1987年のスポーツ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
< 1987年
1987年前後:1986年のスポーツ - 1987年のスポーツ - 1988年のスポーツ
目次 |
[編集] できごと
- 4月9日 - 日本初の女子ゴルフ学校、日本女子ゴルフ学校誕生
- 5月22日 - 第1回ラグビー・ワールドカップ開幕
- 5月27日 - 大相撲の北勝海信芳、横綱昇進、小錦八十吉は外国人力士初の大関に昇進
- 6月 - 中学生の国体参加を中体連が正式承認
- 8月1日 - マイク・タイソン、IBFヘビー級王者トニー・タッカーを破り、3団体統一チャンピオンに
- 8月30日 - 世界陸上選手権男子100mでカナダのベン・ジョンソンが9秒83の世界新記録樹立
- 9月30日 - 大相撲の大乃国康、横綱昇進
- 10月22日 - 日本プロ野球広島カープの衣笠祥雄、現役引退
- 10月26日 - 沖縄県海邦国体ソフトボール少年男子競技開会式で日の丸が焼き捨てられる事件
- 11月14日 - 国際トライアスロン連盟設立
- 12月31日 - 大相撲の横綱双羽黒光司、親方と対立し廃業
[編集] 総合競技大会
- 第11回世界ろう者冬季競技大会(2月7日~14日・ノルウェー・オスロ) - 日本の獲得メダル:なし
- 第13回冬季ユニバーシアード(2月21日~28日・チェコスロバキア・ストラプスケプレソ) - 日本の獲得メダル:金0、銀1、銅0
- 第14回夏季ユニバーシアード(7月8日~19日・ユーゴスラビア・サグレブ) - 日本の獲得メダル:金3、銀3、銅6
- 第7回スペシャルオリンピックス夏季世界大会(7月31日~8月8日・アメリカ・サウスベンド)
- 第42回海邦国体(冬季スケート・アイスホッケー - 長野県・1月27日~30日、冬季スキー・バイアスロン - 長野県・2月19日~22日 - 、夏季 - 沖縄県・9月20日~23日、秋季 - 沖縄県・10月25日~30日)
[編集] アイスホッケー
- スタンレーカップ決勝(1986-1987シーズン)
- エドモントン・オイラーズ (4勝3敗) フィラデルフィア・フライヤーズ
[編集] 大相撲
幕内最高優勝
- 年間最優秀力士賞(年間最多勝):北勝海信芳(72勝18敗)
[編集] 競馬
[編集] 日本のGI競走
- 中央競馬
- 桜花賞(阪神・4月12日) 優勝:マックスビューティ、騎手:田原成貴
- 皐月賞(中山・4月19日) 優勝:サクラスターオー、騎手:東信二
- 天皇賞(春)(京都・4月29日) 優勝:ミホシンザン、騎手:柴田政人
- 安田記念(東京・5月17日) 優勝:フレッシュボイス 騎手:柴田政人
- 優駿牝馬(オークス)(東京・5月24日) 優勝:マックスビューティ、騎手:田原成貴
- 東京優駿(日本ダービー)(東京・5月31日) 優勝:メリーナイス、騎手:根本康広
- 宝塚記念(阪神・6月14日) 優勝:スズパレード、 騎手:蛯沢誠治
- 天皇賞(秋)(東京・11月1日) 優勝:ニッポーテイオー、騎手:郷原洋行
- 菊花賞(京都・11月8日) 優勝:サクラスターオー、騎手:東信二
- エリザベス女王杯(京都・11月15日) 優勝:タレンティドガール、騎手:蛯沢誠治
- マイルチャンピオンシップ(京都・11月22日) 優勝:ニッポーテイオー、騎手:郷原洋行
- ジャパンカップ(東京・11月29日) 優勝:ルグロリュー、騎手:アラン・ルクー
- 阪神3歳ステークス(阪神・12月20日) 優勝:サッカーボーイ、騎手:内山正博
- 朝日杯3歳ステークス(中山・12月20日) 優勝:サクラチヨノオー、騎手:小島太
- 有馬記念(中山・12月27日) 優勝:メジロデュレン、騎手:村本善之
[編集] JRA賞
- 年度代表馬・最優秀4歳牡馬 サクラスターオー
- 最優秀3歳牡馬 サッカーボーイ
- 最優秀3歳牝馬 シノクロス
- 最優秀4歳牝馬 マックスビューティ
