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第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ - Wikipedia

第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
ジャンル シミュレーションRPG
対応機種 プレイステーション2
開発元 バンプレソフト
発売元 バンプレスト
人数 1人
メディア DVD-ROM1枚
発売日 2005年7月28日
2006年6月8日(best版)
価格 7980円
3,800円(best版)
対象年齢 CERO:12歳以上
売上本数 約60万本
テンプレート (ノート)

第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ』は、バンプレストシミュレーションRPGスーパーロボット大戦シリーズの一つ。2005年7月28日(本来の発売日は2005年7月14日だったのだが、延期した)、プレイステーション2向けに発売。αシリーズの完結作品でもある。

目次

[編集] 概要

本作は『第2次スーパーロボット大戦α』の続編で、いわゆるαシリーズの完結編。これまでのαシリーズの特徴を組み込みつつ、初心者にも分かり易い「チュートリアル」や会話シーンの内容を読み返せる「バックログ」、長寿シリーズゆえのおびただしい量にのぼる情報(シリーズ特有の固有名詞や用語など)の解説がすぐに見られる「キーワード解説」、各シナリオ間の補完の意味合いを兼ねた「サブシナリオ」などの機能が追加された。ちなみに、シリーズ史上初めて明確なサブタイトルが付けられた作品でもある。

主人公は、オリジナルキャラ4名の中からプレイヤーが任意の1名を選ぶ。スーパーロボット系(例:マジンガーZやコン・バトラーVなど)のパイロットとなるトウマ・カノウ(男性)とクスハ・ミズハ(女性)、あるいはリアルロボット系(例:ガンダム)のパイロットとなるクォヴレー・ゴードン(男性)とセレーナ・レシタール(女性)の4択であるが、寺田プロデューサーは雑誌等の媒体でリアル系、スーパー系と区分はしていないと発言しているため、これらはあくまでユニット性能の特性上による分類である。この中で、主人公キャラとしてはクスハのみが前作『第2次スーパーロボット大戦α』から引き続いての登場となっているが、他の3人の主人公を選択した場合でも前作における同じ系列・同じ性別にあたる主人公のストーリーを引き継いでおり、前作の主人公が準主人公的キャラクターとして再登場し参戦するという仕掛けが設けられている。また、前作主人公のうちゼンガー・ゾンボルトだけはどの主人公を選んだ場合でも登場するが、彼のストーリーを引き継ぐトウマを主人公にした場合を除いては、「前作(上述『第2次スーパーロボット大戦α』)では登場していない」というパラレルワールド的な設定(他の主人公達との兼ね合いとも言える)となっており、『第2次α』のゼンガー編のような会話が多いシナリオとなっている。

リアル系男性主人公であるところのクォヴレーの機体をアトラスの悪魔絵師として有名な金子一馬がデザインしたり、ダンクーガのカットインを大張正己が手がけたことでも話題になった。

これまで発売されたαシリーズ3作品『スーパーロボット大戦α』・『スーパーロボット大戦α外伝』・『第2次スーパーロボット大戦α』が同梱された『スーパーロボット大戦α PREMIUM EDITION』が本作と同時に発売されている。

今作で初登場した『ガンダムSEED』関係のストーリーは、他作品とのクロスオーバーなどにより少し改変がされており、特にシナリオ中盤で、カミーユ・ビダンが、フレイ・アルスターに利用され親友のサイ・アーガイルを虐げていたキラ・ヤマトを、碇シンジと共に厳しく咎めた話は非常に有名。(ただし、このシーンは一部からはカミーユやシンジが既に原作のエピソードを前作『第2次スーパーロボット大戦α』や第一作『スーパーロボット大戦α』で全て消化しており、原作エピソード終了後の成長した彼等を目立たせる為の踏み台行為であると言う批判の声もある)しかし、キラ自身も自分一人じゃ何も出来ないことを理解していたらしく、原作にはなかったそういう状況に至らざるを得なかった側面が如実に描かれており、一部のユーザーからは絶賛されている。このようにキラは「何をやっても完璧な人間」というわけではなく、「叩かれて成長する主人公」というスタンスをとっている。最後にはラスボスのケイサル・エフェスに対して自分の答えを持って反論するまでに成長した。

なお、地上ルート23話「エモーション・ハイ」での熱気バサラと渚カヲル(この時はシルエット)との会話で、『スーパーロボット大戦MX』の世界がED後アポカリュプシスによって崩壊してしまったと取れる内容が示唆されているが、渚カヲルの言う「調律」はMXの世界ではライディーンによって阻止されているので、滅びたのは調律が行われたMXの並行世界であると言う説もある。

