内原駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
内原駅(うちはらえき)は、茨城県水戸市内原町にある日本貨物鉄道(JR貨物)・東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線の駅である。
目次 |
[編集] 駅構造
- 2面3線のホームを持つ地上駅である。ホーム間は跨線橋で移動する。
- 当駅から友部駅にかけて上下線が大きく分離するが、これは1944年から1948年まで存在した内原操車場の跡地である。長らく空き地だったが、現在はJR野球グラウンド、NRE直営農場があり、2005年には電留線が設けられ、2006年3月18日より水戸駅の電留線を移転し、「内原電留線」として稼動している。
- ホームの段差改良工事は未施行となっている。
- 便所は汲み取り式である。
[編集] のりば
1・2 | ■常磐線(下り) | 水戸・日立・いわき方面 |
2・3 | ■常磐線(上り) | 友部・土浦・上野方面 |
■水戸線 | 友部・下館・小山方面 |
- 2番線は待避線で、普通列車は下り1本・上り5本が使用する。
[編集] 利用状況
2005年度の利用者数は1日平均1,866人である。
[編集] 貨物取扱
- 現在、臨時車扱貨物のみを取り扱っており、そのため貨物列車の設定はない。
- 2000年まで専用線発着の車扱貨物を取り扱っており、貨物列車の設定があった。専用線が駅西側にある太平洋セメント水戸サービスステーションの貨車用荷役設備へ続いており、ここまでセメントを輸送するために小名浜駅から貨物列車が運行されていたが、2000年3月7日限りで廃止された。
[編集] 駅周辺
- 内原郵便局
- イオン水戸内原ショッピングセンター
- 太平洋セメント水戸サービスステーション
- 国道50号内原バイパス
[編集] 歴史
- 1889年(明治22年)1月16日 - 日本鉄道の駅として開業。
- 1906年(明治39年)10月31日 - 国有化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR東日本・JR貨物の駅となる。
- 2000年(平成12年)3月11日 - 貨物列車の設定廃止。
- 2006年(平成18年)3月8日 - 「もしもし券売機Kaeruくん」及び自動改札(Suica対応)導入、みどりの窓口は営業終了。