ポップジャム
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ポップジャム(POP JAM)は、NHKで1993年4月4日から2007年3月16日まで、14年間にわたって放送された若者向けの音楽番組である。総合テレビおよび、海外向け放送のNHKワールド・プレミアムで放送(ステレオ・字幕放送)。また地上デジタル放送ではデジタルハイビジョンで放送。通称PJ。
ポップジャム | |
ジャンル | 音楽番組 |
---|---|
撮影方式 | ハイビジョン撮影 |
放送時間 | 60→35→40→90→30分 |
作 | 構成 ・関秀章 ・井上知幸 ・山内浩嗣 制作統括 ・石原真 |
出演 | 司会 ・本木雅弘 ・森口博子 ・爆笑問題 ・柘植恵水 ・堂本光一 ・久保純子 ・優香 ・高市佳明 ・つんく♂ ・高山哲哉 ・T.M.Revolution ・アンジャッシュ ・村上由利子 ・安めぐみ(※ナビゲーター) |
ナレーション | ・山寺宏一 ・松本まりか |
放送国 | 日本 |
放送局 | NHK |
放送期間 | 1993年4月4日~2007年3月16日 |
公式サイト |
目次 |
[編集] 番組概要
1993年4月4日に『ポップジャム'93(→'94)』として放送開始。東京・渋谷のNHKホールからの公開録画で、J-POPシーンを賑すビッグアーティストらが数組出演し、ライブパフォーマンスを展開。番組のラストには司会者、ゲスト、ファンらが一体となって「せーの、ポップ、ジャムッ!!」の掛け声で締めるのも恒例だった。
1993年の開始当初は月1~2回ペース、夕方の1時間番組だった。1995年4月7日より週1回放送となる。放送時間も夕方から金曜深夜へ移動し、これまでの1時間から35分に短縮。また、この年よりタイトルから年号が取れ、番組名を『ポップジャム』に統一。1996年より放送時間を土曜夜11時台へ移動、1997年より時間枠を35分から40分に拡大。土曜日時代、6回にわたって放送時間を変更し、2004年4月2日より金曜深夜枠に再び移動(放送時間を3回変更)した。
『ポップジャム』としてのレギュラー放送を2006年3月10日で一旦終了し、2006年5月から毎週月曜日22:00~22:30のレギュラーの単発特別番組枠である『プレミアム10』の企画の1つとして、番組名を『POP JAM DX.』(ポップジャム・デラックス-POP JAM DELUXE)に変更、放送も年間8回予定の不定期放送となり、11年ぶりの単発番組化で再出発、5月1日より毎月第1月曜日に放送されていた。しかしながら、音楽業界、視聴者双方からレギュラー放送再開を求める声も多かったことと、視聴率が極端な低迷に陥っていたことから、7月3日の放送を最後に「POP JAM DX.」としての放送を打ち切った。夏季集中編成明けの同年9月15日深夜(実際の放送日は9月16日未明)に新生『POP JAM』(ポップジャム)として、金曜日24:30~25:00(実際には土曜日0:30~1:00)の週1回のレギュラー放送に復帰した。
だが、橋本元一NHK会長のもと「まっすぐ、真剣。」をスローガンに一丸となって改革を推し進めるNHKサイドの意向などもあり、2007年3月16日をもって放送終了となった。
なお、14年間で12回も放送時間が変更され、また述べ15人もの司会者が担当した。放送時間枠の移動と司会者の入れ替えが非常に激しかった番組といっても過言ではない。
また、2007年4月6日からは、『ポップジャム』の内容をほぼ引き継ぐ形で、『MUSIC JAPAN』が新たにスタートする。
- ハイビジョン放送について
基本的にはNHK総合テレビでの放送だが、すべてハイビジョン制作となっている。また、第1期レギュラーシリーズまではNHKハイビジョンでも放送されていた。アナログハイビジョンの実用化試験放送時代にも総合テレビの放送に先駆けて収録当日に生放送をしていたこともあったが、BSデジタル放送の開始後は総合テレビより数日遅れで放送していた。2006年3月をもってハイビジョンでの放送を終了した。
- ポッドキャスティングによる展開
2006年度より、番組のホームページにてポッドキャスティングの展開を行ってきたが、番組終了とともにポッドキャスティングも終了した。
[編集] 放送時間
[編集] 基本編成
- ポップジャム'93、ポップジャム'94
- 1993年4月~1995年3月 土曜17:00~18:00(月1~2回)※1
- ポップジャム(POP JAM)
- 1995年4月~1996年3月 毎週金曜23:30~24:05
- 1996年4月~1997年3月 毎週土曜23:35~24:10
- 1997年4月~1998年3月 毎週土曜23:25~24:05
- 1998年4月~1999年3月 毎週土曜23:00~23:40
- 1999年3月~2002年3月 毎週土曜22:20~23:00
- 2002年4月~2003年3月 毎週土曜23:10~23:50
- 2003年4月~2004年3月 毎週土曜24:10~24:50
- 2004年4月~2005年12月 毎週金曜24:15~24:55
- 2006年1月~3月 毎週金曜24:25~24:55
- POP JAM DX.
