SAMURAI DEEPER KYO
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『SAMURAI DEEPER KYO』(サムライ ディーパー キョウ)は上条明峰による漫画作品、またそれを原作にしたアニメ、ゲーム。1999年より2006年まで『週刊少年マガジン』(講談社)で連載。全38巻。
目次 |
[編集] 概要
- 江戸時代初期の日本が舞台。歴史上の人物もかなり脚色されて登場する。
- 約400年前を舞台としてはいるが、現代風にアレンジされた世界観が特徴であり、当時は存在していなかったものも普通に登場する。(プリクラ等)
[編集] あらすじ
舞台は関ヶ原の戦いから4年後の日本。千人斬りの鬼と呼ばれた鬼眼の狂が、日本の歴史を影から操ってきた壬生一族と戦いを繰り広げていく。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 登場人物
キャストはドラマCD版におけるもの(アニメ版に登場している場合は同キャスト)。
年齢推定28歳くらい、身長180㎝、体重66kg、血液型B型
- 真紅の瞳を持ち、千人斬りの鬼と呼ばれた伝説の侍で、圧倒的な強さで恐れられる百万両の賞金首。自己中心的な性格に乱暴な言動、おまけにアルコール中毒だが仲間からの信頼は篤い。愛刀は刀匠であり師でもある村正作の五尺の大太刀「天狼」で、無明神風流の使い手である。
- 幼少時代に織田信長を本能寺で討ち、その眼の強さを見込んだ村正に連れられて壬生を出る。京四郎との闘いで身体を封印され、京四郎の中に魂を存在させていた。封印された自らの身体と「最強」の称号を取り戻すために旅に出る。
- 出自は謎に包まれていたが、真の壬生一族であることが判明。先代との死合いで心を失った鬼神と化したが、ゆやの活躍により、鬼神の力を我が物とし、「紅の王」の御印を手に入れた。崩れ落ちる紅の塔の崩壊に巻き込まれるが天狼に助けられ帰還をはたす。
- 壬生京四郎 (みぶ きょうしろう) 声:小西克幸
外見上の年齢自称20歳、身長178cm、体重65kg、血液型AB型
- 「愛と平和の薬売り」を自称するスケベで頼りない優男。へろーんという擬態語つきのアホ毛あり。だが実は過去に鬼眼の狂を倒し、その身体を氷の中に、魂を自分の身に封印した張本人であった。序盤でその狂の魂が完全に表に出てしまったため、その後の京四郎の人格の出番は極端に減る。後半では狂の身体に入り、紅の王になる決心をしたと宣言して狂の前に立ちふさがるが、それは自らを犠牲にして狂に先代を斃せるだけの実力をつけさせるためであった。
- 本来の姿は「紅十字の四守護士(レッドクロス・ナイツ)」の一人で、先代が自分の後継者候補として作った「最高傑作」。妖刀村正・紫微垣の前の持ち主。剣聖と呼ばれる境地に達した無明神風流の使い手で、その剣は狂の「陽」に対してそれを相殺する「陰」である。
- かつては朔夜とは相思相愛で、狂とは無二の親友同士であった。しかし鎮明の策略により椎名望を手にかけ、狂と闘い彼を封印してしまった悲しい過去をもつ。壬生での戦いから三年後は、朔夜と共に薬屋をしている。
- 椎名ゆや (しいな ゆや) 声:堀江由衣
年齢16歳、4月17日生まれ、身長158cm、体重45kg、血液型A型、3サイズB84、W59、H85
