茅ヶ崎駅
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茅ヶ崎駅(ちがさきえき)は、神奈川県茅ヶ崎市元町にある東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
- 島式ホーム3面6線を有する地上駅。橋上駅舎を備える直営駅で、みどりの窓口が設置されている。
- ホームは北側の1・2番線を相模線が、他を東海道本線が使用している。
- 3・4番線ホームはいわゆるライナー用で、ライナー列車の運行時間帯以外は閉鎖されている。ただ閉鎖されていても貨物列車などが通過する際には通過を知らせる放送が流れる。また、このホームは10両分の長さしかないため、12両編成のE351系が使用される「おはようライナー新宿22号」「ホームライナー小田原27号」が停車する際には、1~3号車のドアは締切扱い(ドアカット)となる。なお、発車標は閉鎖時には上段に「通過 PASS」が表示されるが、下段は閉鎖中でもお知らせや接近表示が表示されている。
- ホームの長さは1・2番線が4両分、3・4番線が前述の通り10両分、5・6番線が15両分である。
- 相模線ホームの北茅ヶ崎寄りの端の嵩上げされていないところに烏帽子岩のモニュメントがある。また、かつて使用された腕木式信号機が保存されている。
- 相模線は、当駅の寒川寄りに急カーブ(全国のJR線で最急)がある。
[編集] のりば
1・2 | ■相模線 | 海老名・上溝・橋本・(横浜線)八王子方面 |
3 | ■東海道線(湘南ライナー) | 品川・東京・新宿方面 |
4 | ■東海道線(湘南ライナー) | 平塚・小田原方面 |
5 | ■東海道線 | 大船・横浜・品川・東京方面 |
■湘南新宿ライン高崎線直通 | 渋谷・新宿・池袋・大宮・熊谷・高崎方面 | |
6 | ■東海道線 | 平塚・小田原・熱海・沼津・(伊東線)伊東方面 |
[編集] 利用状況
2005年度の利用者数は1日平均54,041人で、JR東日本の駅の中では83番目に多い。
[編集] 駅周辺
[編集] 北口
- 茅ヶ崎ラスカ(駅ビル)
- イトーヨーカドー茅ヶ崎店
- ヤマダ電機・ダイクマ
- エメロード商店街
- 茅ヶ崎市役所
- 茅ヶ崎サティ
- ジャスコ茅ヶ崎店
- フレスポ茅ヶ崎
- 電源開発技術開発センター・茅ヶ崎研究所
- 国道1号
- 文教大学
[編集] 南口
[編集] 路線バス
[編集] 北口(茅ヶ崎駅)
- 神奈川中央交通
- 1番乗り場
- 2番乗り場
- <茅15> 鶴が台団地
- <茅17> 松風台
- <茅81> 松風台(鶴が台団地経由)※深夜バス…平日・土曜のみ
- 3番乗り場
- <茅06> 平塚駅北口
- <茅31> 松尾循環
- <茅35> 浜見平団地(松尾経由)
- 4番乗り場
- 5番乗り場
- <茅41> 小谷(今宿・寒川高校前・寒川駅入口経由)
- <茅45> 小谷(鶴嶺・寒川高校前・寒川駅入口経由)
- <茅48> 古川・今宿循環
- <茅53> 寒川駅南口(鶴嶺・古川・下河原経由)
- <茅54> 寒川駅南口(鶴嶺・古川・山伏塚経由)
- <茅52> 西一之宮(鶴嶺・古川・山伏塚経由)※夜間のみ
- 6番乗り場
- <茅25> 寒川駅南口(矢畑経由)
- <茅26> 文教大学(矢畑・寒川駅南口経由)※平日・土曜朝除く
- 7番乗り場
- <茅26> 文教大学(矢畑・寒川駅南口経由)※平日・土曜朝のみ
- <茅50> 文教大学(小出二本松経由)※平日・土曜朝のみ
[編集] 南口(茅ヶ崎駅南口)
- 神奈川中央交通、江ノ島電鉄、茅ヶ崎市コミュニティバス「えぼし号」(神奈川中央交通に運行委託)
- 1番乗り場
- <茅09> 東海岸循環(神奈中)
