TRF
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TRF(ティーアールエフ、TK Rave Factory)は、日本のダンスを中心とした5人組音楽グループである。ボーカル+DJ+ダンサーというユニット構成で、現在のavexの基礎を築いた。日本でもっとも成功したダンスグループ。avex trax所属。
目次 |
[編集] 来歴
- 1992年、結成。
- 1993年、trfの名でシングル「GOING 2 DANCE」、アルバム『trf ~THIS IS THE TRUTH~』でデビュー。当初はメンバーが流動的で、小室哲哉が主宰するイベントとしての「TK Rave Factory」に複数のヴォーカリスト(北村夕起=YU-KI、スージー・キム=SUZI KIM)、DJ(高瀬浩一=DJ KOO、松本博之=Hiro Matsumoto)、ダンサー(MEGA-MIX、サンチェ)が参加しているという色彩が強く、匿名性の強いユニットだった。CDデビューにあたっては、ほぼ10人組となったが、1993年夏のavex rave '93を最後にYU-KI、DJ KOO、SAM、ETSU、CHIHARUの5人にメンバーが絞り込まれた。
- 1994年~1995年、小室哲哉プロデュースによりにシングル5作連続でミリオンセラーを記録。『Overnight Sensation ~時代はあなたに委ねてる~』が日本レコード大賞を受賞。YU-KIとDJ KOOはテレビ東京のドラマ「クリスマスキス~イブに逢いましょう」にラジオDJ役で出演。映画「花より男子」で全員でtrf本人役として出演している。
- 1996年のシングル『Hey! Ladies & Gentlemen』よりグループ名を大文字のTRFに改称。
- 1997年からはソロ活動が活発化。YU-KIはアニメ映画「エルマーの冒険」に声優として挑戦。オープニングテーマ『dragons' dance』もソロとして歌った。CHIHARUが工藤静香、相川七瀬・現在では浜崎あゆみの振り付け担当SAMは、光GENJI、SMAP、V6、BoA、安室奈美恵の振り付け、ETSUは、Burst drive Mixシリーズの、ジャケットのデザインを担当した。なお、2000年~2005年の間のCD発売は、Burst drive Mixシリーズと『「だぁ!だぁ!だぁ!」SEBプレゼンツ BOY MEETS GIRL with TRF』のみで、新曲は2002年のオムニバスアルバム『song+nation』収録の「One Nation」のみであった。ライヴ活動として2002年~2005年のa-nation、2004・2005年のアクト・アゲインスト・エイズ(AAA)に出演している。
- 2006年、1月18日に「TRF Re Vibe!!」プロジェクトが始動し、6年振りの新曲『Where to begin』、2月15日にはアルバム『Lif-e-Motions』を発売。8月30日にはブラック・ジャック21のエンディングテーマにもなっているシングル「Silence whispers」と同時にLIVE DVD「Lif-e-Motions TOUR 2006」を発売した。11月29日には小室哲哉が再び楽曲提供した、初期のヒット曲を彷彿とさせるノリの良いダンスナンバーの新曲「We are all BLOOMIN'」を発売。また、これに伴い同日にはデビューシングルから全24タイトルの8cmシングルを12cm廉価盤として、その他DVD廉価盤8タイトルを一挙に再発売。前日の11月28日にはTRFを全面的にフィーチャーしたパチンコ機『CR TRF』(サンセイR&D)も発表された(2007年1月より稼動)。
- そして2007年、TRFはデビュー15周年を迎え、その記念として、2月7日に『TRF 15th Anniversary BEST ~MEMORIES~』が発売。秋にはベストライブも予定され、この15周年を期に、TRFとしての本格的な活動を更に加速させている。
- 最近は、音楽番組で、過去のヒット曲を歌っている
[編集] メンバー
- DJ KOO(ディージェイ・コー) - 本名:高瀬 浩一(たかせ こういち、1961年8月8日 - 、東京都出身)、ラップ・DJ担当、リーダー、The JG's、WEST 87、Phal、WILLとしても活動 ニックネーム「コーちゃん」
- YU-KI(ユーキ,2003年まではYŪKIの表記) - 公表本名:北村 夕起(きたむら ゆうき、1966年12月19日 - 、愛媛県伊予三島市(現四国中央市)出身)、メインヴォーカル担当。2003年にはミュージカル『tick,tick…BOOM!』、2004年、2005年には『クラウディア』に出演した。
[編集] ディスコグラフィー
CD総売上枚数は約2,150万枚 歴代20位となっている。デビューから僅か2年の1995年に総売上が1000万枚を突破する日本最速記録(当時:後にglobeが記録更新)を持っている。現在のCD売り上げ不振から考えると驚異的な売り上げである。
