ジェニー
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ジェニー(Jenny)はタカラ(現タカラトミー)から発売されている、日本の着せ替え人形キャラクター。 名前の公式表記はJeNny。
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[編集] 概要
1982年、米マテル社より、バービー製造販売のライセンスを取得したタカラで開発された『タカラバービー』が元となっている。マテル社との契約切れに伴い、1986年にタカラバービーがジェニーへと改名されたもの。(詳細は和製バービーの項目を参照のこと。)
当時、タカラより改名の理由について、「ミュージカル『ジェニー』に主演したバービーが大成功を収め、そのヒロインの名前の『ジェニー』をバービーが襲名する事になった」という説明が、TVCMや新聞広告上においてなされた。タカラバービーの販売が好調な中での名称変更であった為か、この告知キャンペーンは、宝塚歌劇団と提携してミュージカル「ジェニー」のレビューを実際に上演する等、大々的に行われた。バービーのボーイフレンドであったケンはジェフと改名されたが、こちらについての説明は特にされなかった。
[編集] ターゲット客層・製造期間など
ジェニーは同じタカラトミーの着せ替え人形であるリカちゃんより若干上の年齢層をメインターゲットとしており、リカちゃんは幼児でも着せ替えが簡単なワンピース型のドレスが多いのに対して、ジェニーはトップスとボトムスが分かれたものが多い。 またごっこ遊びを重視するリカちゃんと比べ、ジェニーはファッション性をより重視した商品展開となっており、ハナエモリ、イヴ・サンローラン等、ファッションブランドとのタイアップ企画商品が数多く発売されている。またファッション誌と提携し、モデルキャラクターとして使われることもある。基本的に女児向けのおもちゃとして作られてはいるが、大人のファン・コレクターも多数存在する。その為、高額だが凝った仕様の大人向け商品が発売されることも多い。
リカちゃんと違い、家族の人形は発売されていないが、代わりに多数のフレンドドールが発売されている。これらのフレンドドールが発売される際、主人公ジェニーとフレンドの出会いのエピソードが小冊子の形で紹介されることが多い。この小冊子は既存商品に封入されたり、玩具販売店の店頭で配布される。
1つの商品の製造期間は短く、一部定番商品を除いて再生産はされない。他、関連商品として、着せ替え用ドレス、家具、ハウス等が発売されている。
[編集] 設定
- 8月1日生まれ。ハイスクールに通う17歳。(20歳・18歳・15歳のタイプもある。)
- 身長165cm、体重45kg。
- ロサンゼルス出身。父は映画のプロデューサー、母はデザイナー。
- 明るくて好奇心旺盛。少々負けず嫌い。将来の夢はファッションデザイナー。
[編集] 歴史
- 1986年 - タカラバービーからジェニーに改名。エリー、ジュリア、フローラ、シーナ、マリーンを「ジェニーズクラブ」シリーズとして発売。 原宿竹下通りにジェニーショップ開店。オフィシャルファンクラブ「ジェニーメイト」発足。会報誌「ナイスジェニー」創刊。秋田書店より雑誌「ジェニーズクラブ」創刊。
- 1987年 - エイティーンジェニー、キサラ(大徳寺貴更)、レイフ、ジェフ発売。
- 1988年 - メイリン、アニー、アヤ、リサ、ジュディを「ニュージェニーズクラブ」シリーズとして発売。オリーブ発売。オフィシャルファンクラブが「ジェニーズクラブ」に名称変更される。
- 1989年 - スターライトジェニー発売。日本ヴォーグ社より雑誌「JENnY」創刊。
- 1990年 - プリンセスジェニー、ティモテ、チャールズ発売。エリーゼ、ルイーズ、フランソワ、アベル、ロザーナを「ジェニーメイツ」として発売。
- 1991年 - ジェニーの顔がモデルチェンジされるが12月に元に戻る。チェルシー発売。波紋エリー(エリーズクラブ)テストセール。
- 1992年 - 波紋エリー、リナ、リエ、ジェーン、マイク、トム、ブリジット発売。渋谷キッズファーム・パオにジェニーショップオープン。
- 1993年 - レインボージェニー発売。
- 1994年 - ジュリアナ発売。名古屋地区でのみ白肌ジュリアナのテストセール。原宿ジェニーショップ移転。
- 1995年 - 原宿ジェニーショップ閉店。
- 1996年 - カレンダーガールジェニー発売開始。
- 1997年 - ナオミ、フローラ(1986年発売のものとは別人)、シェリー、ミルフィーユ発売。スーパーアクションボディを使った商品の発売開始。
- 1998年 - ミツキ、ローラ発売。
- 1999年 - カオリちゃん、シオン、ロベリア、星澤奈々子発売。三越銀座店に於いてイベント「ジェニーフェスタ」開催。会場にてスージー、ユリーシア限定販売。エンジェルズガーデンジェニー、バレリー、フェリス、リリアン発売。
- 2000年 - ジェニーの顔がモデルチェンジされ、特徴的だった瞼の白いラインが無くなる。ナチュラルボディを使った商品の販売開始。フィフティーンジェニー発売。アンジェリー、ジェシカ、モエ、キョウコ発売。銀座博品館地下1階に、リカちゃんとジェニーの専門店「リカちゃんCLUB67」がオープン。
