酒折駅
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酒折駅(さかおりえき)は、山梨県甲府市酒折1丁目にある東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線の駅である。
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[編集] 駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線のあわせて2面3線を有する地上駅。のりばは駅舎側から1番線、2番線、3番線である。
- のりば
- 1番線 - ■中央本線下り 甲府・韮崎・小淵沢方面
- 2番線 - ■中央本線両方向 待避線
- 3番線 - ■中央本線上り 塩山・大月・高尾・八王子・立川・新宿方面
2番線は特急列車の待避などに使われるのみであるが、上りは隣の甲府駅で特急列車と普通列車の接続が多く行われるため当駅で特急列車の待避が行われることは少なく、この2番線に入線する普通列車は、上りの18時38分、下りの10時40分、17時33分、19時39分の4本だけである。
駅舎は単式ホームの脇に位置するが低い場所にあるので単式ホームから階段を数段下って行く。単式ホームから駅舎への通路の途中から島式ホームへ行く通路が分かれており、この通路を通り線路をくぐる地下道を経由して階段を上ると、島式ホームに到達できる。直営駅でみどりの窓口設置駅となっているが、無人になる時間帯があるため自動改札機ではなく簡易Suica改札機が設置されている。駅舎内部は駅事務室と待合所があり、待合所には自動券売機が設置されている。なお、この自動券売機はSuicaの履歴表示は可能だが印字はできない。
[編集] 駅周辺
駅近くにある甲州街道の山崎交差点は、東京・新宿から大菩薩峠を越えて来た青梅街道の終点である。山梨学院大学の最寄り駅であるため駅前には学生向けのマンションがそびえ立っている。駅付近には酒折宮や甲斐善光寺など観光名所が多く存在している。
[編集] 利用状況
- 2005年度の1日平均乗車人員は1,669人であった。
[編集] 歴史
- 1926年(大正15年)2月11日 - 国鉄の駅として開業。
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道にの駅となる。
- 1996年(平成8年)12月14日 - 東京圏輸送管理システム(ATOS)を導入。
- 2004年(平成16年)10月16日 - 東京近郊区間の拡大に伴い簡易Suica改札機導入。
- 2006年(平成18年)2月 - 現駅舎が竣工し旧駅舎から移転。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
辰野支線(旧線) : 岡谷 - 川岸 - 辰野(>>飯田方面) - 信濃川島 - 小野 - 塩尻