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新春かくし芸大会 - Wikipedia

新春かくし芸大会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

新春かくし芸大会(しんしゅん-げいたいかい)は、毎年正月フジテレビで放送されている番組。

目次

[編集] 概要

基本的に元日1月1日)に放送されるが、年によっては編成上の都合から翌日の1月2日に放送される事もある。

堺正章は「ミスターかくし芸」の称号を持つ。

系列局であるテレビ大分テレビ宮崎は、たまに編成の都合により遅れ放送をする事がある。

後に、1968年にスタートした「初詣!爆笑ヒットパレード」や、2000年から毎年1月3日に新春特番として放送されている「平成教育委員会スペシャル」と並ぶフジテレビ恒例の新春特番の一つと呼ばれている(1990年代にはこの新春特別番組の中に「タモリ・たけし・さんまBIG3 世紀のゴルフマッチ」もあった)。

[編集] 放送日時

放送日時 再放送(関東地方) 司会者 左側 得点 右側 視聴率
第1回 1964年 1月2日)16:45~17:55 (司会者不在) 西軍 東軍
第2回 1965年 1月2日()22:00~23:30 高橋 圭三
第3回 1966年 1月1日(土)22:00~23:30 高橋 圭三
第4回 1967年 1月1日()21:30~23:11 高橋 圭三
第5回 1968年 1月1日()16:00~18:00 高橋 圭三
第6回 1969年 1月2日(木)19:00~20:56 高橋 圭三
第7回 1970年 1月1日(木)19:00~21:26 高橋 圭三
第8回 1971年 1月1日()19:00~21:26 高橋 圭三/芳村 真理
第9回 1972年 1月2日(日)19:00~21:26 高橋 圭三/芳村 真理
第10回 1973年 1月1日(月)19:30~21:55 高橋 圭三/芳村 真理
第11回 1974年 1月1日()19:30~22:00 高橋 圭三/芳村 真理
第12回 1975年 1月1日()19:00~21:55 高橋 圭三/芳村 真理
第13回 1976年 1月1日(木)19:00~21:54 高橋 圭三/芳村 真理
第14回 1977年 1月3日(月)19:00~21:54 高橋 圭三/芳村 真理
第15回 1978年 1月2日(月)19:00~21:54 高橋 圭三/芳村 真理
第16回 1979年 1月1日(月)19:00~21:54 高橋 圭三/芳村 真理
第17回 1980年 1月1日(火)19:00~21:54 高橋 圭三/芳村 真理 48.6
第18回 1981年 1月1日(木)19:00~21:54 高橋 圭三/芳村 真理
第19回 1982年 1月1日(金)19:00~21:54 高橋 圭三/芳村 真理 35.1
第20回 1983年 1月1日(土)21:03~22:54 (第一部) 高橋 圭三/芳村 真理
1月2日(日)21:03~22:54 (第二部)
第21回 1984年 1月1日(日)20:03~22:25 (第一部) 高橋 圭三/芳村 真理
1月2日(月)21:03~22:54 (第二部)
第22回 1985年 1月1日(火)18:35~20:54 (第一部) 高橋 圭三/芳村 真理
1月2日(水)18:35~20:54 (第二部)
第23回 1986年 1月1日(水)18:35~20:54 (第一部) 芳村 真理/逸見 政孝
1月2日(木)20:03~21:54 (第二部)
第24回 1987年 1月1日(木)18:35~20:54 (第一部) 芳村 真理/逸見 政孝
1月2日(金)21:03~22:52 (第二部)
第25回 1988年 1月1日(金)18:05~21:54 芳村 真理/逸見 政孝 26.4
第26回 1989年 1月1日(日)18:35~22:24 芳村 真理/露木  茂
第27回 1990年 1月1日(月)18:35~22:24 芳村 真理/逸見 政孝 紅組 白組
第28回 1991年 1月1日(火)18:35~22:24 堺  正章井上  順
第29回 1992年 1月1日(水)18:35~22:24 堺  正章/井上  順 23.3
第30回 1993年 1月1日(金)18:35~22:54 逸見政孝/堺 正章/井上 順
第31回 1994年 1月1日(土)18:35~21:54 堺 正章/小堺一機
八木亜希子/(植木 等
第32回 1995年 1月2日(月)18:35~21:54 堺 正章/小堺一機/八木亜希子
第33回 1996年 1月1日(月)18:05~21:24 堺 正章/石橋貴明木梨憲武
近藤サト中村江里子
第34回 1997年 1月1日(水)19:00~23:09 中居正広西山喜久恵
草彅 剛香取慎吾
19.7
第35回 1998年 1月1日(木)19:00~23:24 中居正広/八木亜希子
/草彅 剛/香取慎吾
347 345 17.3
第36回 1999年 1月1日(金)18:30~21:30 中居正広/八木亜希子
草彅 剛/香取慎吾
ヤング 250 249 アダルト 17.8
第37回 2000年 1月2日(日)18:00~20:54 堺 正章/笑福亭鶴瓶
南原清隆内村光良
223 235 18.1
第38回 2001年 1月1日(月)18:00~20:54 堺 正章/笑福亭鶴瓶
南原清隆/内村光良
237 235 15.1
第39回 2002年 1月2日(水)19:00~21:54 堺 正章/笑福亭鶴瓶
南原清隆/内村光良
13.4
第40回 2003年 1月1日(水)18:00~20:54 みのもんた/八木亜希子 西軍 271 273 東軍 14.5
第41回 2004年 1月1日(木)18:00~21:09 みのもんた/内田恭子高島 彩 226 235 15.3
第42回 2005年 1月1日(土)18:00~21:09 みのもんた/内田恭子/高島 彩 249 250 14.9
第43回 2006年 1月1日(日)18:00~21:24 1月28日(土)14:00~17:30 みのもんた/内田恭子/高島 彩 249 249 12.4
第44回 2007年 1月1日(月)17:50~20:54 2月3日(土)14:30~17:24 みのもんた/高島 彩 246 245 16.0