- 2001年 - サヤカ、たまき、桜子、トモキ、カーナ、アイリ発売。
- 2002年 - ナチュラルボディからスタンダードボディに順次切り替え。
- 2003年 - あいこちゃん、ちひろ発売。
- 2004年 - あやの、サユリ、たくみ発売。オスカープロモーションと提携、所属タレントとなる。
- 2005年 - マリー発売。
- 2006年 - 20歳ジェニー発売。
[編集] 商品
ジェニーの全長は約27cm、重量は100g強。バスト約12.5cm、ウエスト約7cm、ヒップ約11.5cm。 誤って子供が飲み込まないように、人形の靴など小さな部品には、意図的に体に害のない苦味が付けられている。
ボディは大別すると、肩・ウエスト・大腿部分が可動する「ノーマルボディ」、首・肩・ウエスト・大腿部分が可動する「AGボディ」、首・肩・ウエスト・大腿部分に加え肘・手首・膝・足首にも関節の付いた「スーパーアクションボディ」の3種類に分類できる。その他、フレンドドールにより鎖骨のあるタイプや胸周りが大きくウエストの細いタイプ等、様々なバリエーションが存在する。
ジェニーのヘッドデザイン(髪型・髪色・肌色・瞳の色・メイク)にはファッションに合わせて多種多様なバリエーションが存在する。以下に挙げられた各商品の仕様は、最も標準的な仕様を紹介したものである。
[編集] ジェニーのバリエーション
- ノーマルジェニー(旧ジェニー)
- ブロンドのロングヘアにブラウンの瞳で、瞳の上に白いアイラインがあるのが特徴。
- 元々は、1980年代に旧タカラ社内で進められていた企画である「セブンティーンリカ」の為にデザインされたヘッドで、和製バービー製作にあたり、さらに瞳を大きくする等の若干の修正を加えた上で流用されたもの。ジェニーへの改名後も引き続き採用され、2000年のモデルチェンジまで長年に渡り販売された。モデルチェンジ以降、この旧ジェニーは一般の玩具流通で販売されることは無くなったが、ファンクラブ会報誌の誌上通販やリカちゃんキャッスル(後述)等、販路を限定して散発的に販売されることがある。
- 「旧ジェニー」という呼称は公式な呼び名ではなく、モデルチェンジ後のNewジェニーと区別するためにファンの間で自然発生的に使われるようになった呼び名である。
- エクセリーナ
- 1984年、ジェニー(和製バービー)の高級ラインとして発売された。ビスク・ドールを意識したデザインで、青い大きな瞳と白い肌が特徴。発売当時はその白い肌が「顔色が悪く見える」等と評価され、子供受けはあまりよく無かったが、高級感から大人のファンの間で人気が広がり、現在に至っても高い人気を保っている。
- エクセリーナは仕様的にも販売戦略的にも一般のジェニーラインとは明確に差別化されている。通常のジェニーの髪はPVDC繊維だが、このエクセリーナの髪には人間用のかつらでも使用されているPVC繊維が採用されることが多い。非常に手の込んだドレスを着た商品や、アニバーサリーを冠した商品、販売経路を限定した商品等、多くの場合特別なラインナップとして発売され、価格もノーマルジェニーより高く設定されている。希少感や高級感を維持する為か、比較的安価でジェニーシリーズを製造販売しているリカちゃんキャッスルの商品ラインナップにエクセリーナは入っておらず、事実上自社独占販売商品となっている。
- エイティーンジェニー
- 1987年、「ジェニーが18才になったら」というコンセプトの元に製作された。ノーマルジェニーより背が高いボディと小さいヘッドを使用している。小顔でスタイルが良く大人っぽい雰囲気で、シックなドレスも似合う為に大人のファンが多く、ファッションブランドとのタイアップ商品に使われることも多い。
- スターライトジェニー
- 1989年にのみ製造販売された。瞳の中に無色のラインストーンが埋め込まれているジェニー。
- プリンセスジェニー
- 1990年にのみ製造販売された。エイティーンジェニーのヘッドを流用した独自デザインのジェニー。顔のデザイン自体はノーマルジェニーとよく似ている。
- 1991年フェイス
- 1991年にジェニーのマイナーチェンジが図られ、ボディはより背の高いものとなり、顔もヘッド自体は以前のものながら瞳が小さくなり、眉もギザギザのラインになる等の様々なデザイン変更が行われた。しかしファンの間での評価は芳しくなく、売り上げ的にも伸び悩んだ為に同年12月に元のデザインに再度変更された。
- 「1991年フェイス」という呼称は公式な呼び名ではなく、この年のジェニーをノーマルジェニーと区別する為にファンの間で自然発生的に使われるようになった呼び名である。
- レインボージェニー
- 1993年にのみ製造販売された。「ジェニーが輝く」というコンセプトの元にデザインされ、瞳の中に十字型の星がプリントされている。
- 新エイティーンフェイス
- 1999年にのみ製造販売された。エイティーンジェニーのヘッドを流用した独自デザインのジェニーで、瞳の中に斜め十字の星がプリントされている。一部商品はオープンマウスだった。カレンダーガール・カクテルシリーズにのみ採用された。
- 「新エイティーンフェイス」という呼称は公式な呼び名ではなく、ファンの間でもこのジェニーを特に区別して呼称することは少ないが、一部の関連書籍等でこの呼び名が使われている。
