千葉市立打瀬中学校
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千葉市立打瀬中学校 | |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 千葉市 |
設立年月日 | 1995年(平成7年) |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制 |
単位制・学年制 | 学年制 |
学科 | 普通科 |
所在地・連絡先 | |
所在地 | 〒261-0013 |
千葉県千葉市美浜区打瀬3-12-1 | |
電話番号 | 043-211-0344 |
FAX番号 | 043-299-2832 |
外部リンク | 千葉市立打瀬中学校公式 |
千葉市立打瀬中学校(ちばしりつうたせちゅうがっこう)は千葉市美浜区打瀬にある公立中学校。
目次 |
[編集] 概要
同校は幕張新都心の居住地区である、幕張ベイタウン内に位置し、周りのマンション群に合わせた近代的なデザインの校舎をもつ(設計:山下和正建築研究所)。また、県内では初の教科センター方式を採用した学校である。制服やチャイム、校則は基本的に設定されておらず、全体的に見て独自な校風をもっている。
[編集] 所在地
〒261-0013 千葉県千葉市美浜区打瀬3-12-1
TEL:043-211-0344/FAX:043-299-2832
[編集] 交通
- 公共の交通機関の場合
海浜幕張駅北口のバス4番乗り場からベイタウン循環マリンルート(京成バス・平和交通バス)に乗車し、「打瀬中学校」バス停下車。運賃150円(PASMO対応)。
- 徒歩の場合
海浜幕張駅南口から徒歩約20分。
[編集] 教育目標
「人間性豊かで創造性に富み、たくましく生きる生徒の育成」・「信頼・敬愛」「自主・創造」「鍛錬・陶冶」
[編集] 沿革
- 1995年4月5日:開校 初代校長 花香利治
- 1996年2月15日:校旗・校歌制定
- 1997年4月1日:第2代校長 渡辺昭
- 1999年4月1日:第3代校長 石原通男
- 2000年6月6日:当時首相の森喜朗が視察
- 2002年4月1日:第4代校長 千葉義夫
- 2004年3月31日:6教室増築
- 2005年4月1日:第5代校長 笈川和男
- 2006年3月31日:6教室増築
[編集] 主な施設
校舎は3階建てでアリーナは1階がアリーナ、3階が武道場となっていて、施設全体の敷地面積は24,028m²である。同校では教科センター方式を採用しているため国語や数学などといった実技系でない教科にも専用の教室が用意されている。またクラス専用の教室はないため荷物はクラス専用の「ホームベース」(ロッカールーム)に置き、学級活動や給食などは各教科の決められた教室をホームルームとして借りる形になる。
[編集] 1階
国語、社会の教室が中心。実技系教科の教室も多い。
- 国語科教室:4教室あり、国語1,2,3教室は3学年がホームルームとして使用。
- 国語科研究室:国語科教諭の作業場。
- 国語科OWS(オープンワークスペース):資料や作品などが置かれている。
- 社会科教室:4教室あり、社会1,2教室は3学年がホームルームとして使用。
- 社会科研究室:社会科教諭の作業場。
- 社会科OWS:資料などが置かれている。
- 美術室:主に美術の授業で使用し吹き抜けになっている。
- 金工・木工室:主に技術・家庭科の技術分野の授業で使用し吹き抜けになっている。
- 調理・被服室:主に技術・家庭科の家庭分野の授業で使用し吹き抜けになっている。
- 保健室:養護教諭が待機。
- 事務室:職員玄関の横にあり、事務職員が待機。
- 図書室:吹き抜けになっていて床暖房がある。
- 多目的ホール:図書室の横で同じく吹き抜けで床暖房がある。
- CAI室:調べ学習や技術・家庭科の技術分野の授業で使用し吹き抜けになっている。
- 配膳室:給食センターからの給食はここから持って行く。
- 3学年ホームベース:一部のホームベースからは中庭に出ることができる。
[編集] 2階
吹き抜けが多いため、施設の面積は少なめ。
- 英語科教室:5教室あり、英語1教室以外は2学年がホームルームとして使用。
- 英語科研究室:英語科教諭の作業場。
- 英語科OWS:資料などが置かれている。
- 共通講義室(1~5):同1はカウセリングルームとして使用し、同2,3はまとめて使用することができるので、それぞれを分けて使うことは少ない。また、共通講義室4,5は2学年がホームルームとして使用。
