JR九州787系電車
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787系電車(787けいでんしゃ)は、九州旅客鉄道(JR九州)の交流特急形車両。つばめ型車両と呼ばれる。
JR九州787系電車 | |
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有明(鹿児島本線田原坂駅にて,2006年10月4日撮影) | |
営業最高速度 | 130km/h |
編成定員 | (7両編成)319人(普)+21人(グ)=340人 (6両編成)255人(普)+21人(グ)=276人 |
全長 | 20,500(21,600)mm |
全幅 | 2,944mm |
全高 | 3,670mm |
軌間 | 1,067mm |
電気方式 | 交流20,000V(60Hz) |
編成出力 | 150kW×16=2,400kW(4M3T/4M2T) |
駆動装置 | 中空軸平行カルダン撓み継手方式 |
制御装置 | サイリスタ位相制御 |
ブレーキ方式 | 発電ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ |
保安装置 | ATS-SK |
目次 |
[編集] 概要
1989年(平成元年)に登場した811系の走行システムをベースに開発された。
当初は7両編成(6M1T)で登場し各種試験を実施の後、1992年(平成4年)7月15日に営業運転を開始した。
水戸岡鋭治主宰のドーンデザイン研究所がデザインを手がけている。落ち着いた雰囲気の車内や、女性客室乗務員「つばめレディ」による接客、ビュッフェでの供食などによって、名列車にふさわしいサービスを提供した。
1993年(平成5年)、第36回鉄道友の会ブルーリボン賞受賞。同年、通商産業省(現・経済産業省)グッドデザイン賞を受賞。1994年(平成6年)、第5回ブルネル賞を受賞。
尚、本系列はJR発足後に誕生した特急用電車として初めて製造両数が100両を突破し、一時期JRグループでも最多であった(JR東日本651系電車は99両で製造終了)。しかしその後、JR東日本E257系電車(249両)及びJR西日本683系電車(JR西日本・北越急行合わせて162両)に抜かれてしまった(両数は2006年(平成18年)4月1日現在)。
[編集] 改造
本系列が今までに受けた主な改造は、以下のとおりである。尚、編成番号はいずれも現在のもので表記している。
[編集] モハ786交換
1994年までに、モハ786のうち100番台と200番台の間で、以下のとおり交換がなされた。1次車(0番台及び100番台)と2次車以降(200番台及び300番台)で接客設備に違いがある為、編成内の位置を揃えるのが狙いとされる。但し100番台が6両に対し、200番台は5両しかなかった為、モハ786-104は交換されなかった。結果、同車はモハ786の1次車で唯一「リレーつばめ」塗装となっている。尚、本系列は電動車ユニット内のみ半永久連結器、他は全て密着連結器となっている。
- モハ786-101(BM1)←→202(BM8)
- モハ786-102(BM15)←→205(BM11)
- モハ786-103(BM3)←→204(BM10)
- モハ786-105(BM5)←→203(BM2)
- モハ786-106(BM6)←→201(BM7)
括弧内は、交換前に所属していた編成である。
[編集] サハ787交換
上記のモハ786交換と同様、1994年までにサハ787のうち一部の0番台と100番台の間で、以下のとおり交換がなされた。両者では座席定員やトイレの有無の違いがある為、編成内の位置を揃えるのが狙いとされる。
- サハ787-6(BM5)←→110(BM12)
- サハ787-10(BM6)←→111(BM13)
括弧内は、交換前に所属していた編成である。
そもそも、サハ787-0番台、100番台ともその製造時期には「ずれ」があり、1994年度末の時点で編成と同数の14両ずつが揃ったが、当時の他の1編成1形式車(クモロ787、クモハ786、サハシ787)とは編成内で下2桁が揃っていない(BM1、3、4、15編成除く)。
- サハ787-5、6:当初は2両共BM5編成に組込。うち-6はトイレは準備工事で落成(後で設置された)。