- 何者かに殺された兄・椎名望の敵討ちのために賞金稼ぎをしている少女。兄の仇の手がかりである『背中に十字傷のある男』を探している途中、壬生京四郎に出会う。武器は連射もできる短筒(火縄銃)。狂の「下僕一号」で、彼にはチンクシャと呼ばれたりセクハラを受けたり酒代を使い込まれたりしていたが、だんだんと狂に惹かれていくようになる。
- 初期は戦闘でも活躍していたが、ストーリーが進むにつれ、敵に連れ去られる・人質になるなど、いわゆるヒロイン的な(灯曰くマスコットキャラ)配置になり、威勢のよい啖呵はきるものの、戦闘力は皆無な扱いになっている。本人は忘れていたが、兄から聞かされた壬生一族最大の秘密を知っていた。
- 壬生での戦いから三年後は、帰還した狂と茶店を開いている。
- 紅虎 (べにとら) 声:関俊彦
年齢25歳、4月7日生まれ、身長172cm、体重64kg、血液型O型
- 人呼んで「影法師の紅虎」、その正体は徳川家康の三男徳川秀忠。なぜか関西弁であるが、これは徳川家の人間であることを隠すためらしい。京四郎との対決に敗れたこと、ゆやに一目惚れしたこと、狂の強さに魅かれたことから、狂の一行に加わる。狂の下僕二号。
- 槍の名手で、初期に使っていた十文字實手槍・虎翼の破損後は妖刀村正の一つである北落師門を使っている。仲間に対する情愛は人一倍で、敵に対しても情け深い所がある。アキラとの仲は険悪だったが、後には互いを認め合うようになる。壬生での戦いから三年後は、征夷大将軍を継ぎ、勉強中。代表的な技は、「八寸」、「影分身」、「神影流秘奥義・裏・八寸」など。
- 真尋 (まひろ) 声:高橋美佳子
年齢19歳、7月1日生まれ、身長165cm、体重48kg、血液型A型、3サイズB86、W59、H87
- 徳川家直属の忍者軍団、伊賀忍者のくノ一。村正の妻であった姉・真弓を狂に殺されたと思いこみ、狂の命を狙う。忍術はもちろん、蜘蛛を操ることにも長けた「蜘蛛遣(くもし)」。壬生一族との対決に向かう紅虎とサスケに同行していたが、姉の真の仇である鎮明との戦いで負傷し、紅虎の命令で戦線を離脱。壬生での戦いから三年後は、紅虎の側近となった。武器は忍刀や手裏剣。
年齢27歳、2月20日生まれ、身長168cm、体重47kg、血液型O型、3サイズB98、W60、H89
- 腕利きの見聞きや(じょうほうや)で、狂を一途に思う露出度の高いセクシーなお姉さん。十二神将・因陀羅でもあった。戦いでは特別製の絃「鉄鋼絃」を操る。自身が持つ最速の情報網により、真田・徳川・伊達連合軍を壬生の地に集結させた。壬生での戦いから三年後は、幸村のいる九度山に訪れていた。茶店を営むゆやに、媚薬を贈っている。
- 朔夜 (さくや) 声:ゆかな
年齢22歳、12月1日生まれ、身長159cm、体重46kg、血液型A型、3サイズB85、W57、H87
- 椎名望の実の妹。未来を読む力を持ち、森羅万象を司る最高位の巫女。天然ボケで料理も下手だが、芯の強い心を持つ。お茶を淹れるのが上手い(ちなみに阿寒湖特産マリモ茶)。壬生での戦いから三年後は、京四郎と一緒に暮らしているようだ。
- 椎名望 (しいな のぞむ) 声:千葉進歩
年齢(死亡時)25歳、10月17日生まれ、身長175cm、体重65kg、血液型A型
- ゆやを育てた義理の兄で、朔夜の実兄。「過去見」という触れたものの過去を見る能力を持つシャーマン。先代紅の王の過去に眠る壬生一族最大の秘密を探り当ててしまい、壬生から出奔。捨て子だったところを保護したゆやと暮らしていたが、鎮明の策略により壬生京四郎に殺害される。後に壬生一族によって蘇り、十二神将・シャトラとして壬生に加わり信長の邪魂の媒体となる。狂と信長の死合いの中、望の人格が狂に自分ごと信長を倒すように懇願。死闘の末、その魂は消滅した。
