竹ノ塚駅
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竹ノ塚駅(たけのつかえき)は、東京都足立区竹の塚6丁目にある東武鉄道伊勢崎線の駅である。
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[編集] 駅構造
- 島式ホーム1面2線の橋上駅。緩行線にのみホームがある。
[編集] のりば
1 | ■伊勢崎線 | 西新井・北千住・浅草・○日比谷線 中目黒方面 |
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2 | ■伊勢崎線 | 北越谷・春日部・東武動物公園・南栗橋方面 |
- 駅の北側には留置線が設けられている。この留置線には当駅発着列車のための車両が3編成まで入線することができる。一番奥に入ると半日近く留置することもあるようだ。
- 当駅南側には東京メトロ竹ノ塚検車区がある。
[編集] 利用状況
一日平均乗降者数80,968人(2005年度)
配線の都合上優等列車が停車できないので普通列車のみ停車であるが、一日中利用客が絶えない。ただ首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス線六町駅開業の影響で前年度より利用が2%減少した。
留置線や竹ノ塚検車区があるため、浅草方面や東京メトロ日比谷線方面への(からの)竹ノ塚始発・終着の電車が多数設定されている。
利用客が多いが、始発電車が多数設定されているため混雑はそれほど酷くない。朝ラッシュ時はほぼ10分ごとに始発列車が運行される。
[編集] 駅周辺
[編集] 東口
東口駅前ロータリーは東武線各駅中でも大きな方に入り、周辺には松坂屋ストアやコージーコーナー、その他パン屋や本屋等の小売店が並び便利である。
[編集] 西口
[編集] 路線バス
[編集] 東口
- [竹04・竹05]柳島・新堀経由草加駅西口/安行循環
- [竹14]西新井駅東口~中島根~竹の塚駅東口~仲保木間~足立清掃工場~谷塚駅~花畑桑袋団地(西新井方面は本数少)
- [竹15]保木間経由花畑団地
- [竹17]保木間公園・足立総合スポーツセンター経由六町駅
- [綾24]足立車検場・六町駅・青井六丁目・加平橋経由綾瀬駅
[編集] 西口
- 東武バスセントラル
- [竹05出入]竹の塚車庫(入出庫のみ)
- [竹06]新里循環(竹の塚駅西口~竹の塚車庫~柳島~新里~聖二之橋~竹ノ塚駅西口)
- [竹07]舎人町経由舎人二ツ橋/江戸袋循環
- [竹07・竹08]入谷循環・入谷舎人循環(竹の塚駅西口~舎人町~舎人団地南(入谷舎人循環のみ経由)~入谷町~竹の塚駅西口)
[編集] 踏切
竹ノ塚駅の踏切は、今では珍しい第一種乙だった。交通量が多く、「開かずの踏切」である。駅をはさんで北側と南側にそれぞれ1箇所ずつ置かれ、南側は大踏切(正式名称:伊勢崎線竹ノ塚駅構内第37号踏切道)、北側は小踏切(同第38号踏切道)と呼ばれる。
しかし2005年3月15日、係員の遮断機誤開による事故が発生、2人が死亡、2人が怪我をした。これにより、同年9月、両踏切とも自動化し、第一種甲式踏切となった。その後係員は逮捕された。翌年3月9日には大踏切側に自転車対応エレベーター付きの歩道橋が設置された。
- しかし、開かずの踏切という構造上の問題は解決されておらず、依然として線路の高架化が叫ばれている。それを実現させるには竹ノ塚駅の南にある東京メトロ日比谷線の竹ノ塚検車区への引き込み線も高架にしなければならないため、東京メトロ、足立区、東武鉄道等、許可を得なければならない関係者が多い。それだけでなく、当該踏切で交差する道路の交通量が多いにも関らず、区道であり、補助金は4鉄路までとなっており、6鉄路あるという理由で工事のための補助金が下りないなど、高架化を妨げる要因が複数存在する。
[編集] 歴史
[編集] 表記
表記は「竹の塚」と間違えてしまう人が多いが、正式な表記は「竹ノ塚」である。読みも「たけのづか」ではなく「たけのつか」である。また、都営バス、並びに東武バスセントラルの一部等では「竹の塚駅」という表記も用いられている。 (住所は「竹の塚」)