- 校務センター:職員室。喫煙コーナーもある。
- 和室:主にカウンセラーと話をするときに使う。
- 放送室:校内の放送を行う。
- 生徒会室:生徒会が使用。
- 校長室:校務センターの横にある。
- 会議室:多目的に使用される。
- 2学年ホームベース:2学年のホームベース。
[編集] 3階
数学・理科の教室が中心。2階屋上に出ることもできる。
- 数学科教室:4教室あり、全てを1学年がホームルームとして使用。
- 数学科研究室:数学科教諭の作業場。
- 数学科OWS:資料などが置かれている。
- 理科教室:3教室あり、理科1,2教室は1学年がホームルームとして使用。
- 理科研究室:理科教諭の作業場。
- 理科OWS:資料や飼育動物、鉄道模型のレイアウトが置いてある。
- 第一理科実験室:理科の実験で使う。
- 第二理科実験室:後から増築された教室。第一理科実験室よりやや狭く、設備も少ない。
- 共通講義室6:この共通講義室のみ2階ではなく、3階にある。1学年がホームルームとして使う。
- 音楽室:音楽の授業で使うほかに吹奏楽部が使う。
- 視聴覚室:音楽の授業や吹奏楽部が使うことが多いが、クラスで使うこともある。
- 1学年ホームベース:1学年のホームベース。
[編集] アリーナ
体育関係の施設はここに集中する。またAED(自動体外式除細動器)が1階に設置されている。
- アリーナ(1階):体育の授業や集会、行事、部活動などで使われる。昼休みには日にちごとに学年を限定して自由に使用することができる。また、校舎からアリーナへの連絡通路が2階にしかないため、階段の上り下りによる混雑が起き、不便。
- 体育科研究室(1階):体育科教諭の作業場。
- トレーニングルーム(1階):研究室に隣接。授業での話し合いや卓球をするときなどに使われる。
- 武道場(3階):体育の授業や学年集会などで使用される。
[編集] その他
- プール:体育の水泳の授業で使用される。
- 部室:各部活動の部室がある。
- テニスコート:主にソフトテニス部が使用する。二面あり。
- 校庭:体育の授業、部活動、集まり等多目的に使用される。面積は小さめ。
- 中庭:2つあるが片方は職員の駐車場となっている。もう片方にはオブジェやベンチなどがあり、3年生の憩いの場。
- 屋上:オブジェやベンチがあり、1年生の憩いの場。
[編集] 生徒
[編集] 活動
同校の生徒は入学した時点で打瀬中学校生徒会に入会し、各専門委員会および各教科係に所属しなければならない。
[編集] 服装
同校では制服のないことが大きな特徴であるが体操服などには指定がある。また、普段は普通の服装だが卒業式などの儀式では各自でそれなりの服装を用意しなければならない。
[編集] 年間行事
- 入学式
- 新入生歓迎会
- 生徒会役員任命式
- 体育祭
- 生徒総会
- 3年修学旅行
- 1年校外学習
- 部活動激励会
- 2年自然教室
- 生徒会役員選挙
- 文化祭
- スクランブル(総合学習)
- 受験激励会
- 1年職場体験
- 3年生を送る会
- 卒業式
- 離任式
[編集] 委員会
[編集] 専門委員会
- 体育委員会:アリーナの整理・使用割り当ての決定や体育祭での活動など。
- 美化委員会:清掃および清掃用具の点検など。
- 給食委員会:給食用白衣および衛生管理の点検、学級内での着席・号令の指示、配膳台清掃、台ふきん洗濯など。
- 緑化委員会:校内の緑化、植物の手入れ、除草など。
- 広報委員会:新聞・看板などの作成・掲示物の張替えなど。
- 放送委員会:校内の放送、集会時の放送機器準備など。
- 保健委員会:健康観察板の提出など。
- 図書委員会:蔵書の整理・貸出など。
[編集] 特設委員会
- 選挙管理委員会
- 体育祭実行委員会
- 文化祭実行委員会
- 3年生を送る会実行委員会
[編集] 部活動
[編集] 現在の部
部活動は全部で10部あり、体育系が多い。
[編集] 過去の部
[編集] その他
- 校内の教室や廊下のほとんどはカーペット張りとなっている。
- 校舎を上空から見るとBの字形になっているが、これは幕張ベイタウン(MAKUHARI BAYTOWN)のBを表しているといわれている。
- ゴミの処理は幕張新都心の廃棄物空気輸送システムを利用しているため、ゴミ収集車によるゴミの収集は基本的にない。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
幕張ベイタウンの公共施設 |
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