[編集] シングル
[編集] オリジナル
- GOING 2 DANCE / OPEN YOUR MIND(1993年2月25日、デビュー作)
- EZ DO DANCE(1993年6月21日)
- 愛がもう少し欲しいよ / X'mas dance wiz U(1993年11月21日)
- Silver and Gold dance / Winter grooves(1993年11月21日)
- 寒い夜だから…(1993年12月16日)ジャケット違いの再発売分がある。
- survival dAnce ~no no cry more~(1994年5月25日)
- BOY MEETS GIRL(1994年6月22日)
- CRAZY GONNA CRAZY(1995年1月1日)
- masquerade(1995年2月1日)
- Overnight Sensation ~時代はあなたに委ねてる~(1995年3月8日)
- BRAND NEW TOMORROW(1995年10月25日)
- Happening Here/teens(1995年12月11日)
- Love & Peace Forever(1996年3月21日)
- Hey! Ladies & Gentlemen (1996年6月12日)これ以降大文字TRF
- BRAVE STORY(1996年7月24日)
- SILENT NIGHT(1996年11月6日)
- LEGEND OF WIND(1996年12月11日)以上、小室哲哉プロデュース
- Unite! The Night!(1998年2月18日)
- Frame(1998年3月25日)
- TRY OR CRY(1998年4月29日)
- BE FREE(1998年9月23日)
- embrace/slug and soul(1998年11月5日)
- JOY(1999年2月3日)
- WIRED(1999年4月21日)ここまで8cmCDで発売。2006年11月29日に全てがmaxiで再発売。
- HE LIVES IN YOU(1999年8月25日)
- Where to begin(2006年1月18日、CD/CD+DVD)
- Silence whispers(2006年8月30日、CD/CD+DVD)
- We are all BLOOMIN'(2006年11月29日、小室哲哉が再びプロデュース、CD/CD+DVD)
[編集] Remixシングル
- Burst drive Mix [Unite!the Night!(Soul Solution Mix)](2000年3月23日)
- Burst drive Mix -2nd mix- [Samui Yoru Dakara(SHARP BOYS UK VACAL MIX)](2000年5月31日)
- Burst drive Mix -3rd mix- [It's MY TIME(SOUL SOLUTION MIX)](2000年7月26日)
- 「だぁ!だぁ!だぁ!」SEBプレゼンツ BOY MEETS GIRL with TRF(2000年8月23日)
- Burst drive Mix -4th mix- [Brave Story(JHONATHAN PETERS MIX)](2000年9月20日)
- Burst drive Mix -5th mix- [Silver and Gold dance(THUNDERPUSS MIX)](2000年11月22日)
[編集] アルバム
[編集] オリジナル
- trf ~THIS IS THE TRUTH~(1993年2月25日,AVCD-11102)
- EZ DO DANCE(1993年7月21日,AVCD-11128)
- WORLD GROOVE(1994年2月9日,AVCD-11183)
- BILLIONAIRE ~BOY MEETS GIRL~(1994年7月27日,AVCD-11230)
- dAnce to positive(1995年3月27日,AVCD-11288)
- BRAND NEW TOMORROW(1995年12月11日,AVCD-11354)
- UNITE(1998年5月20日,AVCD-11645)
- LOOP#1999(1999年5月19日,AVCD-11723)
- Lif-e-Motions(2006年2月15日、2CD:AVCD-17860 2CD+DVD:AVCD-17858)オリジナルとトリビュートの2枚組。トリビュートには浜崎あゆみや倖田來未、globeのKEIKOらが参加。
[編集] リミックスアルバム
- HYPER TECHNO MIX(1993年5月21日,AVCD-11122)
- HYPER TECHNO MIX II(1993年10月21日)
- HYPER MIX III(1994年4月27日,AVCD-11200)
- hyper mix 4(1995年6月21日,AVCD-11313)
