藤沢駅
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藤沢駅(ふじさわえき)は、神奈川県藤沢市藤沢(南側は南藤沢)にある東日本旅客鉄道(JR東日本)・小田急電鉄・江ノ島電鉄(江ノ電)の駅である。
目次 |
[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
[編集] JR東日本
[編集] のりば
1 | ■東海道線(ライナー) | 品川・東京・新宿方面 |
2 | ■東海道線(ライナー) | 茅ケ崎・平塚・国府津・小田原方面 |
3 | ■東海道線 | 横浜・東京方面 |
■湘南新宿ライン(高崎線直通) | 新宿・大宮・熊谷・高崎・前橋方面 | |
4 | ■東海道線 | 茅ケ崎・平塚・小田原・熱海・伊東方面 |
- 平日朝ラッシュ時に当駅始発の上り列車が2本設定されており、着席通勤のために30分前から並ぶ人も居る。始発列車到着前はホームに非常に長い列ができ、混雑の原因となっている。
- 一部のライナー列車及び土曜・休日の湘南ライナーは3・4番線に停車する。
- 1・2番線は10両分の長さしかないため、12両編成のE351系を使用するおはようライナー新宿22号・ホームライナー小田原27号では1~3号車のドアを締切扱い(ドアカット)している。
- 3・4番線の発車メロディは車掌ではなく駅員が操作を行う。このためホームの中央にスイッチがある。
- 3・4番線辻堂駅寄りのKIOSKは、2006年3月17日に東海道本線東京口から113系が撤退するのに先立ち、「湘南電車キヨスク」としてリニューアルした。これは80系をあしらった形態となっている。
- 駅コンコースの改札外にはNEWDAYSがある。
[編集] 小田急電鉄
- 頭端式ホーム2面3線の地上駅。相模大野方面~片瀬江ノ島を直通する列車はこの駅でスイッチバックを行う。
- 江ノ島線の大野方面~藤沢市街地の建設に際しては、用地買収の手間が掛からない西側を通す事になったが、当駅でそのまま江ノ島へ進むと現在の江ノ島電鉄線と完全に並行する事となり、それを避ける様に鉄道省から指導されていたため、当駅でスイッチバックして西側を進むルートを採った。
- JRへの連絡改札口があるが、自動改札機は壁際に2通路しかなかった。このため、連絡乗車券を所持している場合は自動改札機を利用せずに通過する事ができた。2006年11月から翌2007年3月まで改良工事を行い、同月3日から連絡通路自体の拡幅と共に自動改札機が11通路増設され、どの様な乗車券を持っていても自動改札機を通過する事が必要になった。また、従来の精算窓口に代わって自動精算機が設置された。
- 特急ロマンスカー「えのしま」「ホームウェイ」が停車する。小田急電鉄駅長所在駅で、小田急は藤沢管区藤沢管内として片瀬江ノ島~六会日大前間を管理している。
[編集] のりば
1 | ■江ノ島線 | 片瀬江ノ島方面/大和・相模大野・町田・新宿方面 |
2 | ■江ノ島線(線路は3番ホームと共通・新宿行きは特急のみ) | 片瀬江ノ島方面/新宿方面 |
3 | ■江ノ島線(線路は2番ホームと共通) | 大和・相模大野・町田・新宿方面 |
4 | ■江ノ島線 | 大和・相模大野・町田・新宿方面 |
- 1・2番ホームには冷暖房完備の待合室が設置されている。
- 10両編成は、1番ホームのみ入線可能。
[編集] 江ノ島電鉄
- 江ノ電の駅は、JR・小田急の駅の南口からバスターミナルを挟んだ南側にある小田急百貨店藤沢店(旧・江ノ電百貨店)の2階部分にある。JR・小田急の駅の南口からはペデストリアンデッキで直接つながっており、一部には屋根も設置してあるので雨天時でも濡れずに行き来できる。パスモ対応の自動改札機が設置されているが、パスネットには対応していない。トイレは乗車ホームの先端(石上駅側)に設置されている。2006年7月に多目的トイレが設置された(ベビーベッド及びオストメイト対応設備あり)。
- 売店は改札外に設置され、喫茶店「江ノ電の珈琲屋さん」が隣接している。
- かつては2面2線の地上駅であったが、駅周辺の再開発に伴い現在の2面1線になった。当初は地下化する計画もあったが、車両の難燃化などの問題から高架化となった。
[編集] のりば
1線のみの線路両側に降車・乗車に分かれたホームがあり、改札口から入って左側が乗車ホームである。江ノ電の列車には2両編成と4両編成があり、4両編成の列車が到着する際は発車標で「4」の表示の場所で並ぶ様に案内される。
[編集] 利用状況
[編集] 駅周辺
[編集] 路線バス
[編集] 北口(藤沢駅北口)
- 神奈川中央交通、江ノ島電鉄、京成バス
- 1番乗り場
- <藤01> 高山車庫(神明町経由)(神奈中)
- 鵠沼車庫(上村経由)(江ノ電)※土曜・休日1本のみ
- 2番乗り場
- 3番乗り場
- <藤04> 辻堂団地(長久保経由)(神奈中)
- 辻堂団地(同上)(江ノ電)
- <藤06> 辻堂駅南口(同上)(神奈中)
- 辻堂駅南口(同上)(江ノ電)※1日1~5本のみ
- 4番乗り場
- 鵠沼車庫前(藤原経由)(江ノ電)
- 5番乗り場
- <船32> 大船駅西口(柄沢橋・渡内経由)(神奈中)
