高萩洋次郎
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高萩洋次郎(たかはぎ ようじろう、1986年8月2日 - )は、福島県いわき市出身のJリーグ・サンフレッチェ広島所属のサッカー選手(MF)。広島県立吉田高等学校~クラーク記念国際高等学校広島キャンパス卒業。
目次 |
[編集] 経歴
[編集] ユース世代
小さいころからプロ入りを目指し、柏レイソルU-15などJリーグの下部組織チームのテストを受けていたがどこにも合格せず、中学3年次に当時Jヴィレッジサッカースクールのコーチをしていた高田豊治から誘いを受け、サンフレッチェ広島ユースに入団。
2003年高校2年生次には、高校年代のサッカー界に旋風を巻き起こした広島ユースの中心選手として活躍。で、チームを日本クラブユース選手権優勝、高円宮杯全日本ユース選手権3位に導く。
またトップチームでは同年春に前田俊介・高柳一誠・佐藤昭大とともに2種登録選手。同年4月5日J2リーグ第4節湘南ベルマーレ戦に16歳8ヶ月3日で初出場、J1・J2通じての最年少出場記録を更新する。(翌2004年、東京ヴェルディ1969の森本貴幸がJ1最年少記録更新)、同年4月29日第9節対ヴァンフォーレ甲府戦には右SBとして先発フル出場した。その年の試合出場は春先のみ、夏からはユースの大会で忙しくなり、トップでの試合出場は見送られた。
[編集] プロ入り後
2003年11月1日、シーズン途中にユースから昇格しサンフレッチェ広島とプロ契約。プロとしてはサンフレッチェ広島史上初の高校生Jリーガーとなる。(プロ未契約ながら公式戦出場を果たした初のケースは森崎和幸)。トップチーム昇格後は度重なる怪我や病気に泣き、また守備力に難があることから出場機会にはあまり恵まれなかった。
2006年、田村祐基・森脇良太とともに愛媛FCへレンタル移籍、すぐに中心選手として活躍し、J2昇格初年度の愛媛FCの躍進を支えた。
翌2007年広島に復帰。
[編集] プレースタイル
豊富な運動量と精度の高い長短のパスを駆使したゲームメイカー。ボランチや右サイドハーフ、右サイドバックなどができる。
[編集] エピソード
- 2003年(高校2年生次)にプロ昇格したため勘違いされやすいが、ユース時代の同級生は前田俊介・高柳一誠・桒田慎一朗(以上サンフレッチェ広島)・佐藤昭大・森脇良太(以上愛媛FC)・藤井大輔(ザスパ草津)・大屋翼(関西大学)ら。
- 高円宮杯では帝京高校をはじめとする高校サッカー界の強豪を次々との撃破。準々決勝では高校総体優勝、後に同年度の高校選手権を圧倒的な力で制することになる平山相太・兵藤慎剛・中村北斗らを擁する国見高校と対戦。インターハイ王者VSクラブユース王者の対戦として“事実上の決勝”とも言われたこの試合に勝利する。1-0という最小スコアではあったが広島ユースは観客・サッカー関係者の度肝を抜くパフォーマンスを見せ、国見を圧倒した。準決勝では静岡学園に0-1で惜敗し決勝進出はならなかったものの、この大会で広島ユースが魅せたサッカーとその中心選手として輝いた高萩には大きな将来性を感じさせた。
- 2004年夏ごろ、高萩が右サイドハーフ、高柳一誠が右サイドバックとして公式戦に出場、名前をもじって「ハギヤナギ」コンビと言われていた。
- メンチカツが好き。
[編集] プロフィール
- 身長/体重:182cm/体重65kg
- 血液型:B型
- ポジション:MF
- 利き足:右足
- 所属チーム:植田スポーツ少年団→いわき市立植田中学校→サンフレッチェ広島ユース(広島県立吉田高校)
- プロ入り後、クラーク記念国際高等学校広島キャンパスへ転校し卒業
- プロ入団年:2003年10月(サンフレッチェ広島)
- 2002年・2003年2種登録
[編集] 所属クラブ
[編集] 背番号
- 35(2003年):2種登録
- 26(2004年-2005年)
- 25(2006年)
- 15(2007年-)
[編集] 出場歴・タイトル
[編集] 個人タイトル
[編集] クラブチーム
- アンダーカテゴリー
- Jユースカップ(2002年・準優勝)
- 日本クラブユース選手権(2003年優勝)
- 高円宮杯全日本ユース選手権(2003年・3位)
- 天皇杯全日本選手権(2002年)
- トップチーム
- 公式戦初ベンチ入り 2003年3月29日 J2第3節対モンテディオ山形戦(広島スタジアム)
- 公式戦初出場 2003年4月5日 J2第4節対湘南ベルマーレ戦(平塚競技場)
- 73分高橋泰に代わって途中出場
- 公式戦初先発 2003年4月29日 J2第9節対ヴァンフォーレ甲府戦(広島スタジアム)
- 先発フル出場
- プロ初ベンチ入り 2004年4月3日 J1・1st第3節対ジェフユナイテッド市原戦(広島ビッグアーチ)
- プロ初出場 2004年6月26日 J1・1st第15節対ジュビロ磐田戦(ヤマハスタジアム)
- 36分田村祐基に代わって途中出場
- 初得点 2004年8月21日 J1・2nd第2節対セレッソ大阪戦(広島ビッグアーチ)
- 先発フル出場、83分ゴール
[編集] 代表
- アンダーカテゴリー
- アジアユース2002 U-16日本代表(2002年)
- 第8回国際ユースIN新潟 U-18日本代表(2004年)
- アジアユース2004 U-19日本代表(2004年)
- カタールアジア大会 (2006年)
[編集] 個人成績
年度 | チーム | リーグ | 背番号 | リーグ戦 | カップ戦 | 天皇杯 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
J1 | J2 | ||||||||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
2003年 | 広島 | J1 | 35 | - | 4 | 0 | - | 0 | 0 | ||
2004年 | 広島 | J1 | 26 | 4 | 1 | - | 0 | 0 | 0 | 0 | |
2005年 | 広島 | J1 | 26 | 0 | 0 | - | 0 | 0 | 0 | 0 | |
2006年 | 愛媛 | J2 | 25 | - | 44 | 3 | - | 2 | 0 | ||
2007年 | 広島 | J1 | 15 | - | |||||||
通算 | 4 | 1 | 48 | 3 | 0 | 0 | 2 | 0 |
- 2003年はユース所属
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
サンフレッチェ広島 - 2007 |
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1 下田崇 | 3 吉弘充志 | 4 ダバツ | 5 駒野友一 | 6 青山敏弘 | 7 森﨑浩司 | 8 森﨑和幸 | 9 上野優作 | 10 ウェズレイ | 11 佐藤寿人 | 12 サポーター | 13 田村祐基 | 14 戸田和幸 | 15 高萩洋次郎 | 16 李漢宰 | 17 服部公太 | 18 平繁龍一 | 19 盛田剛平 | 20 桒田慎一朗 | 21 木寺浩一 | 22 中尾真那 | 23 遊佐克美 | 24 前田俊介 | 25 高柳一誠 | 26 橋内優也 | 27 柏木陽介 | 28 槙野智章 | 29 趙佑鎮 | 30 入船和真 | 36 河野直人 |
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監督 ペトロヴィッチ | コーチ ポポヴィッチ | コーチ 横内昭展 | コーチ 沢田謙太郎 | GKコーチ 望月一頼 | GKコーチ 加藤寿一 |
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