- エンジェルズガーデンジェニー
- 1999年、従来のジェニーやフレンドとは全く異なる、パラレルワールド的な設定を元に製作販売された。顔のデザインは従来とは全く違うアニメ顔だが、既存のジェニーのイメージから大きく逸脱することが無いように、ブロンドのロングヘアとブラウンの瞳という基本仕様はそのまま採用された。瞳の中の薄茶部分は学校名にちなんで天使の羽の形をしている。2001年のシリーズ終了とともに、このジェニーの販売も終了した。
- 小学館の学年誌の「小学一年生」と「小学二年生」誌上に連載された、ジェニーの通う架空の学校を舞台にした漫画、『ときめきジェニー』『ドリーミーエンジェルジェニー』と連動した商品展開で、位置づけとしては漫画のキャラクタードールであり、従来のジェニーラインより低年齢の層をメインターゲットとしている。漫画のテーマは「将来の夢に向かって努力」というもので、ジェニーがロサンゼルスから横浜に移住し、エンジェルスガーデンインターナショナルスクール(AGIS)の2年生に編入するというストーリーだった。漫画に登場するキャラクターがこのシリーズ独自のフレンドドール(後述)として発売された。
- 当初予定されたターゲットへのアピールは弱く、大きな売り上げ増とはならなかったが、アニメ顔がキャラクタードールやフィギュアのファンに受け入れられ、一部のドールは現在でも一定の人気を保っている。
- フォトジェニック(PG)ジェニー(Newジェニー/現行)
- 1999年に先行販売されたフォトジェニックジェニーに採用された新ヘッドが、2000年にスタンダードなジェニーのヘッドとして正式採用されたもの。以降、単に「ジェニー」と言えば、このフォトジェニックジェニー顔のジェニーを差す。以前のジェニーのイメージを継承する為、ブロンドのロングヘアとブラウンの瞳という基本仕様はそのまま継続された。エイティーンジェニーヘッドを流用した為に小顔で、旧ジェニーより若干大人っぽく見えるデザインとなっている。
[編集] フレンドドール(五十音順)
[編集] 女の子
- あいこちゃん
- 2003年、カレンダーガール(全日本女子高生制服通り)の10月(普通科)が初登場。誕生日は12月23日で日本生まれ、名前の由来は天皇家の愛子さまからきている。
- 2003年のきものシリーズで再販されるが、2004年のカレンダーガール(日本文化史THE流行)の12月にエントリーされたものの、着用している衣装のデザインが著作権にひっかかり、販売中止になってしまう。その後2006年に、リカちゃんキャッスルのキャッスルコレクション6にエントリーされた。
- アニー
- 1989年、2代目ジェニーズクラブの一員として、アヤ、リサ、メイリン、ジュディと共に発売された。グリーンの瞳にブルーのアイシャドウとほおの赤みが特徴。ニューヨーク出身の16歳で9月28日生まれのB型。趣味は小物集め。将来の夢は居心地の良い美容室を持つこと。
- アベル
- 1990年、ジェニーメイツの一員としてエリーゼ、フランソワ、エリカ、ルイーズ、ロザーナと共に発売された。眉やまつげなどのプリントはかなり明るめの茶色。瞳の色も明るいエメラルドグリーン。スイス出身の15歳で3月28日生まれの牡羊座のA型。スキーはプロ級の腕前だそうだ。甘えん坊で泣き虫。
- 初版は三つ編みで登場し人気が高い。後にスイートカントリーシリーズとして復刻された。
- アヤ
- 1989年、2代目ジェニーズクラブの一員として、リサ、アニー、メイリン、ジュディと共に発売された。太い眉と濃いめのアイシャドウが特徴。日本出身の18歳で、8月31日生まれの乙女座のA型。生け花や着物の着付けが得意。趣味はディスコ。
- あやの
- 2004年、「カラーリングあやの」として初登場。6月24日生まれの17歳。金髪サイドパート前髪ありのストレートロングヘアー、黒に緑のハイライトが入った瞳を持つ。2005年11月にはきものシリーズで再販されている。
- 旧エリー(初代)
- 1984年、当時のタカラバービーのフレンドとして発売された。極細ワイヤ入りの金髪でカールをつけて遊べる仕様。プロフィールは共通だが、ジェニー時代のエリーとは別人。二代目エリーが褐色肌だったことを受けて、「白人エリー」とも呼ばれる。
- エリー(二代目)
- 1986年、ジェニーズクラブの一員として、マリーン、シーナ、フローラ、ジュリアと共に発売された。ワイルドでセクシーな小麦色の肌が当時は反響を呼んだ。茶色の瞳はやや垂れ目。1月13日生まれの山羊座のB型で18歳、ニューヨーク出身。趣味はドライブ、スキー、ジャズダンス。
- なお、タカラバービー時代にあった初代のエリーは白肌金髪の全く別の人形であるが、誕生日・年齢・血液型・出身地は同じ。
- イメージブランドは「ミントシティ」。
- エリーゼ
- 1990年、ジェニーメイツの一員としてアベル、フランソワ、エリカ、ルイーズ、ロザーナと共に発売された。目の輪郭の色は濃いめで、瞳の色はオリーブ色。イギリス出身の17歳。3月17日生まれ、魚座のAB型。プロテニスプレイヤーを目指している。正義感が強く、動物が大好き。
- エリカ
- 1990年、ジェニーメイツの一員としてアベル、フランソワ、エリーゼ、ルイーズ、ロザーナと共に発売された。やや縦長の瞳は間隔が広く、子供っぽい雰囲気。16歳、中国出身の蟹座。B型。趣味は花を育てること。
