アメリカ野球殿堂
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アメリカ野球殿堂博物館(アメリカやきゅうでんどうはくぶつかん,National Baseball Hall of Fame)は、アメリカ合衆国ニューヨーク州オトセゴ郡クーパーズタウン25メインストリートにある野球専門の博物館であり、アメリカのメジャーリーグなどで顕著な活躍をした選手や監督・コーチ・審判、また野球の発展に大きく寄与した人物に対してその功績を称える野球殿堂を総括している。アメリカを含む世界中の野球の歴史研究や、歴史的・記録的意味を持つ資料の収集・展示を目的としている。モットーは「歴史を伝え、偉業を称え、世代を繋ぐ」(Preserving History, Honoring Excellence, Connecting Generations)。
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[編集] 歴史
1939年6月11日、クラーク財団(クーパーズタウンにあった私設財団。Singer Companyが資金的母体)によって創設。1920年の禁酒法施行、1929年の世界恐慌と相次ぐ経済的打撃から復興を図るために、他地域からの観光者を集める目的で殿堂博物館が創られた。「南北戦争のヒーロー、アブナー・ダブルデイがクーパーズタウンで野球を考案した」という伝説も、殿堂博物館の知名度上昇に一役買った(ダブルデイのこの伝説は、実際は全くの事実無根である)。殿堂博物館の創設を知ったメジャーリーグはすぐに協力を申し出、博物館の規模拡大や資料の寄贈を始める。
現在、殿堂博物館には偉大な選手や歴史的試合のホームランボール、スコアカード、バット、帽子、ユニフォームなどが数多く展示してあり、更に美術コレクションや、オンライン検索が可能な高性能な検索ライブラリも備えている。
他にもクーパーズタウンには、前述のダブルデイの名を冠した野球場ダブルデイ・フィールドもあり、メジャーリーグの2チームによる「殿堂試合」が毎年、殿堂入りの表彰式と同じ週末に行われている。
[編集] 野球殿堂
野球ファンの間では、「野球殿堂」は殿堂博物館とその関連施設だけでなく、そこに名前を刻まれた選手、監督、コーチ、審判、そのほか野球の発展に寄与した人々の記念碑的な意味合いもある。1936年にタイ・カッブ、ベーブ・ルース、ホーナス・ワグナー、クリスティ・マシューソン、ウォルター・ジョンソンの5人が初の殿堂入り選手に選ばれてから、2007年1月時点までに選手226人、監督・コーチ16人、審判8人、発展貢献者28人の計278人が殿堂に名前を刻んでいる。その他、フォードC・フリック賞(Ford C. Frick Award、野球放送に優れるキャスターを表彰する)が26人に、J.G.テーラー・スピンク賞(J.G. Taylor Spink Award、野球分野の著作活動に優れる作家を表彰する)が56人に与えられている。
[編集] 殿堂入り
殿堂入り選考の対象となるのは、メジャーリーグで10年以上プレーした選手のうち、引退後5年以上が経過した選手。選考対象となった選手は全米野球担当記者協会(Baseball Writers Association of America, BBWAA)の適性審査委員会で殿堂入り候補者とするか否かが議論される。候補者として認められると、殿堂入りの可否を問う投票にかけられる。BBWAAに10年以上所属している記者に投票資格が与えられ、通常25~40人の候補者のうち最大10人までの名前を書いて投票する。得票率75パーセント以上の候補者が殿堂入りとなる。得票率5パーセント以下の候補者はその回限りで候補から外され、次回以降の審査・選考にかけられることはない。この候補者については一定期間を経た後、ベテランズ委員会(Veterans Committee)で殿堂入りが審査されることになる。
得票率5パーセント以下の候補者の扱いについて、以前は適性審査委員会にかけ直すことで次回以降も再び候補になることが可能であったが、1990年代中頃に規定が改正され、BBWAAの審査、ベテランズ委員会の審査ともにかけ直しが不可能となった。2001年に再度改正され、BBWAAの再審査は変わらず不可能なものの、ベテランズ委員会で考慮することが可能となっている。
選考対象となる条件は10年以上の現役生活と引退から5年以上の経過であるが、これは絶対ではない。過去には1939年の現役引退直後に殿堂入りしたルー・ゲーリッグ、現役生活9年で引退したものの1978年に殿堂入りしたアディ・ジョス、現役中に不慮の事故で急逝し、その翌年に殿堂入りしたロベルト・クレメンテの3件の例外がある。
[編集] ベテランズ委員会