- <船33> 大船駅西口(柄沢橋・関谷インター経由)(神奈中)
- 6番乗り場
- <藤101> 藤が岡循環(神奈中)※ミニバス(平日朝を除く)
- <藤102> 藤が岡1・2丁目循環(神奈中)※ミニバス(平日朝のみ)
- <藤103> 藤が岡3丁目循環(神奈中)※ミニバス(同上)
- <空港連絡バス> 成田国際空港(神奈中・京成)
- 7・8番乗り場
- 降車場
- 9番乗り場
- <藤02> 高山車庫(上村経由)(神奈中)
- <藤03> 辻堂駅北口(同上)(神奈中)
- <藤07> 茅ヶ崎駅北口(南仲通り経由)(神奈中)
- <藤08> 茅ヶ崎駅北口(藤沢市民病院経由)(神奈中)※平日朝・昼のみ
- <藤09> 辻堂駅北口(南仲通り経由)(神奈中)
- <藤10> 辻堂駅北口(藤沢市民病院経由)(神奈中) ※平日朝・昼のみ
- <藤12> 湘南ライフタウン(南仲通り・大庭隧道・駒寄経由)(神奈中)
- <藤13> 湘南ライフタウン(藤沢市民病院・大庭隧道・駒寄経由)(神奈中)※平日3本のみ
- <藤15> 湘南ライフタウン(南仲通り・大六天・カントリー経由)(神奈中)※1日2~5本のみ
- <藤39> 湘南台駅西口(南仲通り・大六天・カントリー・大辻・湘南ライフタウン経由)(神奈中)
- 10番乗り場
- 11番乗り場
- 大船駅(四季の杜・武田薬品前経由)(江ノ電)
- 四季の杜(武田薬品前経由)(江ノ電)
[編集] 南口(藤沢駅南口)
- 江ノ島電鉄、江ノ電バス、京浜急行バス、南海バス
- 1番乗り場
- 鎌倉駅(川名橋・深沢経由)(江ノ電)
- 鎌倉駅(富士見ヶ丘・深沢経由)(江ノ電) ※夜間のみ
- 桔梗山(同上)(江ノ電)
- 2番乗り場
- 小動(富士見ヶ丘・津村・腰越駅経由)(江ノ電)
- 藤沢駅(循環 富士見ヶ丘・津村・腰越駅経由)(江ノ電)※土曜・休日朝のみ
- 藤沢駅(循環 富士見ヶ丘・津村・腰越駅・七里ヶ浜東台経由)(江ノ電)※1日4~5本のみ
- 藤沢駅(循環 富士見ヶ丘・西鎌倉・片瀬山経由)(江ノ電)
- 手広車庫(富士見ヶ丘経由)(江ノ電)
- 3番乗り場
- 藤沢駅(循環 片瀬山・西鎌倉経由)(江ノ電)
- 手広車庫(片瀬山・西鎌倉経由)(江ノ電)
- 津村(同上)(江ノ電)
- 鵠沼車庫前(江ノ島海岸経由)(江ノ電)※平日1本のみ
- 鵠沼車庫前(江ノ島海岸・江ノ島経由)(江ノ電)
- 湘南港桟橋(同上)(江ノ電)※平日3本のみ
- 江ノ島(江ノ島海岸経由)(江ノ電)
- 藤沢駅(循環 腰越海岸・津村経由)(江ノ電)※朝のみ
- 4番乗り場
- 大船駅東口(富士見ヶ丘・長島経由)(江ノ電)※1日3~5本
- 長島(江ノ電)※朝のみ、平日は急行
- 5番乗り場
- 高根(江ノ電バス)
- 6番乗り場
- 降車場
- 7番乗り場
- 8番乗り場
- 渡内中央(川名橋経由)(江ノ電)
- 藤沢駅(循環 川名橋・湘南深沢・笛田経由)(江ノ電)
[編集] 歴史
- 1887年(明治20年)7月11日 - 国鉄東海道本線 旧・横浜駅~国府津駅間開通と同時に開業し、旅客・貨物取扱を開始。
- 1902年(明治35年)9月1日 - 江ノ島電鉄の駅が開業。
- 1929年(昭和4年)4月1日 - 小田急江ノ島線の駅が開業。
- 1969年(昭和44年)10月1日 - 新設の湘南貨物駅に貨物取扱業務を移管。
- 1974年(昭和49年)6月7日 - 江ノ島電鉄の現駅舎供用開始。
- 1980年(昭和55年)6月1日 - 南北自由通路が完成し、供用開始。
- 1985年(昭和60年)3月14日 - 国鉄駅での荷物取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により国鉄の駅はJR東日本の駅となる。
- 2006年(平成18年)3月10日 - JR東日本の3・4番線辻堂寄りのKIOSKが「湘南電車キオスク」としてリニューアル。
[編集] 乗降人員数
- 小田急電鉄
- 142,109人(2005年度)
- 142,096人(2000年度)
- 165,038人(1995年度)
- 166,924人(1993年度・当駅の乗降人員数最高値年度)
- 161,123人(1990年度)
- 138,261人(1985年度)
- 118,798人(1980年度)
- 98,948人(1975年度)
- 84,713人(1970年度)
- 65,948人(1965年度)
- 40,239人(1960年度)
- 28,612人(1955年度)
- 21,671人(1950年度)
- 18,979人(1946年度・<1945年度は資料なし>)
- 4,556人(1940年度)
- 1,862人(1935年度)
- 1,955人(1930年度)
1993年度以降、乗降人員数は減少傾向にある。
[編集] 隣の駅
- 小田急電鉄
- ■江ノ島線
- 江ノ島電鉄
- ■江ノ島電鉄線
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- 藤沢駅 - 石上駅
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