村田善則

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村田善則（むらたよしのり, 1974年 4月24日 - ）は、長崎県佐世保市出身の読売ジャイアンツに所属するプロ野球選手（捕手）。背番号は40。愛称は「ショウキチ（小吉）」。

[編集] 来歴・人物

佐世保実業高等学校で4番主将としてチームを率い、1992年の甲子園大会に出場。同年のドラフト5位で巨人に入団。1995年に一軍に昇格。

守備には定評があり、2000年に自己最多の76試合に出場し、将来の正捕手候補として期待される。しかし、翌2001年にはルーキー阿部慎之助がレギュラーを取り、以降は2番手捕手として活躍する。また、工藤公康と相性が良いためか先発投手が工藤の時はスタメンで使用されることも多かった。00年日本シリーズ第1戦で先発マスクをかぶる。

近年は阿部の故障時に小田幸平（現中日ドラゴンズ）との併用でスタメン起用されることが多かったが、2006年シーズンにおいては星孝典や實松一成との2番手捕手争いとなっている。１軍にいながらも出場機会が訪れずに出場数は６試合。１ヶ月間試合に出ない事もあった。６月初旬～９月中旬まで怪我で抹消。その後１軍に昇格したが出場機会は、無かった。

ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜にとって、巨人に同期入団で唯一人の同い年。一番心許せる親友であったという。寮時代、松井が寮での当番の時は自ら「代わりに俺がやる」といい、松井はそのまま練習するように言った。この背景には「お前は期待されている選手だから一日でも早く一軍に上がれるよう協力する」という村田の思いがうかがえる。

村田は自身と同い年プロ入りも同期で中日からFA移籍の野口茂樹が巨人移籍後公式戦初登板となった06年5月15日西武ライオンズとのビジターゲームでフルイニングマスクをかぶる。

また、松井がメジャー挑戦を決めた際、巨人の選手の中で唯一松井から連絡を受けたのが村田であったとされている。現在でも二人の友情は続いており、シーズンオフには一緒にゴルフなどを楽しんでいる。

妻は元テレビ東京アナウンサーの須志田しのぶ。

鈴木尚広が来季から背番号12を付けることになったため、背番号を40に変更することとなった。

ちなみに2004年の甲子園大会には12歳離れた弟の金彦が、自身と同じく主将として佐世保実業高校を率いて出場した。