ドラえもんの道具 (ああ-あと)
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ドラえもんのひみつ道具 | ||||||
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ドラえもんの道具 (ああ-あと) では、藤子・F・不二雄の漫画およびアニメ「ドラえもん」に登場するキャラクターであるドラえもんが、腹部の四次元ポケットから出す道具(ひみつ道具)のうち、読みが「ああ」から始まるものから「あと」で始まるものまでを列挙する。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] あいあいパラソル
あいあいパラソルは、『あいあいパラソル』(てんとう虫コミックス12巻に収録)に登場する。
外見は普通の和傘だがこの傘の下に2人同時に入り5分経つと、向かって左側の人が右側の人を猛烈に好きになる。つまり、自分が右、片思いの相手を左に入れると相思相愛になれる。
[編集] あいこグローブ
あいこグローブは、『男は決心!』(てんとう虫コミックス43巻に収録)に登場する。
ボクシングで用いるグラブを模した道具。このグラブを着けて他人と殴り合いをすると、自分や他人の実力の大小に関わらず互角に戦える。そのため気力の大小で決着が決まる。
ただし機械仕掛けの道具のため、コンクリなどの硬い物を叩くと壊れることがある。機械はややこしいため、一度壊れると直すのに苦労する。
[編集] アイディア考え機
アイディア考え機(アイディアかんがえき)は、『ドラえもん誕生』(書籍「ドラえもん 藤子不二雄の世界」(コロコロコミックデラックス)掲載)に登場する。
作中で、藤子・F・不二雄が新連載のアイディアが出ずに困っていたとき、「漫画の案を考えてくれる機械」があればいいと思い、想像した道具。すなわち、架空世界の中の架空の道具である。
[編集] 相手ストッパー
相手ストッパー(あいてストッパー)は、『ハッピーバースデイ・ジャイアン』(てんとう虫コミック23巻に収録)、『どっちがウソか!アワセール』(てんとう虫コミックス38巻に収録)に登場する。
機械に向かって声で命令すると、特定の相手の手足の動きを止めることができる。ジャイアンはこの道具を使って、自分の誕生パーティーを避けてのび太たちがどこかへ出かけるのを防止した。また、後に登場したときには、相手の時間も止めることができるようになった。
[編集] 愛を育てる家
※ 即席スイートホームを参照。
[編集] 赤まむしドリンク
赤まむしドリンク(あかまむしドリンク)は、『恐怖のディナーショー』(てんとう虫コミックス41巻に収録)に登場する。
ドラえもんがジャイアンのディナーショー対策として、自分とのび太と出木杉のために出したドリンク剤。このドリンクに特殊な効能があるのかは不明。
[編集] 空地じゅうたん
空地じゅうたん(あきちじゅうたん)は、『空中フック』(カラーコミックス6巻に収録)に登場する。
空中につり下げることができる道具「空中フック」を使い、空中に空地を作ることができるじゅうたん。
[編集] 亜空間コネクター
亜空間コネクター(あくうかんコネクター)は、『野比家は三十階』(てんとう虫コミックス41巻に収録)に登場する。
住宅を地面から離れた空中に浮かばせても、電気、水道、ガスなどを使えるようにつなげておく道具。形状は不明。「高層マンション化エレベーター」でのび太の家を30階の高度まで上昇させたときに使用した。
[編集] 悪運ダイヤ
悪運ダイヤ(あくうんダイヤ)は、『悪運ダイヤ』(てんとう虫コミックス8巻に収録)に登場する。
このダイヤを自分に擦り付け、その後誰かに持たせると、自分に降りかかった災難がすべてダイヤを持たせた相手に移ってしまう(どぶに落ちても自分はぬれず、持たせた相手が突然ずぶぬれになるなど)。ダイヤはこぶし大の大きさで、非常に魅力的に見えるため、道に捨てるだけで高確率で他人に拾わせることができる。
モチーフは持ち主が片っ端から非業の最期を遂げたという稀代のダイヤモンド「ホープダイヤモンド」だと思われる。
[編集] アクションカルタ
アクションカルタは、『長い長いお正月』(てんとう虫コミックス23巻に収録)に登場する。
カルタの一種。起動すると自動的に絵札が町中に散らばり、読み札に当たる機械から参加者のイヤホンにヒントが送られ、それを頼りに該当の札を探し回って遊ぶ。出されるヒントはなぞなぞのようなものが多い。
[編集] アクションクイズ
アクションクイズは、『クイズは地球をめぐる』(てんとう虫コミックス19巻に収録)に登場する。