[編集] 登場作品

参戦作品数としてはシリーズ最多。新規参戦作品は『勇者王ガオガイガーFINAL』、『電脳戦機バーチャロン マーズ』ならびに『電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム』、そして『機動戦士ガンダムSEED』。本来は他社製ゲームのキャラであり元々ロボットアニメのキャラでもない『バーチャロン』シリーズが参戦したことは、かのシリーズ自体の根強い人気も手伝って大きな注目を集めたが、ストーリーの内容にはほとんど絡まない所謂「スポット参戦」であった(意図的なのかは不明だが、ボスキャラなどの一部の敵との戦闘前の会話も殆ど無い)。さしずめ特別ゲストといったところであろうか。

その一方、αシリーズの前3作に登場した作品のうち『機動戦士Vガンダム』、『聖戦士ダンバイン』、『ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日』、『機動新世紀ガンダムX』、『∀ガンダム』、『戦闘メカザブングル』、『銀河旋風ブライガー』、『機動戦士クロスボーン・ガンダム』および『機動戦士ガンダムF91』、『ブレンパワード』、そして『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』等はラインナップから外された。もっとも、原作自体の特殊性と未来を舞台にしたシナリオ進行の都合から『スーパーロボット大戦α外伝』のみの限定的な登場に留まったガンダムXや∀ガンダム、ザブングルは致し方ないところである(ちなみにガンダムXは後に『スーパーロボット大戦R』で再参戦を果たしている)。他にもαシリーズに参戦させるべきであった一部の作品が参戦しなかったことで、やや辻褄が合わないのではないかという指摘もされている。それぞれのファンにとっては不満が残るところであったかもしれないが、それらと入れ替わる(または引き継ぐ)形で第1作『スーパーロボット大戦α』から『トップをねらえ!』、『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』、『マクロスプラス』、『超獣機神ダンクーガ』、『勇者ライディーン』、そして『新世紀エヴァンゲリオン』といった作品が返り咲き、これに上述の新規参戦作品が加わることによって、シリーズ完結編の銘に相応しい歴代最大級の陣容は擁していたと言えよう。

[編集] システム

本作のシステムは、ほぼ『第2次α』を引き継ぐが、『OG2』での「BGM選択」を更に改良した、戦闘BGMの完全自由設定が導入されている。これにより、例えばマジンガーZの戦闘BGMに『INVOKE』(機動戦士ガンダムSEED)、ガオガイガーの戦闘BGMに『ひろしのテーマ』(鋼鉄ジーグ)といった設定も可能であるが、一部必殺技(ガオガイガーのヘル・アンド・へヴンなど)のBGMは固定となっている。このシステムはすぐ後続の『J』にも継承された。ただし例外としてレーツェル・ファインシュメッカー搭乗機のみはBGMの変更が不可能(詳細はキャラクターのレーツェルの項目を参照)。また、逆に携帯機からも強化パーツ売却といったシステムが反映されている。

また、小隊システムの補助として部隊編成内容を記録できるようになり、小隊編成時の煩雑さがある程度軽減された。新しく導入されたシステムとしては「戦闘デモ早送り」、「精神コマンド一括使用」などがある。「戦闘デモ早送り」は戦闘シーンを早送りすることができ、通常よりも短い時間で戦闘シーンを見ることができる。「精神コマンド一括使用」は使用する精神コマンドを指定し、一括で使用することが可能となり、従来のようにひらめき、必中、熱血などをその都度使用していた手間が一挙に簡略化された。

[編集] オリジナルキャラクター

[編集] 主人公

前作に引き続いて『64』式の主人公選択システムとなっている。しかし、「スーパー系」「リアル系」という表記はしなくなった。なお、男性主人公の機体には、序盤で新武装(新技)が追加される。トウマの場合、後継機である大雷凰にも新技が追加される。