- サハ787-9、10:BM7、8編成と同時に製造されたが、2両多く製造されており、共にBM6編成(サハ無しの7両で落成)に組込。
- サハ787-110、111:BM12、13編成と同時に製造されたが、2両多く製造されており、以上のとおり組込。
[編集] 中間車の先頭車化
2000年(平成12年)に「有明」向けBM107~111編成を組成する際に、不足する先頭車のうち上り方普通車は「つばめ」の短編成化により余剰となっていたサハ787-100から、以下のとおり改造されることとなった。ちなみに、サハ787捻出元編成はBM10、12~15編成である。
- サハ787-100の後位側8席を撤去し、在来車と同様の運転室ユニットを接合。
- 方転改造を実施。出入台部分、デッキと客室の仕切、客室中央部の荷物置場は残置された。外観上は、窓配置が異なるがクモハ786からパンタグラフを撤去したイメージである。
- サハ787-102、108、112~114→クハ787同番号(改番無し)
[編集] ビュッフェの普通車化
2002年(平成14年)~2003年(平成15年)にかけて、九州新幹線部分開業に伴う「リレーつばめ」への転用に先駆け、ビュッフェの普通車化がサハシ787全車に対し以下のとおり行われサハ787-200に改番、サハシ787は廃形式となった。また、後述のエクステリア変更とは必ずしも併施ではなく、従前のツートングレーのまま竣工した車両もある。
- 885系普通車と同一構造の座席を23席設置。但し革張りではなく普通のモケット張りである。またこの区画は天井の荷物置場がなく、手荷物置場を確保するためシートピッチが他の普通席よりも広い。尚、座席番号1Cは欠番としている。
- 高窓や縦長の窓を廃止し、通常の高さの窓に変更。
- ボックスシート、もとのビュッフェ区画座席設置部のドーム状天井、業務用扉、客室乗務員用スペースは残置された。尚、改造直後の一時期、所定以外の編成に連結されていたものもあったが、現在は元に戻っている。
- サハシ787-1~14→サハ787-201~214(番号順。原番号+200)
[編集] エクステリアの変更
「つばめ」用として登場した車両は、全てツートングレーに「TSUBAME」ロゴ入りのエクステリアであったが、その後運用の変更に伴い、以下のとおり変更された。ちなみに、水戸岡デザインに特有の「数字または文字を1文字毎に四角で囲む」車体側面の形式表記は、本系列が初めてである。
[編集] 「有明」向け変更
1999年(平成11年)~2000年にかけ、BM101~111編成を組成する際に、先頭車化改造車を含めて「つばめ」からの転用車は以下のとおり変更された。なお、新製先頭車は登場時よりこの表記で登場した。
- 車内含む車体の旧「TSUBAME」ロゴを、「ARIAKE」に変更。但し、フォント等は従前のものに準ずる。
- 出入台横や先頭部に、赤地正方形上に白字で「ありあけ」と表記したマークを追加。
2005年より、BM109編成を皮切りに地色が従前のツートングレーから「リレーつばめ」と同様のダークグレーに変更された編成が登場している。また、この変更は「有明」専用となったBM12、15編成にも行われたが、旧「TSUBAME」ロゴ+ツートングレーから直接「ARIAKE」ロゴ+ダークグレーとなった。ちなみに、2006年(平成18年)1月20日付でこの変更が完了したBM15編成が、旧「TSUBAME」ロゴが残っていた最後の編成だった。
[編集] 「リレーつばめ」向け変更
2002年~2004年(平成16年)にかけ、「リレーつばめ」への転用に先駆け、7両編成及びBM12、15編成を除く6両編成は、以下のとおり変更された。なお、新製中間車は登場時より以下の仕様である。また6両編成はこれに併せて7両編成化された。
- 地色をツートングレーからダークグレーに変更。
- 「TSUBAME」ロゴは、燕マークと共にステンレスの切文字に変更。
- 更に、「リレーつばめ」転用直前に以下のものが追加された。
- 車内外とも、燕マークの両側に「Relay tsubame」の金色シールを貼付。
- 800系と同様のドット表記の号車番号を、出入台横に貼付。
[編集] DXグリーン席の設置
