石塚英彦
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石塚 英彦(いしづか ひでひこ、1962年(昭和37年)2月6日 - )は、日本のお笑いタレント。お笑いコンビ「ホンジャマカ」のボケ担当。愛称は「石ちゃん」。神奈川県横浜市保土ケ谷区出身。血液型O型。横浜市立岩井原中学校、横浜市立桜丘高等学校卒業。2年間の休学期間を経て、関東学院大学経済学部卒業。
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[編集] 概要
- 高校時代に自主制作映画で才能を開花させ、20歳のときに劇団ひまわりに入団し、基礎からレッスンに専念する。
- 大学卒業後は渡辺プロダクション(現:ワタナベエンターテインメント)に所属し、お笑い集団「ホンジャマカ」のメンバーとしてデビュー。
- 立花理佐のバックダンサーをしていたこともある。この頃は痩せた二枚目タイプだった。
- 今の夫人とデートしていた際に、作ってくれた弁当を多いと思いながらも全部食べているうちに弁当の量がどんどん増えていき、結果太り始めたという。
- ホンジャマカは当初男女混合の10人組グループだったが、次々とメンバーが脱退し、最終的に相方恵俊彰とのコンビとなり、その後人気を爆発させる。
- 現在も時折、単独ライブを行いながら、ソロ活動も目立つようになり、個性を発揮する。
- 見た目を活かしてグルメ番組にピンで出演することが多い。ただ食べるのではなく、「駄洒落」を言いながら食べることが視聴者に受け、「駄洒落とデブ」のポストを確保した。
- テレビ東京で放送していた深夜番組『debuya(現:元祖!でぶや)』から「まいうー」(「美味い」の業界用語)という言葉を世に広めた。それ以来、テレビ番組で食べ物を食べる時に、よく『まいうー』を使う(しかし、本当においしかった時は普通に『うまっ』と言ってから『まいうー』を使う)。
- 真冬でもタンクトップとオーバーオールを着るのがテレビ出演時の基本。気温が低いときに川の中に入ったことがある。(でもたまにタンクトップ無しのオーバーオールのみ(上半身は裸)の場合がある。)
- オーバーオールはホルスタイン柄や迷彩柄など様々である。
- お笑いウルトラクイズの人間性クイズで、ホモ役のポール牧に迫られるという設定のどっきりにはまり、覚悟を決めて布団にもぐりこんだこともある。
- 伊集院光・松村邦洋と共に「デブタレ御三家」、さらに内山信二、またはパパイヤ鈴木を加えると「デブタレ四天王」と呼ばれている。年齢順では石塚が最年長だが、体重順からいくと伊集院光の次に重い、125kgである(松村邦洋も以前は体重が最高140kgあったが、2006年初頭から大幅な減量を行っており、現在は石塚よりも体重は軽く90kg台になっている)。テレビでこの4人が揃って共演することはめったにない。伊集院、松村とは2001年12月29日放送・日本テレビの『マジカル頭脳パワー!! 復活スペシャル』(『スーパースペシャル'2001 マジカル頭脳パワー!! 21世紀芸能界No.1頭脳決定戦スペシャル』)やキリンビールのCMで共演していた。又、内山とは『元祖!でぶや』で共演中である。(内山は現在レギュラーでない)なお高木ブーはデブタレの間でも別格で、「神」と崇められている。
- 尊敬している人はウガンダ・トラで、「カレーは食べ物ではなく飲み物」という発言を受けてのこと。
- おちょぼ口にして少しずつ食べ物をほおばっていったり、食い物を一旦舌の上にのせる食べ方をする。
- 柏原芳恵の大ファンで2005年7月の元祖!でぶやの奄美大島編において、途中から周囲から柏原芳恵がゲストだと聞かされ「冗談だろ。こんな所に来たんじゃ仕事が釣り合わないだろ・・」と言った瞬間に「石ちゃん」の掛け声と共に本人が現れ、何とも言えない素の石塚が垣間見えた。
- 元祖でぶやでは共演のパパイヤ鈴木から「お父さん」と呼ばれている。
- 一年の内約半分は番組のロケで日本全国を食べ歩いており、仕事柄ありとあらゆるものをこれまで食べてきて嫌いなものはまず無いらしいが、唯一駄目な食べ物は長ねぎだと言う。ラーメンや蕎麦といった麺類の薬味として、少量の刻んだネギがのっているだけでもテンションが下がるほど。料理にネギが使われている場合、平静を装い誰にも分からないようカメラの死角にネギを隠し、料理を食べるというテクニックを独自に習得している。だが2007年3月20日放送の、でぶや二時間スペシャルの伊勢編にて、伊勢うどんを食べるシーンで、薬味の青ネギをパパイヤに取って貰っている場面が、偶然にも画面に映り込んでしまった。