年齢62歳、12月26日生まれ、身長170cm、体重66kg、血液型AB型
- 征夷大将軍。真田幸村や梵天丸(伊達政宗)に命を狙われているがそれにも怯まない強固な信念を持つ。歴史上初めて壬生一族の指示に従わず、自らの意思で国を動かしているため、壬生一族にも命を狙われている。普段の姿は伊賀忍者の頭領・服部半蔵。紅虎のもっとも苦手な漢。出雲阿国が運んだ幸村の文に応じ、徳川軍を率いて壬生の地に駆けつけた。
[編集] 四聖天
鬼眼の狂の下に仕える四武神、アキラ・梵天丸・ほたる・灯・の四人のこと。四年前まで鬼眼の狂と共に戦場を駆け抜けてきた最強の死神集団である。ちなみに女人禁制。
- アキラ (あきら) 声:保志総一朗
年齢推定19歳、4月17日生まれ(灯が決めた)、身長165cm、体重53kg、血液型A型
- 四聖天の中では唯一侍の血を引いていないが、「血」の差を努力のみで縮め、自らの視覚を封じて「心眼」を使いこなす努力の天才。元は孤児であったが、狂に拾われる。狂の強さに憧れを抱き、世界で2番目(1番目は狂)に強い漢を目指している。強力な冷気を使った技を操る。冷静で毒舌だが、狂のことになると手がつけられなくなる。武器は刀二本。代表的な技は「夢氷月天」、「氷繭星霜」、「氷魔十字霜舞(グランドクロス)」、「氷影の聖母(マリア)」など。
年齢37歳、8月3日生まれ、身長198cm、体重85kg、血液型O型(KYO的に)
- 東北の雄・伊達政宗その人であるが本来の政宗のイメージからは想像できない大男。上半身裸で下は袴。「征夷大将軍上等」と派手な昇り龍が刺繍された羽織を羽織っている(一応5歳の頃に片目になり眼帯はしている。)いつも一歩引いたところから仲間たちを見守り、その絆を人一倍大切にしている。「黒はばき組」という親衛隊がいる。普段は自分の中にいる「獣」を抑えつけているが、一端暴れだすと動いているもの全てに対して攻撃を仕掛ける凶暴性の持ち主で、この状態になると狂にしか元に戻すことができない(もっともvs時人戦ではダメージにより戻ったが)。武器は木刀だがあまり使用せず、殺人体術なる力技で戦う。代表的な技は、「鵼爪牙」、「飛鷲昇脚」など。
- ほたる / 熒惑 (けいこく) 声:子安武人
外見上の年齢22歳、8月13日生まれ、身長176cm(ゲタ無しで166cm)、体重53kg、血液型B型
- 壬生一族の五曜星・熒惑でもあり、太四老の一人「遊庵」の弟子。炎を自在に操る。天然ボケな性格でいつも何を考えているのかわからない。武器は諸刃の剣(名称不明だが遊庵曰く、名刀らしい)。代表的な技は、「魔皇焔」、「焔血化粧」、「螢惑輝炎」など。
- 辰伶とは異母兄弟であるが、仲は最悪。独りで強くなることしか考えていない冷酷な性格であったが、狂との戦いでかつての四聖天との思い出を思い出し、狂一行に加わる。
- 灯 (あかり) 声:三石琴乃
年齢24歳、12月13日生まれ、身長177cm、体重55kg、血液型AB型
- 本名は御手洗灯吉郎(みたらいとうきちろう)。女の格好をしているが実は男。狂に恋心を寄せる。シャーマンとしての実力はかなりのもので、治療からドーピングまでこなす。武器は錫杖。代表的な技は、「エア・ヴァンプ」、「リ・ジェクト」など。しかし治療のたびに見返りとして相手の秘密を聞き出すので、四聖天メンバーは灯に頭が上がらない。