2005年10月より、クモロ787-4を皮切りに、クモロ787全車のトップキャビンを1列3席のリクライニングシートであるDXグリーン席に変更する改造が、現在も進行中である。今後1年間かけて設置していく方針。トップキャビンのスペースを改造して作られているため、定員が24→21人と3人減となった。
シートのモケットの色は、薄茶色と茶色の市松模様で、落ち着いた雰囲気となっている。
また、前項でも述べた広いスペースを確保できた理由は元々、ここが団体客用の6人乗りのスペースだったためである。しかし1人で乗る場合に、他人と合席になる事がしばしば有り、不評だったためデラックスグリーン席に変更された。
ブラインドはJR九州のシートに一般的に使われる豹柄である。
改修に際してトップキャビンと一般座席との仕切りは撤去されていない。
[編集] 車内
[編集] 仕様
- 最高速度130km/h、速度種別A28(7両編成)
- 7両編成12本、6両編成2本、4両編成11本(全140両)
- 製造:近畿車輛、日立製作所
- サイリスタ位相制御(MM'ユニット)、発電ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ
- 普通鋼(一部ステンレス)車体
- 1999年以降の新製車は車端幌を設置。
- モハ786(BM1~15編成:2号車、BM101~111編成:3号車)に身障者対応型の座席及びトイレを設置。
- クロハ787のグリーン席窓下足元にはPC用コンセントを設置。
- 以下の車両は試作台車を履いており、長期試験に供されている。(その他の車両はDT400K/TR400K)
- クモロ787-2及びモハ786-102:DT900K、サハ787-202(←サハシ787-2):TR900K(いずれも近畿車両製)
- モハ787-2及びモハ786-1:DT901K、サハ787-101:TR901K(いずれも住友金属製)
[編集] 沿革
- 1992年
- 1993年
- 1994年
- 1995年
- 4月20日:ダイヤ改正。「ドリームつばめ」から撤退(783系に置き換え)。
- 1996年
- 3月16日:ダイヤ改正。「ドリームつばめ」を含め「つばめ」全列車が787系による運用となる。「かもめ」運用はなくなり、全編成を鹿児島運転所に集約。
- 1999年
- 3月13日:ダイヤ改正。「有明」用編成が登場し、南福岡電車区に配置される。「有明」編成は先頭車6編成分12両を追加製造し、中間車は「つばめ」編成の組み替えにより捻出する(総数132両)。「つばめ」は9連を7連に、「にちりんシーガイア」・「ドリームにちりん」は7連を6連に減車し、4連×6本、7連×8本、6連×6本、増結用予備車16両の体制に。
- 2000年
- 2001年
- 2002年
- 2003年
- 2004年
- 2005年
- 2007年
- 3月18日:ダイヤ改正。全列車全面禁煙化になった。リレーつばめ67号で4連+4連の8両編成運用が登場。
[編集] 使用列車
本形式はJR九州の花形特急となったことから、鹿児島本線の他、長崎本線や日豊本線といったJR九州の主要幹線にも投入された。しかし、在来線特急「つばめ」(現在の「リレーつばめ」)「有明」の787系統一に伴い、長崎本線からは1996年、日豊本線からも2000年に撤退。現在は基本的に鹿児島本線のみでの運用になっている。
[編集] 現在使用されている列車
2007年3月現在、次の特急列車で運用されている。
- 「リレーつばめ」(2004年3月~):全列車
- 一部列車及び多客期は、熊本以北で上り方に4両編成を併結した11両編成となる。
- 「有明」(1992年7月~1994年7月・1995年4月~):全列車
- 7両編成は、熊本操車場入出庫など朝夕の運転のみ。また7両+4両、4両+4両で運転される列車もある。
- 「かいおう」(2001年10月~):全列車
- 「きらめき」(2000年3月~):3・5号、2・4・6号
- 「かもめ」(1994年3月~1996年3月・2001年3月~10月・2006年12月~):1994年~1996年・2001年は定期列車に充当(ただし2001年は肥前山口駅発着列車のみ)。2006年以降は繁忙期に増発される佐賀駅発着列車に充当。
