ルパン三世 (TV第1シリーズ)
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『ルパン三世』(TV第1シリーズ)とは、アニメ『ルパン三世』の作品群の内、連続テレビシリーズとして1971年10月24日~1972年3月26日に本放送したシリーズ。後続するシリーズとの識別の為、タイトルに“第1シリーズ”・第1期”などと付記する事が一般的である(単に“<第>1期<シリーズ>”などと呼ぶ場合もある)。
目次 |
[編集] 放送期間など
[編集] 第1シリーズの特徴
- 怪盗ルパンの孫で大泥棒のルパン三世が仲間次元大介、峰不二子、石川五ェ門や、ルパン三世逮捕に執念を燃やす銭形警部と繰り広げる活躍を描く基本的なストーリーの構造は各メディアの作品と同様。
- 全話の作風は大人向けのハードボイルドタッチな演出が多い前半と、子供も見る事をある程度考慮したギャグタッチな後半に別けられる。(詳細については別項も参照の事)
- 物語の舞台は殆ど日本。外国は第3話(国籍不明の孤島)と第10話のみ。
- レギュラー全員が揃うことの方が少ない。
- レギュラーメンバーが4人とされる1~7話においてメンバーが総出演したのは3回(第1、4、6話)。
- レギュラーが5人とされる8~23話においてメンバーが総出演したのは7回(第8、13、14 <五ェ門台詞なし>、15、17、18、23話)。
- 石川五ェ門は第5話で初登場。当初はルパンの敵。第7話で仲間になるが、その後も第17話のように本筋にまったく絡まなかったり、出番自体が無いことも多い。レギュラーとして定着するのは第2シリーズ以降である。
- 銭形警部は警視庁の所属。第15話からはほぼ毎回警視総監(声:永井一郎)も登場する。
- シリーズが2期までしか存在しなかった頃は「旧ルパン」また、ルパンの上着の色から「青ジャケ」とも呼ばれた。今もこう呼ぶ人は多い。
[編集] スタッフ
- 原作:モンキー・パンチ
- 製作者:藤岡豊
- 脚本:山崎忠昭 大和屋竺 宮田雪 さわきとおる 松岡清治 鶴見和一 七條門 小山俊一朗 田村多津夫
- 演出:大隅正秋 Aプロダクション(宮崎駿 高畑勲)
- 音楽:山下毅雄
- 撮影監督:三沢勝治
- 美術監督:千葉秀雄 伊藤雅人
- 作画監督:大塚康生
- 効果:柏原満
- 録音監督:田代敦巳
- 編集:井上和夫
- 製作進行:真田芳房 仙石鎮彦 金子賢一 野中保男 塩野正俊 斉藤正俊
- サウンド:大野松雄
- 製作担当:郷田三郎
- 文芸担当:飯岡順一
- 音響:グループ・タック
- 製作協力:Aプロダクション
- 撮影:東京アニメーションフィルム
- 現像:東京現像所
- 連載誌:週刊Weekly漫画アクション(双葉社刊)
- 放送局:日本テレビ系全国ネット
- 製作:よみうりテレビ・東京ムービー
[編集] 声の出演
- ルパン三世:山田康雄
- 次元大介:小林清志
- 峰不二子:二階堂有希子
- 石川五ェ門:大塚周夫
- 銭形警部:納谷悟朗
- ゲスト
- 多数のため、ルパン三世 (TV第1シリーズ)の登場人物を参照のこと。
- 第14話「エメラルドの秘密」にTV第2シリーズ以降の不二子役である増山江威子が出演している。
[編集] 主題歌
オープニングテーマおよびエンディングテーマのタイトルについては発売元によって異なっている。日本コロムビア発売のものはオープニングが「その1」、テイチク発売のものはエンディングが「その1」となっており、ファンを混乱させる元となっている。尚、現在は以下に太字で記したものが正式なタイトルとしてJASRACに登録されているが、CDの種類によっては未だに旧タイトルが書かれていることも少なくない。
[編集] オープニングテーマ
オープニングテーマは全23話の中で何度も変更され、再放送やビデオ化の際にも一部差し替えが行われていた。また、当時の資料が一部散逸しているため、初回放送時の正確な使用状況については、公式な記録が現存しない。以下に記した使用状況は、初回放送時に最も近いと思われるDVD版のもの。
- 「ルパン三世主題歌I」(「ルパン三世その1」/OP中では「ルパン・ザ・サードの歌」と表記)(第1~3、9話)
- 作詞:東京ムービー企画部
- 作曲:山下毅雄