- Burst drive mix -album- non stop mixed by DJ KOO(2000年12月27日,AVCD-11879)
[編集] ベストアルバム
- WORKS -THE BEST OF TRF-(1998年1月1日、2CD:AVCD-11633)
- TRF 15th Anniversary BEST -MEMORIES-(2007年2月7日、初回生産限定盤/3CD+3DVD:AVCD-23167 通常盤A/2CD:AVCD-23172 通常盤B/2CD+2DVD:AVCD-23170)
[編集] その他アルバム
- priset sound(サンプリング音盤、1994年10月21日、2CD:AVCD-11260)リズム・パターンを抽出してループさせたものや、ヴォーカルを一部分抜粋したり、効果音だけを羅列したり、とtrfの音ネタだけで構成されたもの。
- THE LIVE3(ライヴ盤、1996年2月21日、3CD:AVCD-11408)
[編集] DVD-Audio
[編集] ビデオ(DVD-Video)
- WORLD GROOVE(2000年3月29日)
- trf TOUR '94 BILLIONAIRE ~BOY MEETS GIRL~(2000年3月29日)
- ULTIMATE FILMS 1994-1995(2000年3月29日)
- trf TOUR'95 dAnce to positive Overnight Sensation(2000年3月29日)
- BRAND NEW TOMORROW IN TOKYO DOME~PRESENTATION FOR 1996~ (2000年3月29日)
- TRF LIVE in YOKOHAMA ARENA(2000年3月29日)
- TRF TOUR '98 Live in Unite!(2000年3月29日)
- TRF TOUR 1999 EXICOAST TOUR AT OSAKA(2000年3月29日)
- VIDEO CLIPS(2002年12月11日)
- TRF Lif-e-Motions TOUR 2006(2006年8月30日)
[編集] その他
- Live-Dio meets trf our dance camp(Sg)
- YOU ARE THE ONE(1997年1月1日)「TK presents こねっと」に参加
- VARIOUS ARTISTS FEATURING song+nation(2002年1月23日)「One Nation」収録
- song+nation2 trance(2002年3月6日)「One Nation」のRemix、CD-EXTRAにはzentoのPV収録
- CLUB DISNEY 2007(2007年1月17日)「Look Through My Eyes」収録
- dragons' dance(1997年6月25日)YU-KIソロ名義
- NEXT LEVEL(2006年3月23日)YU-KIソロ名義
- シロイツキ。(2006年11月29日)YU-KIソロ名義
[編集] TV出演・受賞各賞一覧
TVは代表的な番組のみ。
- 第36回日本レコード大賞 新人賞受賞(1994/11/24)「EZ DO DANCE」
- 第36回日本レコード大賞 ミュージックビデオ賞
- 第37回日本レコード大賞受賞(1995/12/31)「Overnight Sensation~時代はあなたに委ねてる~」で受賞
- 第37回日本レコード大賞 アルバム賞受賞(1995/12/31)「dAnce to positive」
- オリコン第27回日本レコードセールス大賞アーティストセールス大賞受賞(1995/12/16)
- 日本有線大賞 新人賞受賞(1993/12/03)
- 全日本有線大賞 新人賞受賞(1993/12/09)
- 第8回日本ゴールドディスク大賞 ニューアーティスト賞受賞(1994/03/05)
- 第9回日本ゴールドディスク大賞 グランプリ受賞【ベスト5アーティスト賞・ダンスミュージック部門・アルバム賞】(1995/03/03)
- 第10回日本ゴールドディスク大賞、2年連続グランプリ受賞(1996/03/12)当時史上初の快挙
- NHK紅白歌合戦に初出場(1994/12/31)「BOY MEETS GIRL」
- NHK紅白歌合戦に2年連続2回目の出場(1995/12/31)「Overnight Sensation~時代はあなたに委ねてる~」
- NHK紅白歌合戦に3年連続3回目の出場(1996/12/31)「LEGEND OF WIND」
[編集] 記録
- デビュー2年で総売上枚数1000万枚突破(1995年)
- 5作連続ミリオンセラー達成
- 3ヶ月連続リリースミリオンセラー達成
- 日本ゴールドディスク大賞2年連続受賞
- TRFシングル売上トップ「CRAZY GONNA CRAZY」=1,587,400枚