- 「みどり」(2004年4月~):運用は有田陶器市期間中の臨時列車のみで、定期列車への充当実績はない。
[編集] かつて使用されていた列車
- 「つばめ」・「ドリームつばめ」(1992年7月~2004年3月。ただし「ドリームつばめ」は1995年4月~1996年3月を除く)
- 「にちりんシーガイア・ドリームにちりん」(1993年3月~2000年3月)
[編集] その他
異常気象時など、ごく稀に「ソニック」の代走に充当されることがあるが、本系列は「ソニック」用車両と違って振り子式車両ではないため、定時運転は出来ない(もっとも、本系列が「ソニック」に充当されるのはダイヤの乱れで車両が手配できない時が主ではあるが)。
[編集] 所属、編成および運用
[編集] 所属
全車南福岡電車区(本ミフ→北ミフ)所属
- 登場当時は全車鹿児島運転所(現・鹿児島総合車両所:鹿カコ)配属であったが、1994~1996年の「かもめ」定期充当時は5編成が南福岡電車区に配属されていた(一部は新製配置)。これらは「かもめ」撤退と共に鹿児島運転所に転属となった。
- 1999~2000年に「有明」用4両編成が南福岡電車区に転属し、更に残った「つばめ」用7両編成及び「有明」用6両編成も2004年に同区に転属、全車が同区に集約された。なお、1999年以降の新製車のうち「有明」用の先頭車は同区新製配置である。
[編集] 編成および運用
2007年3月現在の編成及び運用は、以下のとおりである。
[編集] BM1~8編成
- 7両編成、ダークグレー+「Relay tsubame」ロゴ。
- 「リレーつばめ」(67号を除く)、「有明」(17・21・27・29号、2・4・6号)、「きらめき」(4・6号)、「かもめ」、「みどり」(いずれも臨時列車)に充当。
- サハ787-100を外してBM12、15編成の代走にも充当。
[編集] BM10、11、13、14編成
- 7両編成、ダークグレー+「Relay tsubame」ロゴ。
- BM1~8編成と共通運用。
- 一時期6両に減車の上、豊肥本線乗入の「有明」に充当されていた。その後「リレーつばめ」転用を前に7両化された。尚、このときの新製中間車(サハ787-115~117)には、座席上部に滑り止めのゴムシートが設置されている。
[編集] BM12、15編成
- 6両編成、ダークグレー+「ARIAKE」ロゴ。
- 「有明」(1・5・13・25号、8・16・20・28号、「きらめき」(3号)、「かいおう」(3号、2号)に充当。
- 予備編成が無く、検査時などは7両編成がサハ787-100を外し、6両編成として代走。
- BM10、11、13、14編成と共に6両に減車の上、豊肥本線乗入の「有明」に充当されていたが、同線のホーム有効長の関係から6両のまま残置され、「リレーつばめ」には転用されなかった。但し、同線では電化区間終点の肥後大津までは乗入れず、光の森(5号→20号)もしくは武蔵塚(1号→16号)折返しである(号数はいずれも2007年3月改正のもの)。
- BM15編成は、2006年1月~9月にかけて、サハ787-111を連結し7両とした上で、「ARIAKE」ロゴのまま「リレーつばめ」運用に入っていた。これは、同編成が2006年1月出場全検時にDXグリーン席が設置されたものの、当時6両の「有明」にはDXグリーンが設定されていなかった為、DXグリーン未設置の7両編成と運用を交換していたものと考えられる。
[編集] BM101~106編成
- 4両編成、ツートングレーまたはダークグレー+「ARIAKE」ロゴ。
- 「リレーつばめ」(3・5・21・67号、30・32・36号及び繁忙期の一部列車)、「有明」(上記を除く全列車)、「きらめき」(4号)、「かいおう」(1号、4号)に充当。
- 「リレーつばめ」(67号を除く)充当の際は熊本駅で増解結を行い、新八代駅には乗り入れない。
- 「リレーつばめ67号」充当の際は2編成を連結し、8両で新八代駅まで運転する。なお、BM1~15編成のDXグリーン設置工事中には、稀に2編成連結の上「リレーつばめ」運用に入ることがあった。
- 両先頭車(クロハ786、クハ787)とも新製車。クハ787-0番台は定員64名、荷物置場なし、車端幌あり。
- 全座席禁煙で喫煙ルームを備えていたが、2007年3月18日のダイヤ改正によるJR九州管内特急列車の大幅禁煙化に伴い、喫煙ルームを含めて全車禁煙となった。
