日比谷駅
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日比谷駅(ひびやえき)は、東京都千代田区有楽町1丁目にある東京地下鉄(東京メトロ)・東京都交通局(都営地下鉄)の駅である。駅番号はH-07(日比谷線)・C-09(千代田線)・I-08(都営三田線)。
当駅は有楽町駅と連絡していて(改札内はつながっていない)、東京地下鉄有楽町線・JR山手線・京浜東北線に乗り換えができる。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
前述の通り、各線とも有楽町線の有楽町駅との接続駅でもある。東京地下鉄の両路線からは主に三田線の構内通路を経由して乗り換えることになる。なお、三田線の構内通路は東京都交通局の管轄であり、案内は基本的に都営線基準となっている。このため京葉線への乗り換え案内もあるが、千代田線・日比谷線からは少々時間がかかるので注意(特に千代田線からは隣の二重橋前駅の方が近く便利である)。なお、日比谷線・千代田線・三田線それぞれ有楽町線へ接続している駅は当駅のみである。
なお、JR有楽町駅は、日比谷線・都営三田線に比べ千代田線から乗り換えるには少々遠い。また、3線共JRとの連絡運輸の扱いはない。
[編集] 駅構造
[編集] 東京地下鉄
- 日比谷線は対向式ホーム2面2線の地下駅である。改札は地下2階、ホームは地下3階にある。エレベーターが地下2階 - 地下3階を結ぶ。
- 千代田線は島式ホーム1面2線の地下駅である。改札は地下1階、ホームは地下2階にある。エレベータが地下1階~地下2階を結ぶ。
- 日比谷線⇔千代田線の乗り換えは当駅での乗り換えが非常に便利である。日比谷線中目黒寄り又は千代田線綾瀬寄りに乗車すると日比谷線⇔千代田線の乗り換え階段がある。
- のりば
1 | ○日比谷線 | 中目黒・菊名方面 |
2 | ○日比谷線 | 銀座・上野・北千住・東武動物公園方面 |
3 | ○千代田線 | 代々木上原・本厚木・唐木田方面 |
4 | ○千代田線 | 大手町・綾瀬・我孫子・取手方面 |
[編集] 都営地下鉄
- 島式1面2線の地下駅である。改札は地下1階、ホームは地下2階にある。エスカレータが地下1階~地下2階を結ぶ。改札は3箇所あり、その内2箇所はホーム両端部から行く事となる。残りの1箇所はホーム途中から行く事となり、この改札を出た通路反対側に有楽町線有楽町駅改札がある。
- のりば
1 | ○都営三田線 | 目黒・武蔵小杉方面 |
2 | ○都営三田線 | 大手町・巣鴨・西高島平方面 |
- 列車の停止位置は南行は内幸町方の先端部を先頭にして停車する。北行はホーム中央付近に停車する。大手町方先端部には両方向の列車とも停車しない。
[編集] 利用状況
[編集] 東京地下鉄
- 1日平均乗降人員 89,239人(2005年度)
[編集] 東京都交通局
- 1日平均乗降人員 64,052人
- 1日平均乗車人員 31,742人
- 1日平均降車人員 32,310人
(2004年度)
[編集] 駅周辺
- 銀座(当駅から銀座駅、東銀座駅まで地下通路がつながっている)
- JR有楽町駅
- 国道1号(日比谷通り)
- 日比谷公園
- 三信ビルディング
- 日生劇場
- 東京宝塚劇場
- 霞が関官庁街
- 三井住友銀行本店
- ニッポン放送本社
- 日比谷シャンテ
- 帝国劇場
- 帝国ホテル
- 皇居
- 有楽町マリオン
[編集] 路線バス
- 日比谷
[編集] 歴史
- 1964年(昭和39年)8月29日 営団日比谷線の駅が開業
- 1971年(昭和46年)3月20日 営団千代田線の駅が開業
- 1972年(昭和47年)6月30日 都営6号線の駅が開業
- 1974年(昭和49年)10月30日 営団有楽町線の有楽町駅が開業し、乗換業務を開始
- 1978年(昭和53年)7月1日 都営6号線を三田線に改称
- 2004年(平成16年)4月1日 営団民営化。日比谷線、千代田線は東京メトロに継承