- 2006年5月~7月 毎月第1月曜22:00~23:25(プレミアム10枠)
- POP JAM
- 2006年9月~2007年3月 毎週金曜24:30~25:00※2
- ※1 稀に、日曜日16:30~18:00の枠で90分スペシャルが編成されたこともある。
- ※2 2007年3月2日、3月9日のみ25:10~25:40。3月16日(最終回)は拡大版のため24:00~25:00。
[編集] 特別編成、緊急ニュースなどによる対応
NHKの特集番組編成(夏季集中特番編成、年末年始特別編成など)や緊急ニュースなどの場合、放送時間が変更または休止になることもあった。
- 主な例
- 2001年7月21日 - 特集番組のため24:15~24:55の枠(出演:三人祭、7人祭、10人祭、矢井田瞳、w-indsほか)で放送される予定だったが、兵庫県明石市の花火大会で起きた歩道橋の死傷事故の緊急ニュースにより、この日の放送は休止となった。なお、この放送予定回を翌週7月28日22:20~23:00に、また、当日放送の回(出演:BoA、モーニング娘。、浜崎あゆみほか)を23:10~23:50に移動して放送。この日は2本続けてポップジャムが放送された。
- 2005年10月21日 - NHK予算の集中審議の録画中継のため休止(翌週繰り下げ)。
- 2006年11月24日 - 国会録画中継のため12分遅れで放送された(24:42~25:12)。
- 2006年12月1日 - アジア大会開会式中継のため放送時間が24:30~24:50(20分)となり、10分短縮版として放送された。
[編集] 収録
基本的にはNHKホールからの公開収録となっており、1993年の放送開始当初から第1期レギュラーシリーズ時代は全編にわたってホール公開収録(原則2本録り)方式をとっていたが、第8シーズン(2005年度)の公開収録からゲストの歌(演奏)部分中心となり、トーク部分はNHKのスタジオで別に収録していた(会場のファンが叫んで視聴者は声が聞き取れないためそのようになったと思われる)。
なお、1999年ごろから2004年までは年に数回のペースで地方各地での公開収録も行われ、札幌、青森、仙台、浜松、名古屋、大阪、広島、松山、福岡、北九州、沖縄で開催された。2006年10月2日にはNHK大阪ホール5周年記念として『ミュージック・エクスプレス』(BS2で放送)との併禄による収録が行われた。
また、通常のレギュラー版以外にも、2003年より2005年まで3年間、毎年2月に地方での公開生放送も行ってきた。2003年(2002年度)は2月8日に大阪城ホール、2004年(2003年度)2月14日には千葉県の幕張メッセ・イベントホール、2005年(2004年度)2月5日には神戸ワールド記念ホールで行われた。
2006年度(POP JAM DX.→POP JAM)は、NHKホールで行う公開収録もこれまで行われてきた2本録りが廃止され、放送3回分ならびに『ミュージック・エクスプレス』併録となり、出演アーティストの一部もスタジオ収録となった(ただし月によっては『~エクスプレス』の放送が休止になる場合もあり、その場合はPOP JAM単独収録となった。その場合もホール司会は高山哲哉アナ)。また、これまでのNHKホール収録を極力減らし、NHK・CT-101スタジオなどでの収録も増やしていた。
[編集] 司会者など
[編集] 歴代司会者
- 司会者
- 1993年4月4日~1994年3月 本木雅弘(元シブがき隊)
- 1994年4月2日~1998年3月 森口博子
- 1998年4月3日~2000年3月 爆笑問題(太田光・田中裕二)、柘植恵水アナ
- 2000年4月1日~2002年3月9日 堂本光一(KinKi Kids)、久保純子アナ
- 2002年3月23日~2003年3月15日 優香、高市佳明アナ
- 2003年4月6日~2005年3月11日 つんく♂、優香、高山哲哉アナ
- 2005年4月1日~2006年3月10日 西川貴教(T.M.Revolution)、アンジャッシュ(渡部建・児嶋一哉)、村上由利子アナ
- 2007年3月16日(最終回スペシャル)安めぐみ※、高山哲哉アナ、西川貴教
- ナビゲーター
※注 安は司会ではなくナビゲーターという形をとっており、出演歌手との絡みは無かったが、2006年11月3日放送分で安が歌手「リリメグ」としてNHKホールでの収録に参加して以降、まれに出演歌手1組とトークも行っていた(例:ザ・コレクターズ)。ただ、2007年3月16日の最終回スペシャルでは、司会者として登場した。
2006年度の収録時の司会は『ミュージック・エクスプレス』との併録のため、河辺千恵子と高山哲哉アナだった。
[編集] ナレーション
[編集] PJG(ポップ・ジャム・ガールズ)
単発番組時代の1993年4月~1995年3月に、番組のマスコットガール兼バックダンサーとして出演し、番組を盛り上げていた。いまや国民的ヒット歌手となった安室奈美恵やMAXもメンバーに参加していた。
なお、メンバーは次の通り。
(現在のMAX)※ミーナは現在脱退。 |
[編集] 番組の歴史
[編集] ポップジャム'93・'94(単発、第1~2シーズン)
[編集] ポップジャム'93(第1シーズン、本木雅弘時代)
- 1993年、音楽番組が衰退する中、当時のJ-POPシーンを賑すアーティスト達がNHKホールに集結してライブを展開する番組が誕生した。これが『ポップジャム'93』である。
- 第1回放送は1993年4月7日17:00~18:00。当時は月1~2回ペースの単発での放送だった。
- 初代司会者は本木雅弘。
- オープニングムービーは青色のモノクロ映像で、本木の顔のアップが徐々に大きくなって行き、頬の部分に『ポップジャム'93』のロゴが表示される仕組みだった。
- 当時は全体的に暗めの階段を模したセットだった。オープニングでは雷の演出の中でPJG(ポップ・ジャム・ガールズ)のダンスによって華々しく開幕。
[編集] ポップジャム'94(第2シーズン、森口博子時代)
- 第2シーズンから森口博子が2代目司会者に就任。