- 98年の復刻版では髪にメッシュが入り、しかも肌色が小麦色だったため、ファンの間ではコギャルエリカと呼ばれている。
- オリーブ
- 1988年、プリティオリーブの名前で発売。翌年には前髪カール・ストレートタイプ、1992年にはロングヘア・オリーブが登場した。ブルーの瞳と小さめの唇が特徴。フランス出身の17歳。A型、魚座。職業はヘアメイクアーティスト。
- カオリちゃん
- 1999年、サーフィンが趣味の女の子で、茶髪にスーパーアクションボディ仕様の日焼け肌で登場した。
- 10月5日生まれの17歳、日本の神奈川県葉山市出身。
- 2004年のカレンダーガール(日本文化史THE流行)の7月に09系ショップスタッフとして再販エントリーされた。
- キサラ(大徳寺貴更)
- 1987年、ジェニー初の日本人フレンド。ボディはジェニーより小柄でやや色の濃い鎖骨のあるボディーで発売され、ヘッドも他のドールより小さい。また発売当初のものには赤いマニキュアが施されていた。
- 東京都台東区浅草出身で、12月1日生まれの射手座のO型。16歳。都立浅草高校に通い音楽好き、おしゃれ好き、言いたいことはすぐ言う性格。家は代々続く江戸呉服屋、父親は外交官で両親は英国在住、兄もロンドン留学のため、祖父母と暮らしていると設定されていた。
- 最初の貴更は、髪は短く、服も現代的なもので、ややきつめの顔であったため子供へのウケこそ悪かったものの、前年に発表されたエリーとともに成人マニアの人気を勝ち取り、現在でも多くのバリエーションが発表されている。後に真鍋奈見江らが発表したmomokoにも影響を与えたと推測される。
- 最初のシリーズでは赤系のドレスと黒系のドレス、それに白系のドレスのものが合計で13種類も発売された。いずれのセットにも、コインペンダント、三つ編みの付け毛、帽子、サングラスが含まれ、当時の価格は3200円であった。最初のシリーズは濃い茶色のショートヘアだったが、2次型ではロングへアで発売されている。このほかに、ジェニーズクラブの一員にもなって、レオタード着用のもの、本当に京都で染めたと言う着物を着た「京友禅キサラ」、ジェニー、エリーとバンドを組んで、ギターを持った「スーパーステージキサラ」が相次いで発売された。
- 現在、キサラという仮名名称となっているが、大徳寺貴更は指先にマニキュアを付けているものの呼称である。ただ、20周年記念で発売された茶箱(黒箱)貴更には、はっきりと大徳寺貴更の文字があったが、これは例外と言えよう。
- その後も数々のバリエーションが発売されたが、最近の物はメイクが変わり細眉仕様となったため、これも大徳寺貴更とは別ドールに分類するのが本筋かもしれない。
- キサラ(ハモンプロデュース)
- 貴更は初版の製造終了後久しくラインナップが無かったが1992年にハモンがプロデュースしたエリーズクラブというシリーズに、エリー、レイフと共に登場した。このドールはヘッドこそ大徳寺と同じ物であったが、金髪の白肌となり、ボディもブリジットに使用された背の高いボディーが用いられた。また、設定も誕生日が12月22日となっており、明らかに大徳寺貴更とは別のドールである。
- 桜子
- 2001年、トイザらス限定・ミスジェニーのフレンドとして登場。茶髪に大人びた顔立ち、スペシャルボディ。当初「ミスジェニーフレンド」の名称で発売され、一般公募で桜子に決まった。憧れの職業のコスチュームシリーズとしてスチュワーデス、ナース、カフェ店員、メイドと順次発売された。10月13日生まれの神奈川県横浜市出身。
- サヤカ
- 2001年、スーパーコーディネイトフレンドとして登場。当初はナチュラルボディ。
- ジェニーがブティックでアルバイトしていた時に、別のブティックで働いていたのが切っ掛けで知り合い、後に彼女とシオン、たまきと共にファッションコンテストに参加。
- イメージブランドは「スタイリッシュモード」。
- 5月5日生まれの17歳、日本出身。
- サユリ
- 2004年、カレンダーガール(日本文化史THE流行 10月・元祖美少女アイドルとだっこちゃん)に、フレンドドールとして登場。3月16日生まれの日本出身。
- シーナ
- 1986年、ジェニーズクラブの一員として、マリーン、エリー、フローラ、ジュリアと共に発売された。茶色い瞳は二つの間隔がやや狭い。コペンハーゲン出身の17歳。4カ国語を話せる女優の卵。まじめで非常な努力家。また、父親は伝統工芸の職人で、デンマーク王室の御用達だという。
- イメージブランドは「アイビーハウス」。
- シェリー
- 1997年、スーパーアクションボディを使用したバレリーナシェリーとして登場。
- 5月28日生まれの18歳、スペイン出身。
- その後、15周年記念で発売された茶箱リミテッドverで再販。ヘアスタイルは前髪あり銀髪ソバージュだったが、瞳の色が水色だったため、アイプリントデザインとの相性が良くも悪くもインパクトの強い仕様になった。
- シオン
- 2000年、PGジェニーフレンドとしてロベリアと共にナチュラルボディで発売された。
- ジェニーがアルバイトしていたブティックがあるファッションビルの、別のブティックでバイトしていた。そのファッションビルで企画したコンテストに、ジェニー、サヤカ、たまきと共に参加している。
