神保町駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
神保町駅(じんぼうちょうえき)は、東京都千代田区神田神保町二丁目にある東京都交通局(都営地下鉄)・東京地下鉄(東京メトロ)の駅である。駅番号はI-10(三田線)・S-06(新宿線)・Z-07(半蔵門線)。
目次 |
[編集] 利用可能な鉄道路線
- 東京都交通局
- 東京地下鉄
- ○半蔵門線
[編集] 駅構造
- 都営新宿線と半蔵門線に関しては、当駅から九段下駅までの区間が両線がそろって建設された。半蔵門線の駅は新宿線の線路の下にある。
- 半蔵門線の改札と三田線の改札との間は、いったん階段を上がって下りる必要がある。
- 都営地下鉄と東京メトロの番線表示が連番になっている。
[編集] 東京都交通局
- 三田線は島式1面2線の地下駅である。ホームドアを装備する。
- 新宿線は相対式2面2線の地下駅である。
- 三田線から新宿線へ乗り換える場合、市ヶ谷・新宿・京王線方面(1番線)へはホーム中央付近の階段、馬喰横山・本八幡方面(2番線)へは水道橋寄りの通路を利用する。
- 新宿線の2番線改札口の外に定期券販売所とアートコーヒーがある。
- のりば
1 | ○都営新宿線 | 新宿・笹塚・橋本方面 |
2 | ○都営新宿線 | 馬喰横山・本八幡方面 |
3 | ○都営三田線 | 大手町・目黒・武蔵小杉方面 |
4 | ○都営三田線 | 巣鴨・西高島平方面 |
[編集] 東京地下鉄
- 島式1面2線の地下駅である。
- 改札口の向かいにコンビニエンスストアがある。
- のりば
1 | ○半蔵門線 | 永田町・渋谷・中央林間方面 |
2 | ○半蔵門線 | 大手町・押上・久喜・南栗橋方面 |
[編集] 利用状況
[編集] 東京都交通局
- 三田線
- 1日平均乗降人員 113,362 人
- 1日平均乗車人員 55,082 人
- 1日平均降車人員 57,565 人
(2004年度)
- 新宿線
- 1日平均乗降人員 113,480 人
- 1日平均乗車人員 55,244 人
- 1日平均降車人員 58,236 人
(2003年度)
両者を合わせれば都営地下鉄の駅としては新宿駅に次いで第2位の乗降客数である。
[編集] 東京地下鉄
- 1日平均乗降人員 83,413 人(2005年度)
[編集] 駅周辺
神田神保町の記事も参照のこと。
- 共立女子大学
- 明治大学駿河台校舎(本部)
- 専修大学神田校舎(本部)
- 日本大学法学部・経済学部・理工学部
- 東京電機大学(本部)工学部
- 大原学園東京校
- 学士会館
- 東京YWCA会館・東京YWCA専門学校
- 神田古書店街 - 世界でも有数の規模を持つ古書店街
- ジョンソン・エンド・ジョンソン日本本社
- 学生街として、安い定食屋が多い。日本のカルチェラタンとも。
- 集英社
- 小学館
- 救世軍本営
- 三省堂書店神田本店
- 靖国通り
- 白山通り
[編集] バス
地下鉄が充実しているため、池袋駅から春日駅を経由して一ツ橋までの都バス都02乙系統が平日の朝に3往復走るのみ。かつては渋谷駅から半蔵門線に並行するように神保町を経由して御茶ノ水の順天堂病院へ至る茶81系統や、巣鴨から三田線に並行して一ツ橋まで水59系統があったが、2000年12月で廃止された。
[編集] 歴史
- 1972年(昭和47年)6月30日 - 都営地下鉄6号線の駅が開業。
- 1978年(昭和53年)7月1日 - 都営地下鉄6号線を三田線に改称。
- 1980年(昭和55年)3月16日 - 都営地下鉄新宿線開業。乗換駅となる。
- 1989年(平成元年)1月26日 - 営団地下鉄半蔵門線の駅が開業。都営地下鉄と乗換業務を開始。現在の形となる。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 営団地下鉄民営化。半蔵門線は東京地下鉄(東京メトロ)に継承。
2006年頃から東京メトロではローマ字表記に長音符(マクロン)を使わなくなった。以前からある看板類がJimbōchōなのに対し、それ以後の設置のものはJimbochoの表記である。駅名標には振り仮名が付いているが、仮名が無く漢字とローマ字だけの掲示物も多いので、正しく「じんぼ う ちょう」と読めずに「じんぼちょう」と思われるおそれが高くなった。
[編集] 隣の駅
- 東京都交通局
- ○三田線
- ○新宿線
- 東京地下鉄
- ○半蔵門線
- 九段下駅(Z-06) - 神保町駅(Z-07) - 大手町駅(Z-08)