- 番組のロゴやオープニングムービー、テーマも一新。
- スタジオセットがトロピカルムードなものに変わり、明るい仕上がりとなった。
[編集] ポップジャム(レギュラーシリーズ第1期、第3シーズン以降)
[編集] 第3シーズン(森口博子時代、1995~1998)
- 第3シーズンより、単発番組から週1回のレギュラー番組に昇格。放送時間は単発時代の60分より35分に短縮され(→1997年から5分延長され40分に拡大)、収録も放送2回分となる。
- 番組タイトルも『ポップジャム』で統一。タイトルロゴも「ナショナル」風のフォントに。司会の森口博子は前年から続投、1998年3月まで4年間務めた。
- 第3シーズンよりオープニングテーマは東京スカパラダイスオーケストラの「JAM」が使用された。また、エンディングテーマにはTHE YELLOW MONKEYの「JAM」等が使用された。
- 1995年4月の放送でaccessがテレビを通じて活動休止を発表。これには事前に打ち合わせした森口曰く、収録終了後、NHKホールにいたaccessのファンの多くが泣き出すハプニングがあった。この模様は司会者が4代目のころ、3代目までの司会者を集めた総集編でも放送された。
[編集] 第4シーズン(爆笑問題・柘植恵水時代、1998~2000)
- 司会者を単独制から複数制に変更。人気お笑いコンビ・爆笑問題と柘植恵水アナウンサー(NHK東京アナウンス局在籍、当時)を起用。初めてNHKアナウンサーが司会に起用された。
- 2年目の1999年からは全国各地での公開収録が始まり札幌、北九州、大阪でそれぞれ行われた。
- 1999年3月20日の放送分は、数日前に沖縄で起きた安室奈美恵の母親が殺害された事件に配慮して、安室の出演部分をカットして放送(放送時間をその分だけ削り、番組最後にテロップを表示)した(後日改めて、その部分を追加して放送された)。
- 2000年3月の爆笑問題・柘植恵水司会の最終回のゲストにこの年の春に一旦活動休止するSPEEDが登場した。
[編集] 第5シーズン(堂本光一・久保純子時代、2000~2002)
- 司会がKinKi Kidsの堂本光一だったせいか、第5シーズンはジャニーズ事務所所属タレントの出演も多かった。特に2001年度には、堂本光一がKAT-TUNやジャニーズJr.のメンバー、または大物アーティストとジョイント、ミニライブを行う企画も行われた。
- この時の公開収録は沖縄(2000年6月24日)、広島(同年7月22日、7月29日)、仙台(同年10月1日)、名古屋(2001年3月3日、3月10日)、松山(同年6月9日、6月16日)。
- 2000年5月13日、酒井法子が、作曲を手がけた織田哲郎と共に、「蒼いうさぎ」を熱唱した。
- 2000年8月5日の『POP JAM サマースペシャル 2000』ではKinKi Kidsがコンサート中のため、久保が東京スタジオでの単独司会を務めた。
- 2001年4月から半年ほど、出演アーティストが懐かしのヒット曲をアレンジして歌う「MUSIC WARP」のコーナーがあった。
- 2001年9月29日に久保純子が産休に入るために降板。翌週10月6日から新司会にバトンタッチの間は堂本光一の単独司会となった。
[編集] 第6シーズン(優香・高市佳明時代、2002~2003)
- 2002年3月23日、新たに優香と高市佳明アナウンサーを司会に迎え『ポップジャム スペシャルプロローグ』と題した特別番組を放送。globe、ウルフルズ、岡本真夜、キンモクセイらが出演して華を添えた。
- 注目・期待のアーティストを紹介する「ブレイクレーダー」がスタート。
- 優香・高市コンビでの地方公開収録はなし。
- なお、高市アナが別番組へ異動したため、第6シーズンは1年で幕。
[編集] 第7シーズン(つんく♂・優香・高山哲哉時代、2003~2005)
- 第6シーズンの司会者のうち優香だけが続投するほか、新司会者につんく♂と高山哲哉アナウンサーを迎え3人で司会を担当というスタイルとなった。
- このときは司会がつんく♂であったせいか「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT(現在は解散)、織田哲郎、奥田民生を出してほしい」といった要望や「ハロー!プロジェクトの出演で番組を私物化した」といった批判などが相次いでいた。
- また、第7シーズンからはブレイクレーダーが「ブレイクレーダーNEO」にバージョンアップした他、新たに地方人材発掘企画として「つんく♂のエンタメ情報局」なる企画も登場した。他に、優香がアーティストの素顔に迫る「優香のBack Stage Jam」のコーナーも新設。
- エンディングで、出演アーティストに毎回質問を出し、フリップに回答を書いてもらうのが慣例となった。
- 第7シーズンの地方での公開収録は福岡(2003年7月12、7月19日)、浜松(2004年2月28日、3月6日)、青森(同年6月18日、7月2日)、札幌(同年10月22、10月29日)の4ヶ所で行われた。
[編集] 第8シーズン(西川貴教・アンジャッシュ・村上由利子時代、2005~2006)
- トーク部分が通常のNHKホールでの収録とは別録りになる。大抵1~2組のアーティストがこのトーク部分に出演する。よってNHKホール収録は歌中心となる。
- 2005年5月27日放送分に、ブレイクレーダーハッスルスペシャルで大会委員長を務めた小川直也が歌手として出演。岩佐真悠子とのデュエットで「勝手に侵略者」を歌った。
- 2005年10月14日の放送で、高橋名人が「project430 meets 高橋名人」として出演し、「スターソルジャーのテーマ」を披露。懐かしの16連射も久々に見られた。
- 2005年10月21日放送予定のポップジャムは休止(1週繰り下げ)だったが、司会の西川貴教がT.M.Revolutionとして裏番組の「音楽戦士 MUSIC FIGHTER」に出演した(※一部地域では裏番組ではない)。
