川嶋あい
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川嶋あい | ||
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基本情報 | ||
本名 | 川島 愛 | |
生年月日 | 1986年2月21日 | |
血液型 | A型 | |
出身地 | 福岡市早良区 | |
ジャンル | J-POP | |
職業 | シンガーソングライター | |
担当楽器 | キーボード | |
活動期間 | 2002年~ | |
レーベル | つばさレコーズ | |
事務所 | ダブルウイング | |
公式サイト | 川嶋あい My Room |
川嶋 あい(かわしま あい、本名:川島 愛、1986年(昭和61年)2月21日 - )は、シンガーソングライター。つばさレコーズ、ダブルウイング所属。
福岡県福岡市早良区出身。血液型はA型。
目次 |
[編集] 略歴
- 3歳の時から音楽教室に通い、元々は演歌歌手を志す。北島三郎、鳥羽一郎、山川豊など、演歌歌手の公演の前座を務めることもあった(特に鳥羽一郎とは家族ぐるみの付き合いがあったと、ラジオで本人が語っている)。
- 2001年4月 - 上京し、堀越高等学校に入学。(その後諸事情により再び転校し、転校先の高校を卒業。本人によると、高校は皆勤賞だった(フジテレビの音楽番組『HEY!HEY!HEY!』より))。堀越時代は山下智久、上戸彩、酒井彩名、小池徹平などと同級生だった。
- 2005年3月30日 - 路上ライブ1000回を達成。このライブは、「阪神大震災写真展」と絡めて自身のゆかりの地渋谷駅ハチ公前で行い、当日は1000人以上の人出を記録した。その後も1回路上ライブを行っているが、自身の知名度が上がったこともあり、これを最後に路上ライブを終了。
- 2005年6月11日 - Zepp Tokyoで「12個の歌(メッセージ)」ファイナルライブを行う。
- 2006年1月15日 - 阪神・淡路大震災から11年を前に神戸市長田区にある大正筋商店街でライブを行った。また、ライブの前にあしなが育英会が運営する震災遺児支援施設「レインボーハウス」を訪問し、自らのCD50枚を遺児に贈った。
- 2006年10月24日 - シーナ&ザ・ロケッツの鮎川誠、globeのKEIKO、ROLLY、元JUDY AND MARYのベーシスト・恩田快人、韓国出身の人気シンガーSE7EN、元BOØWYのドラマー・高橋まこと、山田タマルとともにTHE AURIS (SUPER) BANDに参加、「MY WAY」がTOYOTAの新型車AURIS(オーリス)のCMソングとして起用される。
[編集] 人物
- 実父は出生前に行方不明、実母は3歳の時に亡くした。児童養護施設和白青松園で一時期生活した後、建設会社を経営していた川島家に養女として引き取られた。その後10歳で養父を、16歳で養母を亡くしている。日本テレビの『24時間テレビ「愛は地球を救う」28』、TBSの『金スマ』、フジテレビの『めざましテレビ』で取り上げられた。なお、養母の命日である8月20日には毎年メモリアルコンサートを実施している。
- 彼女の歌声は、デビュー時期の近い元ちとせの「100年に一人の歌声」に対し、「天使の歌声」と称されていたが、元祖天使の歌声と呼ばれた本田美奈子.が急逝したためか、最近この呼称は余り使われていない。また、「1/fゆらぎ」と呼ばれる癒しの性質の声であるという。これはモーツァルトの曲や、美空ひばり、ジョン・レノンなどのボーカリスト、そよ風や小川のせせらぎも同様の性質を持つとされる。人により感じ方が大きく分かれるのも特徴である。
- ファンの年齢層が広く、10代以下から50代以上迄、女性ファンの比率が比較的高い。
- サインは芸能人としては珍しく、芸名ではなく必ず本名で書いている。
- 何故かFMラジオでは地元の福岡よりもFM徳島の無料ライブイベントに出演することが多い。
- 2006年、楽曲がプロ野球3投手のテーマ曲となる。川嶋の出身地・福岡県にあるソフトバンクの和田毅には「サウスポー(リアレンジバージョン)」、ロッテの小林雅英には「一秒の光」、オリックスの大久保勝信には「見えない翼」がそれぞれ起用された。但し、これに関しては野球ファンから批判がある(後述参照)。
- つばさ祭開催前の宣伝イベントで、スタッフが馬を一つのパフォーマンスのために引き連れてきたが、地元の住民が驚いて苦情が出た。警察が出動するなど問題になってしまったという。
- 1stミニアルバム『この場所から…』はオークションで最高78万円の価格をつけたらしい。2ndアルバム『サンキュー!』の宣伝文句にも使われているが、真偽は定かでは無い。
- ラーメンが大好きで、替え玉3玉は当たり前。福岡に帰郷した際には必ず食べてから東京にかえるらしい
[編集] ディスコグラフィ
[編集] シングル
- 『天使たちのメロディー/旅立ちの朝』(2003年8月21日)