トウマ・カノウ
ロボット:雷鳳→大雷鳳
フリーターからパイロットへなった青年。彼を主人公に選ぶと鋼鉄ジーグやガオガイガーが序盤で目立つシナリオになる。前作の主人公にゼンガーを選んだ場合のストーリーに対応している。ケイサル・エフェスがトウマに語りかけたのは彼の持つ闘志に興味を持ったため。
クスハ・ミズハ
ロボット:轟龍・改→真・龍虎王
テスラ・ライヒ研究所でテストパイロットをしている。彼女を主人公に選ぶと序盤はマジンガーやゲッター、ダンクーガの目立つシナリオとなる。前作の主人公にクスハを選んだ場合のストーリーに対応している。ケイサル・エフェスがクスハに語りかけたのは彼女の強い念動力に興味を持ったため。
クォヴレー・ゴードン
ロボット:ベルグバウ→量産型νガンダム→ベルグバウ→ヴァルク・ペン(スポット)→ディス・アストラナガン
ベルグバウの中に居た記憶喪失のパイロット。彼が主人公の場合、ガンダム系が序盤から目立つシナリオとなっている。前作の主人公にアラドを選んだ場合のストーリーに対応している。前々作『スーパーロボット大戦α』に登場するあるキャラクターと関わりがある。ケイサル・エフェスがクォヴレーに語りかけたのはディス・アストラナガンに搭載されたディス・レヴに興味を持ったため。
主人公ながら、序盤は長く量産型νガンダムに乗り続けるという異色のキャラクターで、彼のストーリーでは彼がストライクガンダムの正規パイロットだった、と言う事にもなっている。
前作のアラド編の続編である事から、『α』におけるリアル系主人公の完結編はクォヴレー編と思われる。
セレーナ・レシタール
ロボット:ASソレアレス→エスリム(スポット)→ASアレグリアス
復讐に生きる女スパイ。彼女が主人公の場合、序盤はガンダムSEEDのクルーゼ隊でトロワ、五飛と一緒に活躍することとなる。前作の主人公にアイビスを選んだ場合のストーリーに対応している。ケイサル・エフェスがセレーナに語りかけたのは彼女の持つ憎悪に興味を持ったため。
中盤で演技とは言えαナンバーズを裏切るため、プレイヤーからの評価はかなり分かれるキャラである。

[編集] 仲間

イルイ
行方不明の少女。彼女を巡って各勢力が動く。
ミナキ・トオミネ
雷鳳の開発を手掛けた女性技術者。ひょんな事からトウマが雷鳳のパイロットとなった事により、彼の良きパートナーとなるのだが……。
ゼンガー・ゾンボルト
寡黙な熱血漢。一騎当千の戦士。主に盟友レーツェルと行動を共にし、度々主人公たちの危機を救う。トウマ、ブリットにとっては師匠的存在となる。
レーツェル・ファインシュメッカー
本名はエルザム・V・ブランシュタイン。SRXチームのライの実兄にあたるが、当人はある事情からその素性を隠しながら活動を続けている。主人公たちとは別行動を取り、時としてゼンガーを伴って戦いの場へと現れる。ちなみに、上記の通り今作にはBGM選択機能が付いているのであるが、レーツェルのみBGMの変更が不可能である。これはスーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONでのバグを逆にキャラ付けとして利用したものであり、専用のBGMが設定されているボスクラスのキャラクターとの戦闘時ですらレーツェルのBGMが優先される(彼のBGM優先は本作だけではなく、OGやレーツェルとして初登場となった第2次αも同様である)。
アラド・バランガ
行方不明になっていたゼオラのパートナー。クォヴレーの良き友人となる。なお行方不明になっていた間は第二次αのラストで民間人としての人生を選んだシーブックとセシリーの家に転がり込んで二人が営むパン屋を手伝っていたらしい。
ゼオラ・シュヴァイツァー
行方不明のアラドを探している。クォヴレーの世話を色々と焼いてくれる。
エルマ
セレーナと行動を共にする小型のロボットで、セレーナの機体にもサポートとして乗り込む。
アイビス・ダグラス
メガロード船団を離れて行方不明になってしまった宇宙飛行士。チームTDのリーダー。
ツグミ・タカクラ
アイビスと供に行方不明になっている彼女のパートナー。
スレイ・プレスティ
アイビス達と行動を供にしていたが彼女だけ先にαナンバーズと合流できる。セレーナのパートナーになることに。前作に比べると穏やかな人物になった。
リュウセイ・ダテ
SRXチームの一員。序盤で敵の軍勢の前に惨敗を喫し、SRXも完膚なきまでに破壊され、さらにはアヤが戦死した事により持ち前の「念動力」を失う。が、新生したSRX(通称「バンプレイオス」)への搭乗をきっかけに復活。新たな戦いへと挑む。
ライディース・F・ブランシュタイン
SRXチームの一員。再起不能に陥りかけたリュウセイを叱咤して立ち直らせる。αシリーズでは本作で兄エルザム(レーツェル)と再会。『OG』とは違い、エルザムとの確執はない。本編ではサブパイロットとしての参戦だが、サブシナリオではレーツェルから譲られたヒュッケバインMk-III・トロンベに搭乗。
アヤ・コバヤシ
SRXチームの一員。序盤でSRXが撃墜された際に死亡したと思われていたが、実はゼ・バルマリィ本星に拉致されていた。非人道的な策略の駒として利用されかけるもこれを退け、終盤でSRXチームに復帰し逆襲に転ずる。
マイ・コバヤシ
SRXチームの一員。かつてのレビ・トーラー。『α外伝』の後にアヤに妹として引き取られ、マイの名前を名乗っている。レビの頃に比べて性格が少女らしくなった。『OG2』のマイと性格は変わらないのだが、レビ→マイとなった状況が全く異なるため違和感を覚えるプレイヤーもいた。かなりアヤに依存している部分がある。アヤの代わりを務めるためにバンプレイオスに搭乗。サブシナリオではかつて『α』のリアル系主人公やヴィレッタが乗っていたヒュッケバインMk-IIIに搭乗。
ヴィレッタ・バディム
SRXチームの隊長。修復されたR-GUNパワードに搭乗する。セレーナからは一時期スペクトラと誤解されていた。