- 編曲:山下毅雄(TV用)/馬飼野康二(レコード用)
- 唄:チャーリー・コーセイ
- レコードで発売されていながら、放送では4回しか使用されておらず、「幻の主題歌」と呼ばれることもあった。レコード用音源はTV用と比較して演奏・ボーカル共に明らかにテンションを落としたものになっている。
- 「AFRO"LUPIN'68"」(「ルパン三世その4」)(第4~8、10~15話)
- 作曲・編曲:山下毅雄
- 唄:チャーリー・コーセイ
- ナレーション:山田康雄
- このオープニングには数種類のバリエーションが存在する。
-
- 第4話で使用された、最後の台詞が「どんな事件を巻き起こして~」のもの
- 第5話~第15話(第6話・第9話を除く)で使用された、最後の台詞が「今週は、どんな事件を巻き起こして~」のもの
- 第6話で使用された、音楽がラスト以外カラオケになっており、ナレーションが通常より押さえた口調になっているもの。
- なお、歌詞はスタッフが用意した断片的なキーワードを元に即興で歌ったものだそうで、後年のリメイク版では言葉の並べ方がオリジナルと異なる部分も多い。
- 「ルパン三世主題歌3」(「ルパン三世その3)(第16~23話)
- 作曲/編曲:山下毅雄
- 唄:よしろう・広石
- ナレーション:納谷悟朗(第16話のみ)
- 映像には歌唱者の名前がクレジットされていないため、歌唱者不明という状況が長く続いていた。そのため、2001年に広石が雑誌のインタビューで「自分が歌った」と証言する以前は、関連書籍やCDにおいて「歌:チャーリー・コーセイ」と誤記されていることがあった。
- 第16話のみ使用されたナレーション入りの音源には、曲もナレーションも別テイクのものが存在する。これは初回放送時や一部地方での放送時のみ使用された可能性が指摘されている(コロムビア『ルパン三世 THE FIRST SERIES ANTHOLOGY』ライナーノーツより)が、その時の映像は現存しないらしく(現存する映像とはSEのタイミングが微妙に合わない)、詳細は不明。
[編集] エンディングテーマ
- 「ルパン三世主題歌II」(「ルパン三世その2」)
- 作詞:東京ムービー企画部
- 作曲:山下毅雄
- 編曲:山下毅雄(TV用)/馬飼野康二(レコード用)
- 唄:チャーリー・コーセイ
エンディングテーマは一貫して同じ曲が使用された。但し、曲の終わりに入る(一部を除く)バイクのエンジン音のSEのタイミングにバリエーションがある。
-
- 第1話で使用されたSEのないもの
- 第2話で使用されたSEがトラックのエンジン音のもの
- 第3話で使用されたSEが歌の前に入るもの
- 第4話で使用されたSEがバイクの遠ざかっていくエンジン音のもの
- 第5話以降で使用されたSEがバイクの普通のエンジン音のもの。
なお、奥田民生がカバーしている(シングル「イージュー★ライダー」のc/w)。
[編集] 第1シリーズ製作概要
初めに演出のオファーを受けたのは芝山努であったが、当時『天才バカボン』の製作に加わっていたため、第1シリーズに先んじて作られたパイロットフィルム版の制作のみに留まる。代わって大隅正秋に演出が依頼される。製作会社東京ムービーの当時の社長藤岡豊が、大隅の演出したオバケのQ太郎のオープニングを気に入っていたからである。
大隅は絵が描けないため、作画監督として芝山努の元同僚、大塚康生が抜擢される。当時、東映動画に所属していた大塚は、東映を退社して東京ムービーの下請けをやっていたAプロダクションに移籍した。 そして、大隅・大塚両者の話し合いでテレビ用のルパン三世や峰不二子の人物造形が決まった。
パイロットフィルムではルパンの声は広川太一郎が演じていたが、氏のスケジュールの都合上出演が難しくなり、それならということで新たにテレビ用の声優を選ぶことになった。演出の大隅が色々な芝居の舞台を見て回った結果、山田康雄が選ばれた。飄々としていながら時にニヒルで、どこか暗さのある舞台上の山田は、まさに大隅のイメージするルパン像にぴったりだったのだ。
この様な試行を経て大人向けに製作された本作であったが、“アニメは子供のもの”という風潮の強い当時の視聴者の関心を集める事が出来ず、視聴率は厳しいものとなる。この為放送局サイドは低年齢にも見てもらえる様に作風を変更する事を計画する。
