白市駅
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白市駅(しらいちえき)は、広島県東広島市高屋町小谷にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の駅。広島シティネットワークの東端にあるため、広島方面からの折り返し電車が多数設定されており、日中は約半数が当駅で折り返す。
広島空港への連絡バスがある。空港アクセス鉄道を敷設する予定があったが、JR西日本に資金負担を求めたものの理解が得られず、広島県単独での事業では赤字が常態化するとして断念した。
駅前は空港連絡駅とは思えないほど長閑で、駅前から少し離れると田園風景が広がっている。
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[編集] 駅構造
単式・島式の複合型2面3線の構造を持つ地上駅。駅舎側が単式ホームの1番線。2・3番線が島式ホームである。互いのホームは跨線橋で連絡している。
- のりば
※快速電車が西条~広島間ノンストップであったころは、白市駅で緩急接続を行っていたが、現在は瀬野駅にその役割を譲っている。
[編集] 空港アクセス鉄道実現時の構内改造計画
空港アクセス鉄道敷設予定時には、アクセス列車と山陽本線の上下列車を、同一ホームで対面乗換とするため、1番線と2番線の間にも島式ホームを設置し、1番線の片面ホームを廃する計画であった。2番線は西寄りに白市駅折返し列車(西条・広島方面)が、東寄りに空港アクセス列車が停車する予定であった。
[編集] 駅周辺
- セブン-イレブン
- 東広島市立小谷小学校
- 小谷郵便局
- 山陽自動車道 小谷サービスエリア
- 広島県道59号東広島本郷忠海線
[編集] バス
[編集] 歴史
- 1895年(明治28年)1月25日 - 山陽鉄道の駅として開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1906年(明治39年)12月1日 - 山陽鉄道の国有化により国鉄の駅となる。
- 1961年(昭和36年)9月1日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となる。