現役引退から20年以内にBBWAAによって殿堂入り選手に選ばれなければ、ベテランズ委員会がその選手の審査を始める。ベテランズ委員会は2年ごとに殿堂入り選手の投票を、4年ごとに監督・コーチ・審判・発展貢献者の投票を行っている。また、19世紀終わりから、メジャーリーグがニグロ・リーグを受け入れた1947年までの間のアフリカ系アメリカ人選手について、2006年2月にそれらの選手の特別選考投票が行われた。
[編集] 問題点
[編集] 選出の妥当性
殿堂入りの選考で最も指摘されている問題点は、ベテランズ委員会の役割と構成である。ベテランズ委員会は元選手などで構成されているが、委員が同時代の他選手及びチームメイトの選出を優先させるために、本来選出されるべき優秀な選手を候補から外しているという疑いが指摘されている。この問題はフランキー・フリッシュとビル・テリーがベテランズ委員として所属した1967年~1976年に最も顕著に現れている。2人が委員を務めた間に8人の選手がベテランズ委員会からの選出により殿堂入りしているが、8人とも早急に殿堂入りさせる必要のない選手で、その8人全てがフリッシュやテリーとともにニューヨーク・ジャイアンツやセントルイス・カージナルスでプレーした選手であった。
体制が刷新された後、ベテランズ委員会は2003年と2007年に競技者と非競技者、2005年に競技者の選考を行ったが、どちらも選出には至っていない。あるオブサーバーは、今後果たしてベテランズ委員会が殿堂入り選手を選出することがあるのか疑問視している。現在の委員のほとんどは殿堂入りしている者であり、ことさら自分の評価を上げるために殿堂入り選手を選出しようとは思っていないのではないか、という見方が出ている。
[編集] 永久追放選手の選考
1919年のワールド・シリーズでの敗退行為(ブラックソックス事件)に関わり永久失格となったジョー・ジャクソンと、シンシナティ・レッズ監督在任中に自チームの野球賭博に関わったために永久失格処分を受けたピート・ローズについて、2人の殿堂入り選考を行うか否かが継続して議論されている。2人とも殿堂入りに値する経歴の持ち主ではあるが、現在の野球殿堂は永久失格者の選考は行わないという態度を採っている。野球ファンの間でもこの2人の問題については、救済して殿堂入りを認めるべき、従来のまま殿堂入りを認めるべきではない、いかなる場合においても試合には関与させないという条件付きで殿堂入りを認めるべき、と意見が分かれている。
[編集] 殿堂表彰者
○:BBWAA選出、#○:資格一年目選出
●:ベテランズ委員会選出
△:ニグロリーグ委員会選出
▲:ベテランス委員会特別選考による選出
[編集] 投手
- ウォルター・ジョンソン(Walter Johnson,1936年)○
- クリスティ・マシューソン(Christy Mathewson,1936年)○
- サイ・ヤング(Cy Young,1937年)○
- ピート・アレクサンダー(Pete Alexander,1938年)○
- チャールズ・ラドボーン(Charles Radbourn,1939年)●
- ジャック・チェスブロ(Jack Chesbro,1946年)●
- ジョー・マクギニティ(Joe McGinnity,1946年)●
- エディ・プランク(Eddie Plank,1946年)●
- ルーブ・ワッデル(Rube Waddell,1946年)●
- エド・ウォルシュ(Ed Walsh,1946年)●
- レフティ・グローブ(Lefty Grove,1947年)○
- カール・ハッベル(Carl Hubbell,1947年)○
- ハーブ・ペノック(Herb Pennock,1948年)○
- モーデカイ・ブラウン(Mordecai Brown,1949年)●
- キッド・ニコルズ(Kid Nichols,1949年)●
- チーフ・ベンダー(Chief Bender,1953年)●
- ディジー・ディーン(Dezzy Dean,1953年)○
- テッド・ライオンズ(Ted Lyons,1955年)○
- ダジー・バンス(Dazzy Vance,1955年)○
- ボブ・フェラー(Bob Feller,1962年)○#
- ジョン・クラークソン(John Clarkson,1963年)●
- エッパ・リクシー(Eppa Rixey,1963年)●
- レッド・フェイバー(Red Faber,年)●
- バーリー・グライムス(Burleigh Grimes,1964年)●
- ティム・キーフ(Tim Keefe,1964年)●
- パッド・ガルヴィン(Pud Galvin,1965年)●
- レッド・ラフィング(Red Ruffing,1967年)○
- スタン・コベレスキ(Stan Coveleski,1969年)●
- ウェイト・ホイト(Waite Hoyt,1969年)●
- ジェシー・ヘインズ(Jesse Haines,1970年)●