- 2006年1月13日は「西川貴教 ソロ10周年記念バスツアー」と題した企画を放送。西川を含むMC4人で西川ゆかりの場所をバスでめぐる。西川の思い出のライブハウス訪問をはじめ、バス車内でDEPAPEPEのミニライブや、ゴスペラーズ・黒沢薫の手料理「赤ワインと鶏肉のカレー」を味わう。また、最後には西川が上京当時住んでいたアパートや焼き鳥屋を訪問した。
[編集] POP JAM DX.(第9シーズン、2006.5~7)
- ポップジャム第9シーズンとなるこの『POP JAM DX.』は、1995年以来11年ぶりの単発化であった。
- 2006年5月1日(月曜日)より「新生NHK」の一環の新枠『プレミアム10』(月曜22:00~23:30)内の企画として、不定期での放送となり、放送時間も最長の90分となった。NHKホールでのライブ収録はBS2で放送中の『サンデーヤングミュージック ミュージック・エクスプレス』(日曜18:00~18:50/不定期)と併録となった。基本的にはこれまでと同様NHKホールで収録。また、DXからは一部NHKスタジオでの収録となった。
- 当初の放送予定は年8回のペースを予定していたが、実際には3回のみとなった。
- 収録時のホール司会は河辺千恵子と高山哲哉アナ(この両名はミュージック・エクスプレスも担当)が務めていたが、ここでは基本的に司会者を置かず、放送に登場するのはナビゲーターの安めぐみだけであった。これは兄弟番組『ミュージック・エクスプレス』と演出面で差別化を図る目的だったといえよう。
- 出演者は基本的に『ミュージック・エクスプレス』と同じアーティストが一部出演。『POP JAM DX.』のみ出演のアーティストも数組というスタンスとなった。
- 従来の番組内容とは一新。ドキュメンタリー色が強くなった。
- 新コーナーとして、東京発の音楽、ムーヴメントを映像で紹介する「東京.NOW(トーキョードットナウ)」、渋谷で行われているライブを紹介する「Live in Shibuya」が登場。第10シーズンまで継続された。
- ナレーションは山寺宏一が引き続き担当のほか、松本まりかが新たに参加。なお、山寺はDXを最後にナレーターを降板した。
- POP JAM DX.からオープニングアニメーションを吉浦康裕が担当。テーマ曲にはニューオーダーの「リグレット」を使用。POP JAM最終シーズンまで継続される。
- また、今回より新たに番組ホームページにてポッドキャスティングの展開を開始した。
- 編成について
- 『プレミアム10』の放送時間枠である月曜夜10時・11時台は裏番組にフジテレビの『SMAP×SMAP』『あいのり』、テレビ朝日の『報道STATION』『くりぃむナントカ』(関西地区のABCは『クイズ!紳助くん』)、TBSの『筑紫哲也 NEWS23』などといった強力な裏番組が存在していることから、視聴率的には苦戦を強いられた。これは『プレミアム10』の放送枠そのものが視聴者に浸透していないためとも言われている。
- 特に7月3日は、裏枠でフジテレビのドラマスペシャル『HERO』に30.9%(関東地区)という高い数字を記録されて大苦戦。そのため、この回の視聴率は2.1%と、大きく水をあけられる結果となった。そのため『プレミアム10』からの撤退を余儀なくされ、これが『POP JAM DX.』として事実上の最終回となった。
- また、視聴者の間から「この時間帯(月曜22:00)で放送するべきではない」などの意見が相次いでおり、それらの声を反映してか、月1回土曜日深夜(日曜日未明)の時間帯で再放送されていた。
- 『POP JAM DX.』の出演者
- 第1回(2006年5月1日、再放送5月20日)
- 第2回(2006年6月5日、再放送6月24日)
- 第3回(2006年7月3日、再放送7月8日/最終回)
[編集] POP JAM(第10シーズン、2006.9~2007.3)
- レギュラーシリーズ第2期目は、2006年3月以来半年ぶりのレギュラー復帰となる第10シーズン目である。
- 2006年9月15日より、毎週金曜日深夜(土曜日未明)0:30~1:00の枠で放送開始。特番時代のタイトルから『DX.』が取れ『POP JAM』(ポップジャム)となった。ただし、前回のレギュラー(40分)から時間が短くなり、1993年の番組開始以来最短の30分になっている(それまでは第3シーズン(1995~1997)の35分が最短だった)。余談ではあるが、番組史上最短の放送時間は同年12月1日の20分である(こちらを参照)。
- 前作『POP JAM DX.』の失敗で、NHKにとって苦渋の決断だったかも知れないが、再レギュラー化について、NHKサイドは「音楽業界の状況が月ごとに激しく変わることからそれに敏感に反応するため」としているものの、実際には不定期では大物や新人アーティストを出すのが困難であるという音楽業界の意向や、『NHK紅白歌合戦』への出演交渉を優位に進める狙いもあった。
- NHKホールでの収録は引き続き『ミュージック・エクスプレス』(BS2)との併録ではあるが『POP JAM』は放送3回分の収録となった。
- ナビゲーターの安めぐみは『POP JAM DX.』から続投。また、ナレーターは長年担当した山寺宏一は降板。松本まりかは引き続き担当しているほか、2003年から2年間司会を担当し、『ミュージック・エクスプレス』司会の高山哲哉アナが不定期でナレーションとして参加した。
- 前作『POP JAM DX.』からの流れで、ドキュメンタリー色の強い番組となり、またアーティストの演奏部分についてはNHKホール収録部分を極力減らし、NHKスタジオでの別収録部分が新たに加わる形となった。
- 吉浦康裕によるオープニングアニメーションを引き続き使用。
[編集] 最終シーズンでの主な出来事
- 新装後初のNHKホールでの収録は2006年8月28日に行われた(この模様は9月15日、22日、29日に放送)。ちなみに初回放送(9月15日深夜、16日未明)は、木村カエラ、Kōkua、Salyu、タタ・ヤン、AAA、パク・ヨンハ、hitomi、BEAT CRUSADERSが出演した。
