恋のかま騒ぎ
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恋のかま騒ぎ(こいのかまさわぎ)は、フジテレビのバラエティ番組「めちゃ×2イケてるッ!」の中のコーナーである。通称「かま騒ぎ」。
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[編集] 概要
日本テレビの人気番組「恋のから騒ぎ」のパロディ。2003年4月26日開始。矢部浩之を司会者とし、レギュラー陣とFUJIWARA・品川庄司らコーナーレギュラー、ゲストの男性お笑い芸人が女装して登場、恋愛や私生活などに関するトークを繰り広げる。暴露合戦となることが多く、口論やど突き合いになることもある。オカマ口調で敬語を使わないことも先輩後輩お構いなしの暴露を助長する。爆弾発言の多さでは「クイズ$マジオネア」と双璧をなす。
女装した出演者は、出演者本人の彼女という設定でトークを進めるのが原則。例えば「岡子の彼」とは岡村隆史の事を指す。テロップには「理想のタイプ」として出演者本人の名前が表示される。
[編集] レギュラーメンバー
- ナインティナイン
- かおり(加藤浩次)主婦
- かつては狂犬と呼ばれたが現在は良き家庭人である事を非難されることが多い。
- よゐこ
- FUJIWARA
- 品川庄司(2005年5月からレギュラーに)
- ブラックマヨネーズ(2007年2月からレギュラーに)
[編集] 元メンバー
- 山代(山本圭一)ダンサー
[編集] 過去に出演したゲスト
- りょう子(ふかわりょう)女子大生(2003年4月26日・6月7日放送)
- テツandトモ(2003年7月19日・8月30日放送)
- アジャ子(アジャ・コング)女子プロレスラー(2003年10月25日放送)
- KABA.ちゃん(2003年12月6日放送)
- 雨上がり決死隊(2003年12月27日・2006年1月7日・1月21日・10月14日・10月28日放送)
- ますだおかだ(2004年1月31日・5月22日・2006年10月14日・10月28日放送)
- 品川庄司(2004年6月19日・8月7日・11月13日・5月14日~)
- アンタッチャブル(2004年9月4日・10月30日放送)
- 今子(今田耕司)キャディ(2004年11月13日放送)
- デガ子(出川哲朗)レースクィーン(2005年2月5日・3月12日放送)
- ザキ子(山崎邦正)家事手伝い(2005年2月5日・3月12日放送)
- 次長課長(2005年5月14日・6月18日・2006年10月14日・10月28日放送)
- とろサーモン(2005年7月9日・9月10日放送)
- スピードワゴン(2005年11月12日・11月26日放送)
- バッファロー吾郎(2006年1月7日・1月21日放送)
- チュパチャップス(2006年1月7日・1月21日放送)
- 雅美(久本雅美)劇団員(2006年2月4日・3月4日放送)
- 笑い飯(2006年6月10日・7月1日放送)
- アンガールズ(2006年10月14日・10月28日放送)
- 竹子(竹山隆範)事務員(2006年10月14日・10月28日放送)
- ネプチューン
- アッコ(和田アキ子)看護婦(2006年10月14日・10月28日放送)
- 理想のタイプは「飯塚浩司(ダンナさん)」。
- 峰子(峰竜太)医師(2006年10月14日・10月28日放送)
- 浮気相手の家に妻・海老名美どりが乗り込んだ修羅場を赤裸々に語った。
- おぎやはぎ(2006年10月14日・10月28日放送)
- ブラックマヨネーズ(2006年10月14日・10月28日・2月3日~)
- 小力子(長州小力)ダンサー(2006年10月14日・10月28日放送)
- ビビ子(ビビる大木)水泳インストラクター(2006年10月14日・10月28日放送)
- ノリカ(陣内智則)女優(2007年2月3日放送)
- 妻・藤原紀香との結婚直前に登場。婚約会見で藤原が着たのとほぼ同じ服を着せられた。
- たむこ(たむらけんじ)声優(2007年2月3日放送)
[編集] 女性ゲスト