- ルーブ・マーカード(Rube Marquard,1971年)●
- サチェル・ペイジ(Satchel Paige,1971年)△
- レフティ・ゴメス(Lefty Gomez,1972年)●
- サンディー・コーファックス(Sandy Koufax,1972年)#○
- アーリー・ウイン(Early Wynn,1972年)○
- ウォーレン・スパーン(Warren Spahn,1973年)#○
- ミッキー・ウェルチ(Mickey Welch,1973年)●
- ホワイティ・フォード(Whitey Ford,1974年)○
- ボブ・レモン(Bob Lemon,1976年)○
- ロビン・ロバーツ(Robin Roberts,1976年)○
- マーティン・ディーゴ(Martin Dihigo,1977年)△
- エイモス・ルーシー(Amos Rusie,1977年)●
- アディ・ジョス(Addie Joss,1978年)●
- ボブ・ギブソン(Bob Gibson,1981年)#○
- フアン・マリシャル(Juan Marichal,1983年)○
- ドン・ドライスデール(Don Drysdale,1984年)○
- ホイト・ウィルヘルム(Hoyt Wilhelm,1985年)○
- キャットフィッシュ・ハンター(Catfish Hunter,1987年)○
- ジム・パーマー(Jim Paler,1990年)#○
- ファーガソン・ジェンキンス(Fergie Jenkins,1991年)○
- ゲイロード・ペリー(Gazlord Perry,1991年)○
- ローリー・フィンガーズ(Rollie Fingers,1992年)○
- ハル・ニューハウザー(Hal Newhouser,1992年)●
- トム・シーバー(Tom Seaver,1992年)#○
- スティーブ・カールトン(Steve Carlton,1994年)#○
- レオン・デイ(Leon Day,1995年)●
- ビク・ウィリス(Vic Willis,1995年)●
- ジム・バニング(Jim Bunning,1996年)●
- ビル・フォスター(Bill Foster,1996年)●
- フィル・ニークロ(Phil Niekro,1997年)○
- ジョー・ローガン(Joe Rogan,1998年)●
- ドン・サットン(Don Sutton,1998年)○
- ノーラン・ライアン(Nolan Ryan,1999年)#○
- ジョー・ウィリアムズ(Joe Williams,1999年)●
- ヒルトン・スミス(Hilton Smith,2001年)●
- デニス・エカーズリー(Dennis Eckersley,2004年)#○
- ブルース・スーター(Bruce Sutter,2006年)○
- レイ・ブラウン(Ray Brown,2006年)▲
- アンディ・クーパー(Andy Cooper,2006年)▲
- ホセ・メンデス(Jose Mendez,2006年)▲
[編集] 捕手
- バック・ユーイング(Buck Ewing,1939年)●
- ロジャー・ブレズナハン(Roger Bresnahan,1945年)●
- ミッキー・カクレーン(Mickey Cochrane,1947年)○
- ビル・ディッキー(Bill Dickey,1954年)○
- ギャビー・ハーネット(Gabby Hartnett,1955年)○
- レイ・シャルク(Ray Schalk,1955年)●
- ロイ・キャンパネラ(Roy Campanella,1969年)○
- ヨギ・ベラ(Yogi Berra,1972年)○
- ジョシュ・ギブソン(Josh Gibson,1972年)△
- リック・フェレル(Rick Ferrell,1984年)●
- アーニー・ロンバルディ(Ernie Lombardi,1986年)●
- ジョニー・ベンチ(Johnny Bench,1989年)#○
- カールトン・フィスク(Carlton Fisk,2000年)○
- ゲーリー・カーター(Gary Carter,2003年)○
- ビズ・マッキー(Biz Mackey,2006年)▲
- ルイス・サントップ(Louis Santop,2006年)▲
[編集] 一塁手
- キャップ・アンソン(Cap Anson,1939年)●
- ルー・ゲーリック(Lou Gehrig,1939年)○
- ジョージ・シスラー(George Sisler,1939年)○
- ダン・ブロウザース(Dan Brouthers,1945年)●
- フランク・チャンス(Frank Chance,1946年)●
- ジミー・フォックス(Jimmie Foxx,1951年)○
- ビル・テリー(Bill Terry,1954年)○
- ハンク・グリーンバーグ(Hank Greenberg,1956年)○