[編集] 歴史

[編集] 1964年~1970年代

  • 1964年 「新春ポピュラー歌手かくし芸大会」(新聞のラテ欄では「新春かくし芸大会」と表記)としてスタート。対戦形式は東軍-西軍だった。キャプテンとして西軍は藤田まこと、東軍は三木のり平という当時の東西の喜劇界を代表する看板役者を据えて対抗色を演出した。但し、この回に関しては正式な司会者は設置されておらず、審査員も小学生10名が務め、放送時間も夕方(16:45~17:55の70分間)であったなど、極めて簡素なものであった。
  • 1965年 司会進行役を初めて設置、高橋圭三が担当(~1970年まで高橋が1人で司会)。同時に審査員もタレントや著名人を迎える形となった。キャプテンもハナ肇植木等いかりや長介ハナ肇とクレイジーキャッツ及びザ・ドリフターズの面々が、常連の出演者にクレージーとドリフと並ぶスターであったザ・ピーナッツが置かれるなど、同番組の製作会社でもあった渡辺プロダクションのカラーの強い番組となっていく。この年は初の生放送だったが、この年と1966年の第3回は90分間の放送だった。また、この年から1980年代まで年間視聴率の常連になった。
  • 1968年 放送枠が2時間に拡大(~1969年)。再び夕方に移行したが、1969年は再び夜に戻る。
  • 1970年 番組タイトルが「新春スター・かくし芸大会」に改題し、放送枠も2時間半に拡大(~1974年)。
  • 1971年 芳村真理が初めて司会に参加。高橋・芳村のコンビ司会体制となる。以後15回に亘りこのコンビでの司会が続き、フジテレビの正月の顔として定着した。
  • 1975年 放送枠が3時間に拡大(~1982年)。
  • 1976年 堺正章の個人芸が始まる(この時は「曲独楽」に挑戦。後に2000年に中山秀征、2005年にえなりかずきらも挑戦している)。
  • 1977年 放送日が1月3日(月)の放送に。この年の1月1日と2日は「サザエさん」「世界名作劇場」「オールスター家族対抗歌合戦」などのレギュラー番組中心の編成になった為、3ヶ日に空いたこの日に放送された。

[編集] 1980年代

  • 1980年 番組史上最高視聴率、48.6%をマーク。常時20~30%の視聴率を獲得し、紅白レコ大と双璧を為す年末年始恒例の国民的番組へと発展した。
  • 1983年 出演者数の増大、演目の時間の関係などを理由にから2部制(基本的には元日と1月2日の2日間連続放送)へと放送形態を変更。この年の放送枠は4時間、以後1984年に4時間半、1985年に放送枠が過去最大の5時間になった。
  • 1986年 21回連続で司会を担当して来た高橋圭三が審査委員長に回り、新たな男性司会者として当時フジテレビアナウンサーだった逸見政孝が参加(芳村・逸見コンビでの司会は1990年まで(但し1989年だけ欠席))。放送枠が再び4時間に。これまでキャプテンとしてかくし芸大会を牽引して来た植木等いかりや長介小松政夫らおなじみのメンバーがこの時期に番組を勇退し、代わって若手アイドルやタレントの出演が多くなり、世代交代が進んだ。この頃、渡辺プロダクション以外からの芸能事務所に所属しているタレントにも門戸が開放される様になる。
  • 1988年 放送形態が2部制から1部に統一される。
  • 1989年 審査員席の最右に座った当時フジテレビアナウンサーだった露木茂が一度だけ芳村真理と司会を担当。露木・芳村コンビの司会は「'86FNS歌謡祭」以来の事。

[編集] 1990年代

  • 1990年 対戦形式が紅白に変更。
  • 1991年 芳村真理逸見政孝の「2人総合司会」コンビから井上順堺正章の「両軍キャプテン=司会」のコンビに司会者が交代。
  • 1994年 番組タイトルが現在の「新春かくし芸大会」に改題し、また放送枠が3時間半に縮小(~1996年)。審査員が5人から10人に増えたが、1996年以降は再び5人に戻す。また、この回だけ番組対抗かくし芸を実施。当時の「上岡龍太郎にはダマされないぞ」「クイズ!年の差なんて」「夢がMORIMORI」「たけし・逸見の平成教育委員会」にドラマ4番組を加えた8番組が参加、1対決だけのラジオドラマ対決も珍しかった。
  • 1996年 1965年以来31年ぶりの生放送だったが、オープニングの演目以外はすべて事前収録のVTRであった。翌年以降は番組全体が再びVTR放送に変更された。この回は両軍キャプテンを置かず、両軍進行役に女子アナウンサー2名を起用。この回をもって33年間使われた河田町放送センター・第6スタジオでの放送が幕を閉じた。また、審査員席の最右に座った露木アナがこの回を最後に降板。
  • 1997年 フジテレビ社屋が河田町からお台場に移転し、スタジオもV4スタジオになり、放送時間が4時間に拡大されたが、対戦数が9対戦から7対戦に縮小された。また総合司会に中居正広、両軍キャプテンに香取慎吾草なぎ剛といったSMAP3人を起用、またSMAPが「オープニング演目」として2年ぶりにかくし芸に出演した(~1999年まで)。
    • またこの回だけ「最優秀演目賞」「最優秀個人賞」「審査員特別賞」があった。
    • この回はまだ河田町旧放送センターからの送信だった(お台場現社屋での送信は3月10日から)。
  • 1998年 審査員個人別採点の公表を廃止(これは他は10点で1人だけ9点などの点数を付けると、演技者や応援者からその審査員に強く文句を言っていた事が多かった為と思われる)。また、タイトルも「かくし芸」の部分を公募による題字で表現した。
  • 1999年 対戦形式がアダルトチーム-ヤングチームに変更。史上初、1演目を除き満点を出した。ヤングチームの最終演目「中国ゴマ」でネプチューン安達祐実知念里奈と共に出演する予定だった広末涼子が早大合格に伴い番組スタッフが「早大生に専念する」と判断したため、代打としてナインティナインの岡村隆史を起用した(この模様は6日前の1998年12月26日に「めちゃ²イケてるッ!スペシャル」で放送された)。
    • この回から3時間放送となり、2002年(第39回・7対戦)と2003年(第40回・6対戦)を除いて対戦数を5対戦に縮小(因みにこの回は得点を付けなかった番外2演目があった。それはアダルトチームにビートたけしが、ヤングチームにダウンタウン松本人志が登場して面白おかしく演じたものであった事からである。)。