2本撮りのため芸人のゲストは2回ずつ出演するが、女性ゲストは1回ごとに替わるのが原則。
- 飯島愛(2003年4月26日放送)
- YOU(2003年6月7日放送)
- プチ整形を暴露され原子を殴った藤子に対し「死んで!!」と言い放った。
- はしのえみ(2003年7月19日放送)
- 小池栄子(2003年8月30日放送)
- 瀬戸朝香(2003年10月25日放送
- 瀬戸はこの日、本家『恋のから騒ぎ』にも出演した。
- 保田圭(2003年12月6日放送)
- 白石美帆(2003年12月27日放送)
- 井上和香(2004年1月31日放送)
- MEGUMI(2004年5月22日放送)
- 小倉優子(2004年6月19日放送)
- 杉本彩(2004年8月7日放送)
- 山田優(2004年9月4日放送)
- 若槻千夏(2004年10月30日放送)
- 小沢真珠(2004年11月13日放送)
- 高樹千佳子(2005年2月5日放送)
- 千秋(2005年3月12日放送)
- 山代と鈴木亜美のメールのやり取りを逐一暴露。また千秋自身が有江の彼と交際に発展しかけたことが発覚した。
- 黒谷友香(2005年5月14日放送)
- 梨花(2005年6月18日放送)
- 田丸麻紀(2005年7月9日放送)
- 国生さゆり(2005年9月10日放送)
- 松本伊代(2005年11月12日放送)
- 山本梓(2005年11月26日放送)
- 鈴木杏樹(2006年1月7日・1月21日放送)
- 吉本印天然素材の同窓会で盛り上がったが、鈴木は天然素材を知らなかった模様。
- 高田万由子(2006年2月4日放送)
- 三船美佳(2006年3月4日放送)
- 安めぐみ(2006年6月10日放送)
- 青田典子(2006年7月1日放送)
- 石原さとみ(2006年10月14日・10月28日放送)
- 磯山さやか(2007年2月3日放送)
[編集] その他
- 桑折貴之(じゃぴょん)、金成公信(ハローバイバイ) - 軍団山本のメンバー。山代の暴露ネタの証人として登場(2005年11月26日放送)。
- サバンナ高橋(2003年6月7日・2006年10月14日、顔写真のみ出演)
- キングコング西野(2006年2月4日・3月4日、顔写真のみ出演)
- メッセンジャー黒田(2006年10月28日、顔写真のみ出演)
[編集] 備考
- 2004年11月13日放送分、2006年10月14・28日放送分など、めちゃイケスペシャル向けに収録されたもののトークが盛り上がりすぎてスペシャルに収まらず、後日のレギュラー枠で放送されたことがある。これらはタイトルが「恋の大かま騒ぎ」となっている。
- 2006年1月7日(新春スペシャル)のタイトルは「恋の初かま騒ぎ」、同1月21日(未放送トーク)のタイトルは「恋の初かま騒ぎII」だった。
- 2006年3月11日放送の雛形あきこ主演企画「ひなまつり」の中で、かま騒ぎのパロディ「恋のひな騒ぎ」が放送された。このとき、オカマ席に座っていた「あきこ」の暴露話ではなく、ゲスト役の鈴木紗理奈の同棲話をはじめとした暴露話が飛び出る展開となった。
[編集] 真夜中の大かま騒ぎ
FNSの日・27時間(25時間)テレビの中の一企画として行われた。例年その前の企画である「さんま・中居の今夜も眠れない」から、本家「恋のから騒ぎ」司会者の明石家さんまと、中居正広が参加する。私生(性)活を暴露しあう企画ではあるが、生放送ゆえに放送のカット等は出来ず、事故や勢いで自分のみならず相手の芸能人生命を脅かす暴露が電波に乗ってしまう事が多々ある(その影響か、暴露された某女性タレントが某芸人メインの共演番組を放送直後に降板したことがある)。品川庄司の庄司が放とうとした相方の危険なネタやDonDokoDonの山口の危険な下ネタを含んだ一発ギャグなどが周りから一度チェックされ、止められたこともある。しかし、その低俗性と野次馬根性がこの企画の最大・唯一の魅力といえる。
内容への批判はともかくも、さんまが司会の矢部を押し切って進行に回るだけでなく若手を完全に食ってしまい、その上放送中に本気で駄目出しを行うなど興を削ぐ自分勝手な行為に批判が集まっている(矢部に「突っ込みが冷たい、岡村にたいしてはやわらかく突っ込むくせに、他の芸人には冷たすぎる」とどつくなど)。若手曰く「このコーナーは今田耕司とさんまの独擅場になっている」。また、中居さえも暴露の対象となることもある為、アイドルイメージを壊すといった批判がある。