機械に付いているレバーを下げるとクイズが出る。そのクイズに30秒以内に答えると金メダル(表面に“ACTION CUIZE”と記されている)が出、もし間違うと解答者に雷が落ちる。 ちなみに問題は4問1組で出題され、中断しようとしても落雷を落とすという容赦のなさ。もし途中で逃げ出しても機械が追いかけて強制的に答えられさせる。
出題されるクイズはすべて、ひみつ道具を使って答えるのが特徴。たとえば、どこでもドアを使って別の場所へ行けばいい、タイムマシンを使って別の時代へ行けばいいなど。
[編集] アクト・コーダー
アクト・コーダーは、『アクト・コーダー』(藤子不二雄ランド6巻に収録)に登場する。
テレビ局がスタジオ撮影に使う大型のテレビカメラを模した道具。あらかじめ回数を決めてから何かの動きを撮影し、再生ボタンを押すとその動きを決められた回数だけやり続ける。スロー機能もある。
[編集] 悪魔ット
悪魔ット(あくまット)は、『デビルカード』(てんとう虫コミックス22巻に収録)に登場する。
「JHS」などの文字と、魔法陣が書かれたマット。広げると周辺一帯が暗くなり、悪魔が召喚される。呼び出した悪魔は、のび太に「デビルカード」という道具を、サービス品(石鹸、タオル、ティッシュペーパー)を付けて渡した。
余談ではあるが、この話の表紙にはまったく違うデザインをした道具(悪魔の顔をかたどったつるはし)が描かれており、作者がこの話の執筆中にデザインを変えたのではないかと思われる。
原作では「悪魔を呼び出す道具」としか呼ばれていないが、水田わさびら声優陣シリーズのアニメ作品『デビルカード』では名称を「悪魔ット」としている。作中で名称は登場しないが、ドラえもん(水田わさびら声優陣シリーズ)テレビ朝日公式サイト ひみつ道具カタログに名称が明記されている。
[編集] 悪魔のイジワール
悪魔のイジワール(あくまのイジワール)は、『悪魔のイジワール』(てんとう虫コミックス35巻に収録)に登場する。
誰かにいじわるをしたいとき、その相手に飲ませる飲み薬。これを飲んだ者に対して、周囲の人々が寄ってたかっていじわるをするようになる。 たとえば外出しようとしたら家のすぐ前で車が故障していて外に出られない……といった具合に、周囲に意図はなくても、偶然や不運の積み重ねが「いじわる」の形になる。その恐ろしさは、ドラえもんが冷や汗を流して震え上がるほど。効果を消すには「イジワールのききめをなくすクスリ」を飲む必要がある。
[編集] 悪魔のパスポート
悪魔のパスポート(あくまのパスポート)は、『悪魔のパスポート』(てんとう虫コミックス13巻に収録)に登場する。
提示すれば、下はカンニングから上は犯罪行為に至るまで、どんな悪事も免罪されるという恐ろしい道具。外見はパスポート状で、表紙には悪魔の顔のシルエットが描かれ、「PASSPORT OF SATAN」の表記がある。
犯罪をも帳消しにしてしまうほどの能力を持っているが、なぜドラえもんがこのような社会的に不利益や害をもたらし、秩序を乱す道具を持っているかは不明。
[編集] 上げ下げくり
上げ下げくり(あげさげくり)は、『上げ下げくり』(てんとう虫コミックス43巻に収録)に登場する。
これを手に持って、何をどのくらいの時間繰り下げ、あるいは繰り上げると宣言すると、その通りになるという道具。同じ予定は一度繰り下げ(繰り上げ)たら、二度と繰り下げ(繰り上げ)られない。取り消しは可能。
[編集] あけっぴろげガス
あけっぴろげガスは、『ないしょ話…』(てんとう虫コミックス「ドラえもんプラス」5巻に収録)に登場する。
「PERAPERA」と表面に書かれているスプレー缶に入ったガス。このガスを吹きかけられると、どんなことでも大声でしか話せなくなってしまう。
[編集] あげられたこ
あげられたこは、『あげられたこ』(てんとう虫コミックススペシャル「ドラえもん カラー作品集」2巻に収録)に登場する。
一般的な凧上げとは逆で、凧を地面に置いて使用し、糸を持った人が空中に浮かび上がるという凧。
[編集] 足あとがとれるガス
足あとがとれるガス(あしあとがとれるガス)は、『のぞきお化け』(藤子不二雄ランド3巻に収録)に登場する。
地面や床に吹き付けておくと、そこを歩いた者の足跡をとることができるというガス。なお、この道具は名称不明であり、「足あとがとれるガス」は便宜上名づけた仮称。
[編集] 足あと採取パウダー
足あと採取パウダー(あしあとさいしゅパウダー)は、『ゆうどう足あとスタンプ』(「小学四年生」1988年8月号に掲載)に登場する。
地面に撒くと、そこを歩いた者の足跡が浮かび上がるという粉末。
[編集] 味のもとのもと
味のもとのもと(あじのもとのもと)は、『ジャイアンシチュー』(てんとう虫コミックス13巻に収録)に登場する。