[編集] ゼ・バルマリィ帝国、他

ルアフ・ガンエデン
霊帝。見た目は少年だが…
シヴァー・ゴッツォ
帝国の宰相。ユーゼスに似た仮面をつけている。バランとは旧友。
ハザル・ゴッツォ
シヴァーの子。好戦的な性格だが、狡猾で小心者な面もちらつかせている。
エイス・ゴッツォ
ハザルの副官。幼いころの怪我を隠すために仮面をつけているというが…
エツィーラ・トーラー
魔女というに相応しいバルマーの大神官。非常に知識欲が深い。
バラン・ドバン
ゼ・バルマリィ帝国の武人。トウマのライバルとなる。戦闘BGMがあまりに特殊。
孫光龍
龍虎王伝奇の時代から復活したバラルの一員。クスハ編のライバル的存在となる。
キャリコ・マクレディ
イングラムによく似た男。ゴラー・ゴレム隊の隊長で、クォヴレーをライバルとしている。
スペクトラ・マクレディ
ヴィレッタによく似た女。ゴラー・ゴレムの副隊長。セレーナとライバルになる。
アルマナ・ティクヴァー
地球に興味を持つ帝国の姫巫女。顔立ちは幼いが巨乳。
ルリア・カイツ
アルマナの侍女で彼女を守るのが役目。
エペソ・ジュデッカ・ゴッツォ
ハザルと共に地球圏に現れたジュデッカ・ゴッツォの一人。髪の色は緑。
サルデス・ジュデッカ・ゴッツォ
ジュデッカ・ゴッツォの一人。髪の色は赤。
ヒラデルヒア・ジュデッカ・ゴッツォ
ジュデッカ・ゴッツォの一人。髪の色は青
ケイサル・エフェス
真の霊帝。ラスボス。まつろわぬ霊の王。

[編集] スタッフ

プロデューサー
寺田貴信
じっぱひとからげ
菊池博
ディレクター
名倉正博
安斉誠
シナリオ
名倉正博
寺田貴信
千住京太郎
オリジナルメカデザイン
宮武一貴
カトキハジメ
金子一馬
永井豪
石川賢
丸山功一
藤井大誠
吉野修広
富士原昌幸
大輪充
杉浦俊朗
安藤弘
小野聖二
金丸仁
土屋英寛
オリジナルキャラクターデザイン
河野さち子

[編集] 評価

[編集] システム

小隊の編成の手間を役目でCPUによる小隊の自動編成機能が追加されたが、弱い機体1機の小隊を作ったり、勝手にキャラクターの機体を乗り換えさせられたり、換装パーツが変えられてしまうといった使えない機能になっており、結局小隊の編成に時間がかかる問題は解消されていない点に批判が集まった。しかも前作とは違い、何度も部隊分割があるために合流する度に小隊編成を行わなければならない。このため「小隊登録」の機能も実装されたが、それでも煩雑さを完全に払拭するには至らなかった。しかも部隊分割の度に同じルートを通らないユニットの強化パーツが外され、合流の度に再びパーツを付けなければならない。さらには大量の精神コマンドが使用でき、難易度が著しく下がるといった問題点の改善がされておらず、批判の声も多い。

しかし、第二次αで問題のあった「全体攻撃の威力が高すぎる」と言った問題は、敵の小隊内ユニット数が多いほど威力が下がるようになると言ったバランス調整も見られ、全体攻撃ばかりが活躍していた第二次αの大味な戦闘バランスに比べ、幾分洗練されている。