- ジェイク・ベックリー(Jeke Beckley,1971年)●
- バック・レナード(Buck Leonard,1972年)△
- ジョージ・ケリー(George Kelly,1973年)●
- ジム・ボトムリー(Jim Bottomley,1974年)●
- ロジャー・コナー(Roger Connor,1976年)●
- ジョニー・マイズ(Johnny Mize,年)●
- ハーモン・キルブリュー(Harmon Killebrew,1984年)○
- ウィリー・マッコビー(Willie McCovey,1986年)#○
- オーランド・セペダ(Orlando Cepeda,1999年)●
- トニー・ペレス(Tony Perez,2001年)○
- エディ・マレー(Eddie Murray,2003年)#○
- ミュール・サトルス(Mule Suttles,2006年)▲
- ベン・テイラー(Ben Taylor,2006年)▲
[編集] 二塁手
- ナップ・ラジョイ(Nap Lajoie,1937年)○
- エディ・コリンズ(Eddie Collins,1937年)○
- ロジャース・ホーンスビー(Rogers Hornsby,1942年)○
- ジョニー・エバース(Johnny Evers,1946年)●
- フランキー・フリッシュ(Frankie Frisch,1947年)○
- チャーリー・ゲーリンジャー(Charlie Gehringer,1949年)○
- ジャッキー・ロビンソン(Jackie Robinson,1962年)#○
- ビリー・ハーマン(Billy Herman,1975年)●
- ボビー・ドーア(Bobby Doerr,1986年)●
- レッド・シェーエンディスト(Red Schoendienst,1989年)●
- ジョー・モーガン(Joe Morgan,1990年)#○
- ロッド・カルー(Rod Carew,1991年)#○
- トニー・ラゼリ(Tony Lazzeri,1991年)●
- ネリー・フォックス(Nellie Fox,1997年)●
- ビッド・マクフィー(Bid McPhee,2000年)●
- ビル・マゼロスキー(Bill Mazeroski,2001年)●
- ライン・サンドバーグ(Ryne Sandberg,2005年)○
- フランク・グラント(Frank Grant,2006年)▲
[編集] 三塁手
- ジミー・コリンズ(Jimmy Collins,1945年)●
- パイ・トレイナー(Pie Traynor,1948年)○
- フランク・ベーカー(Frank Baker,1955年)●
- ジュディ・ジョンソン(Judy Johnson,1975年)△
- フレディ・リンドストロム(Freddy Lindstrom,1976年)●
- エディ・マシューズ(Eddie Mathews,1978年)○
- ジョージ・ケル(George Kell,1983年)●
- ブルックス・ロビンソン(Brooks Robinson,1983年)#○
- レイ・ダンドリッジ(Ray Dandrige,1987年)●
- マイク・シュミット(Mike Schmidt,1995年)#○
- ジョージ・ブレット(George Brett,1999年)#○
- ウェイド・ボッグス(Wade Boggs,2005年)#○
- ジャッド・ウィルソン(Jud Wilson,2006年)▲
[編集] 遊撃手
- ホーナス・ワグナー(Honus Wagner,1936年)○
- ヒューイー・ジェニングス(Hughie Jennings,1945年)●
- ジョー・ティンカー(Joe Tinker,1946年)●
- ボビー・ウォレス(Bobby Wallace,1953年)●
- ラビット・マランビル(Rabbit Maranville,1954年)○
- ジョー・クローニン(Joe Cronin,1956年)○
- ルーク・アップリング(Luke Appling,1964年)○
- モンテ・ウォード(Monte Ward,1964年)●
- ルー・ブードロー(Lou Boudreau,1970年)○
- デーブ・バンクロフト(Dave Bancroft,1971年)●
- アーニー・バンクス(Ernie Banks,1977年)#○
- ポップ・ロイド(Pop Lloyd,1977年)△
- ジョー・シーウェル(Joe Sewell,1977年)●
- トラビス・ジャクソン(Travis Jackson,1982年)●
- ルイス・アパリシオ(Luis Aparicio,1984年)○
- ピー・ウィー・リース(Pee Wee Reease,1984年)●
- アーキー・ボーハン(Arky Vaughan,1985年)●