- 最優秀5歳以上牡馬・最優秀短距離馬 ニッポーテイオー
- 最優秀5歳以上牝馬 ダイナアクトレス
- 最優秀父内国産 ミホシンザン
- 最優秀ダートホース 該当馬無し
- 最優秀障害馬 該当馬無し
- 最優秀アラブ アキヒロホマレ
- 騎手大賞・最多勝利騎手・最高勝率騎手・最多賞金獲得騎手 岡部幸雄
[編集] ゴルフ
[編集] 世界4大大会(男子)
- マスターズ優勝者:ラリー・マイズ(アメリカ)
- 全米オープン優勝者:スコット・シンプソン(アメリカ)
- 全英オープン優勝者:ニック・ファルド(イギリス)
- 全米プロゴルフ優勝者:ラリー・ネルソン(アメリカ)
マスターズ優勝者のマイズは、大会開催地オーガスタの出身である。
[編集] 世界4大大会(女子)
- クラフト・ナビスコ選手権優勝者:ベッツィ・キング(アメリカ)
- 全米女子プロゴルフ優勝者:ジェーン・ゲッジズ(アメリカ)
- 全米女子オープン優勝者:ローラ・デービース(イギリス)
- デュモーリエ・クラシック優勝者:ジョディ・ローゼンタール(アメリカ)
日本の岡本綾子が、全米女子オープンで3人の選手によるプレーオフに敗れ、またもやメジャー優勝を逃す。
[編集] 日本
- 賞金王(男子):デビッド・イシイ
- 賞金女王:大迫たつ子
[編集] サッカー
- 天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝
- 日本サッカーリーグ
- 1部(1986-1987シーズン)優勝:読売クラブ
- 2部優勝:全日空クラブ
[編集] 自転車競技
[編集] トラックレース
[編集] ロードレース
- 第70回ジロ・デ・イタリア
- 総合優勝:ステファン・ロッシュ(アイルランド)
- 第74回ツール・ド・フランス
- 総合優勝:ステファン・ロッシュ(アイルランド)
- ロード世界選手権(オーストリア・フィラッハ)
- 男子優勝:ステファン・ロッシュ(アイルランド)
ステファン・ロッシュが、エディ・メルクスに続いて2人目のトリプルクラウンを達成。
[編集] テニス
[編集] グランドスラム
- 全豪オープン 男子単優勝:ステファン・エドベリ(スウェーデン)、女子単優勝:ハナ・マンドリコワ(チェコスロバキア)
- 全仏オープン 男子単優勝:イワン・レンドル(チェコスロバキア)、女子単優勝:シュテフィ・グラフ(西ドイツ)
- ウィンブルドン 男子単優勝:パット・キャッシュ(オーストラリア)、女子単優勝:マルチナ・ナブラチロワ(アメリカ)
- 全米オープン 男子単優勝:イワン・レンドル(チェコスロバキア)、女子単優勝:マルチナ・ナブラチロワ(アメリカ)
全豪オープンの開催時期が、この年から現在の1月開催に変更される。(1985年12月 → 1987年1月)レンドルは当時まだチェコスロバキア国籍。ナブラチロワのウィンブルドン選手権「6連覇」はこの年まで。全仏オープンで当時17歳11ヶ月のグラフが初優勝を飾り、8月16日に世界ランキング1位へ躍進する。
[編集] 野球
[編集] 日本
[編集] プロ野球
- セントラルリーグ優勝:読売ジャイアンツ 76勝43敗
- 個人タイトル
- 最優秀選手 山倉和博(読売ジャイアンツ)
- 最優秀新人 荒井幸雄(ヤクルトスワローズ)
- 首位打者 篠塚利夫(読売ジャイアンツ) .333
- 正田耕三(広島東洋カープ) .333
- 本塁打王 リック・ランス(広島東洋カープ) 39本
- 打点王 カルロス・ポンセ(大洋ホエールズ) 98点
- 最多安打 カルロス・ポンセ(大洋ホエールズ) 159本
- 盗塁王 屋敷要(大洋ホエールズ) 48個
- 最高出塁率 落合博満(中日ドラゴンズ) .435
- 最優秀防御率 桑田真澄(読売ジャイアンツ) 2.17
- 最多勝利 小松辰雄(中日ドラゴンズ) 17勝
- 最多奪三振 川口和久(広島東洋カープ) 184個
- 最高勝率 川端順(広島東洋カープ) .833
- 最優秀救援投手 郭源治(中日ドラゴンズ) 30SP