調味料の一種。これを料理にふりかけると、どんなにまずい料理でも美味しくなる。まずそうな香りも美味しそうな香りになるため、食べずにはいられない。対象は料理であるが、人間に振りかけても効果があるため、注意が必要。
大山のぶ代ら声優陣シリーズでは商標の都合からか、名称を「モトノアジ」と変更していた。
[編集] アスレチック・ハウス
アスレチック・ハウスは、『アスレチック・ハウス』(てんとう虫コミックス19巻に収録)に登場する。
住宅の屋根裏部屋に設置し、スイッチを入れると、その住宅にいる人は強制的に運動させられる。例えばふすまが極端に重くなり(質量保存の法則は無視されていると思われる)、開閉の際に腕に負担がかかることで腕を鍛えさせられたりする。また、座布団がトランポリンに、廊下がトレッドミルに変化したり、階段の段差が異常に増したり、床に穴があいて飛び越えなければならなくなったり、穴に落ちたら落ちたで強制的に鉄棒をさせられたりする。
[編集] アソボウ
アソボウは、『アソボウ』(てんとう虫コミックス9巻に収録)に登場する。
音叉を模した道具。この道具から発せられる超音波を聴くと、遊びに出かけたくなってしょうがなくなる。効果の範囲は半径1キロメートル程度。ステレオを大音量で鳴らすなど、通常では近隣の住民に迷惑が掛かりそうなことをするときなどに使用する。
[編集] アタールガン
アタールガンは、「小学一年生」1970年2月号に掲載の無題作品に登場。
ドラえもんが紙とハサミと糊を使って作った手製のピストル。弾には目がついており、標的の人物を追跡して必ず当てることができる。
作中ではこの道具は無名で、名称の初出は『ドラえもん大事典』(てんとう虫コミックス11巻収録)。
この道具が登場する話では、射撃の下手なのび太が登場する。
[編集] 圧縮非常食三十食分つめあわせ
※ ドラえもんの道具 (たか-たん)#探検ごっこセットを参照。
[編集] あっちこっちテレビ
あっちこっちテレビは、『ドンジャラ村のホイ』(てんとう虫コミックス35巻に収録)に登場する。
4台のロケットのようなカメラに空中を飛び回らせて、モニターでその4台のカメラの映像を見ることができるという道具。
[編集] アットグングン
アットグングンは、『虫の声を聞こう』(てんとう虫コミックス「ドラえもんプラス」1巻に収録)と、『時計はタマゴからかえる』(てんとう虫コミックス38巻に収録)に登場する。
動植物にふりかけると、あっという間にぐんぐん成長するという粉末。成熟したものにかけると、さらに巨大に成長する。
[編集] 厚みぬきとりバリ
厚みぬきとりバリ(あつみぬきとりバリ)は、『厚みぬきとりバリ』(てんとう虫コミックス39巻に収録)に登場する。
縫い針程度の大きさの道具。これで刺した物(者)は、まるで破裂した風船のように一瞬でペタンコになってしまう。水をかけると元に戻る。基本的には物に刺して使うが、人に刺しても効果がある。床と一体化して見えるほど薄いらしく、スネ夫はペタンコのジャイアンを絵と勘違いした。
なお、同様の機能を持つ道具に「かるがるもちはこび用紙」、「チッポケット二次元カメラ」、「ペタンコアイロン」がある。
[編集] あとからアルバム
あとからアルバムは、『あとからアルバム』(てんとう虫コミックス31巻に収録)に登場する。
「AtOkara」と書かれたアルバム。名前、年、月、日、時間、を書いた紙をアルバムに挟み、3分待ってアルバムを開けば、そのときのできごとが写真となって出てくる。過去の時間や人物を指定すれば過去の写真が出てくるが、未来の出来事が分かるのかは不明。出てくる写真は周りに白いふちがある。
[編集] アトカラホント
アトカラホントは、『アトカラホントスピーカー』(てんとう虫コミックス37巻に収録)に登場する。
指先に乗るほど小さなスピーカー。これを口に入れてしゃべると、しゃべったことがあとから本当になる。実現してしまった嘘を取り消すにはスピーカーのキャンセルボタンを押す必要がある。
水田わさびら声優陣シリーズのアニメ作品『アトカラホントスピーカー』(てんとう虫コミックス37巻収録『アトカラホントスピーカー』のアニメ化作品。2007年2月2日放送)では道具名を「アトカラホントスピーカー」としている。
同様の道具に「ソノウソホント」がある。
[編集] アドベン茶
アドベン茶(アドベンちゃ)は、『アドベン茶で大冒険』(てんとう虫コミックス36巻に収録)に登場する。
飲んで外出すると大冒険を体験できるというお茶。外にいるだけで、高い樹木に偶然登らされる、ラジコン飛行機や銀行強盗に追い掛け回される、疲れて鉄骨に座るとクレーンに吊り上げられる、火事のビルに入ってしまう、トラックの幌の上に偶然乗せられて移動させられる、など偶然的事象によりハラハラドキドキする(全員そうなるかは不明)が、絶対安全保障つきで、生命に危険が及ぶことはない。効果は一口につき5分間。