- TRFアルバム売上トップ「dAnce to positive」=2,381,960枚
- トータル総売上=21,659,417枚
- シングル総売上=11,389,466枚
- アルバム総売上=10,269,951枚
- TVで最も歌った曲「Overnight Sensation~時代はあなたに委ねてる~」
- 最高公演数「TOUR'95 dAnce to positive-Overnight Sensation」=46公演
[編集] CM出演
- ブリストル・マイヤーズ スクイブ「シーブリーズ」(1993年)
- コカ・コーラ(1994年)
- 本田技研工業「LiveDio」(1995年~1996年)
- 森永製菓「チョコブロッキー」、「ジョイム」(YU-KIのみ、1995年)
- 松下電器産業「Dream」(1996年)
- 日本航空「ハワイ・キャンペーン」(YU-KIのみ、1996年)
- 東洋水産マルちゃん「麺づくり」シリーズ(2006年)
[編集] コンサート・イベント
TRFはデビューしてから以下の数々のコンサートやイベントに参加している。
コンサート
- CLUB TOUR「EZ DO DANCE」(1993/09/03~10/31)
- trf CLUB TOUR seven8 '94(1994/05/27~06/05)
- trf TOUR'94 "BILLIONAIRE ~BOY MEETS GIRL"(1994/09/13~10/20)
- trf TOUR'95 dAnce to positive Overnight Sensation(1995/05/31~08/22)
- BRAND NEW TOMORROW in TOKYO DOME~Presentation for 1996~(1995/12/16)
- TRF 96 ARENA TOUR SILENT NIGHT(1996/10/26~12/14)
- TRF TOUR'98 Live in Unite!(1998/05/28~07/04)
- TRF exicoast tour'99(1999/06/05~09/14)
- TRF Lif-e-Motions TOUR 2006(2006/06/04~07/01)
参加イベント
- avex rave'93(1993/08/07)
- IMM 94(The 2nd International Music Market)(1994/06/12)
- avex rave'94(1994/08/29)
- ヴェルファーレ オープニング・イベント(1994/12/01・02)
- VELFARRE COUNTDOWN EVENT(1994/12/31)
- march of the music(1995/03/08)
- seven 8 PARTY(1995/04/02)
- LIVE UFO'95「月が地球にKISSをする」(1995/04/28~05/07)
- avex daNce Matrix '95 TK DANCE CAMP(1995/08/19・26)
- VELFARRE COUNTDOWN EVENT(1995/12/31)
- 香港 MIDEM ASIA(1996/05/12~05/15)
- avex dance net'96 in VELFARRE(1996/08/27)
- 麻薬覚せい剤撲滅運動・イエス・トゥー・ライフdance alive(1996/11/13)
- VELFARRE 2nd Anniversary(1996/12/03)
- VELFARRE COUNTDOWN EVENT(1996/12/31)
- 香港MIDEM(1997/05/22)
- TK pan-pacific Tour'97(1997/05/27・28)
- JAL SECRET LIVE(1997/06/06・07)
- VELFARRE COUNTDOWN EVENT(1997/12/31)
- velfarre Opening Act 1st Scene(1998/03/15)
- RAVE2001 SAM DANCE REVOLUTION '98!(1998/06/08~06/27)
- YASUGI MUSIC PACKAGE'98~STAR Light PICNIC in 2Day's(1998/08/09)
- 美浜海遊祭'98 スターライトギグ(1998/08/12)
- 大館樹海ドーム1周年記念“SUMMER RAVE'98”(1998/08/15)
- avex no-stop 150h(1998/08/23)
- TRF SUMMER DREAM'98 in 八景島(1998/08/29)
- 北九州メディアドームオープニングLIVE(1998/10/04)
- 上海ライブ(1998/10/18)
- Act Against AIDS THE VARIETY 6(1998/12/01)
- VELFARRE COUNTDOWN EVENT(1998/12/31)