- 1月5日生まれの山羊座のA型で日本出身。
- イメージブランドは最初は「スタジオストリート」だったが、たまき登場後は「スイートバンビーニ」に変更。
- ジュディ
- 1989年、2代目ジェニーズクラブの一員として、アヤ、アニー、メイリン、リサと共に発売された。
- 明るめの金髪ソバージュで丸く大きめの青瞳(左サイドグランス)仕様で、後にこの髪型で瞳の色を緑に変更した「ビーズヘアージュディ」が発売されている。
- ジュリア
- 1986年、ジェニーズクラブの一員として、マリーン、エリー、フローラ、シーナと共に発売された。4月27日生まれの16歳で神奈川県横浜市出身。両親と兄の4人家族。趣味はフィギュアスケート。テニスとチアリーダーのクラブに所属。将来の夢はアイドル歌手。
- ジェニーに似ているがまぶたが白いという特徴がなく、ジェニーよりもかなり年少に見える。アベルと並んでフレンドドールの中では、最も幼い感じの人形である。
- イメージブランドは「スタジオL・A」。
- ジュリアナ
- 1994年、日焼け肌のスペシャルボディで発売された。ジュリアナ東京全盛時代のフレンド。当然ながら、ワンレン、ボディコンのスタイルであり、セットにはいわゆる「ジュリ扇」もちゃんと入っていた。ロンドン出身、10月1日生まれの18歳。血液型はO型。
- ジュリアナ東京が撤退後、同社とのライセンス関係が終了した為にジュリアナの名称が使えなくなり、タカラはこの人形の改名をしようとしたが、熱心なジュリアナのファンが改名反対の運動を開始。このファン達の声をうけてタカラは新しい名前を付けないことを決定した。以降、このフレンドは単に「フレンドドール」という商品名になり、名無し状態になってしまっている。
- スージー
- 1999年、三越銀座店で開催されたイベント「ジェニーフェスタ」で初登場。ユリーシアと共に限定で販売された。
- この時はオープンマウス仕様だったが、後に製造されるようになったリカちゃんキャッスル製のは、クローズドマウス仕様になっている。香港出身。
- たまき
- 2001年、PGジェニーフレンドとして登場。当初はナチュラルボディ。
- ジェニーのライバルとして、ファッションコンテストに参加していた。明るめの茶色の髪と瞳が特徴だったが、初期生産分のヘッドとフェイスプリントは中国製だったため、発売当時は不評だった。イメージブランドは「ラブウェイ」。
- その後、カレンダーガールの2003年(全日本女子高生制服通り 7月・美術科)と2004年(日本文化史THE流行 2月・英国4人組旋風)に登場。この2タイプはいずれもヘッド・フェイスプリントは日本製で、ショートボブヘアー仕様だったため、以前より人気が高くなった。
- チェルシー
- 1992年、ジェニーフレンドとして登場。この人形はオオイケから1986年に発売された着せ替え人形のエリーナである。オオイケの特殊ボディーを使用した人形で、タカラとオオイケの業務提携の一環として、チェルシーと名前を変えて販売された。設定上はジェニーと同じ誕生日血液型で、双子かもしれない特別のフレンドとして紹介された謎の人形である。
- 2007年現在はチェルシーの名前もライセンスの関係で使用されなくなり、ジュリアナ同様にただのジェニーフレンドとなっている。
- ちひろ
- 2003年、カレンダーガール(全日本女子高生制服通り)の2月(普通科)が初登場。誕生日は2月14日で日本出身。名前の由来はアニメ千と千尋の神隠しの主人公、千尋から。
- その後、2003年のきものシリーズ、2004年のカレンダーガール(日本文化史THE流行 6月・女忍者)に登場。
- ティモテ
- 1990年、同名のシャンプーを発売していた日本リーバとの提携で生まれた。
- 北欧出身の18歳。蟹座のO型。職業は航空機の客室乗務員だが、その実は北欧某国の王位継承権も持つプリンセスである。趣味はハーブの栽培。
- 他の人形のほとんどは茶色のアイプリントが施されてあるが、この人形はブルーである。くるぶしまである長いストレートの髪の毛が反響を呼んだ。生産時期によって前髪の植毛の様子が違い、額からであれば初期、髪の分け目からであれば後期。その後緑目のものも製造されたが、初版の日本製造のものは人気が高い。
- フランソワ
- 1990年、ジェニーメイツの一員としてアベル、エリーゼ、エリカ、ルイーズ、ロザーナと共に発売された。グリーンの瞳は2つの間隔がやや狭く、大人っぽい雰囲気。18歳、フランス出身の乙女座、O型。国立高等中学校に通っている。
- 旧フローラ(初代)
- 1983年、当時のタカラバービーのフレンドとして発売された。グリーンの瞳に、金髪のロングヘアー。17歳、パリ出身の乙女座。趣味は読書、バレエ、ピアノ、手芸。コーラス部に所属している。
- 旧フローラ(2代目)
- 1984年、当時のタカラバービーのフレンド、初代フローラのフェイスをリニューアル(淡い金髪にグレーの瞳に変更)し、「リセエンヌフローラ」として発売された。
- その後1986年、ジェニーズクラブの一員として、マリーン、エリー、シーナ、ジュリアと共に再販され(この時の髪型は淡い金髪の前髪ありショートボブ)、その後単独で「フローラルランド」(第一期ジェニーズクラブでは、彼女のイメージブランドになっている)として発売されている。設定は初代フローラと同じ。
