後志国
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後志国(しりべしのくに)は、日本の明治時代に設定された地方区分の国の一つである。北海道に含まれた。現在の後志支庁のうち虻田郡と小樽市銭函4~5丁目相当区域を除いた大部分と、檜山支庁の北部にあたる。
[編集] 歴史・沿革
明治2年 (1869年) 8月15日に設置された。久遠郡、奥尻郡、太櫓郡、瀬棚郡、島牧郡、寿都郡、歌棄郡、磯屋郡、岩内郡、古宇郡、積丹郡、美国郡、古平郡、余市郡、忍路郡、高島郡、小樽郡の十七郡で構成された。明治5年 (1872年) の調査における人口は1万9098人で、北海道の中では渡島国に次いだ。
[編集] 関連項目
- 令制国一覧
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