沖原佳典
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沖原 佳典(おきはら よしのり、1972年7月27日 - )は、東北楽天ゴールデンイーグルスに所属するプロ野球選手である。
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[編集] 略歴
- 身長/体重:177㎝/80㎏
- 血液型:A型
- 投打:右投右打
- 出身:愛媛県松山市
- 球歴・入団経緯:西条高 - 亜細亜大 - NTT関東・NTT東日本 - 阪神(2001-2005途) - 東北楽天(2005途-)
- プロ入り年度・指名順位:2000年(6位指名)
- ポジション:内野手
- 守備位置:遊撃、二塁、三塁
- 背番号:8(2001) - 5(2002-2005途) - 32(2005途-)
- 愛称:オッキー
[編集] 来歴・人物
西条高→亜大→NTT関東→NTT東日本を経て、(亜細亜大学時代は入来祐作(元巨人→日本ハム→ニューヨークメッツ→3A)と同僚)2000年のシドニーオリンピックには、後にプロでチームメイトとなる赤星憲広らと共に、日本代表として出場した。グループリーグの韓国戦では先発の鄭珉台(2001年に読売ジャイアンツへ入団)から先頭打者本塁打を打った。それを見た阪神タイガースの野村克也監督はノーマークだったスカウト陣に赤星、藤本と同様に監督の鶴の一声で獲得を決めた(シドニー五輪では2本のHRを放つ)。
2000年ドラフト6位で阪神に入団。入団時の背番号は8だったが、2年目の2002年に日本ハムから片岡篤史がFAを行使して入団したため、5に変更された。社会人時代に結婚、反対する妻を説得してのプロ入りだったという。当初はF1セブンの一員として知られていた。
2003年シーズンに規定打席不足ながら打率.346の成績を残した。しかし、その年の3勝3敗で迎えたダイエー(現福岡ソフトバンクホークス)との日本シリーズ第7戦では和田毅投手から三振を喫し、最後の打者になってしまうという不本意なこともあった。
2005年6月10日、前田忠節との交換トレードで楽天に移籍。怪我で離脱した高須洋介と入れ替わりの形で2番ショートのレギュラーの座を獲得する。終盤に怪我があり最終的に規定打席には達しなかったものの、打率.313を記録。同年8月27日には延長10回表先頭バッターで一二塁間を切り裂くヒットを打ち、西武・西口文也投手の完全試合を阻止した(その年のオフに「報道ステーション」(テレビ朝日)のスポーツ特集で”大記録を阻んだ男”という題目の時にインタビューで出演した)。また、8~9月に14試合連続安打の記録(当時球団記録)を達成している。
2006年阪神時代の上司、野村克也の下でのシーズンとなる。開幕時は2番打者としての働きを期待されたが、打撃不振に陥ったこと、また野村監督曰く「性格的に2番に向いていない」とのことで下位の打順を打つようになる。さらに、遊撃手として塩川達也、西村弥の両選手が台頭してきたことで、交流戦以降、二軍落ちとなる。
2007年は西武ライオンズとの開幕戦で9番ショートに抜擢され復活が期待されたが、3月29日に田中将大との入れ替わりで一軍登録が抹消された。
[編集] 通算成績(2006年シーズン終了時点)
346試合 打率.258(939打数242安打) 本塁打8 打点76 盗塁14
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
00 森谷昭仁 | 0 佐藤宏志 | 1 塩川達也 | 2 渡辺直人 | 3 吉岡雄二 | 4 高須洋介 | 6 西谷尚徳 | 7 山﨑武司 | 8 礒部公一 | 9 鷹野史寿 | 11 一場靖弘 | 12 草野大輔 | 13 小倉恒 | 14 河本育之 | 15 福盛和男 | 16 山村宏樹 | 17 ホセ・フェルナンデス | 18 田中将大 | 20 谷中真二 | 21 岩隈久志 | 22 愛敬尚史 | 23 関川浩一 | 24 山崎隆広 | 25 横川史学 | 26 有銘兼久 | 27 河田寿司 | 28 片山博視 | 29 林恩宇 | 30 永井怜 | 31 藤井彰人 | 32 沖原佳典 | 33 平石洋介 | 34 渡邉恒樹 | 35 大廣翔治 | 36 朝井秀樹 | 37 嶋基宏 | 38 山下勝充 | 39 井野卓 | 40 吉崎勝 | 41 青山浩二 | 42 ケビン・ウィット | 43 徳元敏 | 44 中谷仁 | 45 川井貴志 | 46 鉄平 | 47 松崎伸吾 | 48 竜太郎 | 49 吉田豊彦 | 51 川岸強 | 52 山本大明 | 53 牧野塁 | 54 木谷寿巳 | 55 リック・ショート | 56 戸部浩 | 57 小山伸一郎 | 58 長坂健冶 | 59 富岡久貴 | 60 藤崎紘範 | 61 憲史 | 62 高波文一 | 63 牧田明久 | 64 中島俊哉 | 65 松本輝 | 66 西村弥 | 67 銀次 | 68 枡田慎太郎 | 91 インチェ | 121(育成選手) 金森久朋 | 126(育成選手) 中村真人
19 監督 野村克也 | 78 橋上秀樹 | 71 紀藤真琴 | 76 杉山賢人 | 77 池山隆寛 | 86 星野おさむ | 80 西俊児 | 75 佐竹学 | 70 山田勝彦 | 87 二軍監督 松井優典 | 74 小野和義 | 85 広橋公寿 | 81 清家政和 | 72 上川誠二 | 90 芹澤裕二 | 84 高村祐 | 89 永池恭男 | 73 野村克則 |
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