しかし大隅は、この路線変更を受け入れることができず、第3話のテレビ放映直後に演出を降板。
それ以降、当時東京ムービーの専属下請け会社であったAプロダクションに在籍していた高畑勲と宮崎駿の二人に演出の声がかかった。(※1)両名は以後原作の影響の強いハード・タッチの作風を中盤以降、徐々に低年齢層向けに軌道修正していく(※2)。宮崎は後年、大隅時代からAプロ時代のルパン像の変化を、“退廃したフランス貴族の末裔から、何かうまい話はないかと常にきょろきょろとあたりを見回しているイタリアの貧乏人の子倅への変化”と称している。
この様なスタッフの努力の甲斐なく、本作は最終的に全23話で放送が打ち切りとなったが、本放送終了後、低視聴率で放映料が安かった事もあり全国各地の地方放送局で再放送が繰り返され、その度に再評価が高まり、いつの間にか視聴率も安定して取れる隠れた人気作へと変貌していた(※3)。
そして本放送終了から約5年後、人気を背景として新作アニメ・ルパン三世 (TV第2シリーズ)が製作される事になった。
(以降は第2シリーズの項を参照の事)
- (※1)高畑・宮崎の両者が仕事を引き受けたのは、当時、Aプロは東京ムービーの下請けをやっており、また旧知の間柄の大塚が困っていたからである。その仕事を請ける際の条件は「匿名で」ということだったので、『Aプロ演出グループ』と名乗り、二人の名前はクレジットされていない。
- (※2)しかし、大隅降板時点ですでにほとんど完成していたフィルムや、それ以前に発注済だった脚本・絵コンテ・作画もあったため、どこまでが大隅演出でどこからがAプロダクション演出かは、厳密には区別できない。
高畑・宮崎両名で出来うる限りコンテや脚本を見直したそうだが、時間的に改訂する事が不可能だった話もあったらしい(一応、演出クレジットは1~6、9、12話が大隅正秋名義となっている)。4~8話は高畑・宮崎コンビによる部分なおし、コミカルな演出で一般的にはAプロ演出と思われている7話の後半は大隅氏の指示を受けた出崎統氏によるもの、9話と12話は基本的には大隈演出のままということである。ストーリー的には、犯罪者を主人公とすることを嫌う高畑氏には、どうしても6話と9話は大きく変えることはできなかったと本人が回想している。
完全にAプロダクション演出になったのは、宮崎氏によるキャラクターの性格変更が行われた13話以降であるが、絵は大隅演出時代のものらしきものも流用されている。
なお、完成済みの一部のコンテはさらにTV第2シリーズで映像化されたものもある。 - (※2)高畑・宮崎両名が築いた路線は第2シリーズ、ひいては以後のテレビシリーズの作風を決定付けたと言われているが、両名の様にスラップスティック調の作品を作るにはそれなりの手腕がいる事もあり、その後のシリーズすべてがそれを満たしているとは言い難い。
[編集] サブタイトル一覧
回 | サブタイトル | 放送日 | 脚本 | 絵コンテ |
---|---|---|---|---|
1 | ルパンは燃えているか・・・・?! | 1971年10月24日 | 山崎忠昭 | 高橋和美 |
2 | 魔術師と呼ばれた男 | 1971年10月31日 | 大和屋竺 | 奥田誠二 |
3 | さらば愛しき魔女 | 1971年11月7日 | 宮田雪 | 斉九洋 |
4 | 脱獄のチャンスは一度 | 1971年11月14日 | さわきとおる | 佐々木正広 |
5 | 十三代五ヱ門登場 | 1971年11月21日 | 山崎忠昭 | 小華和ためお |
6 | 雨の午後はヤバイゼ | 1971年11月28日 | 松岡清治 | 小泉謙三 |
7 | 狼は狼を呼ぶ | 1971年12月5日 | 大和屋竺 | 斉九洋 |
8 | 全員集合トランプ作戦 | 1971年12月12日 | 宮田雪 | 奥田誠二 |
9 | 殺し屋はブルースを歌う | 1971年12月19日 | さわきとおる | 奥田誠二 |
10 | ニセ札つくりを狙え! | 1971年12月26日 | 佐脇徹 | 矢沢則夫 |
11 | 7番目の橋が落ちるとき | 1972年1月2日 | 宮田雪 | 小華和ためお |
12 | 誰が最後に笑ったか | 1972年1月9日 | 鶴見和一 | 小華和ためお |
13 | タイムマシンに気をつけろ! | 1972年1月16日 | 宮田雪 | 斉九洋 |