- VELFARRE COUNTDOWN EVENT(1999/12/31)
- 鈴鹿前夜祭 "SUZUKA RIDE & LIVE 2000(2000/07/29)
- seVen8イベント「MEET TRF@SUZUKA」(2000/07/30)
- avex summer paradise 2000・Channel a Super Live(2000/8/31)
- avex summer paradise 2000・DANCE&SOUL NIGHT(2000/08/31)
- 麻薬覚せい剤撲滅運動・イエス・トゥー・ライフ フェスティバル(2000/11/30)
- 2001 RENDEZVOUS IN SPACE OKINAWA 01.01.01(2001/01/01・02)
- avexの株主総会のライブ(2001/06/24)
- a-nation'02(シークレット、途中から参加)
- ayumi hamasaki COUNTDOWN LIVE 2002-2003 LIVE A(2002/12/30・31)
- a-nation'03(シークレット)
- a-nation'04
- Act Against AIDS THE VARIETY 12(2004/12/01)
- a-nation'05
- ALL TOYOTA BIG HOLIDAY(2005/10/15)
- Act Against AIDS THE VARIETY 13(2005/12/01)
- Live DEPT.4 #6(2006/01/25)
- 沖縄ストリート・スタイル・フェスティバル2006(2006/04/01・02)
- a-nation'06
- MILD SEVEN RENAULT F1 TEAM meets BLUE ageHa PIT PARTY (2006/09/24)
- 第55回大阪商業大学御厨祭ファイナルコンサート2006(2006/10/29)
- ASAHI SUPER DRY presents EDGE LIVE in Universal Studios Japan! 5th anniversary special(2006/11/04)
- 第48回慶應義塾大学三田祭 前夜祭(2006/11/18)
- TRFシークレットライブ(2006/11/28)
- LEGEND of RAVE X'mas(2006/12/25)
- TOKYO AUTO SALON 2007 with NAPAC(2007/01/13)
- 東京ディズニーシー・スペシャルナイト CLUB DISNEY "ベイサイド・ビートReturns"(2007/01/28、29、30)
- 大阪オートメッセ2007(2007/02/12)
[編集] 代表曲
- EZ DO DANCE
1993年6月21日発売。 シーブリーズのCMに使われたためtrfが世に知られるキッカケになった曲。 浜崎あゆみが当時見た瞬間に衝撃を受けたと「ayu ready?」で語っている。またglobeのKEIKOが オーディションの際に歌った曲でもある。
1993年12月16日発売。 小室哲哉が「寒い夜に自宅からスタジオまでの5分で思いついた曲」と語っている。 後に再販されジャケットの写真が変わっている。 冬を代表する曲となっている。Be-Bopを基礎に置いた振り付けも見もの。 詩は初めて日本語を主体に作ってある。(英語はI miss youのみ)
1994年5月25日発売。 17才-at seventeen-のエンディング曲、初めてTRFが1位を獲得した曲でライブでは欠かせない曲である。
1994年6月22日発売。 コカ・コーラCM使用、TRFを代表する楽曲の一つ。 松任谷由実も絶賛し、後に自らカバーするほど詞が非常に良いためTRFコーク・イントゥザ・グルーブの人気投票で1位に輝いている。
1995年1月1日発売。 95年3ヶ月連続リリース第1弾シングル。 ドラマ「我慢できない」エンディング曲、TRF歴代シングル売り上げトップである。 a-nationでは夏のイベントであることからYU-KIは一部の歌詞を変えて歌っている。
1995年2月1日発売。 95年3ヶ月連続リリース第2弾シングル。 銀座ジュエリーマキCM曲。 TRFとしては珍しいロック調の曲で詞が「オペラ座の怪人」を思わせるものとなっている。 主に歌われるのはアルバム「dAnce to positive」に収録されているアルバムバージョン。
1995年3月8日発売。 95年3ヶ月連続リリース第3弾シングル。 ホンダライブDIO CM曲、レコード大賞受賞曲。 小室哲哉いわく「70年代をイメージして作った曲」と断言している。TRFがTVでもっとも歌った曲でもある。 またこの曲はウルフルズの曲作りにも影響を与えSPEEDに大きく影響を与えたと語っている。 トータス松本いわく「聞いた瞬間に衝撃を受けた」と語っている。 歌う際にはマイクスタンドが4つ用意され腕を大きく振るダンスが独特で当時は話題となった。
- Unite! The Night!