[編集] 2000年代前半

  • 2000年 ジャニーズ系のタレントが出演しなくなり、ビートたけしもこの年から降板した。また、この年から植木等が司会者から『審査員長』と呼ばれる様になった。
  • 2001年 両チームへの応援合戦が始まる。しかし、視聴率はTBS系「スポーツマンNo.1決定戦」に追い抜かれてしまった。
  • 2002年 13.4%の歴代最低視聴率(当時)を更新(この回は1月2日(水)19:00~21:54)。この時間帯の最高は日本テレビの「ものまねバトル」で、視聴率は1.1%高い14.5%だった。
    • アダルトチームなのに若手芸人及び若手タレントがいたという視聴者の意見があったためか、ヤングVSアダルト形式はわずか4回で打ち切られた。また、演目にマルシアと出演予定だった田代まさしが昨年12月に不祥事で逮捕されたのを受けて、急遽田代の出演部分をカットし、その旨のテロップを出演予定だった演目が始まる時に出して放送された。
    • 2000年~2001年に審査員を務めた木村大作が、演技者に移行したにも関わらず、自分のいるチームの演目だけではなく相手のチームの演目まで批評した。またエンディングでは植木等から最終決戦前までの演目は不評だったとのコメントを食らった。その原因か、プロデューサーだった水口昌彦は編成に異動に伴い2006年までしばらくの間番組スタッフから外された。また、木村氏もそれ以後のフジテレビの番組出演をしなくなったといわれている。また、この年はハロプロ関連のメンバーは安倍なつみが14時~24時に「新春ワイド時代劇壬生義士伝」(テレビ東京系)、安倍を含むモーニング娘。が21時~23時30分に「モーニング娘。新春LOVEストーリーズ」(TBS系)といった裏番組にそれぞれ出演したために、この回は出演できなかった。
  • 2003年 プロデューサー変更に伴い、司会にみのもんたを起用し、同時に審査員陣の一新、対戦形式も再び東軍-西軍に、また番組タイトルロゴが現在のもの(赤い丸玉の文字の中に『新春』)(但し2004年は除く)に変更された。2001年以来オープニング演目を再導入するも不評だった。
  • 2004年 この回から同時ネット局のみ字幕放送を実施、放送枠も15分拡大し3時間15分に。
    • 2002年の初登場からふざけ芸が問題視されていた「ワンナイR&R」チーム芸の最後の年となった。結果、評判以上の不評となり、翌年以降はワンナイR&Rチームの参加自体を廃止し「はねるのトびら」チーム芸に差し替えられた。さらに「モーニング娘。オープニング演目」も同様に廃止された。