また極楽とんぼの吠え魂(2006年6月10日放送分)で山本が「飛鳥さんが今年は大かま騒ぎはやらないって言ってた。」と発言していたことから2006年の26時間テレビでは大かま騒ぎはなさそうだという推論が流れ、実際に放送されることはなかった。ただし、2006年10月14日、28日のレギュラー放送内で「恋の大かま騒ぎ」としての放送があった。
[編集] 第一弾
2004年7月24日「FNSの日・FNS27時間テレビめちゃ×2オキてるッ!楽しくなければテレビじゃないじゃ~ん!!」内で深夜2時半すぎから約2時間生放送。視聴率10.5%(関西では12%、北海道では12.4%)。
- 出演者
- ナインティナイン
- 矢部浩之
- 岡子(岡村隆史)
- 極楽とんぼ
- 山代(山本圭一)
※かおり(加藤浩次)は100kmマラソンのため不参加
- よゐこ
- まさる子(濱口優)
- 有江(有野晋哉)
- FUJIWARA
- 藤子(藤本敏史)
- 原子(原西孝幸)
- ココリコ
- DonDokoDon
- ガレッジセール
- 品川庄司
- ネプチューン
- ロンドンブーツ1号2号
- 雨上がり決死隊
- 今田耕司
- ゲスト
- サプライズゲスト
[編集] 第二弾
2005年7月23日「FNSの日・FNS ALL-STARS あっつい25時間テレビやっぱ楽しくなければテレビじゃないもん!」内で深夜3時過ぎから2時間半生放送。視聴率5.5%(ビデオリサーチ関東地区調べ)
加藤・佐野アナのいわゆるセルビア・モンテネグロ問題(夜のワールドカップ)、竹子の放送すれすれの浮気暴露ネタ(アナル姐さん)などが物議を醸した。
鶴瓶・ココリコは中継として参加し、コーナー終了後に加藤の自宅に乱入した。
- 出演者
- ナインティナイン
- 極楽とんぼ
- よゐこ
- FUJIWARA
- 品川庄司
- フットボールアワー
- アンガールズ
- 次長課長
- 竹子(竹山隆範)事務員
- ひとり子(劇団ひとり)客室乗務員
- ペナルティ
- アンタッチャブル
- ロンドンブーツ1号2号
- 雨上がり決死隊
- 今田耕司
- 瓶子(笑福亭鶴瓶)アイドル ※逃亡中で出演せず、名札と衣装のみ
- ココリコ ※笑福亭鶴瓶中継のため出演できなかったが、前回と同じ女装で中継に出ていた
- ゲスト
- 中居正広
- サプライズゲスト
- 村上真理子※拍手がまったくなかった
- 佐野瑞樹 (アナウンサー)
- 明石家さんま
- 前のコーナー「さんま・中居の今夜は眠れない」に島田紳助が出演しており、紳助もかま騒ぎに参加するのではないかと出演者は戦々恐々としたが、結局参加しなかったため安堵していた。
[編集] 後日談
- 2005年10月6日放送の「雨上がり決死隊のトーク番組アメトーク! 秋の売れっ子芸人祭り」(テレビ朝日系列)に雨上がり決死隊・品川庄司・アンタッチャブル・カンニング竹山・劇団ひとりが集まり、「苦手なテレビ番組」をテーマに大かま騒ぎの反省会のようなトークが繰り広げられた。このときも竹山は「アナル姐さん」ネタを暴露されている。
- 2006年10月14日放送の、恋の大かま騒ぎで、かおりの彼(加藤浩次)が「セルビア・モンテネグロと対戦」したことが原因で、セルビア・モンテネグロがセルビアとモンテネグロに分かれてしまったため、大変なことをしてしまったと、かおりが発言している。
- 2006年10月28日放送の、恋の大かま騒ぎで、きも子とひょろ子のそれぞれの彼(アンガールズ)が、24時間テレビの100kmマラソンで完走したことについて、かおりの彼(加藤浩次)の場合は、2004年の27時間テレビで、87km走ったところで番組が終わったことについて、「私の彼は87km走ったただのおっさん」でしかなかったとかおりが発言している。なお、2004年の真夜中の大かま騒ぎにはかおりは出演していない。
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