1997年のスポーツ
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< 1997年
目次 |
[編集] できごと
- 1月25日 - 女子テニスのマルチナ・ヒンギスが史上最年少の16歳3ヶ月で全豪オープン初優勝。3月31日に史上最年少の世界ランキング1位になる。
- 2月2日 - 東京の東レ・パン・パシフィック・テニスにて、シュテフィ・グラフがヒンギスとの決勝戦に出場できなくなる。グラフは左膝の故障が深刻になっていた。
- 3月1日 - ストックホルムオリンピックの金メダルを剥奪されたジム・ソープの家族に85年ぶりに金メダルを返還。
- 4月13日 - ゴルフのタイガー・ウッズが史上最年少の21歳3ヶ月でマスターズ・トーナメント初優勝。
- 5月24日 - 伊良部秀輝投手がアメリカメジャーリーグのニューヨーク・ヤンキースと契約。
- 6月24日 - オリックスのイチロー選手が、209打席無三振のプロ野球記録を達成。
- 9月5日 - IOC総会、アテネを2004年夏季オリンピックの開催地に決定
- 10月6日 - パリで開催されていた国際柔道連盟総会で、カラー柔道着導入を圧倒的多数で可決。
- 11月16日 - サッカー日本代表がワールドカップ・サッカー最終予選でイランを破り、大会初出場を決める。
[編集] 総合競技大会
- 第18回冬季ユニバーシアード(韓国・茂朱、全州・1月24日~2月2日) - 日本の獲得メダル:金9、銀9、銅7
- 第6回スペシャルオリンピックス冬季世界大会(カナダ・トロント、コリングウッド・2月7日~11日)
- 第5回ワールドゲームズ (フィンランド・ラハティ・8月7日~17日) - 日本の獲得メダル:金6、銀3、銅5
- 第18回世界ろう者競技大会(デンマーク・コペンハーゲン・7月13日~26日) - 日本の獲得メダル:金6、銀1、銅1
- 第19回夏季ユニバーシアード(イタリア・シチリア・8月18日~31日) - 日本の獲得メダル:金14、銀8、銅11
- 第2回東アジア競技大会(韓国・釜山・5月10日~17日) - 日本の獲得メダル:金47、銀53、銅53
- 第52回なみはや国体(冬季スケート・アイスホッケー - 北海道・1月25日~28日、冬季スキー・バイアスロン - 秋田県・2月20日~23日、夏季 - 大阪府・9月13日~16日、秋季 - 大阪府・10月25日~30日)
[編集] アイスホッケー
- スタンレーカップ決勝(1996-1997シーズン)
- デトロイト・レッドウィングス (4戦全勝) フィラデルフィア・フライヤーズ
[編集] アメリカンフットボール
- スーパーボウル - グリーンベイ・パッカーズが、ニューイングランド・ペイトリオッツを35対21で下す。
[編集] 大相撲
幕内最高優勝
- 年間最優秀力士賞(年間最多勝):貴乃花光司(78勝12敗)
[編集] 競馬
[編集] 日本のGI競走
- 中央競馬
- フェブラリーステークス(東京競馬場・2月16日) 優勝:シンコウウインディ、騎手:岡部幸雄
- 桜花賞(阪神競馬場・4月5日) 優勝:キョウエイマーチ、騎手:松永幹夫
- 皐月賞(中山競馬場・4月13日) 優勝:サニーブライアン、騎手:大西直宏
- 天皇賞(春)(京都競馬場・4月27日) 優勝:マヤノトップガン、騎手:田原成貴
- NHKマイルカップ(東京競馬場・5月11日) 優勝:シーキングザパール、騎手:武豊
- 高松宮杯(中京競馬場・5月18日) 優勝:シンコウキング、騎手:岡部幸雄