[編集] 2000年代後半

  • 2005年 渡辺琢など一部の2002~2004年の製作スタッフを除外。スタッフを刷新した。オープニング演目が廃止された事を受け、応援合戦の時間が拡大された。
    • ハロプロからは、松浦亜弥後藤真希W(ダブルユー)の2人に加え、前年までオープニング演目を担当したモーニング娘。から飯田圭織矢口真里(この2人は当時)・高橋愛の7人が参加した。ちなみに松浦と後藤は2002年から2004年まで裏番組であるテレビ朝日系の元日恒例の音楽番組へ出演していた。
    • ワンナイR&Rチームは2004年までのふざけ芸の責任を取る形でこの年から参加できなかったが、これが結果としてワンナイR&Rチームのそれぞれがかくし芸の裏番組に出演する事になってしまった(雨上がり決死隊日本テレビガレッジセールテレビ東京山口智充DonDokoDon)はテレビ朝日の特別番組にそれぞれ出演。)。
    • この年をもって植木等が降板し、翌年(2006年)以降から谷啓にバトンタッチされ、『審査員長』不在になった。
    • 第36回(1999年)以来6年ぶりに2度目の1演目を除いた満点を出した。
    • 出演者のトラブルも多かった(番組側の責任ではないが)。当初この回の審査員を交渉していた細木数子が、収録当日に系列局の関西テレビの生番組に出演したため、かくし芸への出演依頼を断念した。また、当初演目に参加する予定だった安倍なつみも自らの詞の盗作が発覚し、同局系列の「2004FNS歌謡祭」で活動自粛を発表したため、安倍が出演する予定だった演目も構成面の変更を余儀なくされる事になってしまった。
    • スポンサーに関してはこの年から日本生命が参加。CMでは企業イメージCM「柱編」の1分バージョンを放送した。この年は「はねトび」演目採点終了直後だった。
  • 2006年 1996年以来10年ぶりに3時間半放送に戻り、21時24分まで放送され1996年と同じ放送日時となったが、視聴率は歴代最低の12.4%を記録した。
    • 原因の一つはこの時期に放送された新春ドラマスペシャル「古畑任三郎FINAL」や1月クール・月9ドラマ「西遊記」にお金を賭けすぎてしまった事や、ライブドア問題の損失も影響されたので、かくし芸を含む番組製作に金をかけることが出来なくなり、出演者や演目・セットに大幅な制約が掛かったため。他の新春特番でも事前告知をCMのみで済ませるなどの事態になった。これらもあり、フジテレビの3ヶ日の特番(バラエティ面)では後番組の「ココリコミラクルタイプ」でも11%と他の番組も全体的に低調で、「さんタク」の16.3%が最高だった。原因のもう一つは、同時間帯に「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)のスペシャルや、「細木数子の緊急大予言」(テレビ朝日系)などの強力な裏番組があった事である。
    • さらに、番組面でも悪い事にこの年の審査員の1人である井筒和幸が演技に対して辛口採点をし2000年代の審査員の態度の再来に近かった事と、応援合戦に出演したレイザーラモンHGもオープニング早々下ネタを行い、番組の空気が悪くなってしまった。これを受け、制作側は2人を今後のフジテレビの番組出演(「かくし芸」を含む)を無くす他、翌年以後の応援合戦廃止など大幅な見直しを行ったと思われる。
    • 2002年からここ4回同時ネットしていたテレビ宮崎については翌1月2日(月)昼12:00に放送され、宮崎地区では2002年以来4年ぶりに1月2日に放送された。
    • 十数年ぶり、平成では初の両軍優勝となった。演目では50点満点を出した2演目あった東軍が勝っていたが、応援合戦(ジャイアント相撲)では逆に西軍が勝ち数が多かったため、得点が同じとなった。
    • 1月28日(14:00~17:24 関東ローカル・仙台放送と同時、テレビ西日本では関東より1時間早めの13:00から)の再放送では、特別チャレンジ演目に出演したボビー・オロゴンが所属事務所内の暴行事件を起こした事を受け、ボビーの出演シーンをカットすると共に、3局の番組表ではボビーの名前などを省略した。
    • 堺正章の演技は確かに素晴らしく毎年満点を繰り出すが、視聴者の間では「堺さんを大トリに持ち込むべきではない」「(かつて、渡辺プロダクションに所属した)吉川晃司を出すべきだ」などの賛否両論の声が相次いでいる。
    • スポンサーに関してはこの年のネット1部にキヤノンが参加。この年の審査員であった諸見里しのぶの契約スポンサーだったことや、同局の「ザ・ヒットパレード」後期スポンサーである関係から以後参加している。
  • 2007年 4年ぶりに3時間放送に戻し、収録は2006年11月18日に行われた。2001年から続いた「応援合戦」もこのコーナーのみに出て各演目に出演しないタレントが目立ったために廃止され、映像も4:3のアナログ画像から16:9のハイビジョン画像へと切り替え、概ね変更を図った。また、一部雑誌ではステレオ放送と表記していたが、実際はステレオ放送は行わなかった。
    • 2003年に東西両軍形式に変更して以来、初めて西軍の単独優勝(1点差)となった。
    • 当初は18:00開始の予定だったが、制作者の意向により前年より10分前倒しされ、17:50開始に至った。
    • スポンサーに関し、長年番組提供をしていた三菱自動車が降板。また、同社は2001年からネット3部の初頭スポンサーだった。代わってネット1部でダイハツと共に自動車メーカー絡みで提供したHONDAが実に2000年以来7年振りにネット3部へ移行した。2005年から2回続いてネット1部にダイハツ・HONDAといった自動車メーカー2社提供があり、それ以前に「平成教育委員会」ではトヨタ・ダイハツといった同じトヨタグループ同士は許すが「クイズ$ミリオネア」ではダイハツ・日産、前年の元日夜9時特番「ココリコミラクルタイプ」の3部目では日産・SUZUKIといった自動車メーカー2社提供があり、同業他社が同じ提供枠で提供する捩れ現象は問題視された。
    • 内容は、出演者・演目不足問題についてトークしかしない人気タレントの出演を止める一方、若手タレントを多数登用して人数を揃え、大掛かりなセットや多人数演技もあるなど前年にあった貧相さもなく、体を張ったものや技を魅せる演目が多く出演者の意欲と猛烈な練習を伺わせる他、森光子の久々の出演(スペシャルゲストとしての登場)、中尾ミエなど復帰組の再演での活躍、ビートたけしのまともな演技、またココリコなどが初登場ながらも見事な演技、また司会者形態を久々にみの・高島という男女1ペア体制に戻し、往時の高橋・芳村コンビを彷彿とさせる司会手法を取るなど、これまでの問題への対策と「原点回帰」を強く意識したものだった。また、スタジオでの生演目は前年は10演目中7演目だったのに対し、この回は3演目に縮小され、ここ21世紀に入ってから最小だった(難易度の高い演目やセット準備に時間がかかる演目が多かったためだと思われる。なお、21世紀に入って最多は2001年の第38回大会の12演目中11演目で、堺正章の演目を除いて応援合戦も含め全部生演目だった。)。これらの革新が功を奏し、視聴率が16.0%(ビデオリサーチ・関東地区調べ)と実に2004年以来3年振りに15%越え、21世紀に入っては最高視聴率をマークした。また、2001年から長年苦戦し鬼門と化したTBS系「スポーツマンNo.1決定戦」を破り、2000年以来7年ぶりに同時間帯(元日夜6時~9時)視聴率トップを奪取した。