- 新フローラ(3代目)
- 1996年、スーパーモデルクラブの一員として、ジェニー、ナオミ、エリーと共に発売された。初代・二代目フローラとは全く別の人形で、丸顔で茶髪の前髪ありストレートロングヘアーで登場した。瞳はパープル。北欧出身の11月30日生まれの17歳。
- このシリーズはフレンドドールにスーパーアクションボディが採用された初めてのシリーズであり、登場以来人気が高い。
- このフローラは正式には3代目であるが、初代と2代目は同じ設定、ヘッドのドールであるため、ひとくくりとして初代とし、この新しいフローラを2代目とする場合もある(ex.リカちゃんキャッスル)。
- 星澤奈々子
- 2000年、セブン-イレブン限定で発売されたフレンドドール。7月11日生まれの18歳、日本の東京都渋谷区出身。
- 学生服とコンビニ制服がセットになった仕様と、翌年発売のチアガール仕様の二種があり、ジェニーズクラブ会員限定でも何度か再販されている(リカちゃんキャッスルでは未再販)。
- マリー
- 2005年、セレブカールマリーとして登場。12月9日生まれの17歳の日本出身で、日本とフランスのハーフ。
- 髪の毛の素材は35度で形状記憶する形状記憶ポリマーを使用。専用のブラシを使って髪の毛を束ね、手の温度で温めるとセレブのようなカールヘアーが簡単にできる。
- マリーン
- 1986年、ジェニーズクラブの一員として、シーナ、エリー、フローラ、ジュリアと共に発売された。プロフィールは、17歳、ロンドン出身で貴族の娘。趣味は乗馬、アーチェリー。紅茶とスコーンが好物。
- イメージブランドは「ヒットパレード」。
- 深いブルーの瞳を持つ上品な顔立ちは、極めて人形らしく万人受けしたために、フレンドドールの中ではナンバーワンの人気者であった(10周年人気投票で第1位)。ただ、1998年発売の「はじめましてマリーン」は廉価版の中国生産であったため、造りが雑で非常に不評を買った。初版のいわゆる「ちょんまげマリーン」は高額のプレミアムで取引されることもある。
- マリーンはいわゆる人形らしい人形(カールしたロングヘアの金髪お姫様タイプ)であるため、特に女性には多大な支持を受けたが、対極にあるエリーや貴更ファンからは、顔がでかいなどと揶揄されることもしばしばあった。
- ミルフィーユ
- 1997年、髪遊びフレンドとして登場。4月16日生まれのO型で16歳、フランスのプロヴァンス出身。趣味はお菓子づくり。プラチナブロンドのロングストレートヘアーで、ブルーの瞳を持っている。
- メイリン
- 1989年、2代目ジェニーズクラブの一員として、アヤ、アニー、リサ、ジュディと共に発売された。茶髪のツインテールに茶色の瞳(左サイドグランス)仕様。
- 6月6日生まれの17歳、香港出身。
- このメイリンは初版の発売以後、全くラインナップが増えず、これはヘッド製造の金型が破損した為ではないかと噂された。もう製造できないだろうとのことで、インターネットオークションなどでは非常に高値で落札された時期もあったが、ジェニー誕生20周年記念ドールとしていわゆる茶箱(黒箱)で復刻されて以後は、シリーズ物にも登場している。ただし、初版のヘッドと同じかどうかは定かでない。
- ユリーシア
- 1999年、三越銀座店で開催されたイベント「ジェニーフェスタ」で初登場。スージーと共に限定で販売。その後、茶箱リミテッドフレンドシリーズで一般発売された。
- 5月18日生まれの17歳、ロシア出身。
- リエ
- 1990年、当初はボブガール・リエという独自のラインで販売され、ジェニーフレンドという位置づけではなかった。発売当時の化粧箱にはどこにもジェニーの名は入っていなかった。ヘアスタイルはその名の通り、濃い茶色のショートボブカットであったが、キサラと同じヘッドとメイクであること(眉毛だけが下がり眉毛である)、そして生年月日などの設定も無い謎のドールであったため、キサラと同一人物説、キサラと双子姉妹説などが噂された。
- 現在では11月11日生まれ、神奈川県出身の16歳となっており、晴れて正式にジェニーフレンドの仲間入りをしている。
- リナ
- 1992年、二代目エリーをリーダーとしたユニット、エリーズクラブの一員として初登場。2月15日生まれのオーストリア、ウィーン出身の20歳。
- このドールはハモンが権利を持っていたので、永らくタカラはこのドールをジェニーフレンドとしては登録していなかった。
- 一般生産終了後は原宿ジェニーショップ(黒髪きものver.)やTOTOCO(銀髪チャイナver.など)、リカちゃんキャッスル限定などで、バリエーション違いで再販されている。
- ルイーズ
- 1990年、ジェニーメイツの一員としてアベル、フランソワ、エリカ、エリーゼ、ロザーナと共に発売された。横分けポニーテールと縦長のより目(左サイドグランス)が特徴。5月22日生まれの双子座のO型で17歳、アメリカ出身。ロックが大好き。
- ロザーナ
- 1990年、ジェニーメイツの一員としてアベル、フランソワ、エリカ、ルイーズ、エリーゼと共に発売された。
- 10月27日生まれのさそり座で、スペイン出身。茶色のワンレングスストレートロングヘアに茶色の瞳、小麦色の肌仕様。
- ロベリア
- 2000年、PGジェニーフレンドとしてシオンと共にナチュラルボディで発売された。