- 電動車ユニット捻出元編成は、以下のとおりである(現在の編成番号で表記)。
- BM1、5、6、7、2、11→BM101~106編成(編成番号順)
[編集] BM107~111編成
- 4両編成、ツートングレーまたはダークグレー+「ARIAKE」ロゴ。
- BM101~106編成と共通運用。クハ787はどの列車でも自由席の為、特に区別されていない。
- 先頭車のうち、クロハ786は新製車だが、クハ787-100番台は定員56名、荷物置場あり、車端幌なしの改造車。
- BM101~106編成と同様に全座席禁煙で喫煙ルームを備えていたが、現在は喫煙ルームを含め全車禁煙。
- 電動車ユニット捻出元編成は、以下のとおりである(現在の編成番号で表記)。
- BM15、3、4、8、10→BM107~111編成(編成番号順)
[編集] 行先表示板
行先表示板は全編成幕式で、大型の2つに分かれているタイプと小型の1つしかないタイプに分かれる。
大型タイプは上に列車名と行先、下に号車番号と車両種別を記している。上窓は上部に赤地に黒文字で「TSUBAME LIMITED EXPRESS」などと列車名が英語で書かれている。その下の黒地部分はおおよそ左右に1:2の割合で分割し、左側に列車名(上に列車名、下に特急の文字が記される。「にちりんシーガイア」「ドリームにちりん」では特急の表記を略している)、右側に行先をそれぞれ白文字で記している。下窓は全体が左右におよそ1:3の割合で分割され、左側に号車番号、右側に車両種別と禁煙・喫煙のマークが記される。下窓も黒地に白文字である。なお、「かいおう」の上窓は黄色時に黒文字という福北ゆたか線列車バージョンになっている。
小型タイプは上部に赤地に黒文字で「KYUSYU RAILWAY COMPANY」と記し、その下は2つに分けて上に号車番号、下に車両種別を黒地に白文字で記している。列車名と行先の表記はない。
表示板には現在使われている列車(「リレーつばめ」「有明」など)の他、かつて使われていた列車(「かもめ」「にちりんシーガイア」など)のものもそのまま残されている。また、臨時列車にしか用いられたことのない「みどり」の幕も作られている。
[編集] 今後の動向
現在工事が進行している九州新幹線博多駅~新八代駅開業後は、在来線特急「リレーつばめ」はその使命を終える為、大量の余剰車が出るため再び転用されると思われる。
[編集] 関連商品
- KATO社よりNゲージ鉄道模型が発売中。原型の「つばめ」基本編成7両セットと増結2両セットが最初に製品化されたが、2005年春には「リレーつばめ」用7両セット(BM7編成)として仕様変更された。
- JR九州商事社製ダイキャストモデル(「リレーつばめ」用クモロ787・Nゲージスケール)がJR九州主要駅KIOSKや門司の鉄道記念館売店、JR九州商事のインターネット通販(楽天市場内)にて販売中。
- バンダイの食玩「スタートレイン」シリーズ第4弾(2005年春販売)に「リレーつばめ」用クモロ787(Nゲージスケール)があった。
- 音楽館製作のPlayStation2用ソフト「Train Simulator KYUSHU SHINKANSEN」に、「リレーつばめ」(熊本駅~新八代駅間)及び新幹線の開業と同時に肥薩おれんじ鉄道に経営移管された鹿児島本線在来線の八代駅~水俣駅間を走る特急「つばめ」号(運転は熊本駅~水俣駅間)が収録されており、実写の景色と実車同様の効果音でリアルな運転を体験できる。
- TAITO社より発売中の「電車でGO!」シリーズのうち、PlayStation用の「プロフェッショナル仕様」で博多駅~小倉駅間を「にちりんシーガイア」として、PlayStation2用の「3」と「プロフェッショナル2」で博多駅~鳥栖駅間を運転できる。なお「3」では4両編成の有明が、「プロフェッショナル2」では同編成がつばめとして運転できる。両列車の違いは途中の主要駅二日市駅を通過するか(つばめ)、停車するか(有明)、である。
- その他、ピンズ・オレンジカード・ビール・弁当・ストラップ・色鉛筆などが製品化されている。
[編集] 関連項目
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