- <茅33> 浜見平団地・松尾(中海岸経由)(神奈中)
- <茅37> 浜見平団地(西浜経由)(神奈中)
- 2番乗り場
- <辻12> 辻堂駅南口(若松町・浜竹経由)(神奈中)
- <辻13> 辻堂駅南口(平和町・浜竹経由)(神奈中)
- <辻02> 辻堂駅南口(平和町・辻堂団地経由)(神奈中)
- 辻堂駅南口(浜須賀・辻堂団地経由)(江ノ電)※土曜・休日1本のみ
- 4番乗り場
- えぼし号中海岸・南湖ルート(西浜方面)(茅ヶ崎市)※土曜・休日は下町経由
- えぼし号中海岸・南湖ルート(病院前方面)(茅ヶ崎市)※平日・土曜午前のみ
[編集] 歴史
- 1898年(明治31年)6月15日 - 国鉄東海道本線の駅として開業。旅客・貨物取扱を開始。
- 1921年(大正10年)9月28日 - 相模鉄道相模線が開業。
- 1944年(昭和19年)6月1日 - 相模鉄道相模線が国有化。国鉄相模線となる。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 貨物(車扱貨物)の取扱を廃止。有蓋車用の貨物ホームが設置されていた。
- 1985年(昭和60年)3月14日 - 荷物取扱を廃止。
- 1985年(昭和60年)4月19日 - 橋上駅舎・駅ビル「茅ヶ崎ルミネ」開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道の駅となる。
- 1996年(平成8年)10月頃 - 北口バスターミナルの大改修工事着工。
- 1998年(平成10年)10月1日 - 北口バスターミナルの大改修工事が竣工。
- 2006年(平成18年)3月1日 - 駅ビル「茅ヶ崎ルミネ」が「茅ヶ崎ラスカ」に改称される。
- 2006年(平成18年)4月21日 - 自動改札機がSuicaのオートチャージ対応の新型に更新される。
[編集] 発車メロディについて
2000年8月に茅ヶ崎市出身の桑田佳祐率いるサザンオールスターズが当駅に近い茅ヶ崎公園野球場にて凱旋コンサートを開催し、「茅ヶ崎=サザン」のイメージが確固たるものとなった。そこで当駅で彼らの楽曲を発車メロディに導入しようという案が茅ヶ崎市民の間で浮上し、当駅を管轄するJR東日本横浜支社に要望書を提出し、導入希望曲もホーム数に合わせ6曲挙げられたが、スムーズな乗降車に支障をきたすとして却下された。但し、代案として凱旋コンサート開催の翌2001年の夏季のみ駅構内BGMとしてオルゴールで彼らの楽曲を流した。
なお、当駅6番線の発車メロディは、1~5番線の他、他駅でも一切使用されていないオリジナル曲である。かつては5番線でも同じ曲を使用していたが、島式である5・6番線ホームで同じメロディを使用していてはどちらが発車するのか分かり辛いために2002年7月より変更された。1・2番線でも2001年10月まで相模線統一のメロディを使用していたが、現在はなぜかベルとなっている。また、4番線のメロディ「JRSH-7」は現在当駅と高崎線本庄駅でしか使用されていない珍しいメロディーであるが、同のりばは下りライナー専用ホームであり、しかも2006年3月18日以降東京発の湘南ライナーが1本を除き旅客線経由となったために平日の夜に5回(湘南ライナー1号、ホームライナー小田原21・23・25・27号)しか流れるチャンスがない。
[編集] 隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- ■東海道線
- ■相模線
-
- 茅ヶ崎駅 - 北茅ヶ崎駅
-
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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