- 10月29日生まれのさそり座でB型の17歳、ベルギー出身。特技はパラパラダンス。
- イメージブランドは「スウィートバンビーニ」(後にシオンのイメージブランドに変更)。
[編集] 男の子
- ケン
- 1985年、当時のタカラバービーのボーイフレンドとして発売された。プロフィールはそのままジェフに引き継がれている。
- ジェフ
- 1986年、ジェニーのボーイフレンドとして、タカラバービー時代の名前・ケンより改名。茶髪に茶色い瞳の優しい青年。ロサンゼルス出身の18歳で、4月8日生まれの牡羊座の0型。スポーツマンでバスケが得意。
- 2001年パリに留学、たまきと出会う。日本に残るジェニーとは遠距離恋愛になり、急接近するジェニーとトモキに破局の危機か?とファンをやきもきさせた。
- その後2004年のカラーリングストーリーにおいて、ジェニーの元に戻った模様。
- タクミ
- 2004年、ジェニーとあやのを撮影するカメラマンとして登場。ふわふわとした茶髪パーマヘアーは大流行した韓流スターをイメージしたともいわれる。カラーリングストーリーのラストであやのに告白されボーイフレンドになった。
- チャールズ
- 1990年、北欧の王子でティモテのいとことして登場。ジェニーに社交界デビューのためのレッスンをする。北欧某国出身の20歳。
- トモキ
- 2001年、ジェニーの新しいボーイフレンドとして、アイドル系・ワイルド系・ビジュアル系の3種の試作ドールの中から人気投票で選ばれたアイドル系。サヤカとは幼馴染み。ジェニーとは同じファッションデザインスクールに通っている。ジェフの留学で落ち込むジェニーを慰めた。
- 試作に終わった他2種は同じストーリーブックにおいて、ビジュアル系がようすけ、ワイルド系がまなとと名付けられて脇を飾った。
- マイク
- 1992年、エンジョイバケーションシリーズとしてジェーンと共に発売された。ダイビングのインストラクターとして南の島でジェニーと出会う。スポーツ全般が得意。ロサンゼルス出身の19歳で、7月31日生まれの獅子座。
- レイフ
- 1987年、ジェニーフレンドとして登場。金髪に青い瞳のクールガイ。建築家志望の大学生。イギリスロンドン出身の19歳で、7月22日生まれの蟹座、AB型。1992年エリーズクラブのメンバーとして再登場。
[編集] エンジェルズガーデンシリーズ
これらのフレンドは、エンジェルズガーデンシリーズとしてラインアップされているもので、メーカーも従来のジェニーフレンドとしての扱いはしていない。
- アンジェリー
- 2000年、エンジェルスガーデンフレンドとして、ジェシカと共に発売。ナチュラルボディ。金髪ツーテール縦ロールに緑の瞳、意地悪なライバルキャラクターとして登場していた。リヒテンシュタイン出身のAGIS2年生17歳。将来の夢は宝石デザイナー。
- キョウコ
- 2000年、エンジェルスガーデンショップスタッフとして発売された。バレリーのアルバイト先「エ コルシェ」のショップマネージャー。渋谷のカリスマ店員ブームを受けたキャラと思われる。21歳、スタッフ暦3年、アパレル店長。将来の夢は自分の店を持つこと。
- 彼女のフェイスがアニメ顔にしては、意外にも通常のジェニーファンにも受け入れられたらしく、同シリーズで唯一、ジェニーズクラブプレミアム会員限定で一度再販されている。
- ジェシカ
- 2000年、エンジェルスガーデンフレンドとして、アンジェリーと共に発売。ナチュラルボディ。ピンクのショートヘアに青い瞳。オーストラリアシドニー出身のAGIS2年生17歳。将来の夢は世界一の新体操選手。
- ショウ
- 2000年、エンジェルスガーデンボーイフレンドとして発売された。ジェニーとフェリスの級友。AGIS2年生17歳。将来の夢は美容師。モエは姉。男性用可動ボディのスーパーアクションボディを使用。肌の色が土気色と評判は今ひとつであったが、唯一の男性用可動素体として再利用を期待する向きもある。
- ダンシングアイリ
- 2000年、エンジェルスガーデンシリーズとして発売。ナチュラルボディ。茶色の巻毛ショートに青い瞳。沖縄県出身のAGIS2年生17歳。将来の夢はプロダンサー。
- バレリー
- 1999年、エンジェルスガーデンフレンドとして、ジェニー、リリアン、フェリスと共に発売された。ブラウンのウェーブヘアに褐色の肌、グリーンの瞳。目つきはキツめ。AGIS3年生18歳、アメリカ出身。ジェニーのモデル仲間であり、ライバルでもある。将来の夢は女優。
- フェリス
- 1999年、エンジェルズガーデンフレンドとして、ジェニー、リリアン、バレリーと共に発売された。横分けのブロンドロングヘア、白い肌、グリーンの瞳。AGIS2年生17歳、アメリカ出身。パソコンが得意で、将来の夢はデザイナー。
- モエ
- 2000年、エンジェルスガーデンショップスタッフとして発売された。バレリーのアルバイト先「エ コルシェ」のショップスタッフ。渋谷のカリスマ店員ブームを受けたキャラと思われる。AGISの卒業生で19歳。スタッフ暦1年、アパレル販売員。将来の夢はスタイリスト。ショウは弟。
- リリアン
- 1999年、エンジェルズガーデンフレンドとして、ジェニー、フェリス、バレリーと共に発売された。茶色のロングヘアに茶色の瞳。中国出身、AGIS1年生16歳。風水占いが得意。将来の夢は漫画家。父親が中華街で飲食店を経営。