- 以前元祖でぶやの横浜編で、番組出演した地元の高梨乳業の担当者が石塚の高校の同級生で、石塚が「君はタカナシに入っていたの?俺ホンジャマカに就職しちゃった。」と言い爆笑を誘っていた。
- 車の運転中は性格が変わり、歩くのが遅い老人に対して「バカ野郎!!」と怒鳴ることがあると暴露された。また相方の恵によると、ロケで車移動をする際も、自分が乗るロケバスの前を走る車が遅いと、放送禁止用語を連発するらしく、運転に限らず車に乗車するだけで性格が変わるようである。
- 野球好きで、地元横浜ベイスターズのファンであることが、2005年8月5日放送の元祖!でぶやにて石塚本人の口から語られた。その日のでぶやで、ついに念願叶って、横浜スタジアムの始球式を、石塚が担当した。
- 意外に創造性IQが高く、フジテレビの「IQサプリ」で好成績を残している。ただ問題に納得がいかないとモヤッとボールの入った箱ごと投げる事も。さらに石塚の娘が石塚に内緒で問題を考えたサプリ文字を今田耕司が答えてしまい。不機嫌そう(番組内では顔に怒りマークが付いていた)にモヤッとボールを投げていた。
- 生放送中、自分の股間に虫刺され薬を塗り、悶絶したことがある。
- 手のひらが地面に平行になるように手首をそらして歩いていることが多い。
- 関東学院在学中にラグビー部春口監督に入部を勧誘された事があるらしい。
- ビデオリサーチの調査で近年、男性タレント好感度ランキングの上位に入るようになっている。
- ある肉の名産地にロケに行き、肉を店頭で焼いていた店員に「肉は好きですか」と質問された石塚は「肉が嫌いでこんな体格をしている訳がないじゃないですか。」という周囲や視聴者を納得させる爆笑を誘っていた。
- 大食いキャラでテレビで大人気だが、実は料理を残しているらしく、その処理をスタッフがしてる事が明らかになった。更に本当においしい時は、食べて時間が経ってから「まいう~」あまりおいしくない時は、すぐに「まいう~」と言うらしい。
[編集] 出演の作品
[編集] テレビ番組
[編集] 現在
- 関口宏の東京フレンドパークII(TBSテレビ) - ホンジャマカとして
- ぴったんこカン・カン(TBSテレビ)
- メレンゲの気持ち(日本テレビ) - 「通りの達人」コーナー
- 脳内エステ IQサプリ(フジテレビ)
- にっぽん菜発見 そうだ、自然に帰ろう(ABCテレビ・テレビ朝日)
- 元祖!でぶや(テレビ東京)
- 日曜ワイド・石ちゃんのダジャレ紀行(不定期、テレビ朝日)
[編集] 以前
- 笑っていいとも!(フジテレビ)- 森公美子・伊集院光らとともにデブカジ・パフォーマンスドールと言うユニットを組んでいた。
- どうーなってるの?!→噂のどうーなってるの?!(フジテレビ)
- うなぎのぼり研究所(フジテレビ)
- 新★得するテレビ ホンジャマカな日曜日(ABCテレビ・テレビ朝日) - ホンジャマカとして
- debuya(テレビ東京)
- 汐留スタイル!→Click!(日本テレビ) - 水曜日の司会、2003.04~2005.09
[編集] ドラマ
- 透明人間(日本テレビ)
- 踊る大捜査線 ※第8話ゲスト出演(フジテレビ)
- 平成夫婦茶碗(日本テレビ)
- お前の諭吉が泣いている(テレビ朝日)
- こちら第三社会部(TBS)
- 続・平成夫婦茶碗(日本テレビ)
- 恋セヨ乙女(NHK)
- おとうさん(TBS)
- もっと恋セヨ乙女(NHK)
- 南くんの恋人(テレビ朝日)
- もう呼ぶな海!(札幌テレビ)
- ファンタズマ~呪いの館~(2004年、テレビ東京)
[編集] CM
- 地震保険普及拡大キャンペーン(日本損害保険協会) - 2001年・2002年
- モナ王(ロッテ)
- au(KDDI)
- 本つゆ(キッコーマン)
- 新三共胃腸薬(三共→第一三共ヘルスケア)
- プッチンプリン(グリコ乳業)
- サッポロ一番(サンヨー食品)
- 坂善商事(大型サイズの紳士服店)通常石塚の着ている普段着はサカゼンの商品である。
- 「マッタリ~ナ→ホッコリ~ナ→OKINAWA あの人も行っている」 (ANA 2006年)
- サッポロうまい生(サッポロビール) (2007年2月9日 - )
[編集] 映画
- オープン・シーズン(ブーグ・日本版吹き替え)
- モンスターズ・インク(サリー・日本版吹き替え)
- 劇場版 NARUTO -ナルト- 大活劇!雪姫忍法帖だってばよ!!(風花早雪 役)
[編集] アニメ
IQサプリ番組内のクイズ問題にてドラゴンボールZなどにゲスト出演してる