- 個人タイトル
- パシフィックリーグ優勝:西武ライオンズ 71勝45敗
- 個人タイトル
- 最優秀選手 東尾修(西武ライオンズ)
- 最優秀新人 阿波野秀幸(近鉄バファローズ)
- 首位打者 新井宏昌(近鉄バファローズ) .366
- 本塁打王 秋山幸二(西武ライオンズ) 43本
- 打点王 ブーマー・ウェルズ(阪急ブレーブス) 119点
- 最多安打 新井宏昌(近鉄バファローズ) 184本
- 盗塁王 西村徳文(ロッテ・オリオンズ) 41個
- 大石第二朗(近鉄バファローズ) 41個
- 最高出塁率 門田博光(南海ホークス) .428
- 最優秀防御率 工藤公康(西武ライオンズ) 2.41
- 最多勝利 山沖之彦(阪急ブレーブス) 19勝
- 最多奪三振 阿波野秀幸(近鉄バファローズ) 201個
- 最高勝率 工藤公康(西武ライオンズ) .789
- 最優秀救援投手 牛島和彦(ロッテ・オリオンズ) 26SP
- 個人タイトル
- 日本シリーズ優勝:西武ライオンズ(4勝2敗)
[編集] 高校野球
- 第59回選抜高等学校野球大会決勝(阪神甲子園球場・4月4日)
- PL学園(大阪府) 7-1 関東第一(東京都)
- 全国高等学校野球選手権大会決勝(阪神甲子園球場・8月21日)
- PL学園(大阪府) 5-2 常総学院(茨城県)
[編集] アメリカ大リーグ
- ワールドシリーズ
- ミネソタ・ツインズ(ア・リーグ) (4勝3敗) セントルイス・カージナルス(ナ・リーグ)
[編集] ラグビー
- 第1回ラグビー・ワールドカップ決勝
- 日本選手権決勝
[編集] モータースポーツ
[編集] 世界
- F1世界選手権
- ドライバーズ:ネルソン・ピケ
- コンストラクターズ:ウィリアムズ・ホンダ
- 世界ラリー選手権(WRC)
- 世界スポーツプロトタイプカー選手権(WSPC)
- ドライバーズ:ラウル・ボーセル
- チームズ:シルクカット・ジャガー
- 世界ツーリングカー選手権(WTC)
- ドライバーズ:ロベルト・ラヴァーリア
- チームズ:フォード・テキサコ・レーシングチーム
[編集] 日本
[編集] 誕生
- 2月1日 - 鵜久森淳志(愛媛県、野球)
- 2月23日 - 高橋徹(神奈川県、野球)
- 3月25日 - 織田信成(大阪府、フィギュアスケート)
- 4月19日 - マリア・シャラポワ(ロシア、テニス)
- 5月1日 - シャハー・ピアー(イスラエル、テニス)
- 5月11日 - モニカ・ロス(ルーマニア、体操)
- 5月15日 - アンディ・マレー(イギリス、テニス)
- 5月22日 - ノバク・ジョコビッチ(セルビア、テニス)
- 7月15日 - 永里優季(神奈川県、サッカー)
- 8月20日 - カタリナ・ポノル(ルーマニア、体操)
- 9月6日 - アンナ・パブロワ(ロシア、体操)
- 10月26日 - 今井メロ(大阪府、スノーボード)
- 12月16日 - アリーナ・コジッチ(ウクライナ、体操)
- 12月18日 - 安藤美姫(愛知県、フィギュアスケート)
- 12月31日 - エミリ・ルパンネ(フランス、体操)
[編集] 死去
- 1月10日 - ヘーケン・マルムロート(スウェーデン、水泳、*1909年)
- 1月16日 - 藤田省三(兵庫県、野球、*1908年)
- 2月12日 - 牧野正蔵(静岡県、水泳、*1915年)
- 4月1日 - アンリ・コシェ(フランス、テニス、*1901年)
- 4月21日 - 中島治康(長野県、野球、*1910年)
- 6月7日 - 呉昌征(台湾、野球、*1916年)
- 9月5日 - 芥田武夫(兵庫県、野球、*1903年)
- 11月6日 - アルネ・ボリ(スウェーデン、水泳、*1901年)
- 11月18日 - ジャック・アンクティル(フランス、自転車レーサー、*1934年)
- 11月27日 - ベーブ・ハーマン(アメリカ、野球、*1903年)
カテゴリ: 1987年 | 1987年のスポーツ