[編集] 番組構成の変遷

  • 番組オープニングでは1996年までは年始のあいさつの後に「一月一日」(作詞:千家尊福、作曲:上真行)のオープニングバージョンが流れ、番組タイトルと出演者紹介ロールを出していたが、1997年では「一月一日」のOPバージョンが流れ、司会者(1997年大会のみ審査員)の紹介ナレーションの後、別に年始のあいさつ・番組タイトル・出演者紹介ロールを出していた。2000年では「一月一日」のOPバージョンが流れ、番組タイトル・司会者の紹介ナレーションの後、年始のあいさつをし、別に番組冒頭で出演者紹介ロールを出していた。2003年から現在では「一月一日」のOPバージョンが流れ、番組タイトル・出演者紹介ロールを経て、司会者の紹介ナレーションの後、年始のあいさつをする形になった。
  • 2006年大会は実際はオープニング部分の収録があり、実際の本放送では放送されなかったが、2007年大会ではオープニング部分が復活された。また、出演者に関しては演目のみ部分出演者のロールを流した。
  • かつては、司会者が番組の開始時より既に審査員席の下部にある階段の前に「板付き」の状態のまま登場していたが、2000年大会から司会者の紹介の時に各チームの得点盤の前の階段から登場している。
  • 審査員紹介は、2002年大会までは紹介があったが、2003年大会以後はなくなった。また、1997年に限ってはOPで司会者の紹介を行った後に審査員の紹介を行った。
  • 1990年代までは、1回戦毎に各チームの出し物の紹介の後、各チームの出し物(生及びVTR演目)、審査員の感想の後に各チームの得点を出す形だった。1997年以降は各チームの出し物の紹介の後に、先攻チームの出し物(生及びVTR演目)、審査員の感想の後に得点を出した後、後攻チームでも同様の事を行っている。
  • エンディングの総合得点発表では両チーム同時に発表されたが、1999年と2000年に関しては各チーム毎の総合得点を出す形だったが、現在は両チーム同時に発表する形になり、発表時のBGMは1999年の頃と未だに変わっていない。
  • その後の優勝杯授与と「一月一日」のエンディングバージョンが流れるが、2003年では間奏をカットしている。
  • 2003年から曲の後奏部分で提供クレジットを出したり、2004年と2005年は優勝杯授与の辺りからスタッフロールを出し、「一月一日」のEDバージョンの短縮版で終了している。但し、1998年に関しては各チームキャプテンの感想の途中で提供クレジットを出した。
  • スタジオセットは左側西軍(紅組・ヤングチーム)出演者席・中側審査員席・右側東軍(白組・アダルトチーム)出演者席だったが、1997年だけは左側審査員席・右側出演者席で誰が紅組・白組の出演者なのか分からなかったため1998年以後は元に戻った。また、2004年のEDでは「モーニング娘。テーブルクロス引き」があったため、セットを片さず、誰が西軍・東軍の出演者なのか分からなくなってしまった。
  • 審査員席は1997年~2003年の大会までは生演目の際にゴンドラを上昇していたが、それ以外はそのままだった。
  • かつては、同番組に出演する事がステータスとなる節が強く、ホリプロなど製作に関わっている渡辺プロとは因縁の関係にある事務所のタレントを除いては、事務所からの出演拒否が為されるケースはほとんどなかった。しかし近年では、練習などで長期間拘束される事や、演目によっては大ケガにつながる可能性もあるためか、年々出演者が固定化されている傾向がある。ジャニーズ事務所や吉本興業(但し一部を除く)を筆頭に、所属タレントの出演を拒否しているプロダクションもかなりあると思われる。2006年はいよいよ出演者不足が深刻になったのか、フジテレビのアナウンサーがかなり参加していた。同番組の最大の特色は、やはりオールスターキャストといっても良い豪華な布陣を擁するところにあるが、近年、その特色が退潮の一途を辿っているところからも、同番組が持つ権威性が衰退している事は明白であると言わざるを得ない。2007年は、2年連続で出演した「はねるのトびら」が降板し、「ココリコミラクルタイプ」に変更した(因みに吉本メンバーはココリコ品川庄司村上知子森三中)の5人であった)。
  • 出演者不足により演目が少ない事の間をつなぐためか、近年では芸の素晴らしさや練習の努力とは全く無縁な、(いささか見るに耐えない)小芝居を演目として細切れにだらだらと流した年や、くどいまでに番宣として番組出演者とトークを繰り返した年もある(出演者が人気タレントながら、演目が事務所的に不可という事情もあるのだろう。)。これらの現象は、高橋圭三・芳村真理両司会、クレイジーキャッツ・ドリフターズメンバーがキャプテンを務めていた時代ではまずなかった事であり、本来のかくし芸大会の姿からかなりかけ離れている部分が多いため、視聴率の復活どころか退潮傾向を食い止めるのは、堺正章ら往年のかくし芸を知る出演者などの奮闘があっても、大幅な革新でも行わない限りかなり難しいと見られる。一部では、既にかくし芸は1990年代を以て番組としての役目を終えているとして、打ち切りにすべきとの厳しい意見も毎年の様に多数主張されている。ただ、前述の通り2007年は内容が改善されていたため、その意見は経る可能性はある。
  • かつては、高橋・芳村の司会コンビが圧倒的な存在感と見事な仕切りで、長丁場である同番組を見事に進行しており、その部分も番組に対する視聴者からの信頼を築く大きな要素となっていた。ところが、2氏が番組司会を勇退して以降は、短いスパンで司会者が目まぐるしく交替している事からも番組の低迷ぶりは推察できる。また、芳村勇退後の女性司会者がすべてフジテレビの女子アナである事についても、気配りある司会に心掛けていた「フリー」の司会者である芳村の司会ぶりや存在感と比較して、フジテレビ女子アナの司会ぶりがあまりに業務的にすぎて存在感が薄い印象が否めないところから、アナウンサー偏重の司会者の起用方針についても少なからず批判が主張されている。
  • 2000年になってから当時のプロデューサーであった水口昌彦が暴走し始め、番組の質を悪くするほどの低下を加速してしまった。具体的には、審査員の一新を行い、その審査員が演技をバカにしたり、多くの低い点数を付ける様な審査を行った。また発言テロップを乱発、演技中に提供クレジットを出すなどを行っていた。これらに対し出演者や視聴者から苦情・抗議が殺到、さらにはトヨタ自動車などの大手スポンサーが降板した事などから2002年の歴代最低視聴率で一旦退いたが、2006年の回で前年にバラエティ制作センター部長に移行した事もあり、かくし芸の番組製作に復帰した。しかし、またしても歴代最低視聴率を出し、同時に「FNSの日」も視聴率下降線気味に哀れ、彼は番組に必要ないと批判されてきたが、2007年では前年の最低視聴率の原因などを根本的に見直し、2000年~2002年にあった(別名)“水口迷走期”を払拭するほどの内容に変え、高視聴率につながった。