- 『12個の季節~4度目の春~』(2004年2月18日)
- 『525ページ~プロローグから~』(2004年5月26日・先行盤)
- 『マーメイド』(2004年8月4日・初回盤「天使たちのメロディー」PV収録DVD同梱)
- 『「さよなら」「ありがとう」~たった一つの場所~』(2004年11月17日)
- 『絶望と希望』(2005年4月6日)
- 『「・・・ありがとう...」』(2005年8月24日)
- 『Dear/旅立ちの日に・・・』(2006年2月1日・初回盤PV収録DVD同梱)
- 『見えない翼』(2006年4月19日・初回盤“川嶋あい feat.CHiYO「絶望と希望」”特典CD付)
- 『大切な約束/もう一つの約束』(2006年10月11日・初回盤PV収録のDVD同梱)
- 『My Love』(2007年2月14日・初回盤A:あいのりストラップ付/B:PV収録のDVD同梱(3月7日に発売延期))
- 『compass』(2007年3月14日・初回盤PV収録DVD同梱)
- 『君に・・・・・』(2007年5月30日発売予定・初回盤PV収録DVD同梱)
[編集] ミニアルバム
- 『この場所から・・・』(1500枚限定販売/廃盤後にセカンドフルアルバムの初回特典として付属)
- 『はばたける日まで・・・』(2002年10月18日/公式サイトのみ購入可)
- 『歩みつづけるために・・・』(2002年12月26日/公式サイトのみ購入可)
- 『雪に咲く花のように・・・』(2003年3月14日/公式サイトのみ購入可)
- 『明日を信じて・・・』(2003年5月23日/公式サイトでのみ購入可)
- 『歌い続けるから・・・』(2003年8月2日/公式サイトでのみ購入可)
[編集] フルアルバム
[編集] 路上集(ミニアルバムベスト)
- 『路上集0号』(ライブ会場限定販売)
- 『路上集1号』(2005年9月28日)
- 『ピアノソングス~路上集2号~』(2006年8月23日) ※オフィシャル・ピアノ・スコアが公式サイト及びライブ会場で販売されている。一般書店では扱っていない。
[編集] その他のCD
- 『十六恋ごころ/あなたに片想い』(廃盤・「川島あい」名義。CDとカセットテープがある。)
- 『1000日記念CD』(路上ライブ1000日を記念しHP上で販売された限定CD。1000日目のライブ音源を収録。)
- 『1000回記念ゴールドディスク』(路上ライブ1000回を記念しHP上で販売された限定CD。ミニアルバムから4曲と「天使たちのメロディー」の1000回目ライブ音源を収録。)
- 『eighteen's days』(ネッツ石川・あいチャレンジキャンペーンで、新車購入特典として配布される。メッセージと表題曲を収録。)
- 『ネッツ石川オリジナルミニアルバム』(ネッツ石川・あいチャレンジキャンペーンⅡで配布。CM曲を4曲収録し、「drive!」が初音源化される。)
- 『ネッツ石川CMソングスペシャルCD』(ネッツ石川・あいチャレンジキャンペーンⅢで配布。CM曲を8曲収録。)
[編集] 音楽配信限定曲
[編集] その他の音源化楽曲
- 「天使たちのメロディー(2003.7.23 ニッポン放送青田屋ライブ1号Ver.)」(『青田屋2号』に収録。2003年11月19日発売)
- 「12個の季節~Deep Love ver.~」(映画『Deep Love アユの物語』主題歌)
- 「きみのこえ」(映画『雲のむこう、約束の場所』主題歌、同映画サントラ盤に収録。歌唱のみの担当。サントラ盤2005年2月3日発売)
- 「未来の地図」(同じ事務所のMiとのコラボレート。4月19日発売のMiのシングル『Give Me Up』初回限定盤収録。)
- 「路上の歌」(ファンクラブ入会特典CDに収録されている「旅立ちの朝」の別詞バージョン。)
[編集] 未音源化楽曲
- 「餃子の歌」(高校時代の学園祭に出店した餃子店の宣伝用に作成。ライブで稀に歌われる幻の曲。)
- 「真夜中の手紙」(オールナイトニッポンRの企画で作られた楽曲。1コーラスのみ披露されている。)
- 「サウスポー(リアレンジバージョン)」(プロ野球・ソフトバンク和田毅テーマ曲)
- 「cheer」(フジテレビ系列・めざましどようび「めざうたコンペ」応援ソング)
[編集] 参加作品
- THE AURIS (SUPER) BAND 『MY WAY』(ボーカルの1人として参加、タワーレコード限定販売。2006年12月20日発売)
- 外川陽子 『Together』(作詞監修。PVにも出演。2007年2月14日発売)
[編集] DVD
- 1st Live DVD『道の途中で・・・。』(2004年12月1日発売)
- Documentary DVD『1000回ライブ達成記念~1136日の記録~』(2005年6月8日発売)
- 1st PV Collection DVD『PV Cllection+α』(2005年12月21日発売)
- 2006 Tour DVD 『川嶋あいConcert Tour2006 ~サンキュー!~』(2006年12月20日発売)