1998年2月18日発売。 TBS長野オリンピック公式ソング。 1年の充電期間を経てリリースされた曲、作詞・作曲は富樫明生。ライブでは、この曲に現地のオーディションを通過したダンサーが参加する企画が好評。キッズダンサーを募集することで、ファンの幅が大きく広がった。
- Where to begin
2006年1月18日発売。 前作「HE LIVES IN YOU」(Burst drive Mixシリーズ除く)よりおよそ7年ぶりの新曲。作曲は、「TRY OR CRY」や「JOY」,「WIRED」でも楽曲提供した原一博。 TRF Revibeプロジェクトによる、再始動第1弾シングル。 TRFらしい、TRFならではの楽曲に仕上がっている。
[編集] ラジオ番組
1994年7月より1997年9月まで、TFM系列のラジオ番組「TRFコーク・イントゥ・ザ・グルーヴ」のパーソナリティをYU-KIとDJ KOOが務めた。当初は最新トレンドを伝える情報番組だったが,放送時間が午前中から夜10:00~に移動したことにより方向性が大きく変わり、下ネタ全開の番組となった。コーナーの数が必要以上に多い番組であった。番組名にTRFと入っているがTRFメンバー5人が揃ってラジオを放送したのはたった1回のみである。
[編集] TRFのコンサートスタイル
- 曲のアレンジ
TRFはコンサートで歌う楽曲に関してはほとんどの曲でアレンジを変更しており、コンサートに合った構成に仕上げている。 特にTRFはダンサーが絡んでくるため、TRFの楽曲はCDに収録されているものと比べてアレンジされており、それがTRFのコンサートの醍醐味でもある(例:masquerade・survival dAnce・Overnight Sensation)。 例えば「BRAND NEW TOMORROW in TOKYO DOME」で歌われたsurvival dAnceは、曲の途中でオーディションを通過した58名のダンサーが登場するシーンが含まれているため、楽曲の途中でダンサーが出てくる構成になっている。 そのためシングル盤と比べてかなりアレンジが変更されており、それがTRFのコンサートの楽しみにもなってくる。
- 魅せるステージ
TRFのコンサートでは「魅せる」という点に主眼を置かれているのが特徴である。 例えばコンサートでは必ずダンサー3人(SAM・ETSU・CHIHARU)がダンスを披露する楽曲が含まれている。さすがプロと唸らせるような内容である。 「魅せるステージ」としての集大成が彼らが行ったイベント「zento」である。この「zento」で歌われて日本語に訳したのが「One Nation」で、レーザー照明を使った演出は見るものを圧倒させる。
- コリオグラフ
SAM・ETSU・CHIHARUはコリオグラファーとしても才能を発揮しており、 TRFだけに留まらず安室奈美恵・BoA・浜崎あゆみなどのアーティストにも、 ダンスの振り付け以外にステージ構成や演出などでコリオグラファーとして参加している。 特に映像をリンクさせた点においては現在でもその技術は生かされている。 現在のavex所属アーティストのコンサート演出に関しては彼ら3人が基礎を作ったと言っても過言ではない。 リハーサルに関しても細かく決めており、綿密に計算されたコンサートは見ものである。
- ダンサーオーディション
TRFのコンサートで欠かせないのがダンサーオーディションである。 コンサートを行う現地で通過したダンサーと一緒に踊る演出がある。特に「Live in Unite!」で残ったダンサー達は「ユナイトダンサーズ」と命名されている。 オーディションは「ダンス歴・ジャンル・自己で踊っているビデオ」などを郵送で送り、SAM・ETSU・CHIHARUが書類審査をし通過したものが一次突破となる。次に会場で通過したダンサー達を集めて、直接彼らの目の前で決められた楽曲の振り付けを本人指導の元で行い、数時間後のオーディションでコンサートに参加するダンサーが決められる。 応募人数が大人数(例:Lif-e-Motions TOUR東京会場オーディション約400人)なため、オーディションを通過するのは難関である。 また、ダンサーオーディションはTRFのコンサートに「参加する」という面ではなくダンサーの後進育成のために行われているのが彼らの狙いと思われる。このように育成にも積極的に行っており未来のダンサーを育てている。
- その他
また、コンサートが長くなることからボーカル・ダンサー・DJがちゃんと休憩するように計算された楽曲構成で無理のない構成に本人たちは仕上げている。 コンサートの一番最後の曲は「WORLD GROOVE」となっており、TRFファンの間では「最後の曲」と定番化している。
[編集] 備考
- 「trf(TRF)」という名称は、「Tetsuya-komuro Rave Factory」の略称である。しかし1997年以降の小室離脱後「TRF」という名称について、「T」はTheになった、TOKIO(TOKYO)になったという噂が流れたが、2006年の復活ライブではステージ上にはっきりと「TK RAVE FACTORY」と明記されている。これが小室シングル提供曲を示唆していただけか、それとも今後のTKプロデュースを表していたのか、今後の作品に注目される。
[編集] 関連
- 工藤順子(作品提供)
- 石橋貴明 主にうたばん等で、自分より年下の女性メンバーを「姐さん」など呼んでいる。
- 浜崎あゆみ TRFが振り付けを担当、カウントダウンライブにTRFがゲスト出演など交流が盛ん
- 倖田來未 Lif-e-Motionsのトリビュートアルバムにて自身で選んだTRFの楽曲でYU-KIとコーラス
- 岸谷五朗・寺脇康文 YU-KIが出演したクラウディア他にAAAからの交流
- 小室哲哉 TRFをプロデュース
- SMAP かつてSAMが振り付けを担当
- KABA.ちゃん masqueradeのプロモーションビデオに出演
- 工藤静香 かつてCHIHARUが振り付けを担当