- 左手に、見た者を灰にしてしまう「悪魔の眼(メドゥサアイ)」を持つ。これは太四老の一人ひしぎによって植えつけられたものであり、壬生にいた当時は彼の近衛隊士を務めていた。ひしぎの死の際、彼の記憶を託される。壬生での戦いから三年後は、死の病から壬生一族を助けるため壬生の地で研究している。
[編集] 幸村と十勇士
真田十勇士は、幸村に仕える10人の侍。一人一人が1000人の侍に匹敵するほどの力を持つ。猿飛サスケ、霧隠才蔵、穴山小介、根津甚八、由利鎌之助、望月六郎、三好清海入道、三好伊三入道、筧十蔵、海野六郎の10人。最終決戦の際、サスケは壬生一族最大の秘密が眠る「扉」を目指し、行動。望月六郎を除く8人は先代紅の王の分身、血の兵士と交戦していた。三年後は皆今まで通り幸村に仕えている。
年齢37歳、2月29日生まれ(KYO的に)、身長170cm、体重53kg、血液型A型
- 天下一の知将と呼ばれ、徳川家康のもっとも恐れた男。ゲームなど創造における幸村は「熱血漢」のイメージが強いがこの作品では女性と見まごうような美男子であり女と酒をこよなく愛する無邪気で飄々とした性格である(もっとも戦好きであり、死合いになると闘志を剥きだしにして闘うが)。刀の達人であり、その実力は狂と互角である。天下をひっくり返そうと画策している。武器はみずきの父が残した刀(この刀を手にしたときの話はKC11巻参照)鞍馬山での修行を経て、時すら制する「鶺鴒眼」、秘奥義「白鷺の華」を手にする。十勇士との信頼関係はとても篤い。家康の力を借りるため、正々堂々とその頭を垂れ、家康を動かした。壬生での戦いから三年後は、打倒徳川のために九度山にいる。
年齢12歳、12月24日生まれ、身長150cm、体重38kg、血液型B型
- 真田十勇士の一人で、年齢も幼く生意気。主君(真田幸村)をも呼び捨てにするが幸村はそこがお気に入りらしい。当初は鬼眼の狂と同じ「天狼」という村正作の刀(偽物?)を使っていたが鬼眼の狂との勝負で壊れてしまったため村正に「紫微垣」を貰う。その刀で雷をも自在に操ることが出来る。実は壬生一族の実験の中で生まれた「希少種」と呼ばれる存在であり、両眼が紅くなる。年の割にはクールな性格で、紅虎より精神年齢が上。だが彼も灯には敵わない。代表的な技は、「雷刃・火雷」、「雷刃・光芒雷」、「雷刃・網雷円」、「秘雷刃・麒麟」など。「白」と呼ばれる忍犬がいる。壬生での戦いから三年後は、今まで通り幸村に仕えている。また外見も大人っぽくなった。
- 霧隠才蔵(きりがくれ さいぞう)(声:松山鷹志)
年齢32歳、6月29日生まれ、身長175cm、体重60kg、血液型A型
- 真田十勇士の一人。真田十勇士のリーダー的存在。真田幸村をとても慕っている。至って堅物であり、損な役回りが多い苦労性。武器は忍刀
- 穴山小助(あなやま こすけ) (声:緒方恵美)
年齢28歳、9月5日生まれ、身長168cm、体重47kg、血液型O型、3サイズB87、W58、H88
- 女性。幸村の影武者として徳川の監視の目をくらます役目を務める。詳細な戦闘能力は不明だが、熊を素手で殺すことができる。
- 根津甚八(ねづ じんぱち)(声:安元洋貴)
- 海人のような十勇士。鎌之助と仲がよい。左手は元海賊だったので鍵手でそれを武器にしている。
- 由利鎌之助(ゆり かまのすけ)(声:浅野真澄)
- 少女漫画のような顔をしているが、訛りのひどい秋田美人。熊なべが大好きなようで、料理はいつも熊なべ。武器は二本の大鎌。性別不明。
- 望月六郎(もちづき ろくろう)
- 物語の序盤からいるが顔は登場していない。幸村のお面をかぶって九度山で影武者をしている。恥ずかしがり屋で寝るときも面を着用している。ジャンケンが弱い。