[編集] スポンサー形態に関して

  • 2003年以降になるとスポンサーもやや固定化されてきており、ネット1部(6分枠)にHONDA(2004年以降・2007年はネット3部に移行)とDAIHATSU(2003年以降・2004年は参加せず)、Canon(2006年以降)を筆頭とした複数社。ネット2部(4分枠)にMAZDA日本生命を筆頭とした複数社、ネット3部(6分枠)にMITSUBISHI MOTORS(初頭・2007年参加せず、代わってHONDAに変更)と大和証券グループ(2005年より2番目)、各社扱いだが、当番組のスポンサーには欠かせない存在であるキリンビールなど複数社が提供している。
  • マツダ・日本生命・キリンビールなどは「LIVE2007 ニュースJAPAN-FNN-」「SPORT」など年末年始特番で休止分の振替対応をしている。また花王などのトイレタリー会社などが概ねの民放5局系列の年末年始での番組提供の出稿を停止している為、当番組を含めフジテレビの年末年始特番分のスポンサーにダイハツ工業・キヤノンといった主に自動車メーカーや家電メーカーなどのスポンサーが付くことが多い。
  • 余談だが、SHARPは上記のトイレタリー会社などの出稿停止分の穴埋めスポンサーだが、最低視聴率を出した2002年・2006年の最後場面の筆頭スポンサーを務めてたが、2007年では前年「かくし芸」の最低視聴率の原因は会社(SHARP)の責任だと思われ、SHARPは後番組の「SMAP×SMAP」(元日夜9時特番)に移行された。

[編集] 司会者・チームキャプテン

[編集] フジテレビアナウンサー

[編集] 各チームキャプテン

  • 草なぎ剛(1997年~1999年)
  • 香取慎吾(1997年~1999年)
  • 笑福亭鶴瓶(2000年~2002年・2004年・2005年)
  • 南原清隆(2000年~2002年)
  • 久本雅美(2004年~現在)
  • 小堺一機(1994年~1996年 キャプテン・演技者兼務)
  • 堺正章(~1994年・2003年~現在 キャプテン・演技者兼務)
  • 井上順(~1993年 キャプテン・演技者兼務)
  • 1999年は各チームの応援団長、2003年~2005年は各軍の監督、それ以外は各チームのキャプテンとなっている。