- 優駿牝馬(オークス)(東京競馬場・5月25日) 優勝:メジロドーベル、騎手:吉田豊
- 東京優駿(日本ダービー)(東京競馬場・6月1日) 優勝:サニーブライアン、騎手:大西直宏
- 安田記念(東京競馬場・6月8日) 優勝:タイキブリザード 騎手:岡部幸雄
- 宝塚記念(京都競馬場・7月6日) 優勝:マーベラスサンデー 騎手:武豊
- 秋華賞(京都競馬場・10月19日) 優勝:メジロドーベル、騎手:吉田豊
- 天皇賞(秋)(東京競馬場・10月26日) 優勝:エアグルーヴ、騎手:武豊
- 菊花賞(京都競馬場・11月2日) 優勝:マチカネフクキタル、騎手:南井克巳
- エリザベス女王杯(京都競馬場・11月9日) 優勝:エリモシック、騎手:的場均
- マイルチャンピオンシップ(京都競馬場・11月16日) 優勝:タイキシャトル、騎手:横山典弘
- ジャパンカップ(東京競馬場・11月23日) 優勝:ピルサドスキー、騎手:マイケル・キネーン
- 阪神3歳牝馬ステークス(阪神競馬場・11月30日) 優勝:アインブライド、騎手:古川吉洋
- 朝日杯3歳ステークス(中山競馬場・12月7日) 優勝:グラスワンダー、騎手:的場均
- スプリンターズステークス(中山競馬場・12月14日) 優勝:タイキシャトル、騎手:岡部幸雄
- 有馬記念(中山競馬場・12月21日) 優勝:シルクジャスティス、騎手:藤田伸二
- 地方競馬
- 川崎記念 (川崎競馬場・2月5日) 優勝:ホクトベガ、騎手:横山典弘
- 帝王賞(大井競馬場・6月24日) 優勝:コンサートボーイ、騎手:的場文男
- マイルチャンピオンシップ南部杯(盛岡競馬場・10月10日) 優勝:タイキシャーロック、騎手:横山典弘
- ダービーグランプリ(盛岡競馬場・11月3日) 優勝:テイエムメガトン、騎手:菊地昇吾
- 東京大賞典(大井競馬場・12月28日) 優勝:トーヨーシアトル、騎手:松永昌博
[編集] JRA賞
- 年度代表馬・最優秀5歳以上牝馬 エアグルーヴ
- 最優秀3歳牡馬 グラスワンダー
- 最優秀3歳牝馬 アインブライド
- 最優秀4歳牡馬 サニーブライアン
- 最優秀4歳牝馬・最優秀父内国産馬 メジロドーベル
- 最優秀5歳以上牡馬 マーベラスサンデー
- 最優秀短距離馬 タイキシャトル
- 最優秀ダートホース 該当馬なし
- 最優秀障害馬 アワパラゴン
[編集] ゴルフ
[編集] 世界4大大会(男子)
- マスターズ優勝者:タイガー・ウッズ(アメリカ)
- 全米オープン優勝者:アーニー・エルス(南アフリカ)
- 全英オープン優勝者:ジャスティン・レナード(アメリカ)
- 全米プロゴルフ優勝者:デービス・ラブ3世(アメリカ)
ウッズのマスターズ最年少優勝が世界的な反響を呼び、テニスのヒンギスとともに“最年少フィーバー”を沸き起こした。
[編集] 世界4大大会(女子)
- クラフト・ナビスコ選手権優勝者:ベッツィ・キング(アメリカ)
- 全米女子プロゴルフ優勝者:クリス・ジョンソン(アメリカ)
- 全米女子オープン優勝者:アリソン・ニコラス(イギリス)
- デュモーリエ・クラシック優勝者:コリーン・ウォーカー(アメリカ)
[編集] 日本
[編集] サッカー
- ゼロックス・スーパーカップ
- 鹿島アントラーズ 3-2 ヴェルディ川崎
[編集] テニス
[編集] グランドスラム
- 全豪オープン 男子単優勝:ピート・サンプラス(アメリカ)、女子単優勝:マルチナ・ヒンギス(スイス)
- 全仏オープン 男子単優勝:グスタボ・クエルテン(ブラジル)、女子単優勝:イバ・マヨリ(クロアチア)
