林家ペー
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林家 ペー(はやしや ぺー、本名:佐藤 義彦、1941年11月29日~)は、タレント・漫談家・落語家である。落語協会所属。
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[編集] 人物
大阪市浪速区生まれ、大阪市阿倍野区出身。浪速高等学校卒業。林家三平の弟子であるが、落語はやらず、高座ではギター漫談を主に演じる。尚、現在、日本の落語家で、ギターを使った漫談を披露しているのは、月亭可朝と林家ぺーのみである。妻の林家パー子との「ペーパー」コンビで有名。桃色(ピンク)をこよなく愛し、また好角家でもある。
[編集] 来歴
[編集] 得意芸
- 日本の芸能界でも有名な脅威の記憶の持ち主で有名人の生年月日を覚えている。古今東西の芸能人から歴史上の人物、さらにはアニメの登場人物まで。名前から誕生日を、また誕生日から名前を思い出す能力は驚異的である。なお、世界中の芸能人で脅威の記憶の持ち主はジェームス・ブラウンである。しかし2006年暮れにジェームス・ブラウンが他界した為、今後、ペー自身が世界中の芸能人で脅威の記憶の持ち主になる可能性が高くなって来た。
- 有名人との写真を撮りまくること。2005年よりデジカメを取り入れた。
- 即興のダジャレ(隣にいるパー子が爆笑するのがお約束)
- 「これは余談ですが...」が口癖。
[編集] その他
- 大阪球場の近くで生まれ育つ。当然プロ野球は南海ファンだった。
- シアトル・マリナーズのイチロー選手のファンとしても知られる。愛犬(柴犬)の名前をイチローにあやかり「幸イチロー(こういちろー)」と名づけたくらいである。
- また、愛犬の幸イチローがボール投げても取らない等言う事を聞かなかったので、言う事を聞くようにとどうぶつ奇想天外でドックトレーナーに指導してもらった事がある。
- 愛車はトヨタ・カローラを乗り継いでいることでも有名。郷ひろみがイメージキャラクターだった5代目モデルからモデルチェンジの度に乗り換えている。
- 一度「所印の車はえらい」という番組でワーゲンを購入するが、「元気がでるテレビ」のクイズ(正解したらポルシェに交換してもらえるという企画)で不正解となり潰されてしまった。
- 2006年7月19日、笑っていいとも「知りたい正体このケータイ」に出演。所持している携帯電話はボーダフォン(日本法人、現・ソフトバンクモバイル)のV603T(ピンク&ピンク)待ち受け画面はデジタルカメラ。メモリーに登録されている芸能人は桂三枝、郷ひろみ、イチロー。
- 大相撲は必ず見に行っている。たびたびテレビに映ることがあり、また、撮影するところも放送されている。
- 名前の「ペ」は横書きの時はカタカナの「ペ」で、縦書きの時はひらがなの「ぺ」である。
- ビートたけしのお笑いウルトラクイズの第一回大会優勝者でもある。
- ビートたけしは、長らくこのペーの存在を不思議に思っていた。それは彼がテレビに出るのが、必ず当時人気~終了間際の「どっきりカメラ」しか出ていなかったから。=テレビに出るということは「どっきり」にかけられるのがわかっているだろう、という論理から。それが縁で「ビートたけしの全日本お笑い研究所」~お笑いウルトラクイズと出演するようになり、たけし番組を中心にテレビ的にもパー子共々、知名度を上げていった。
- テレビ撮影中もカメラ撮影をしており、お笑いウルトラクイズでは、いまや「報道カメラマン」(問題によっては「戦場カメラマン」)扱いである。
- ものまね王座決定戦で観客席で観覧していたことがある。
- 人気者でいこう!の人気コーナーだった「芸能人格付けチェック」の2択問題でパー子とともに出演したことがある。2枚2組のパー子の写真を出演者に見せてプロ写真家が撮影した2枚とぺーが撮影した2枚を当てさせる問題。ぺーが撮影した写真には独特の温かみがあり、参加したプロ写真家の加納典明はプロとしての撮り方を解説した後、「(写真の勝負としては)面白かったけどね」と感心した様子でコメントしている。
- カメラ撮影が有名な反面、行過ぎた行動もあった。ビートたけしの母の葬儀に、ピンクのスーツに黒いネクタイをつけて参列したぺーパー子夫妻は、棺桶の遺体の写真を無断で何枚も撮影し、ビートたけしに激昂されて葬儀場から追い出されたことがある。その間もパー子は笑い続けていたという。これはたけし本人がテレビで語っている。
- 好角家としても知られ、両国国技館にプライベートで訪れている様子が大相撲中継でも映し出されている(プライベートであるため、当然映るだけ)。しかし、プライベートであっても、いつものピンクの派手な衣装にカメラ片手というスタイルは変わらない。
- 撮った写真は後日にテレホンカードにして周囲に配る。
- 大阪出身であるが、当時物凄く人気が高かった林家三平に憧れ、思いついたギャグ(ダジャレなど)を何度も三平宛に投書し続けた。この努力が三平に認められ、入門を許された。
- 三平全盛期のいわゆる「三平落語」の高座で、何度かバックギタリストとして共演している。また、三平からはいくつかの珍芸も伝授されている。
- 芸名が改められたのは、『林家ペー平』で姓名判断してもらったところ「師匠を越えるほどの大物になる」と判定され、それを聞いて怒った三平に「平」を取られてしまったため。
- パー子と並べると「ペー・パー」となり、この夫婦のことを俗に「ペーパーさん」と呼ぶ事もあるが、狙って名付けたわけではなく、全くの偶然である。パー子はもともと女流落語家として単独に活動していた時期があり、のちに兄弟子であるペーと結婚に至った。
- 寄席の高座も二人で務めるが、決して夫婦漫才ではない。香盤には「漫談・ペー」とだけしか書かれていない。つまり、パー子はペーの漫談の後見役として出演している。
林家パー子との結婚披露宴の引き出物は、トイレットペーパーだった。
[編集] 出演
[編集] テレビ番組
- ドッキリカメラ(日本テレビ) - 出世作
- 総天然色バラエティー 北野テレビ(TBS)
- たけしの頭の良くなるテレビ(TBS)
- 天才・たけしの元気が出るテレビ(日本テレビ)
- ビートたけしのお笑いウルトラクイズ(日本テレビ)
- ものまね王座決定戦(フジテレビ)
[編集] CM
[編集] 主な出版書籍
- 林家ぺーの有名人おもしろビックリ誕生日の不思議―あなたの誕生日の謎を解く本 二見文庫
- 林家ペーの有名人マル秘お宝写真 双葉社
- 林家ペーのクイズ誰のサイン? ワニ文庫
[編集] 音楽
- 海老名の穴 所ジョージ(アルバム「僕の犬」収録)(ゲスト間奏のセリフ)