駅故に構内は広い敷地を有する。
かつてJR貨物への簡易業務委託駅であった時代には、駅本屋において出改札業務を行ったが、現在はホームに置かれているプレハブ型の建物で行われている。
九州交通企画が駅業務を行う業務委託駅。マルスは無いがPOS端末機の設備を持っている。また、近距離きっぷの自動券売機が設置されている。
[編集] 貨物駅
JR貨物の貨物駅は、旅客駅北口の東側に位置する。
- 取扱貨物
- 駅構造
- 1面のコンテナホーム、1本の荷役線を有する。旅客ホームを挟んで5本の着発線がある。また営業窓口であるJR貨物大分営業支店を併設する。
- 貨物列車
[編集] 駅周辺
- 西大分港 徒歩4分
- ダイヤモンドフェリー(松山・今治・神戸・大阪方面)乗換え。
- 国道10号
- 富士紡績大分工場
- 大分生石郵便局
- 霊雲寺
[編集] 利用状況
1日平均乗降人員は830人である(2003年度)
[編集] 歴史
- 1911年(明治44年)11月1日 - 開業。
- 1955年(昭和30年)12月1日 - 当駅~大分港駅間の貨物支線が開通。
- 1966年(昭和41年)9月21日 - 西大分~大分駅間複線化。
- 1967年(昭和42年)8月9日 - 仏崎信号場(廃止)~西大分駅複線化。
- 1967年(昭和42年)10月1日- 新田原~幸崎駅間電化。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 当駅~大分港駅間が廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR九州・JR貨物の駅となる。
駅東側の国道10号(別大国道)上に路面電車大分交通別大線の「西大分電停」が1972年(昭和47年)まで存在した。