戦闘アニメーションの演出面では、『第2次α』に登場していたユニットに関してはその殆どが流用されていた事にも、一部のファンの間で不満の声があった。結果的には『α外伝』から『IMPACT』へ移行した際の批判が再発した形であるが、こちらはアニメーションの出来に対するギャップが少ない、鋼鉄ジーグやウイングガンダムゼロなど、一部のユニットの演出が『第2次α』に比べて強化されている、と言った評価もあり、その点の批判は『IMPACT』と比べても少ない傾向にある。

また、本作はユニット図鑑にバグがあり、ドミニオンと戦闘しても図鑑に登録されない。ドミニオン自体の項目は用意されている(ドミニオンが登場するマップでドミニオンのステータス画面から図鑑を参照する事によって確認自体は可能である)が、このバグのせいでプロアクションリプレイなどの機器を使わない限り、ユニット図鑑のコンプリートができない。

また今作から、本来の各シナリオ間の補完などを目的とした「サブシナリオ」が導入されている。いわゆる「初代αには居たが、α外伝や第二次αで居なかった作品」のストーリー的な補足や、オリジナルキャラ(SRXチームのライとマイが中心)のシナリオが大半ではあったものの、本編ストーリーの補完という意味でも比較的高い評価がなされている。余談であるが、シナリオチャートを本編シナリオ・サブシナリオ共に全て埋めることで、今作のバンプレストオリジナルキャラが集合した「スペシャルステージ」という隠しサブシナリオがプレイ可能となる。しかしその条件を満たす為には最低でも4周目の47話までクリアする必要があり(主人公ごとの固有ルートや4つに部隊を分けるルートがある為)、周回を重ねるプレイヤーへのおまけ要素ともいえる為、複数周回するようなプレイヤーからは評価されている。

[編集] ユニット

αシリーズとしては最初で最後の参戦となったイデオンは、HPが減って危機に陥ると攻撃力・防御力が向上して非常識な攻撃力をもつ超兵器の数々を使えるようになるが、あまりに強力なためゲームが簡単になりすぎてしまう上、ある時期から全シナリオにおいて撃墜時に強制的にゲームオーバーになるため、あえて封印するプレイヤーもいた。なお、2周目以降限定ではあるがイデオンのストーリーにおける衝撃のクライマックスを再現したバッドエンディング(イデエンド)が存在する。

[編集] シナリオ

全銀河規模で展開する壮大なシナリオであったものの、新規参戦であった『機動戦士ガンダムSEED』関係のストーリーは地球圏で展開される為、地球圏と外宇宙の行ったり来たりを繰り返す不安定な展開になってしまった。他にも、前作におけるネオ・ジオンとの戦いで終わったはずの地球人同士の戦争がコーディネイターとナチュラルの対立によって再び発生した事や、前作までは全く言及がなかったコーディネイターという勢力の存在(「一般的には存在が知られていなかった」という強引な理由で説明)にも疑問を感じるプレイヤーもいた。これらの問題は、当初の三部作構想ではαシリーズには参戦させる予定ではなかった『ガンダムSEED』を参戦作品に含めたことが原因と思われる(シナリオにはほとんど関っていない『電脳戦機バーチャロン マーズ』を除けば『ガンダムSEED』のみがαシリーズ開始以降に発表された参戦作品である)。

前作の終盤でハマーン・カーンと休戦するどうかの選択によって、後にハマーンが仲間に加わるという展開があったのだが、本作ではハマーンと手を結ばず、倒してしまったのが正史となったため、その点を不満に思うプレイヤーも存在した。前作のハマーン休戦ルートではアクシズ落しが発生せず、代わりに地球に落とされるのがブレンパワードのオルファンであるため、今作のブレンパワードの未参戦も影響している可能性もある(一応本作でも存在は語られているのだが)。

[編集] CM

CMは数バージョンあり、それぞれナレーション等も違う。

  • さらばα編(30秒Verと15秒Verがある)
  • ゴング編(3人の声優による(タイトルは全員)15秒Verと3人で話すALLVer(15秒Ver、30秒Ver、発売後15秒Ver)が存在する)
<個別Ver>
※なおこの3人以外に全CMに共通でアニソン歌手の水木一郎が声を当てている。
  • 終焉の銀河編
  • 花火と夏希編(ルリア・カイツの声を担当したタレントの加藤夏希出演の夏季限定実写CM)

[編集] 主題歌

オープニングテーマ『GONG』

エンディングテーマ『Brother in Faith』

[編集] 外部リンク


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