- 九度山で幸村の影武者をしていたため、十連魂のときに一人だけいなかった。
- 三好清海入道(みよし せいかい にゅうどう)
- 伊三の兄者。全身タイツにサングラスを装備。語尾に「候」をつけてしゃべる。サングラスの下は厳つい顔。幸村とはよく酒を酌み交わす。
- 三好伊三入道(みよし いさ にゅうどう)
- 清海の弟分。全身タイツにサングラスを装備。清海入道と同様、語尾に「候」をつけてしゃべる。サングラスの下は、大きな瞳の可愛らしい顔。幸村とは、才蔵のグチを聞いてくれる仲。
- 筧十蔵(かけい じゅうぞう)
- 眼鏡をかけた少年。銃を扱うのが得意。数学が得意でサスケの先生役。
- 海野六郎(うんの ろくろう)
- ビジュアル系。なぜか幸村にさん付けされる。歌舞伎役者と法師を足して割ったような外見、幸村曰く「海野さんがしゃべると雨が降る!」らしい。
[編集] 織田信長と十二神将
十二神将は、織田信長に仕える12人の侍(サムライマスター)。天界十二神とも言われその力を一つに結集すれば、一国を滅ぼすと言われる。シンダラ、マコラ、アンテラ、 サンテラ、ビカラ、バサラ、アジラ、インダラ、クビラ、メキラ、ハイラ、シャトラの12人。そのうちインダラ・クビラ・メキラ・ハイラ(狂戦士)はその強大すぎる力のため封印されていて、樹海時には代わりにかりそめの神将が置かれていた。
樹海時の身体年齢26歳、5月12日生まれ、身長175cm、体重66kg(うち魂1g)、血液型B型
- 自らを第六天魔王と称し、戦国最強の武将とも言われる阿修羅。この話の中では本能寺の変で明智光秀の軍を1人で全滅させたが、幼少時代の狂に敗れて死んだということになっている。壬生一族の手により何度も蘇り、殺戮と破壊の限りを尽くしている。漫画では狂と四回死闘を繰り広げたが敗れ再び狂と再戦を誓う。四度目の戦いで愛刀左文字を使用する。幼少時代の狂に少なからずも影響を与え、狂が天下を目指したのは信長と再戦をするための暇つぶしだった。代表的な技は、「天魔・骸手」「天魔・死霊乱魔」など。
- 真達羅(しんだら)(声:山口隆行)
年齢推定38歳、1月2日生まれ、身長188cm、体重66kg、血液型AB型
- 死なずの真達羅とも言われる。初代猿飛佐助。忍者マスターと呼ばれる最高位の忍。地・水・火・風、あらゆる自然現象を操る。壬生に寝返ったように見えたが、来たる壬生の脅威から幸村を護るため、あえて敵側についていた。ひしぎにより「死海怨呪」という呪印を刻まれており、いかなる傷も瞬時に治癒させる特殊能力を持つ。その為刺されたり斬られたりしても血を流すことすら少ない。だがひしぎの研究室でサスケをかばった際、その能力が限界に達し傷自体も下半身が吹き飛ぶ大怪我だったため再生不能となり、サスケに幸村を託してその命を終えた。武器は忍刀。代表的な技は、「護摩四面堂」など。
- 摩虎羅(まこら)(声:陶山章央)
年齢推定16歳、5月30日生まれ、身長165cm、体重54kg、血液型B型
- 本名:風魔の小太郎。猿飛サスケの親友で樹海の出身。サスケを食べようと狙った真の因陀羅に操られ、身を守ろうとしたサスケに斬られてしまい、誤解を抱えたまま十二神将に入る。サスケに裏切られたと思い恨んでいたが、真の因陀羅との戦いで事実を知り和解。サスケを真の因陀羅の攻撃からかばい、命を落とす。影を自在に操りクナイが武器。代表的な技は、「影堕」など。
- 安底羅(あんてら)(声:植田佳奈)
年齢不明、4月1日生まれ、身長144cm、体重34kg、血液型A型、3サイズB76、W53、H80