- 9月29日放送には、NHKのアナウンサー6人で構成したバンド「ことばおじさんとアナウンサーズ」(ことばおじさんこと梅津正樹アナがリードボーカル)が出演し、「これってホメことば?」を熱唱した。なお、このバンドには高山アナもキーボード担当で参加しており、高山アナが自ら梅津ら他メンバーにインタビューし、曲紹介も自ら行った。
- 10月6日放送分では、病気療養中の忌野清志郎の一日も早い回復を願って、忌野のこれまでの足跡を特集した。忌野がポップジャムに出演した時の映像も数本ほど放送された。このときは、ゆずがコメント出演をした。
- 10月2日にはNHK大阪ホール5周年記念として『ミュージック・エクスプレス』との併録による公開収録が行われた(この模様は10月13日、20日、27日に放送)。なお、今回の大阪収録には後藤真希、小柳ゆき、SOUL'd OUT、DA PUMP、Tommy heavenly 6、大塚愛、川嶋あい、ゴスペラーズ、シャ乱Q、BoA、BEGIN等といった大物アーティストに混じり、ブレイク中のお笑い芸人、桜塚やっくんも登場した。
- NHK大阪ホールの公開収録以後、桜塚やっくんが準レギュラーとして数回登場し、まれに女性アイドルの出演部分でトークに加わって取り仕切っていた(もちろん、歌手としても出演した)。
- 11月3日の放送では、ナビゲーターのため普段トークをしない安めぐみが、リリー・フランキーとのユニット「リリメグ」として、初めて歌手として登場した。
- 11月24日の放送では、安が大ファンであるザ・コレクターズが登場し、初めてトークを行った。
- 2007年2月9日放送ではBO GUMBOSの栄光の足跡を紹介。1992年に宮城県仙台市で行われた夏の野外ライブイベント『ロックンロール・オリンピック'92』の映像(NHK仙台放送局が所蔵)も紹介された。
- 3月2日、9日の放送は『爆笑オンエアバトル』(セミファイナル)の放送時間拡大(0:00~0:59)により、1:00のNHKニュースのあと1:10~1:40の放送となった。
- なお、3月16日放送の最終回は1時間の拡大版として放送された。
[編集] 主なコーナー
ポップジャムでは番組内で数々の企画が展開された。以下はその主な一例。
- PJ LIVE GOLD
- MUSIC WARP(第5シーズン)
- 出演アーティストが懐かしのヒット曲を歌うコーナー。
- POPJAM SUPERSTAGE(第5シーズン)
- PJ NEXT BRAKER→PJ BRIGHTEST HOPE
- ブレイクレーダーの祖にあたる新人アーティスト発掘コーナー。
- ブレイクレーダーシリーズ(第6~8シーズン)
- #ブレイクレーダーを参照。
- 優香のBack Stage Jam(第7シーズン)
- 優香がアーティストの素顔に迫る。
- つんく♂のエンタメ塾・情報局(第7シーズン)
- つんく♂司会時代の2003年、「つんく♂のエンタメ塾」のタイトルで、つんく♂のプロデューサーとしての手腕を生かし、全国各地から才能あふれる若いエンターテイナーを発掘するコーナーとして登場。毎回、視聴者の情報をもとに高山アナが現地へ出向きリポート。また投稿ビデオなども紹介。2004年より「つんく♂のエンタメ情報局」に改題、主に地域限定アイドル“ロコドル”を取り上げるなど、地方での人材発掘も積極的だった。
- 東京.NOW(第9・10シーズン)
- PJ末期の企画。東京で生まれている音楽、ヴィジュアルを、アーティストなどのインタビューを交えながら徹底分析して紹介するものだった(W+K東京LABが全面協力)。
- Live in Shibuya(第9・10シーズン)
- PJ末期の企画。渋谷で行われているライブを紹介するコーナー。このコーナーは「MUSIC JAPAN」で継続される。
[編集] ブレイクレーダー
2002年4月6日「ポップジャムブレイクレーダー」として、今後注目されるアーティストが登場し、ブレイクするかどうかをNHKホールの観客に投票してもらうコーナーが登場。2003年4月からは「ブレイクレーダーNEO」とタイトルを変更。その後「ブレイクレーダー」に再変更し、2006年3月3日放送分まで4年間も続いた。
このコーナーから森山直太朗、ORANGE RANGE、スキマスイッチ、大塚愛、木村カエラなど、今やヒットチャートに燦然と輝く多くのアーティストがブレイクを果たした。
出場者は実力派から、人気アイドル、お笑い、さらには企画ユニットまで、幅広い分野にわたって領域が広く、女性アイドルからも市川由衣、星井七瀬、大沢あかね、小倉優子らが参加。さらにお笑いタレントからもはなわ、ダンディ坂野、友近、波田陽区といった人気者が歌手として参加した。
また、mihimaru GTなど、1回目に敗退して後に再挑戦したアーティストも多い(mihimaru GTは2006年に「気分上々↑↑」が大ヒット、この年の紅白歌合戦出場も果たした)。
- システム
- 2002年度は筆記式で投票箱に入れる方式だったが、2003年4月より「ブレイクレーダーNEO」と改題されたのに伴い、システムも機械式のものに変更。「レーダー君」と呼ばれる赤外線を放射するロボットに、観覧者が赤い団扇で反射させ、ブレイクするかどうかを判定。団扇は収録当日NHKホール入口で観客に配布(終了後は返却)していた。
- また「NEO」では高山哲哉アナの「照明さん、暗転!」の掛け声も名物のひとつとなった。
- 特典
- 2003年以降、コーナー集計得点1位のアーティストは番組でエンディングテーマとしても流れるほか、4週連続勝ち抜いたアーティストは再度、番組出演できるという権利が与えられる方式となった。ちなみに4週連続獲得の第1号は森山直太朗。
- 2004年度までブレイクレーダーには毎回2組のアーティストが登場していたが、2005年からは1組となり、得票数が80%を超えた場合は抽選会があり、主な賞品は番組エンディングテーマなどだが、特賞としてNHK紅白歌合戦の出場権などもあった(紅白出場権の獲得者はなし)。