[編集] 有名人フレンドドール
ジェニーシリーズのヘッドやボディを転用し、タカラが製造販売したもの。一部は店舗限定で販売された。
- 桂由美ちゃん
- 1998年、同名の着物デザイナーがコーディネートした着物で登場。
- 神田うの
- 1997年、同名のタレントのドール。スーパーアクションボディ。
- 小池栄子
- 2002年、同名のタレントのドール。スーパーアクションボディ。カツ丼店「かつや」限定。
- パフィードール
- 1998年、スーパーアクションボディを使用した2体セット。1次と2次があり、ジーンズショップなどとタイアップ販売も行われた。
- 吉川ひなの
- 1998年、同名のアイドルタレントのドール。本人がデザインした衣装で登場。はっきりとジェニーフレンドという位置づけがされていた。ボディーは18ジェニー用のものが採用され、通常のジェニーと衣装の互換性は無い。
[編集] その他のフレンドドール
- ブリジット
- 1992年にタカラが立ち上げた波紋ブランドから単独で登場。マテルバービーに似たフェイスプリントでオープンマウス仕様。
[編集] アウトフィットブランド
- 1986年からジェニーとフレンドドール用の架空のファッションブランドが設定されるようになり、アウトフィットが各ブランドごとにまとめてデザインされている。
1986年
- アイビーハウス
- フローラルランド
- ミントシティ
- ハニーキッズ
- スタジオL・A
- ヒットパレード
2000年
- スタジオストリート
- スイートバンビーニ
- スタイリッシュモード
2001年
- ラブウェイ
2003年
- ストリート
- モードスタイル
- スウィートガール
2007年春リリース予定のブランド
- クール&ベリー
- ロマトップ
[編集] 関連商品
[編集] 書籍・雑誌
- ジェニーズクラブ(秋田書店)- 2007年現在休刊。
- JENnY(日本ヴォーグ社) - 2007年現在休刊。
- ジェニーファッションクラブ(日本ヴォーグ社) - No.1~No.4まで発売された。2007年現在休刊。
- ジェニーズコレクション(ジャパン・ミックス) - ISBN 9784883214334
- 夢みるジェニー(実業之日本社、1988年)
- すてきなジェニー(実業之日本社、1988年
- チャームアップジェニー(実業之日本社、1989年)
- ジェニーおしゃれBOOK(実業之日本社、1989年)
- ときめきジェニー(実業之日本社、1990年)
- わたしのジェニー・最新カラー版(実業之日本社、1992年)
- おしゃれなジェニー・最新カラー版(実業之日本社、1994年)
- ジェニー・わたしのドールブック(日本ヴォーグ社) - 2007年現在No.1~No.21まで発売中。
- コンプリート・ジェニー・ファイル(グラフィック社、2001年) - ISBN 4766112085
- MODE-J ジェニー in トーキョー・ファッション(グラフィック社、2002年) - ISBN 476611292X
[編集] 音楽
- すてきなジェニー(作詞・作曲・歌 EPO、1986年) - ジェニー改名直後に放映されたCMで使用されたイメージソング。
- CALL ME JENnY(作詞・古澤久美子、作曲・山口美央子、歌・ちはる、1993年)
[編集] その他
- キュートステッチミシン(タカラ、1987年) - 子供用ミシン。普通のミシンの針とボビンが使える本格的なもの。
- 失われたメッセージ ロストワード・オブ・ジェニー (タカラ、ファミリーコンピューター、1987年3月25日)- ジェニーがキック等で敵を倒していくアクションゲーム。
- スターエクセリーナ - 株式会社スターがタカラのライセンスを受け制作した52cmサイズのジェニー。エクセリーナジェニーがモデルとなっており、高級感を前面に出したつくりになっている。
[編集] 関連用語集
- ジェニーショップ - かつて原宿の竹下通りにあったジェニー関係のグッズを販売していた店で、ここのオリジナルドールなどもあった。
- TOTOCO(ととこ)- 浅草橋にある知る人ぞ知るジェニーファンのメッカ。元々玩具の卸問屋であった同店が開設したジェニー及びフレンドドール、ドレスやグッズの専門店。ここのオリジナルドールも人気で、タカラが復刻しない初版のマリーンやキサラの復刻版などを販売した。最近は他社から多彩な大人向け人形が発売されており、人形ファンの間でのジェニーの人気が固定的なものでは無くなったことや、安売り店やネット通販店等の新たな販売網の増加により、この店の新商品もめっきり少なくなった。
- リカちゃんキャッスル - 福島県小野町にあるリカちゃんキャッスル株式会社のこと。元はタカラの福島工場であり、主にリカちゃんやジェニー等の人形の生産を行っている部署であったが、2007年現在は別会社である。タカラはジェニーの生産拠点の中心を中国に移したが、キャッスルでは国産の仕上げの良いジェニーやフレンドドールを製造し、直販している。また東京等で行われるドールイベントでも出張販売がある。ここの人形は様々なバリエーションがあるので、キャッスルジェニーとしてファンの間で人気が高い。