- Live DVD『2003.8.20 渋谷公会堂 ~旅立ちの朝~』(2007年4月11日発売)
- 参加作品『つばさ祭'06~春の陣~』(4月23日に行われた「つばさ祭」のライブ映像。川嶋あい、Mi、CHiYO、as、僕道1号などが参加。2006年6月21日発売)
- 参加作品『つばさ祭'06~秘密の陣~』(7月26日に行われたシークレットライブの映像。川嶋あい、Mi、CHiYO、asが参加。4組によるコラボ楽曲「Never ending,Never alone」の特典CD付。2006年11月29日発売)
[編集] 映画
- 『最後の言葉 dear beloved』(自身のドキュメンタリー映画。2005年10月公開)
- 『劇場版ワンピース エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊達』(ビビの召使メイディ役。2007年3月3日公開)
[編集] 書籍
- 『16歳の白い地図』(学研) ISBN 4-05-402205-7 ※文庫版としてゴマブックスより再発売・復刊にあたり現在の心境を追記
- 『路上の天使 -川嶋あい物語-』(著者:大内理加、講談社) ISBN 4-06-341390-X
- 『蒼い旅の続き』(幻冬舎) ISBN 4-344-00669-0
- 『大切な約束-How tears fall-』(著者:Hikari、スターツ出版) ISBN 4-88-381033-X
- 『最後の言葉』(ゴマブックス) ISBN 4-7771-0209-2 ※文庫版としてゴマブックスより現在の心境を知ることができるあとがきが足されて再発売
- 『涙100万粒のキズナ』(大内理加 著「最後の言葉―川嶋あい物語―」及び川嶋あいインタビューを収録した短編集。講談社) ISBN 4-06-341471-X
- 『オフィシャル・ピアノ・スコア Piano Songs ~路上集2号~』※公式サイト及びライブ会場で入手可能
[編集] 関連作品
[編集] ラジオ番組
- 川嶋あい On The Street(2007.4現在…北海道放送、IBC岩手放送、山形放送、北日本放送、北陸放送、福井放送、岐阜放送、静岡放送、山陰放送、山陽放送、中国放送、山口放送、高知放送、九州朝日放送、NBCラジオ佐賀で放送中)
- 川嶋あいのオールナイトニッポンR(ニッポン放送・不定期)
- 川嶋あい 勇気の唄(ニッポン放送・2005年10月より)
- 「勇気のことば」(詩の朗読)はニッポン放送 ポッドキャスティングステーションで再配信されている。
[編集] 過去に担当していた番組
- 土曜の夜はケータイ短歌(NHKラジオ第1放送)
- ゴチャ2木曜日(毎日放送・2006年4月13日~2006年9月28日)
- ラブ&ラブ ロードマップ(JFN)
- GROOVE FROM K-WEST(bay fm)
※2005年~2006年にかけての一時期は、一度に5本前後のラジオ番組のレギュラーを抱えていた。
[編集] テレビ番組
現在のところはなし。
[編集] アンチ・噂・批判的な意見
- 川嶋あいは売名行為が噂されることがある。
ブルキナファソやエチオピアに学校を建てた件や、養護施設への寄付が公表されているが、「私人としての立場での行為であるならば、なぜ公表する必要があるのか。」との否定的な見方もある。しかし、川嶋本人は著書の中で、「自分のやっていることが売名行為といわれても構わない。売名行為といわれることを怖れて何もしないよりは、少しでも世界の人々の役に立ちたい。」といった内容の事を述べている。
CD発売日の近くになって、自らの決して幸せとはいえない生い立ちを公表した件に関しても、賛否が分かれた。生い立ちに関しては、自伝や小説、漫画としても販売されており、「川嶋自身が自分の生い立ちで儲けようと考えているのではないか。」というややバランスを欠いた意見もある。しかし、このことを知って川嶋ファンになったという声も数多く聞かれ、心をとらえて離さない要因にもなっている。
さらに、福岡ソフトバンクホークス、千葉ロッテマリーンズ、オリックス・バファローズといった同一リーグの投手がほぼ同時期に応援歌として採用したため、野球ファンからの批判も否めない。千葉のライブでMCがそのことに触れたため、公式BBSが荒らされ、一時期麻痺するほどのすさまじい批判が飛び交った。批判的な事柄に対して「素直に曲を楽しむことができない」との意見もある。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 川嶋あい My Room
- 川嶋あいオリコン公式ブログ
- 最後の言葉 dear beloved
- i-revo(Wingを販売)
- ネッツ石川 川嶋あい タイアップの軌跡
- 川嶋あい 12個の歌ブログ
- 川嶋あい YAHOOインタビュー『18才』
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