ちなみに2005年、この年の最高得票92.3%を獲得したアンジェラ・アキ(このときの抽選商品はティッシュだった)は、自力で紅白出場を勝ち取り、2006年(第57回)に紅組で初出場を果たした。
- ブレイクレーダーの第1回出場者はMO'SOME TONEBENDERとPlum Planetsの2組(2002年4月6日放送)。また、最終出場者は、元ZONEの舞衣子が率いるガールズバンドMARIAだった(2006年3月3日放送)。
- 2004年6月18日放送(青森市文化会館で収録。ブレイクレーダーNEOのゲストはBean Bagと安良城紅)において、集計マシン『レーダー君』の誤作動により、不正確な数字を表示するというミスがあった。NHKでは後日、その集計を無効としているが、その後Bean Bagは9月10日放送(9月6日、NHKホール収録分)でブレイクレーダーNEOに再度出演、82.3%という高い支持得点を獲得、見事5週勝ち抜いた(ちなみにBean Bagは9月6日放送分では小倉優子(56.1%)を大差で降している)。また、安良城は10月22日放送(10月11日、北海道厚生年金会館で収録)に出演し、70.6%という高い得点を出したが、同日出演のTRIPLANEに83.3%という得点を記録され敗れた。
- 2004年11月19日放送分に波田陽区が出演し「ギター侍のうた」で和田アキ子と司会者のつんく♂を斬った。さらに歌終了後のトークで優香をも斬った。そして、翌週放送から数週間エンディングテーマに採用され、つんく♂を斬ったネタが使用されることになる。
- また、波田は2005年1月14日放送の「ハッスルスペシャル」にも特別審査員でゲスト出演し「ギター侍のうた」で当時、裏番組の司会を務める青木さやかと司会のつんく♂を斬り、さらにトークでは大会委員長の小川直也をも斬って捨てた。
[編集] ブレイクレーダーハッスルスペシャル
今後の音楽界を担う若手アーティストがNHKホールに集結し、ブレイクするかを競うスペシャル企画として、2004年10月8日と2005年1月14日の2回開催された。
『ハッスル』のタイトル通り、大会委員長はキャプテン・ハッスルこと格闘家の小川直也。特別審査員は小川(審査員長)のほか、優香が審査員を務めた。ほか、第1回では後浦なつみ、第2回では波田陽区も特別審査員を務めた。
また、優勝者以外にも、特別審査員から特別賞が出る場合もあった。
各2回とも、6組ずつが出場した。
- 歴代優勝者
[編集] 特集番組
[編集] PJ PURE SIDE(ポップジャムピュアサイド)
POP JAMのスピンオフ企画として、通常のホール収録とは別に、一組のアーティストに焦点を当て、アーティストの動きを追っていく企画として登場した。「僕らの音楽3」(フジテレビ)などの番組と異なり、スタジオライブはおろか、インタビューもなしのドキュメンタリーのため、普段はなかなか見られないライブの舞台裏やアーティストの素顔の部分を知ることができるのも魅力のひとつであった。これは2006年の「POP JAM DX.」へのリニューアルの布石であったといっても過言ではない。
ちなみにナレーションは、2回とも山寺宏一が担当した。
№ | 放送日 | 出演 | 内容 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 2004.5.7 | 175R(イナゴライダー) | 故郷の福岡県北九州市を訪れ、インディーズ時代などを振り返る。 | |
2 | 2005.6.24 | 東京事変 | 東京名所バスツアー(ライブ映像挿入あり) | 2005.8.19深夜に再放送 |
[編集] その他の特集番組
- POP JAMとしてのスペシャル
- POP JAMサマースペシャル
- POP JAMクリスマススペシャル
- POP JAM SP~生放送!黄金の10周年~
- POP JAMバレンタインSP in幕張
- POP JAM SP in 神戸
[編集] スピンオフ企画
ポップジャムでは通常版以外にもスピンオフ企画として、様々なアーティストに密着したドキュメント企画や、アーティストの「個」の部分を生かしたスペシャル番組などが放送された。後のPJ PURE SIDEの原型ともいえるべき珠玉の企画でもある。
- 宇多田ヒカル~true secret story~(2001年3月24日放送)
- 平井堅・楽園の彼方に~アメリカ”大きな古時計”を探して(2001年8月10日放送)
- 川嶋あい・未来の扉(2003年9月6日放送)
- POP JAM Live in Shibuya
- 2006年7月22日深夜(7月23日未明)1:30~2:30
(関西地区はNHK奈良特集「どう立て直す?観光立県・奈良」放送のため、2:15~3:15に放送。)
- 2006年7月22日深夜(7月23日未明)1:30~2:30
- 夏歌'06
- DJ OZMAのアゲ♂アゲ♂HOLY☆
騎士 - 2006年12月23日深夜(12月24日未明)0:15~1:00。詳しくは同番組名をクリック。
[編集] 番組の終焉
10代の若者を中心に、多くの音楽ファンに愛されたポップジャム(POP JAM)だったが、年々音楽を取り巻く環境や音楽シーンの動きが激変し、また視聴率も2~3%で推移するなど陰りが見えてきており、第7シーズン終期から衰えを感じるようになる。また、第8シーズン以降、今までの勢いがなくなり、さらに近年のNHKの不祥事による芸能・歌謡番組の予算削減などもあってか、番組の内容にも大幅な変化が生じるようになる。
2006年3月にこれまでのレギュラー放送を終了し、5月1日から「POP JAM DX.」として、NHK新番組枠プレミアム10の企画に組み込んだ。当初は年8回ペースで予定されていたが、視聴率の低迷により、特集番組としては、わずか3回で頓挫を迎えた。
そして、同年9月15日放送分よりめでたく週1回のレギュラー放送に復帰するも、「POP JAM DX.」の失敗がダメージとなって往時の勢いは取り戻せず、また改革を進めたいNHK橋本元一会長の意向などもあって、2007年3月をもってPOP JAMを終了させることが決定する。