[編集] 補足

  • 1965年の第2回に初めて司会者が設置され、高橋圭三が抜擢された。以降1990年までの計26回に関しては、司会者は高橋圭三芳村真理逸見政孝(一度だけ露木茂)の3名しか代わっていない。特に1971年~1985年まで実に15回連続で高橋・芳村コンビで定着しており、年末のレコ大(TBS系)、紅白(NHK)と並ぶ大型年末年始番組として長らく支持されて来た。高橋・芳村両人の司会スタイルの最大の特徴といえる「気配り」がこの番組の進行でも如何なく発揮され、番組に安定性をもたらしていた。
  • その後、1991年~1995年までは紅白両軍(当時)キャプテンが司会を兼務するスタイルに変更。長期に亘りかくし芸に関わり続けて来た井上順('91年は白、'92・'93年は紅キャプテン)・堺正章('91年は紅、'92・'93年は白キャプテン)の盟友コンビが司会を務める事になる(1993年を以て井上はかくし芸を降板、翌'94年からは小堺一機が紅組キャプテン役を兼ねて堺と共に司会を務めた。また1993年に関しては1回のみ逸見政孝が総合司会として司会に復帰したが、進行は堺・井上・逸見の3名で行われていた模様である。1994年と1995年は総合司会を置かず、八木亜希子アナウンサー(当時)を進行役に森口博子中山秀征山瀬まみ松本明子SMAP(1995年のみ)が両軍司会を務めたが、メイン進行は小堺・堺・八木の3人で行われた模様である。
  • 1996年に関しては、堺正章は総合司会扱いで司会を担当しているが、相手方の小堺一機は司会進行からは外れた。人気凋落に歯止めを掛けるという理由からとんねるずを進行役に据えた他、31年ぶりの生放送形式、放送開始時間の繰り上げなどの刷新が図られた。因みに、とんねるずはこれに引き続き当時土曜夜に放送されていた公開オークション番組「とんねるずのハンマープライス」の新年特番(生放送)にも出演した。しかしこれらのリニューアルは功を奏せず、1997年以降は再び収録形式に戻され、堺正章も司会から外れご意見番に代わってSMAPの中居正広が総合司会に、また各チームキャプテンに香取慎吾草なぎ剛がそれぞれ1999年まで務めた。
  • 2000年~2002年は堺正章が再び総合司会に、中立に内村光良、ヤングチームのキャプテンに南原清隆、アダルトチームのキャプテンに笑福亭鶴瓶がそれぞれ担当したが、審査員の態度などの自然悪化で回を増す毎に視聴率が下降線気味になり、2003年は前年までの総合プロデューサーだった水口昌彦が編成に異動に伴いみのもんたが総合司会を担当、2002年元日に放送した「クイズ$ミリオネア」スペシャル以降フジテレビの元日の夜に登場している。また、堺正章が東軍監督(補助として中山秀征が参加)に、西軍監督は2003年は恵俊彰・松本明子・ネプチューン氷川きよしといったバラエティ連合軍だったが、監督の人数が多い理由から翌2004年から笑福亭鶴瓶が2年ぶりの登場(補助として松本明子が参加)となり、2005年は松本に代わり久本雅美が補助ではなく正式に監督として参加する格好となり、2006年は鶴瓶に代わり青木さやかが西軍副キャプテンに参加した(テーマが「女のかくし芸」であるため)。また、2004年~2006年の3回は内田恭子高島彩両アナウンサーが進行役を務めたが、内田が2006年春にフジテレビを退社したため、2007年以降はみのと高島の2人に変更され、2003年以来実に4年ぶり2人体制での司会に戻った。また、ネプチューンが西軍のキャプテンに移行し、中山秀征は正式に東軍の副キャプテンになった。
  • また、意外にもすべての総合司会者はナベプロに所属していないタレント及びフジテレビアナウンサーである。また女性司会者については、1990年の芳村勇退後はすべてフジテレビ所属の女子アナが担当している。2000年に入るとキャプテンが概ねナベプロの人気タレント中心になった。

