柳井駅
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柳井駅(やないえき)は、山口県柳井市中央2丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の駅。
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[編集] 駅構造
島式・相対式3面4線のホームを持つ駅。真ん中の3・4番ホームが島式である。駅舎は1番ホーム側にあり、その他のホームへは跨線橋で連絡している。
- のりば
- ■ 岩国・宮島口・広島方面(本線)
- (中線、ホームなし)
- ■ 徳山・防府・新山口方面(待避列車)/岩国・宮島口・広島方面(待避・折返列車)
- ■ 徳山・防府・新山口方面(本線)
- ■ 徳山・防府・新山口方面(早朝の始発列車のみ)
[編集] 駅周辺
かつて駅南側には柳井機関区がありD51形やD52形も滞在した中型の機関区であった。1972年頃までC50形が所属し入換作業に使用されていた。その後機関区は廃止され操車場のみがしばらく残ったが、平成8年ごろから線路を撤去し再開発のためショッピングモールになった。現在は駅南公園に、入れ替えに活躍したC50形125号機が保存されている。
北側には白壁の町並みが残り重要な文化財として整備された。
- やまぐちフラワーランド
- ゆめタウン柳井店
- あさひ製菓本社
[編集] 利用状況
- 1日平均の乗車人員は2,374人である(2005年度)
[編集] 歴史
- 1897年(明治30年)9月25日 - 山陽鉄道 広島駅~徳山駅間の開通と同時に、柳井津駅として開業。
- 1906年(明治39年)12月1日 - 山陽鉄道の国有化により国鉄の駅となる。
- 1929年(昭和4年)4月20日 - 柳井駅に改称。
- 1984年(昭和59年)1月1日 - 貨物(車扱貨物)の取扱を廃止。駅南側に有蓋車用の貨物ホームが設置されていた。
- 1987年(昭和62年)3月31日 - 貨物の取扱を再開。但し、将来貨物設備を整備することに備えたもので、この時点での実態はない。
- 1997年(平成9年)11月1日 - JR貨物の駅(貨物取扱)が廃止。