- ウィンブルドン 男子単優勝:ピート・サンプラス(アメリカ)、女子単優勝:マルチナ・ヒンギス(スイス)
- 全米オープン 男子単優勝:パトリック・ラフター(オーストラリア)、女子単優勝:マルチナ・ヒンギス(スイス)
ヒンギスが史上最年少の16歳で年間3冠を獲得。ゴルフのウッズとともに“最年少フィーバー”を沸き起こした。サンプラスはウィンブルドン選手権で4大大会優勝を「10勝」の大台に乗せた。
[編集] 野球
[編集] プロ野球
- セ・リーグ優勝 - ヤクルトスワローズ 83勝52敗
- 個人タイトル
- パ・リーグ優勝 - 西武ライオンズ 76勝56敗
- 個人タイトル
- 最優秀選手 西口文也(西武ライオンズ)
- 最優秀新人 小坂誠(千葉ロッテマリーンズ)
- 首位打者 イチロー(オリックスブルーウェーブ) .345
- 本塁打王 ナイジェル・ウィルソン(日本ハムファイターズ) 37本
- 打点王 小久保裕紀(福岡ダイエーホークス) 114点
- 最多安打 イチロー(オリックスブルーウェーブ) 185本
- 盗塁王 松井稼頭央(西武ライオンズ) 62個
- 最高出塁率 鈴木健(西武ライオンズ) .431
- 最優秀防御率 小宮山悟(千葉ロッテマリーンズ) 2.49
- 最多勝利 西口文也(西武ライオンズ) 15勝
- 小池秀郎(近鉄バファローズ) 15勝
- 最多奪三振 西口文也(西武ライオンズ) 192個
- 最高勝率 西口文也(西武ライオンズ) .750
- 最優秀救援投手 赤堀元之(近鉄バファローズ) 33SP
- 個人タイトル
- 日本シリーズ優勝 - ヤクルトスワローズ(4勝1敗)
[編集] 高校野球
- 第69回選抜高等学校野球大会優勝 天理(奈良県)
- 第79回全国高等学校野球選手権大会優勝 智弁和歌山(和歌山県)
[編集] メジャーリーグ
- 6月12日 - リーグ交流試合が126年のメジャーリーグの歴史で初めて行われるようになる。
- ワールドシリーズ - フロリダ・マーリンズがクリーブランド・インディアンスを4勝3敗で下し、優勝する。
[編集] 誕生
[編集] 死去
- 1月30日 - 山岸二郎(福岡県、テニス、*1912年)
- 4月13日 - 西田修平(和歌山県、陸上競技、*1910年)
- 4月26日 - 藤本英雄(山口県、野球、*1918年)
- 5月19日 - トロイ・ラットマン(アメリカ、レーシングドライバー、*1930年)
- 6月2日 - ヘレン・ジェイコブス(アメリカ、テニス、*1908年)
- 6月25日 - ジャック・イブ・クストー(フランス、探検家、*1910年)
- 7月23日 - 南部忠平(北海道、陸上競技、*1904年)
- 7月25日 - ベン・ホーガン(アメリカ、ゴルフ、*1912年)
- 8月17日 - プラム麻里子(東京都、プロレス、*1967年)
- 8月29日 - 大久保房松(青森県、競馬、*1897年)
- 9月10日 - フリッツ・フォン・エリック(ドイツ、プロレス、*1929年)
- 9月16日 - 坪内道則(大阪府、野球、*1914年)
- 10月5日 - ジョニー・バンダーミーア(アメリカ、野球、*1914年)
- 10月22日 - 柚木進(広島県、野球、*1920年)
- 11月4日 - 青田昇(兵庫県、野球、*1924年)
- 11月14日 - エディー・アーキャロ(アメリカ、競馬、*1916年)
- 11月20日 - ジョイス・ウェザード(イギリス、ゴルフ、*1901年)
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