大田原市
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大田原市(おおたわらし)は、栃木県の北東部に位置する市で、県北地区の政治、経済、文化、行政の中心都市。2005年10月1日に隣接する那須郡湯津上村と同郡黒羽町を編入し、人口約7万9000人の都市となった。 松尾芭蕉「奥の細道」と縁の深い地として知られており、市の中央を流れる那珂川や八溝山系の里山など自然豊かな地域である。雲厳寺、栃木県なかがわ水遊園、日帰り温泉など観光資源も多い。
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[編集] 地理
栃木県の北東部に位置。東京から北に約150キロ、県都・宇都宮市からは車で約1時間。東西に長い形状を呈しており、市境の東側は県境として茨城県と接している。 県東部には八溝山地が茨城県との県境に沿って延びるが、中央部~西部にかけては那須野が原扇状地の扇端付近にあたる平地が広がる。一方河川では、市東部を南北に縦断する那珂川、市南部を東西に横断する箒川がある。旧大田原市街を流れる伏流河川・蛇尾川は、市南部の福原地区付近で箒川に注ぎ、さらに箒川は佐良土の箒橋付近で那珂川へ注いでいる。 市西端部の野崎地区にはJR宇都宮線が通じており、野崎駅が設置されている。道路網では国道400号、国道461号が、旧大田原市街の中心で交差し東西南北へ延びる。その他旧黒羽市街、旧湯津上市街を縦断し那須烏山市方面へ通じる国道294号線は、市内を那珂川に沿って延び、野崎地区には国道4号が南北に縦断する。
[編集] 隣接している自治体
[編集] 歴史
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い町制を施行、那須郡大田原町が発足。
- 1954年(昭和29年)12月1日 - 大田原町・親園村・金田村が合併し、市制を施行、大田原市となる。
- 1954年(昭和29年)12月31日 - 那須郡野崎村の一部を編入。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 那須郡西那須野町の一部(加治屋)を編入。
- 1955年(昭和30年)11月5日 - 那須郡佐久山町を編入。
- 2005年(平成17年)10月1日 - 那須郡湯津上村・黒羽町を編入。
[編集] 行政
- 市長
- 千保一夫 1990年(平成2)~。現在5期
- 国や県の出先機関
- 国の機関
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- 宇都宮地方検察庁 大田原支部
- 宇都宮地方法務局 大田原支局
- 大田原拘置支所
- 黒羽刑務所
- 大田原税務署
- 大田原地域産業保健センター
- 栃木社会保険事務局 大田原社会保険事務所
- 大田原労働基準監督署
- 塩那森林管理署
- 自衛隊栃木地本協力本部県北支部 大田原地域事務所
- 県の機関
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- 栃木県庁那須庁舎(県税事務所、土木事務所、林務事務所、教育事務所、労政事務所、県北県民センターなど)
- 県立県北体育館
- 県北食肉衛生検査所
- 県北健康福祉センター
- 栃木県住宅供給公社 大田原支所
- 裁判所
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- 宇都宮地方裁判所 大田原支部
[編集] 経済
[編集] 産業
- 農業・畜産
- 米の生産高は県内随一。2004年の生産高は4万tあまりと、宇都宮市や那須塩原市の2万7千tをも大きく上回った。また、大田原市を中心に生産される軟白ネギ「白美人ねぎ」は、その食味において市場の高い評価を受けている。他にいちごやブルーベリー、梨など果実類の生産にも注力している。一方、超高級国産牛肉として話題の大田原牛は、市内に本拠を構える大黒屋総本家の登録商標である。必ずしも地産ブランドではない点に留意
- 商業
- 東武宇都宮百貨店大田原店をはじめ、都市計画道路3.3.1号線沿線を中心に大規模小売店の集中が目立ち、県北地域における一大商業施設集積地となりつつある。3.3.1号線は現在、那須塩原市側において国道4号への延伸・接続工事が進められており、将来的に大田原市~那須塩原市西那須野地区にかけての沿線一帯は、更なる商業施設の充実・拡大が見込まれる。
- 工業
- 自然環境との調和のとれた「田園工業都市」構想を旗印に、市内4ヶ所の工業団地を中心とした企業誘致を推進している。特に、野崎地区の国道4号沿いに位置する野崎工業団地は、東芝、富士通、大日本塗料、栄研化学、川田工業といった大手上場企業またはそのグループ企業の集積が目立っている。
[編集] 姉妹都市・提携都市
[編集] 教育
[編集] 大学
[編集] 高等学校
[編集] 中学校
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[編集] 小学校
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[編集] 交通
[編集] 鉄道路線
[編集] バス路線
大田原市営バス - JR西那須野駅、JR那須塩原駅、市役所などを拠点に、市内の各地区を結んでいる。全12路線。
- 路線概略
- JR西那須野駅発着便
- 大田原市内循環線 西那須野駅-大田原市役所
- 黒羽線 西那須野駅-五峰の湯
- 湯津上線 西那須野駅-なかがわ水遊園
- JR西那須野駅発着便
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- JR那須塩原駅発着便
- 那須塩原駅線 那須塩原駅-道の駅那須与一の里(鹿畑経由便は国際医療福祉大学発着)
- 那須塩原線 那須塩原駅-なかがわ水遊園
- JR那須塩原駅発着便
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- 大田原市役所発着便
- 金田方面循環線 大田原市役所-下羽田-鴻巣平入口-大田原市役所
- 佐久山・親園方面循環線 大田原市役所-佐久山小入口-福原-大田原市役所
- 野崎方面循環線 大田原市役所-中薄葉-野崎駅前-塩原境-大田原市役所
- 大田原市役所発着便
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- ※逆ルート有り
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- 黒羽郵便局発着便
- 雲厳寺線 黒羽郵便局-登那賀屋前-雲厳寺
- 両郷線 黒羽郵便局-(磯上)第1集合所
- 黒羽郵便局発着便
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- 工沢発着便
- 南方線 工沢-登那賀屋前-帝林社宅前
- 工沢発着便
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- 須佐木小上発着便
- 須賀川線 須佐木小上-登那賀屋前-石畑
- 須佐木小上発着便
- 料金(1回)
- 大人(中学生以上) 200円
- 小人(小学生) 100円
- 乳幼児 無料
東野交通 3路線が市内を運行。
- 路線
- 西那須野駅~大田原~国際医療福祉大学~黒羽
- 西那須野駅~大田原~湯津上~小川・馬頭
- 西那須野駅~大田原女子高
[編集] 道路
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 大田原城址
- 大野放牧場
- 雲厳寺
- 大雄寺
- 芭蕉の館
- 那珂川の観光やな(夏期)
- 栃木県なかがわ水遊園(水族館)
- 栃木県立なす風土記の丘資料館湯津上館
- 道の駅那須与一の郷
- 大田原温泉
- 佐久山温泉
- 黒羽温泉五峰の湯
- 湯津上温泉
- 湯けむりふれあいの丘
- 与一まつり
- 大田原マラソン
- 羽田沼
[編集] 出身有名人
- 高橋和枝、緑川光 - 声優
- 渡辺美智雄(政治家) - 旧制大田原中学校(現大田原高校)出身
- 北勝力英樹(大相撲力士) - 旧黒羽町
- 福田雅一 (プロレスラー)
- 大島美幸(森三中、鈴木おさむの妻)
- 大島弓子 - 漫画家、代表作・綿の国星
[編集] その他
- 国会誘致に積極的である
- 関東ローカルでのNHK天気予報では、宇都宮、日光と共に大田原の天気予報が流される
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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