桜田門駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
桜田門駅(さくらだもんえき)は、東京都千代田区霞が関にある東京地下鉄有楽町線の駅。駅番号はY-17。
目次 |
[編集] 駅名の由来
駅前にある、江戸時代末期に大老・井伊直弼が暗殺された事件「桜田門外の変」の舞台になった桜田門から。
[編集] 駅構造
島式1面2線ホームの地下駅である。連絡線がある。
この駅と隣の永田町駅との間には千代田線霞ヶ関駅方面への連絡線があり、有楽町線の和光市開業以前ほどではないが、現在でも有楽町線の車両の検査の際、千代田線の綾瀬検車区まで回送している。近年では、東京湾花火大会の特別列車や千代田線車両の更新工事のとき,逆に千代田線から有楽町線への回送運転に用いられるようになっている。
- のりば
1 | ○有楽町線 | 新木場方面 |
2 | ○有楽町線 | 永田町・池袋・和光市・森林公園・飯能方面 |
[編集] 利用状況
2005年度の1日平均乗降人員は約11740人で、東京メトロの駅の中では3番目に利用者の少ない駅である。当駅は霞が関という官庁街にあり、中央省庁に勤務する人のうち、有楽町線沿線もしくは直通先の西武・東武各線の沿線在住の人が主に利用する(官庁街へは乗り換え路線が複数ある霞ケ関駅や有楽町駅の利用が主)。立地が立地なだけに平日と土曜休日の利用者数では落差が激しく、土曜休日は終日ほとんど乗降客のいないホームに6分おきに10両編成の電車が到着するというギャップがある。
ちなみに、本駅よりも利用者数が少ない駅は、9085人の志茂駅、6100人の西ケ原駅(ともに南北線)である。
[編集] 駅周辺
霞が関も参照。
- 警視庁(「桜田門」は警視庁の代名詞にもなっている)
- 地下鉄霞ケ関駅(丸ノ内線・日比谷線・千代田線)
- 国会議事堂
- 中央合同庁舎
- 桜田通り(国道1号)
- 晴海通り
- 高速都心環状線霞が関入口(内回り・外回り)