14 | エメラルドの秘密 | 1972年1月23日 | 宮田雪 | 岡崎稔 |
15 | ルパンを捕まえてヨーロッパへ行こう | 1972年1月30日 | 松岡清治 | 小華和ためお |
16 | 宝石横取り作戦 | 1972年2月6日 | 七條門 | 出崎哲 |
17 | 罠にかかったルパン | 1972年2月13日 | 七條門 | 斉九洋 |
18 | 美人コンテストをマークせよ | 1972年2月20日 | 松岡清治 | 小華和ためお |
19 | どっちが勝つか三代目! | 1972年2月27日 | 小山俊一郎 | 棚橋一徳 |
20 | ニセルパンを捕まえろ! | 1972年3月5日 | 七條門 | 小華和ためお |
21 | ジャジャ馬娘を助けだせ! | 1972年3月12日 | 松岡清治 | 高橋春男 |
22 | 先手必勝コンピューター作戦! | 1972年3月19日 | 宮田雪 | 小華和ためお |
23 | 黄金の大勝負! | 1972年3月26日 | 田村多津夫 | 吉川惣司 |
[編集] 使用された原作
- 第1話:第56話「DEAD HEAT」を脚色。アニメではスコーピオンとの対決が、原作では金塊の強奪が目的になっている。
- 第2話:第7話「魔術師」を脚色。
- 第3話:第24話「トブな悪党」、33話「はなれ技」、34話「盗っ人ゲーム」を脚色。
- 第4話:第2話「脱獄」、12話「王手飛車とり」を脚色。
- 第5話:第28話「五右ェ門登場」、29話「ブラック・ポイント」を脚色。原作にあった百地発見の錬金術や五ェ門の親友魔山などは登場せず。
- 第6話:第18話「死体品切れ」、19話「ナサケ御無用」を脚色。
- 第7話:第41話「砕く」、42話「免許皆伝」、43話「殺しのない日」を脚色。
- 第8話:第57話「トリプルプレイ』、第59話「きわどいカラッポ」を脚色。
- 第9話:第82話「能ある悪党は牙をかくす(その2)」を脚色。原作では外国のスパイであった女が不二子に変更されている。
- 第10話:第75話「私を愛したルパン」より「フリンチ」のキャラクター名のみを使用。
- 第11話:第14話「賞金稼ぎ」、17話「どじ」を脚色。
- 第12話:第15話「シャモ狩り」を脚色。
- 第13話:第83話「能ある悪党は牙をかくす(その3)」を脚色。
- 第16話:第50話「サイケデリック氏」を脚色。宝石店襲撃場面のみを参考にしている。
- 第20話:ルパン三世・新冒険・第2~5話を脚色。
- 第21話:新冒険・第6話「ルパン勧進帳(その1)」を脚色と思われる。ルパン家に関わった人物(原作ではソーニャ家の令嬢)の救出のみ共通している。
[編集] 補足事項
- 第1話「ルパンは燃えているか・・・・?!」から第10話「ニセ札作りを狙え!」までは新聞の番組表に「カラー」と表記されていた。これは民間放送で全番組のカラー化が第10話までの時点で完了していなかったためだ。
- 第2話「魔術師と呼ばれた男」のシナリオは『荒野のダッチワイフ 大和屋竺ダイナマイト傑作選』に収録されている。元々の大和屋竺の脚本は、とても30分の放映に収まらない、膨大なボリュームであったが、これは演出の大隅正秋が意図して、最初から大和屋に要求したボリュームであった。
- 第4話「脱獄のチャンスは一度」の予告編で使用されたギロチンの映像は本編では使用されなかった。
- 第9話「殺し屋はブルースを歌う」での竹槍を撃ち込むシーン。当初のシナリオではそれでキャップを突き殺すはずだったが、高畑・宮崎コンビによって演出が変更された。結果、利用できるものは何でも利用し、チャンスをうかがうルパンの性格を表現することができた。
- 第10話「ニセ札つくりを狙え!」元のシナリオでは銀狐のイワノフへの愛とそれを引き裂いた夫への憎悪など、複雑なドラマが展開されていたが、路線変更にともない、単純な話に変更された。
- 第11話「7番目の橋が落ちるとき」の悪役・ボルボの名前は本編中では一度も出てこない。また、準備段階では第2話に登場した白乾児の弟・ラオチュウの登場が予定されていた。
- 第12話「誰が最後に笑ったか」が放映された日の新聞の番組表には「最後に笑うものは誰か」と書かれていた。
- 第14話「エメラルドの秘密」では、現不二子役の増山江威子がキャサリン役で登場。