[編集] エピソード

  • 1997年4月1日に開局したさくらんぼテレビ高知さんさんテレビの2局は、この年の「第34回新春かくし芸大会」を両局の開局記念特別番組として放送された(1996年以前、高知エリアでは高知放送で放送していた)。両局は以後、翌1998年の第35回大会から同時ネットで放送されている。
  • 2001年の第38回までは事後番組(1996年までは「火曜ワイドスペシャル」枠で放送)を放送したが、2002年の第39回からは「かくし芸への道」として事前番組として放送している。2000年の第37回までは全国ネットだったが、2001年の第38回からはローカルセールスとなり、放送されていない地域が多々ある。
  • 1993年の第30回の時は、この年の4月5日(月)19:00~22:24に「30回記念スペシャル」を司会に堺正章・八木亜希子が担当、また1998年の第35回の時は同年1月に「強力!木スペ120分」枠で過去35回のかくし芸大会で放送されたかくし芸の中でもう一度見たいかくし芸をランキングで発表した。1位は1993年・第30回放送のSMAPの正真カラテだった。司会に中居正広と原千晶が担当した。なお、募集は前の年の1997年12月末に12:00~14:00枠の事前特番(司会・中山秀征他)の中で告知した。
  • 2003年の第40回の時、本編の放送は前年の放送が最低視聴率だったため、3時間放送で本編内の過去の放送からの総集編や記念特番もなかった。
  • 1990年代後半か2000年代か、詳しい時期は不明だが、アイドル評論家としても知られたナベプロの名物マネージャー・荻昌樹がホリプロに引き抜かれた事により、それ以後ホリプロ所属タレントはしばらく番組から締め出される形となったが、2005年になってようやく解禁となった。しかし、2006年にはこの時間帯にホリプロ所属の概ねのタレントがテレビ朝日の番組に出演されたため(ただ、さまぁ~ずは日本テレビに出演)、上記の通りアナウンサーが参加される形になってしまった。
  • 1996年の第32回大会では審査員の要望から得点盤で最低6点しか出ず、5点以下の時はマジックインキでフリップに書いたが、「スーパーチャレンジショー」で唯一森光子だけ「01」を書き、1点を出した。1999年の「27時間テレビ夢列島」で磯野貴理子が1点と審査し、中居正広が「かくし芸(大会)じゃこんな点数ないよ?!」と発言。その後小堺一機が「過去に1回見た事ある!」と発言した。実は中居と小堺はこの回は出演しておらず、小堺は1996年の番組を観ていた。
  • 今までの最多人数は2001年の第38回大会「郷土芸能・銭太鼓でドーン!」の56人(ホンジャマカ千秋ドロンズ佐藤江梨子乙葉他)で、中居時代(1997年~1999年)での最多人数は1998年の第35回大会「松づくしからくり模様」の48人(SPEED、原千晶、TIMビビる他)、現在のみの時代で(2003年~現在)の最多人数は2005年の第42回大会「女子二十六大艶舞 飛翔鳳凰」の26人(マルシアMAX他)が最多である。
  • 1994年の第31回大会では「番組対抗かくし芸」を実施。なぜかチーム分けは前年(1993年)の「'93FNS番組対抗!なるほど!ザ・秋の祭典スペシャル」の結果を基づき「夢がMORIMORI」などの決勝進出しなかった番組が紅組、逆に「クイズ!年の差なんて」「たけし・逸見の平成教育委員会」などの決勝進出した番組が白組に分かれた(冬ドラマの場合は前枠の秋ドラマの結果を基づいた)が、真相は不明。ただ、「平成教育委員会」の教師役のたけしは紅組に、逆に生徒チームは白組のメンバーだった。
  • 2003年と2004年の第40・41回はモーニング娘。によるオープニング演技が行われた。演技が失敗に終わったため他の演技中にも再チャレンジを行ったが失敗を繰り返し、エンディングでやっと成功した。因みに2003年の第40回は大縄跳び、2004年の第41回はテーブルクロス連続引き抜きであった。しかし、どれも長々と時間を使用した出来レース的なふざけ芸であったため、他の出演者からだけではなく視聴者からも不興を買われてしまい、構成の渡辺真也めちゃイケスタッフを除外する処置がなされ、以後「オープニング演目」は廃止し、そのためか2005年には松浦亜弥などハロプロメンバーが参加する格好になった。
  • 収録は近年までは12月第1日曜日に行われたが、司会にみのもんたに代わってから土曜日に変更された。それはみのもんたが毎週日曜日にお休みを取っているためだと考えられている。
  • 2003年には「とんねるずのみなさんのおかげでした」で1997年以降出演しなくなったとんねるずの2人がかくし芸をする「かくし芸大会」を放送。司会は「かくし芸」同様に八木亜希子、審査員に「かくし芸」に出演した小池栄子らが出ていた。
  • ビートたけしの出演理由は「目指せ!最低点」である。そのため、衣装に凝り(厚塗りで落書きだらけの太夫姿など)、演目はかくし芸と呼ぶには縁遠しいものが多く(海老をコンロで焼き、それが跳ねた時点で輪くぐりをさせるなど)、クレームも多いらしい。森光子が一番このあたりを理解しているらしく、「スーパーチャレンジショー」で1点を付けた事がある。そのたけしも2007年に於いてサプライズゲストとして登場した際はまともな演目を行い、好評を得た。1990年代の出演理由は前述の通り「目指せ!最低点」でふざけ芸が中心であったが、その前にはツービート時代を含めタップダンスやピアノ演奏など、まじめに演目をしていた時期もあった。これは、結果的には“原点回帰”を目標とした2007年かくし芸大会の方針を強く印象付けた。2007年・第44回大会での出演する要因は、たけしが2006年・第43回大会の番組を見ていて中山秀征安倍なつみ若槻千夏Leadの演目による「スーパーリズムタップ」で触発した上で1999年・第36回大会以来実に8年振りに「かくし芸」の出演を自ら決めた。しかも指導していたHIDEBOH氏も2005年のたけし・志村特番、2006年の「スーパーリズムタップ」、2007年の「伝説の喜劇人~封印された名シーン~」でココリコ・遠藤章造がタップする上ダブルダッチする演目を指導していた事から、急遽この演目の指導も参加した。
  • 2007年1月7日の「ハロー!モーニング。」(テレビ東京系)で、この番組のミニバージョンとも言える「新春!かくし芸大会」が放送された。挑戦したのはモーニング娘。の藤本美貴亀井絵里及び元モーニング娘。の辻希美だった。
  • 神奈川県横浜市にある放送ライブラリーでは過去の番組自体のVTRは現在無い。
  • また、フジテレビアーカイブセンターに保存されている「かくし芸」の映像は1966年放送の第3回が最古であるが、一部映像のない回もある。

[編集] 番組スタッフ

企画・ディレクター:椙山浩一(→すぎやまこういち
テーマ音楽:宮川泰(~1989年)→たかしまあきひこ(1990年~)
企画・制作:渡辺プロダクションフジテレビジョン

第39回大会・2002年
  • 総合プロデューサー:水口昌彦(フジテレビ)
  • プロデューサー:渡部隆(渡辺プロダクション)、大和田宇一(同)、吉田正樹(フジテレビ)、清水宏泰(同)
  • 総合演出:神原孝(フジテレビ)
  • 制作:諸岡義明(渡辺プロダクション)、港浩一(フジテレビ)
第40回大会・2003年
  • 制作:諸岡義明(渡辺プロダクション)、港浩一(フジテレビ)
  • 総合監修:吉田正樹(フジテレビ)
  • 総合プロデューサー:松村匠(フジテレビ)、大和田宇一(渡辺プロダクション)
  • 総合演出:宮道治朗(フジテレビ)
第42回大会・2005年
第43回大会・2006年
  • 制作総指揮:諸岡義明、渡辺ミキ(渡辺プロダクジョン)、港浩一
  • 制作:西山仁紫、水口昌彦、吉田正樹
  • 構成:玉井貴代志
  • 総合プロデューサー:大和田宇一(渡辺プロダクション)、神原孝
  • 総合演出:小仲正重三浦淳
第44回大会・2007年
  • 制作総指揮:渡辺ミキ、諸岡義明(渡辺プロダクション)、港浩一(フジテレビ)
  • 制作:水口昌彦、吉田正樹(フジテレビ)
  • 総合プロデューサー:大和田宇一(渡辺プロダクション)、神原孝(フジテレビ)
  • 総合演出:三浦淳(フジテレビ)
  • 監修:小仲正重(フジテレビ)

[編集] ネット局

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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