- フィル・リズート(Phil Rizzuto,1994年)●
- ウイリー・ウェルズ(Willie Wells,1997年)●
- ジョージ・デービス(George Davis,1998年)●
- ロビン・ヨーント(Robin Yount,1999年)#○
- オジー・スミス(Ozzie Smith,2002年)#○
- カル・リプケン(Calvin Edwin Ripken Jr,2007年)#○
[編集] 左翼手
- フレッド・クラーク(Fred Clarke,1945年)●
- エド・デラハンティ(Ed Delahanty,1945年)●
- ジム・オルーク(Jim O'Rourke,1945年)●
- ジェシー・バーケット(Jesse Burkett,1946年)●
- アル・シモンズ(Al Simmons,1953年)○
- ザック・ウィート(Zack Wheat,1959年)●
- ヘイニー・マヌッシュ(Heinie Manush,1964年)●
- テッド・ウィリアムズ(Ted Williams,1966年)#○
- グース・ゴスリン(Goose Goslin,1968年)●
- ジョー・メドウィック(Joe Medwick,1968年)○
- スタン・ミュージアル(Stan Musial,1969年)#○
- チャック・ヘイフィー(Chick Hefey,1971年)●
- ジョー・ケリー(Joe Kelley,1971年)●
- モンテ・アービン(Monte Irvin,1973年)●
- ラルフ・カイナー(Ralph Kiner,1975年)○
- ルー・ブロック(Lou Brock,1985年)#○
- ビリー・ウィリアムズ(Billy Williams,1987年)○
- ウィリー・スタージェル(Willie Stargell,1988年)#○
- カール・ヤストレムスキー(Carl Yastrzemski,1989年)#○
[編集] 中堅手
- タイ・カッブ(Ty Cobb,1936年)○
- トリス・スピーカー(Tris Speaker,1937年)○
- ヒュー・ダフィー(Hugh Duffy,1945年)●
- ジョー・ディマジオ(Joe DiMaggio,1955年)○
- マックス・キャリー(Max Carey,1961年)●
- ビリー・ハミルトン(Billy Hamilton,1961年)●
- エド・ローシュ(Edd Roush,1962年)●
- ロイド・ウェイナー(Lloyd Waner,1967年)●
- アール・コームズ(Earle Combs,1970年)●
- ミッキー・マントル(Mickey Mantle,1974年)#○
- クール・パパ・ベル(Cool Papa Bell,1974年)△
- アール・アブリル(Earl Averill,1975年)●
- オスカー・チャールストン(Oscar Charleston,1976年)△
- ウイリー・メイズ(Willie Mays,1979年)#○
- ハック・ウィルソン(Hack Wilson,1979年)●
- デューク・スナイダー(Duke Snider,1980年)○
- リッチー・アッシュバーン(Richie Ashburn,1995年)●
- ラリー・ドビー(Larry Doby,1998年)●
- ターキー・ステアーンズ(Turkey Sternes,2000年)●
- カービー・パケット(Kirby Pukett,2001年)#○
- ウィラード・ブラウン(Willard Brown,2006年)▲
- ピート・ヒル(Pete Hill,2006年)▲
- クリストバル・トリエンテ(Cristóbal Torriente,2006年)▲
[編集] 右翼手
- ベーブ・ルース(Babe Ruth,1936年)○
- ウイリー・キーラー(Willie Keeler,1939年)○
- キング・ケリー(King Kelly,1945年)●
- トミー・マッカーシー(Tommy McCarthy,1946年)●
- メル・オットー(Mell Ott,1951年)○
- ハリー・ヘイルマン(Harry Heilmann,1952年)○
- ポール・ウェイナー(Paul Waner,1952年)○
- サム・クロフォード(Sam Crawford,1957年)●
- エルマー・フリック(Elmer Flick,1963年)●
- サム・ライス(Sam Rice,1963年)●
- キキ・カイラー(Kiki Cuyler,1968年)●
- ハリー・フィーバー(Harry Hooper,1971年)●
- ロス・ヤングス(Ross Youngs,1972年)●
- ロベルト・クレメンテ(Roberto Clemente,1973年)○
- サム・トンプソン(Sam Thompson,1974年)●