- 第14話「エメラルドの秘密」は、予告編でのタイトルは「猫目石はどこへ」で、宝石の名前も違うものだった。
- 第14話「エメラルドの秘密」で出てくる乗船名簿の中に「銭型平次(7代目)」「モンキー・パンチ」が確認できる。
- 第18話「美人コンテストをマークせよ」で日本代表として登場した女性の名は「笠谷」。放送されていた当時、冬季五輪札幌大会で笠谷幸生が日本人として初の冬季五輪金メダルに輝いていた(スキー70mジャンプ=現スキージャンプ・ノーマルヒル)のでそれにちなんだと思われる。
- 第19話「どっちが勝つか三代目!」では「アルセーヌ・ルパンシリーズ」(モーリス・ルブラン原作)でアルセーヌ・ルパンの敵役として登場するガニマールパリ警視庁警部の孫が登場した。
- 第19話「どっちが勝つか三代目!」でルパン三世は一般の素人を集めて自分に変装をさせているが同時に銭形警部やガニマール警部に変装させてから自分に変装させていた(その事はルパンに変装した素人がルパンの顔をはいで銭形またはガニマールの顔になるというシーンで証明されている)。
- 次回予告は第21話「ジャジャ馬娘を助けだせ!」分を最後に制作されず、代わりに後番組「超人バロム・1」の新番組予告が放送された。
- 第23話「黄金の大勝負!」で銭形警部が警視総監にアジト壊滅作戦の内容書類を差し出すシーンに書かれていた文字は「ルパンが始まって約半年程の年月が過ぎましたが、今回の話(第23話)をもちまして2クールで完結することになりました」すなわち終了予告だった。ちなみにその後に「私個人のことを申せば、途中入院を致したために…」と続くが、これが誰の事なのかは不明。
- 番組中期に始まったキャラクター紹介は、シネマスコープ版パイロットフィルムの映像を引用し、初期の映像と繋ぎ合わせている。そのため、ルパンの服の色がカットによって変わるという不自然な形になってしまっている。
[編集] ネット局
- よみうりテレビ(現・ytv、製作局)
- 日本テレビ
- 札幌テレビ
- 青森放送
- 秋田放送
- テレビ岩手
- 山形放送
- 宮城テレビ放送
- 福島中央テレビ
- 新潟総合テレビ
- 信越放送
- 山梨放送
- 静岡放送
- 名古屋放送(現・メ~テレ) ※=当時は日本テレビ・NETテレビ(現・テレビ朝日)のクロスで両社の人気番組主体で編成していた。
- 北日本放送
- 北陸放送
- 福井放送
- 日本海テレビ
- 西日本放送
- 四国放送
- 高知放送
- 南海放送
- 広島テレビ放送
- 山口放送
- 福岡放送
- テレビ長崎
- テレビ熊本
- テレビ大分
- テレビ宮崎
- 鹿児島テレビ
- 沖縄テレビ ※=当時沖縄県はアメリカ合衆国領であった。
[編集] 関連項目
- アニメ作品一覧
- アニメ製作関係者一覧
- ルパン三世 生きていた魔術師(TV第1シリーズ第2話の続編)
日テレ系 日曜19:30枠 | ||
---|---|---|
前番組 | ルパン三世 (TV第1シリーズ) | 次番組 |
日曜日だョ!ドリフターズ!! | 超人バロム・1 |
宮崎駿 監督作品 |
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長編作品 |
ルパン三世 カリオストロの城 | 風の谷のナウシカ | 天空の城ラピュタ | となりのトトロ | 魔女の宅急便 | 紅の豚 | もののけ姫 | 千と千尋の神隠し | ハウルの動く城 | 崖の上のポニョ |
テレビアニメーション |
ルパン三世(第1シリーズ) (一部) | 未来少年コナン | ルパン三世(第2シリーズ)(145・155話) | 名探偵ホームズ(3~5・9~11話) |
宮崎駿 主要参加作品 |
劇場用アニメーション映画 |
ガリバーの宇宙旅行 | 太陽の王子 ホルスの大冒険 | 長靴をはいた猫 | 空飛ぶゆうれい船 | どうぶつ宝島 | パンダコパンダ | パンダコパンダ 雨ふりサーカスの巻 | 草原の子テングリ | 耳をすませば |
テレビアニメーション |
アルプスの少女ハイジ | 母をたずねて三千里 | 赤毛のアン(1~15話) |
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