タモリのジャポニカロゴス
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タモリのジャポニカロゴスは、フジテレビ系列で火曜日バラパラに放送されている日本語を取り扱う教養バラエティ番組で、タモリの冠番組。字幕放送。2005年10月11日よりレギュラー放送開始。
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[編集] 概要
タモリを主宰に、客員教授の解説を通して日本語の仕組みについて楽しく学ぶ。その内容は敬語・方言・オノマトペ・ギャル文字など多岐にわたる。
これまで単発の特別番組として2005年1月3日深夜と(ゴールデンタイムでは)2005年4月3日と2005年9月21日に放送されており、好評によりレギュラー化。レギュラー化後も年に何回かはゴールデンの特番を放送している。
系列局でも、テレビ大分では金曜10:25~、テレビ宮崎では木曜24:26~の遅れネットで放送されている。また、TBS系のtysでは2005年12月5日から毎週月曜深夜(火曜日未明)に放送開始、その後現在は毎週土曜10:18~(「サザエさん」の前座枠)に放送されている。また、2007年4月2日から山梨放送で毎週月曜16:23~に、4月3日から四国放送で火曜17:00~に放送される。
VTRに登場するマスコットとして「じゃ~ぽくん」がいる。声を当てているのはボイスガイドの坂上みき。また、「じゃ~ぽ君」には「ポニカちゃん」というガールフレンドがおり登場するケースがある。
[編集] コーナー
各コーナーが終わる毎にタモリが一言でまとめる。またレギュラー版初期の頃ではその日にタモリに指名された出来の悪い生徒に内田恭子アナウンサーが補習授業を行っていたが現在は共に廃止。また最近では、日本一豪華な物「日本一(ジャポイチ)」(後に産直ジャポイチで、正解率を超えれば食べられるが、それ以下だと, 以前は会場のお客さんが食べられたが、最近はスタッフが食べており、口に合わなかったときにはタモリらにも勧めているという(テレフォンショッキングより))を見ることができる。但し、事前にそのコーナーのクイズをやっていた一般人(エリート系など)やフジテレビアナウンサーの正解率(後に廃止され65%前後に固定)を上回ることができないと見られない。席で行うコーナーや耳打ちBOXを使って答えるコーナーと様々。
[編集] 日本語一斉検問
- 3択などの択一問題で、出演者の日本語の知識度を測る。特別番組版第2弾より実施。2005年10月18日放送より、フジテレビアナウンサーの正解率を表示。
[編集] 辞書の世界
- 新明解国語辞典の用例や内容、そして監修の山田忠雄に関する情報も
- 新明解国語辞典は自画自賛、表現がストレート、用例に山や食べ物に関する記述が多い。
[編集] 方言の世界
- 方言の替え歌、方言を勉強する。
[編集] ピンポンパン体操
(ママとあそぼう!ピンポンパンを参照)
- 受講生が一人称を体操しながら答える。特別番組第2弾より実施。
[編集] 大人ロゴス
- 進行役が出題し、進行役に対して受講生が実演で答える。
[編集] ト書き劇場
- 出演者が日本語の語句の違いを体で表現。
[編集] 美しい日本語の世界
- 特別番組時に実施。ミス着物がテレビドラマで日本語に関する問題を出題、受講生はミス着物(特別番組第3弾の場合)に耳打ちで答える。
[編集] 日本語のトリック
- なぞなぞに受講生が答える。答えられなかった受講生は、三人の小学生(おしおきボーイズと呼ばれる)に小馬鹿にされてしまう(後に廃止)。
[編集] おもしろ反対語
- あらゆる名称の反対語をリズムに乗ったり、3択形式問題で答えていくゲーム。
[編集] 日本列島面白地名の旅
- 日本全国にある面白地名を当てる。正解するとその面白地名の名産や名物を獲得できる。
[編集] 料理言葉