[編集] 最終回スペシャル
PJ最終回は2007年3月5日にNHKホールで収録が行われ、第8シーズンの司会も務めたT.M.Revolution(西川貴教)をはじめL'Arc~en~Ciel、TRF、GLAY、ゴスペラーズ、浜崎あゆみ、いきものがかりらが出演。最終回のNHKホール司会は安と高山アナが担当。このほか、TRFのDJ KOOがDJプレイを披露した。
NHKホール以外にも、スタジオで司会者と出演アーティストによるトークがあり、トーク部分は西川がL'Arc~en~CielとGLAY、安がゴスペラーズ、高山がPJ出演の常連であるモーニング娘。卒業生の面々(中澤裕子、飯田圭織、保田圭、後藤真希、吉澤ひとみ)とそれぞれトークを展開し、PJ出演時のVTRを見たり、当時の思い出等を語った。また、森口博子、爆笑問題といった歴代司会者も登場し、番組の思い出を語った。なお、浜崎あゆみは別収録で、インタビュー映像のほか、最新曲『No way to say』をそれぞれ紹介された。
なお、PJ最後の演奏となったT.M.Revolutionのメドレー(『WHITE BREATH』→『HOT LIMIT』→『vestige-ヴェスティージ-』)の後、西川が音頭を取り、NHKホールに集まったファンとともに行う『ポップ、ジャムッ!!』の全員合唱で、14年にわたるポップジャムの長い歴史に幕が下ろされた。
また、番組の最後の10分間は「POP JAM REPRISE」(ポップジャム・リプライズ)と題した特別企画があり、安室奈美恵が登場、本人のトークと、最新曲2曲がスタジオで披露された。
翌月(4月6日)からは新番組「MUSIC JAPAN」(通称MJ、金曜深夜0:40~1:10)がスタート。MJのナビゲーターは関根麻里が務める。
[編集] 前後番組の変遷
NHK総合テレビ 金曜23:30 | ||
---|---|---|
前番組 | ポップジャム | 次番組 |
NHK総合テレビ 土曜23:35 | ||
ポップジャム | ||
NHK総合テレビ 土曜23:35→23:30→23:25 | ||
ポップジャム | ||
NHK総合テレビ 土曜23:00 | ||
ポップジャム | 23:00 NHKニュース 23:10 (?) |
|
NHK総合テレビ 土曜22:20 | ||
22:15~サタデースポーツ (21:50~へ移動) 22:50 NHKニュース |
ポップジャム | 食卓の王様 |
NHK総合テレビ 土曜23:10 | ||
(?) | ポップジャム | (?) |
NHK総合テレビ 土曜24:10 | ||
爆笑オンエアバトル (金曜日へ移動) |
ポップジャム | オンエアバトル爆笑編/熱唱編 |
NHK総合テレビ 金曜24:15→24:25 | ||
爆笑オンエアバトル (土曜日へ移動『オンエアバトル爆笑編/熱唱編』へ) |
ポップジャム | 24:00~爆笑オンエアバトル 24:30~SAMURAI7 |
NHK総合テレビ 金曜24時台後半 | ||
SAMURAI7 (25:05~へ移動) |
POP JAM. | MUSIC JAPAN |
[編集] 関連項目
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[編集] 外部参照リンク
[編集] 年表
年度・期間 | 放送時間 | 司会者 | 当時の構成、出来事など |
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1993年4月~ 1994年3月 |
土曜日午後5:00~6:00 ※(月1~2回) |
本木雅弘 | 番組名は「ポップジャム('93→'94)」 月1~2回のイレギュラー(単発)形式、1時間番組だった PJGに安室奈美恵とスーパーモンキーズが参加 ※緊急ニュース、プロ野球中継(延長)、緊急特別番組などの編成の関係で、放送が休止・延期されることも多々あった。 (ただし大相撲や高校野球中継がある場合は当初から予定なし) |
1994年4月~ 1995年3月 |
森口博子 | ||
1995年4月~ 1996年3月 |
金曜日夜11:30~深夜0:05 | 単発から週1回のレギュラー番組に昇格。 番組名を「ポップジャム」で統一する。 当時は35分番組だった。 |
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1996年4月~ 1997年3月 |
土曜日夜11:35~深夜0:10 | ||
1997年4月~ 1998年3月 |
土曜日夜11:25~深夜0:05 | 放送時間が40分に拡大 | |
1998年4月~ 1999年3月 |
土曜日夜11:00~11:40 | 爆笑問題 柘植恵水 |
この年から司会者が複数制に。初めてアナウンサーを起用。 |
1999年4月~ 2000年3月 |
土曜日夜10:20~11:00 | ||
2000年4月~ 2001年3月 |
堂本光一 久保純子 |
6/17「懐かしソング総集編」(宇多田ヒカルの密着企画等) 6/24、沖縄から公開放送(出演:MAX、郷ひろみほか) 7月、広島から公開収録 (出演:杏子、19 (ジューク)、タンポポ、プッチモニ、ポルノグラフィティほか) 8/5「POP JAMサマースペシャル2000」(出演:モーニング娘。、KinKi Kids、安室奈美恵、MAX、鈴木あみ (現・亜美)、T.M.Revolution、L'Arc~en~Cielほか) 10/1、仙台から公開放送 (出演:DA PUMP、吉川晃司、島谷ひとみ、ゴスペラーズ、ほか) 12/23「POP JAMクリスマススペシャル2000」 (出演:モーニング娘。、ポルノグラフィティ、安室奈美恵、浜崎あゆみ、19、ほか) 1/6、放送300回を達成。 3/10名古屋から公開収録(プッチモニと0930のグルメ対決企画等) ・SP宇多田ヒカル~true secret story~(3/24) |
|
2001年4月~ 2002年3月 |
