愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない
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愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない |
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B'z の シングル | ||
リリース | 1993年3月17日 2003年3月26日(再発) |
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ジャンル | J-POP | |
レーベル | BMGルームス | |
プロデュース | 松本孝弘 | |
チャート順位 | ||
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売上枚数 | ||
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B'z 年表 | ||
ZERO (1992年) |
愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない (1993年) |
裸足の女神 (1993年) |
愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない(あい-ぼく-きみ-きず-)は、日本のロックグループB'zの12thシングル。
目次 |
[編集] 概要
- B'zの代表曲の1つであり最大のヒット曲である。B'zのシングルの中では唯一4週連続1位を獲得したシングルでもある。
- また2003年3月23日にマキシシングル『IT'S SHOWTIME!!』と他のB'zの過去のシングル10作(4th single~13th single)と共に再発売され、2003年4月7日付けオリコンシングルチャートでは、再発売シングル10作が上位を占め(この曲は5位)、トップ10中9タイトルを独占した。
- オリコンシングルチャート1位獲得作品の中で、最も曲名が長い作品である。
- TBSの音楽番組「突然バラエティー速報!!COUNT DOWN100」の最終回の1位曲であり、後継番組の「COUNT DOWN TV」の第1回の1位曲である。
[編集] 参加ミュージシャン
- 松本孝弘:ギター・全曲作曲・編曲
- 稲葉浩志:ボーカル・全曲作詞
- 明石昌夫:ベース・全曲編曲
- 田中一光:ドラム
- 生沢佑一:コーラス(#1)
- 大黒摩季:コーラス
- やまもとこうじ(表記不明):サックス(#1)
- さわのつる(澤野博敬):トランペット(#1)
- 五反田靖:トランペット(#1)
- 野村裕幸:トロンボーン(#1)
- HIIRO Strings:ストリングス
- B+U+M
[編集] 売り上げ
- 総売上枚数は約202.1万枚。これはB'zのシングルCD最大のセールスであり、B'zが唯一ダブルミリオンを達成した曲である。この曲が発売されたのは1993年で、ダブルミリオンを達成したのは2003年なのでこの曲は発売されてから10年たってようやくダブルミリオンを達成したことになる。なお、この記録はダブルミリオン到達最長週数記録である。
- 初動売上枚数72.5万枚。(歴代19位)
- 歴代シングル売上チャート22位
- 1993年オリコン年間シングルチャート2位
[編集] 収録曲/解説
- 愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない
- B'zの代表曲の1つであるにもかかわらず、LIVE-GYMでは、『B'z LIVE-GYM '93 RUN』、『B'z LIVE-GYM '94 The 9th Blues』Part1の前半、2003年の『B'z LIVE-GYM The Final Pleasure "IT'S SHOWTIME!!" 』でしか歌われていない。オリエンタルの雰囲気はタイアップとなった「西遊記」を意識したためである。あまりにも長いタイトルの為、ファンの間では「愛まま」人によっては「愛わが」と省略して言われている。この頃、B'zの所属するビーイングから発売された他のアーティストが非常に長いタイトルの曲を発売していた為、その流れでこのようなタイトルとなったと思われる。また、B'z自身もしばらくの間、短い英単語の曲名が続いていたため、初めから日本語の長いタイトルにしたかったらしい。しかし、これだけの大ヒットとなりながらもオリジナルアルバムには収録されず、1998年リリースのベストアルバム『B'z The Best "Pleasure"』にしか収録されていない。また、松本ソロでリリースされた『House Of Strings』にインストゥルメンタルストリングスバージョンが収録されている。
- JOY
- 1st Beat同様、オリエンタルなメロディが印象的な非常にポップな曲。オリジナルアルバムには未収録となったが『B'z The "Mixture"』にリミックスバージョンが収録されている。
[編集] タイアップ
[編集] 収録アルバム
- B'z The Best "Pleasure"(#1)
- B'z The "Mixture"(#2 リミックスバージョン)
[編集] 当時のブーム
当時はビーイングブームだった。CHAGE&ASKAの大ヒットシングル「YAH YAH YAH」の勢いを2週間で止め、ビーイングの18週連続1位はこのシングルから始まった。
[編集] タイトルについて
当時ビーイング系のアーティストは題名の長いシングルをリリースするのが多かった。
- ZARD - 『サヨナラは今もこの胸に居ます』
- 大黒摩季 - 『別れましょう私から消えましょうあなたから』
- WANDS - 『愛を語るより口づけをかわそう』
- T-BOLAN - 『おさえきれない この気持ち』
- DEEN - 『このまま君だけを奪い去りたい』
- 宇徳敬子 - 『あなたの夢の中そっと忍び込みたい』
- 中原薫 - 『街中の素敵みんな着飾って』
- 柳原愛子 - 『きっとふたり会えてよかった』
現在でも三枝夕夏 IN dbを代表にビーイング系の伝統となった(「君と約束した優しいあの場所まで」「眠る君の横顔に微笑みを」「へこんだ気持ち 溶かすキミ」「飛び立てない私にあなたが翼をくれた」など)。
なお、ビーイング系以外のアーティストでは、1982年に横浜銀蝿が『お前サラサラサーファー・ガールおいらテカテカロックンローラー』、同年にスターダストレビューが『ブラックペッパーのたっぷりきいた私の作ったオニオンスライス』、1990年に岡村靖幸が『あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう』、1994年にBLANKEY JET CITYが「幸せの鐘が鳴り響き僕はただ悲しいふりをする」、1996年に宮本浩次が『タイトでキュートなヒップがシュールなジョークとムードでテレフォンナンバー』というシングルを発表し、また大塚愛がシングル『黒毛和牛上塩タン焼680円』をリリースする際に「B'zの(愛のまま~)に負けないくらいインパクトのある長いタイトルをつけたかった」と発言している。
※シングルで日本一長い曲名は1961年発表の『ねたみは緑、情熱は紫、怒りは白、興奮は赤、昨夜あなたは彼女の腕に抱かれて一体何をしていたの?ブルース』という説があるが、歌手名など詳細は不明。
日本一長い曲名の曲は内核の波の曲で、字数は記号を無視すると322文字である(題名は日本一長い曲名のリンク先を参照)。
[編集] 関連項目
オリコン週間シングルチャート第1位 1993年3月29日付~1993年4月19日付 (4週連続) |
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前作: CHAGE&ASKA 『YAH YAH YAH/夢の番人』 |
B'z 『愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない』 |
次作: WANDS 『愛を語るより口づけをかわそう』 |
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