- アル・ケーライン(Al Kaline,1980年)#○
- チャック・クライン(Chuck Klein,1980年)●
- ハンク・アーロン(Hank Aaron,1982年)#○
- フランク・ロビンソン(Frank Robinson,1982年)#○
- イーノス・スローター(Enos Slaughter,1985年)●
- レジー・ジャクソン(Reggie Jackson,1993年)#○
- デーブ・ウィンフィールド(Dave Winfield,2001年)#○
- トニー・グウィン(Anthony("Tony") Keith Gwynn,2007年)#○
[編集] 指名打者
- ポール・モリター(Paul Molitor,2004年)#○
[編集] 監督
- コニー・マック(Connie Mack,1937年)●
- ジョン・マグロー(John McGraw,1937年)●
- ウィルバート・ロビンソン(Wilbert Robinson,1945年)●
- ジョー・マッカーシー(Joe McCarthy,1962年)●
- ビル・マケシュニー(Bill McKechnie,1962年)●
- ミラー・ハギンス(Miller Huggins,1964年)●
- ケーシー・ステンゲル(Casey Stengel,1966年)●
- バッキー・ハリス(Bucky Harris,1975年)●
- アル・ロペス(Al Lopez,1977年)●
- ウォルター・オルストン(Walter Alston,1983年)●
- レオ・ドローチャー(Leo Durocher,1994年)●
- ネッド・ハンセン(Ned Hanlon,1996年)●
- アール・ウィーバー(Earl Weaver,1996年)●
- トミー・ラソーダ(Tommy Lasorda,1997年)●
- フランク・セレー(Frank Selee,1999年)●
- スパーキー・アンダーソン(Sparky Anderson,2000年)●
[編集] 審判
- トム・コナリー(Tom Connolly,1953年)●
- ビル・クレム(Bill Klem,1953年)●
- ビリー・エバンス(Billy Evans,1973年)●
- ジョッコ・コンラン(Jocko Conlan,1974年)●
- カル・ハバード(Cal Hubbard,1976年)●
- アル・バーリック(Al Barick,1989年)●
- ビル・マゴワン(Bill McGowan,1992年)●
- ネスター・チャイラク(Nestor Chylak,1999年)●
[編集] 発展貢献者
- モーガン・バルケリー(Morgan Bulkeley,1937年)●
- バン・ジョンソン(Ban Johnson,1937年)●
- ジョージ・ライト(George Wright,1937年)●
- アレクサンダー・カートライト(Alexander Cartwright,1938年)●
- ヘンリー・チャドウィック(Henry Chadwick,1938年)●
- チャールズ・コミスキー(Charlie Comiskey,1939年)●
- キャンディ・カミングス(Candy Cummings,1939年)●
- アル・スポルディング(Al Spalding,1939年)●
- ケネソー・マウンテン・ランディス(Kenesaw Mountain Landis,1946年)●
- エド・バーロウ(Ed Barrow,1953年)●
- ハリー・ライト(Harry Wright,1953年)●
- ブランチ・リッキー(Branch Rickey,1967年)●
- フォード・フリック(Ford Frick,1970年)●
- ジョージ・ワイス(George Weiss,1971年)●
- ウイル・ハリッジ(Will Harridge,1972年)●
- ラリー・マクフェイル(Larry MacPhail,1978年)●
- ウォーレン・ジャイルズ(Warren Giles,1979年)●
- トム・ヨーキー(Tom Yawkey,年)●
- ルーブ・フォスター(Rube Foster,1981年)●
- ハッピー・チャンドラー(Happy Chandler,1982年)●
- ビル・ベック(Bill Veeck,1991年)●
- ウイリアム・ハルバート(William Hulbert,1995年)●
- リー・マクファイル(Lee MacPhail,1998年)●
- エファ・マンリー(Effa Manley,2006年)▲
- アレックス・ポンペス(Alex Pompez,2006年)▲
- カム・ポージー(Cum Posey,2006年)▲
- ソル・ホワイト(Sol White,2006年)▲
- J・L・ウィルキンソン(J.L. Wilkinson, 2006年)▲