豊洲駅
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豊洲駅(とよすえき)は、東京都江東区豊洲四丁目にある東京地下鉄・ゆりかもめの駅である。
目次 |
[編集] 利用可能な鉄道路線
- 東京地下鉄(東京メトロ)
- ゆりかもめ
[編集] 駅構造
[編集] 東京地下鉄有楽町線
島式ホーム2面2線の地下駅。駅番号はY-22。外側2線を有楽町線が使用している。改札階の下に売店のある階があり、ホームはその下にある。
- のりば
1 | ○有楽町線 | 新木場方面 |
2 | ○有楽町線 | 永田町・池袋・和光市・森林公園・飯能方面 |
月島方に留置線があり、車両の留置や折り返しが可能。
たいていは運用の間合いで留置されるが、車両故障トラブル発生時に該当列車が臨時で入線したこともある。
当初の計画では、当駅から住吉駅・押上駅方面に向かって有楽町支線〔地下鉄8号線(東京直結鉄道)〕が建設される事になっており、そのため駅ホームの中央にはそのための準備工事が施されている。しかし、着工の目処が立っておらず、軌道は敷かれておらず柵が設置され長い間そのままとなっている(画像2枚目参照)。辰巳方は有楽町線A線(新木場方面行)とそれ以外の軌道敷では高さが異なり、A線(新木場方面)のみやや高さが低くなっている。なお、半蔵門線住吉駅も同様の構造となっている。他の多くの駅と同様ホームには冷水機がある。また、A線ホームの列車表示器は先発列車のみを表示するものである。
2006年(平成18年)、新交通ゆりかもめの開業に伴う地下通路設置工事が行われた。切符売り場が工事前の位置から移動され、2面になり、運賃表や切符売り場表示が、新しいタイプとなった。又、改札口上部には案内装置が設置された。なお、この装置にはデジタル時計がついているが、時計のみ白色灯となっている。なお、切符売り場以外は同時にではなく、秋になってから新旅客案内システムになった。2007年(平成19年)に改札機や案内装置の一部移設が行われた。
[編集] ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線
島式ホーム1面2線の高架駅。駅番号はU-16。改札階は道路上にあり、その上にホームがある。
- のりば
1・2 | ■ | 有明・青海・台場・新橋方面 |
2006年3月27日にゆりかもめが有明駅から延伸開業し、新たにゆりかもめの終点駅となった。だが、ゆりかもめの将来の計画として、勝どき方面への延伸計画があり、この為右の写真のように、軌道は将来の延伸を見越して先端部が晴海通り方向に曲がっている。
[編集] 駅周辺
東京湾6号埋立地にできた町である。現在、豊洲駅周辺は石川島播磨重工業東京造船所跡地などを利用した大規模再開発が進められている。この再開発が完成すると、東京都策定の街づくり方針案によれば、将来的には就業人口約33,000人、居住人口22,000人となる見込み。
- 豊洲公園・春海橋公園
- 豊洲センタービル・同アネックス - NTTデータ本社
- 江東豊洲郵便局
- 豊洲ONビル - 日本ユニシス本社
- 石川島播磨重工業本社(豊洲IHIビル)
- 豊洲ISTビル - 日本IBM豊洲事業所・オートバックスセブン本社、グループ会社等
- 日新製糖豊洲工場
- セブン-イレブン1号店
- 昭和大学付属豊洲病院
- がすてなーに ガスの科学館
- スーパービバホーム(ホームセンター)・専門店街(ノジマ、文化堂(スーパー)、くまざわ書店、マツモトキヨシ等)
- 芝浦工業大学豊洲キャンパス
- アーバンドック ららぽーと豊洲(大規模ショッピングセンター等)
- 豊洲シエルタワー
- 豊洲駅の駅ビルとしての機能を持ち、高層階には住宅(UR賃貸住宅を含む)が、低層階には店舗・オフィス・医療施設・公共施設が入居している。
- シエルコート(商業施設、サカガミグランルパ豊洲店(スーパー)等)
- 江東区役所豊洲出張所
- 豊洲区民館
- 豊洲子ども家庭支援センター
- 昭和大学豊洲クリニック
- 江東区豊洲文化センター
- 江東区豊洲図書館
- 東京都道304号日比谷豊洲埠頭東雲町線(晴海通り)
- 東京都道319号環状三号線
- 晴海運河
- 豊洲運河
- 東雲運河
- 豊洲埠頭
- 東雲地区
- 東雲キャナルコート(高層マンション地域、イオン東雲ショッピングセンター)
参考リンク:豊洲二・三丁目開発計画
地域住人の特徴については豊洲の項を参照願いたい。
[編集] 路線バス
駅前交差点の豊洲駅前停留所に都営バスの路線が乗り入れている。深川営業所も参照のこと。
- [ 海01 ] 門前仲町~枝川~豊洲駅~東京テレポート駅、東京ビッグサイト
- [ 豊洲01 ] 豊洲駅→豊洲一丁目→豊洲三丁目→豊洲駅→キャナルコート三街区→豊洲駅(循環)
- [ 急行06(江東区深川シャトル) ] 森下駅~清澄庭園~門前仲町~豊洲駅~国際展示場正門駅~パレットタウン(←テレコムセンター駅)~日本科学未来館構内 ※土休日のみの運行
- [ 業10 ] 業平橋駅~菊川駅~木場駅~豊洲駅~勝どき駅~新橋、深川車庫
- [ 錦13甲 ] 錦糸町駅~枝川~豊洲駅~晴海埠頭
- [ 東15甲 ] 東京駅八重洲口~勝どき駅~豊洲駅~東雲都橋~深川車庫
- [ 東16 ] 東京駅八重洲口~月島駅~豊洲駅~東京ビッグサイト、深川車庫
- [ 門19甲 ] 門前仲町~豊洲一丁目~豊洲駅~東雲駅~国際展示場駅、深川車庫
- [ 門19乙 ] 門前仲町~塩浜一丁目~豊洲駅~東雲駅~深川車庫
[編集] 水上バス
東京都観光汽船の浅草・お台場直通ライン(通称「ヒミコ航路」)がららぽーと豊洲にある豊洲停留所に乗り入れている。
[編集] 歴史
- 1988年(昭和63年)6月8日 - 営団地下鉄有楽町線の駅として開業。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 営団民営化に伴い、東京メトロの駅となる。
- 2006年(平成18年)3月25日 - 晴海大橋、有明北橋が完成し、臨海部広域幹線道路が開通。
- 2006年(平成18年)3月27日 - ゆりかもめが当駅まで延伸。乗換駅となる。
[編集] 隣の駅
- ゆりかもめ
- ■東京臨海新交通臨海線
- 新豊洲駅(U-15) - 豊洲駅(U-16)