・MUSIC WARP(出演者が懐かしのヒット曲を歌う) ・POPJAM SUPERSTAGE(堂本光一ミニライブ) ・POP JAM in愛媛(松山市で公開収録、6/9,16) (出演:CHEMISTRY、藤井フミヤ、中澤裕子ほか) ・SP平井堅・楽園の彼方に~アメリカ”大きな古時計”を探して(8/10)) 8/25「POP JAMサマースペシャル2001」 (出演:モーニング娘。、KinKi Kids、安室奈美恵、CHAGE&ASKA、GLAYほか) 9月、久保アナが産休の為司会を降板。 12/22「POP JAMクリスマススペシャル2001」 (出演:モーニング娘。、浜崎あゆみ、平井堅、KIYOSHI、松田聖子、Kinki Kids、ほか) |
||
2002年4月~ 2003年3月 |
土曜日夜11:10~11:50 | 優香 高市佳明 |
3/23「POP JAMスペシャルプロローグ」と題した新装開店と、司会の優香・高市アナのお披露目番組を放送 (出演:globe、ウルフルズ、岡本真夜ほか) ・ブレイクレーダースタート 8/24「POP JAMサマースペシャル2002」 (出演:松浦亜弥、ZONE、島谷ひとみ、上戸彩、THE ALFEEほか) 12/21「POP JAMクリスマススペシャル2002」 (出演:モーニング娘。、W-inds、BoA、ゴスペラーズ、T.M.Revolution、ほか) 1/11「ブライテスト・ホープ・スペシャル」 (出演:サイコ・ル・シェイム、Lead、柴田淳ほか) 2/8、大阪城ホールにて10周年記念生放送 (出演:モーニング娘。、ZONE、加藤茶ほか) |
2003年4月~ 2004年3月 |
土曜日深夜0:10~0:50 | つんく♂ 優香 高山哲哉 |
・高山アナが「照明さん暗転!」と叫ぶブレイクレーダーNEOに新装。 ・つんく♂のエンタメ塾 ・優香のBack Stage Jam 6月、福岡より公開収録(出演:後藤真希、Do As Infinity、今井絵理子ほか) 9/6、スペシャルドキュメント 「川嶋あい・未来の扉」放送 11/8「平成の歌う爆笑キング決定戦!」として、はなわvsダンディ坂野の対決を開催(結果:はなわが勝利) 11/29、平川地一丁目がブレイクレーダーNEO最高得票の97.5%を獲得 1/17、ブレイクレーダーNEOスペシャル (出演:森山直太朗、朋ちゃん&コロッケほか) 2/14「POP JAMバレンタインSP in幕張」と題し幕張メッセから公開生放送 (出演:西城秀樹、松浦亜弥、はなわ、氷川きよし、志村けんほか) 2月、浜松から公開収録(出演:ソニン、上原多香子ほか) |
2004年4月~ 2005年3月 |
金曜日深夜0:15~0:55 | ・つんく♂のエンタメ情報局 ・PJ PURE SIDE第1回(5/7、175R) ・ブレイクレーダーハッスルスペシャル(10/8、1/14) 6月、青森から公開収録(出演:w-inds、島谷ひとみ、はなわ、RAG FAIRほか)。この時、ブレイクレーダーNEOで集計ミスが発生する事態となった。 10月『POP JAM in北海道』(北海道厚生年金会館から公開収録) (出演:ORANGE RANGE、コブクロ、安良城紅、安室奈美恵、T.M.Revolutionほか) 11/19、ゲストの波田陽区に、司会のつんく♂と優香が斬られる。 2/5、神戸ワールド記念ホールから公開生放送 (出演:松浦亜弥、氷川きよし、ZONE、BoA、大塚愛ほか) |
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2005年4月~12月 | T.M.Revolution アンジャッシュ 村上由利子 |
・PJ PURE SIDE第2回(6/24、東京事変) 10/14、高橋名人が出演 12/9『ROCK JAM』(出演:グループ魂、中ノ森BAND、ほか) |
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2006年1月~3月 | 金曜日深夜0:25~1:05 | 1/13「祝!西川貴教ソロ活動10周年記念慰安バスツアー」 3月、第1期レギュラーシリーズを終了(3/10)。 |
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2006年5月~7月 | 月曜日夜10:00~11:30 プレミアム10枠、月1回 |
― | 11年ぶりに単発(イレギュラー)番組へ移行。 放送時間を最大の1時間29分に枠拡大。 番組タイトルも『POP JAM DX.』(ポップジャム・デラックス)となる。 特定の司会者を置かず、安めぐみがナビゲーターとして登場。 オープニングアニメを吉浦康裕が手がける。 ポッドキャスティングによる展開を開始。 新たに松本まりかがナレーションに加わる。また、これまで担当した山寺宏一が卒業。 ・東京.NOW ・Live in Shibuya 7/22、「POP JAM Live in Shibuya」を放送 8/5、特集「夏歌'06」を放送(出演:大塚愛、温水洋一、コブクロ、WaTほか) 視聴率面で低迷し「POP JAM DX.」としてはわずか3回で終焉。 |
2006年9月~2007年3月 | 金曜日深夜0:30~1:00 | 9/15、半年ぶりにレギュラー放送に復帰(30分)。 番組タイトルも『POP JAM』に再変更 9/29、ことばおじさんとアナウンサーズ(梅津正樹アナらのバンド)が出演 10月、NHK大阪ホールにて収録(10/13,20,27放送) (出演:桜塚やっくん、後藤真希、DA PUMP、大塚愛、ゴスペラーズ、BoA、他) 12/23、クリスマス特番「DJ OZMAのアゲ♂アゲ♂HOLY☆ 3/16、14年間にわたるポップジャムの歴史に幕。 (最終回出演:T.M.Revolution、L'Arc~en~ciel、TRF、GLAY、浜崎あゆみ、ゴスペラーズ、いきものがかり、他) |
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