- 特別番組「日本語横綱決定戦」時に実施。料理用語を解釈しながら、担当の料理を作っていく。このコーナーはタモリらと一緒に内田も参加する(下記の「マナー・作法」も同様)。独身チームと結婚チームの対抗戦。
[編集] マナー・作法
- 特別番組「秋の日本語決定戦2006」時にも実施。指定された作法に3人が挑戦し、まずは3人同時に自由演技、続いて3人同時に同じ動きの共同演技をする。
[編集] 間違い看板
- 街にある文法的に違っていたりする看板を正しく直す
[編集] 言いまつがい
[編集] IQサプリ
- 2時間SPのときに登場 脳内エステ IQサプリとコラボする形で登場。
[編集] 出演者
[編集] 主宰者
[編集] 進行
- 福井謙二(フジテレビアナウンサー)
- 内田恭子(2006年3月まではフジテレビアナウンサー、同年4月以降はフリーアナウンサー)
- 石本沙織(フジテレビアナウンサー、2005年9月21日のみ、その後数回ゲスト出演)
[編集] レギュラー(毎週出演とは限らない)
[編集] ゲスト
※スタジオと出題VTRでの出演も統括
[編集] お笑いタレント
[編集] 女性有名人
※1裏番組の「NEWS ZERO」(日テレ系列)に出演している為最近では出演していない。
[編集] 俳優・文化人他
[編集] 客員教授
現在は町田と金田一はほぼ隔週で登場する。この2人はスタジオに肖像画が飾られている。
[編集] 専門家
専門的なテーマの場合はそれに長けた上記の2人以外の人が担当する。
- 中村晶次(料理研究家) - 「料理用語」のみ(特番「日本語横綱決定戦」)
- さかなクン 魚に関する事柄
- 城田みわ子 - マナー作法のみ(特番「日本語横綱決定戦」)
[編集] スタッフ
- 監修:金田一秀穂、町田健
- ボイスガイド(ナレーター):坂上みき、武田広(「言いまつがい」の世界のみ)
- 構成:堀田延、平岡秀章、たむらようこ、おいかわひろかず、清水寛生、増子光男 / 今光夏水
- TD(テクニカルディレクター):稲田晃宏
- SW(スイッチャー):山口善弘
- CAM(カメラマン):藤本裕武、平見進、長谷川哲也
- VE(ビデオエンジニア):竹田廣行
- VTR:河野良博
- 音声:池上行大
- 照明:古谷美明
- 音効:成岡知弘(SAVAN)
- VTR編集:大森晋、羽武戸あゆみ(moi)
- MA:日吉寛、高橋友樹(TDKコア)
- 美術セットデザイン:矢野浩則
- 美術進行:中島豪章
- 大道具:駒木幸廣
- モニター:藤崎郁三
- メイク:山田かつら
- スタイリスト:籾井麻衣子
- 編成:坪田譲治(以前はプロデューサー)・成戸美奈子(フジテレビ)
- 広報:田中奈美(フジテレビ)
- 連絡:小林琴美(フジテレビ)、大橋ルミ(リーライダーす)
- TK(タイムキーパー):海老沢康子
- AP(アシスタントプロデューサー):北口富紀子・木月洋介(フジテレビ)、安部公代(リーライダーす)
- ディレクター:宮崎鉄平(フジテレビ)、岡部統一(リーライダーす)、吉田真人・目黒隆志(Fact)
- 演出:早川和孝(Fact)、山下美紀子(リーライダーす)
- 総合演出:李闘士男(リーライダーす)
- プロデューサー:石井浩二(フジテレビ)(2006年7月~)、大森美智代(リーライダーす)
- 資料協力:新明解国語辞典(三省堂)
- 技術協力:イムプレス、ブロードマックス、テクノマックス、moi、TDKコア、degidelic
- 美術協力:CAVIN
- 制作協力:田辺エージェンシー
- 収録スタジオ:天王洲スタジオ
- 制作:フジテレビ、リーライダーす
[編集] 過去のスタッフ
- ディレクター:宍倉明宏、森田知明
- AP:門澤清太
- 連絡:勝部アイ
- 編成:浜野貴敏
[編集] 外部リンク
- TOP→バラエティー・音楽→火曜日(火曜日でない場合)→タモリのジャポニカロゴス
[編集] 前後番組の変遷
フジテレビ系 火曜バラパラ枠(2005年10月以降) | ||
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