白金高輪駅
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白金高輪駅(しろかねたかなわえき)は、東京都港区高輪1丁目にある東京地下鉄(東京メトロ)および東京都交通局(都営地下鉄)の駅である。駅番号はN-03(南北線)・I-03(三田線)。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 詳細
本駅と目黒駅の間は、東京地下鉄南北線と都営三田線が路線を共有する。そのため、赤羽岩淵駅・西高島平駅方面から来た列車のおよそ半分は当駅止まりになり、朝夕を除くと、全列車が目黒駅方面の列車に接続している。また、赤羽岩淵駅・西高島平駅方面の当駅始発の列車もあり、目黒方面から来た列車が接続している。
[編集] 駅構造
島式2面4線ホームを持つ地下駅であり、東京地下鉄・東京都交通局で改札口も共有している。このため両者の接続駅では唯一改札を通らずに乗り換えができる駅である。東京地下鉄管理の共同使用駅である。
外側2線を都営三田線、内側2線を東京地下鉄南北線が使用し、方向別の配置がされている。このため、同じ方向の乗換えを非常にスムーズに行うことが出来る。
南北線ホーム(2・3番線)の発車サイン音とアナウンサーがこの駅だけ逆になっている。
- のりば
1 | ○都営三田線 | 大手町・春日・巣鴨・西高島平方面 |
---|---|---|
2 | ○南北線 | 飯田橋・駒込・赤羽岩淵・浦和美園方面 |
3 | ○南北線 | 目黒・武蔵小杉方面 |
4 | ○都営三田線 | 目黒・武蔵小杉方面 |
白金台駅方に引き上げ線があり、南北線、三田線とも当駅止まりの列車は一旦引き上げ線に入った後、始発列車としてそれぞれのホームに据え付けらえる。この引き上げ線は東京メトロ専用、都営地下鉄専用と分けず、両線の列車が2本の線路とも使用する。これはラッシュ時には南北線より三田線の列車本数が多いからである。
2005年9月17日から10月16日まで、三田線・目黒線・南北線直通運転5周年記念企画「アニマル横町どき☆どきGO!GO!スタンプラリー」が開催され、駅構内の柱やベンチなどに「アニマル横町」のキャラクターが貼られていた。
[編集] 利用状況
[編集] 東京地下鉄
- 1日平均乗降人員 22,714 人(2004年度、他線との直通連絡駅の乗降人員を含む)
[編集] 東京都交通局
- 1日平均乗降人員 16,208 人
- 1日平均乗車人員 8,169 人
- 1日平均降車人員 8,039 人
- (2004年度)
[編集] 駅周辺
- 出口1
- 港区役所高輪支所・高輪土木事務所
- 港区立高輪図書館
- みずほ銀行港区役所高輪支所出張所(高輪支所内、営業時間:ATMのみ設置・平日9~17時半)
- シェラトン都ホテル東京
- 明治学院大学・高等学校
- 東海大学短期大学部
- 東海大学付属高輪台高等学校
- 高輪中学校・高等学校
- 港区立高松中学校
- 最正山覚林寺(清正公)
- 出口2
- 魚籃坂
- 自転車駐輪場(午前4:40~翌午前1:00)
- さわやか信用金庫本店営業部(2005年12月5日から営業開始、徒歩5分、営業時間:窓口は9~15時・ATMは平日8~21時で土日は8~17時)
- りそな銀行魚籃坂出張所(徒歩3分、営業時間:ATMのみ設置・全日8~21時)
- 慶應義塾女子高等学校
- 普連土学園
- 出口3
- 白金1~4丁目
- 北里研究所病院
- 聖心女子学院(小・中・高校)
-
- 白金タワー
- NBFプラチナタワー
- 南街区(テクノスクェア)
- 白金プラザ
- 古川橋
- 白金1・3丁目
- 南麻布2・3丁目
- 新生銀行ATM(白金アエルシティ内)
- みずほ銀行麻布支店(徒歩5分、営業時間:窓口は平日9~15時・ATMは全日8~21時)
- 三菱東京UFJ銀行ATMコーナー南麻布二丁目(徒歩4分、旧UFJ系、営業時間:ATMのみ設置・全日8~21時)
[編集] 路線バス
※1(出口1を利用) ※2(出口3を利用) ※3 東98系統は都バス・東急バスの共同運行路線
- 魚籃坂下 発着 (出口2を利用)
[編集] 歴史
- 2000年(平成12年)9月26日 - 開業。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 営団地下鉄が民営化され東京地下鉄(東京メトロ)が発足。
- 2004年(平成16年)11月1日 - 白金高輪駅自転車駐輪場の供用開始。
- 2005年(平成17年)11月30日 - 白金アエルシティ開業に伴い、出口4の供用開始。
[編集] 隣の駅
- 都営地下鉄
- ○三田線
- 白金台駅(I-02) - 白金高輪駅(I-03) - 三田駅(I-04)
[編集] その他
- 開業前の仮称は清正公前(せいしょうこうまえ)であった。
- 清正公前という駅名は決定に近い仮称であった模様である。南北線の開通の見通しがたった当初より、配布されていた首都圏地下鉄路線図(開通前で南北線は路線が点線表示)にも駅名は清正公前として載せられている。
- しばしば誤解を招くこともあるが、従って「白金高輪」という地名は存在していない。