- 壬生一族の上流階級の出身で本名は杏樹。狂戦士・真のクビラが父親だった。死の病を発症した際、真のクビラが彼女の命を救うため、ひしぎに頼んで成長前の姿に戻させたために過去の記憶を忘れている。人の頭を握りつぶすほどの怪力の持ち主で二本の鉄球が武器。シンダラに懐き、ビカラとはケンカ友達で仲が良い。壬生でのアキラ戦でいったん元の姿に戻り記憶も戻りつつあったが、その後治療のため体も心も完全に子供に戻ってしまった。三年後、壬生の地で珊底羅とともに灯の助手をしている。
- 珊底羅(さんてら)(声:町井美紀)
外見上の年齢14歳、3月3日生まれ、身長155cm、体重43kg、血液型A型、3サイズB79、W56、H81
- ドジで大人しい少女。感情が高ぶると身体からなんでも溶かす燐粉を放出する。その体質ゆえつらい思いをしてきたが、灯によって救われる。三年後、壬生の地で安底羅とともに灯の助手をしている。
- 毘羯羅(びから)(声:田中総一郎)
外見上の年齢34歳、8月8日生まれ、身長212cm、体重115kg、血液型B型
- 4年前に狂と互角にやりあった肉弾戦の達人。女口調で喋り、美しい男が好き。その姿から怪力タイプの戦士を思わせるが、実はスピードを生かした戦いを得意とする、チャクラムの様な武器を使う。アンテラとはケンカしつつも仲がよい。狂との決着を最後までつけられないままアキラに氷付けにされる。何かとインパクトが強く、死亡後もコミックスのおまけコーナーに登場する。
- 伐折羅(ばさら)(声:森訓久)
- 公家のような言葉遣いで話す十二神将一高飛車な男。復活した信長の小姓で弓矢の使い手。遠くの音まで拾えるほどの聴力を持つ。アジラ(アキラ)を信用していなかった。幸村と戦い、「破魔結界」で幸村を苦しめるが、盾となったサスケを物のように言ったため幸村の逆鱗にふれ、幸村の怒りの剛剣により真っ二つにされ散る。信長に心の底から忠誠を誓っており、壬生で死人として黄泉がえったときも、最後まで信長に尽くそうとし、涙まで流した。おそらく森蘭丸がモデルであると思われる。
- 頞儞羅(あじら)
- 四聖天のアキラ=双頭の龍アキラが狂の本当の体を探す為に加わっていた。アキラが離脱したため、空位。
- 因陀羅(いんだら)
- かりそめの十二神将。狂への愛憎のために信長に与した出雲阿国が正体。
- 宮毘羅(くびら)(声:櫻井孝宏)
外見上の年齢36歳、2月10日生まれ、身長174cm(本当は54cm)、体重70kg(本当は15kg)、血液型A型
- かりそめの十二神将。人形師で十二神将一の頭脳を持つと言われている。相手の姿形、能力まで似せた人形を作ることが出来る。姑息な性格で一度狂を追い詰めるが、入れ替わった壬生京四郎に倒される。人形が本体だったため難を逃れたものの、鬼眼の狂の秘密を知ったためにアキラに殺された。
- 迷企羅(めきら)(声:保村真)
- かりそめの十二神将。紅虎の兄弟子で以前は戯豹と名乗っていた。仲間殺しの異名を持ち、目的のためなら手段を選ばない。また奥義を授けてくれないという理由で当時の師匠を殺害するが、怒りを買った紅虎に八寸で殺される。武器は大鎌「豹翼」。
- 波夷羅(はいら)
- かりそめの十二神将。くいだおれ人形のような格好。あまりのセンスの悪さに、公式ファンブックのおまけページでさらし者にされている。ブーメランのような武器「鵬翼飛翔」を操る。部下を物としか思っていないため幸村の怒りを買い、何もできないままで倒された。
- 招杜羅(しゃとら)(声:千葉進歩)
- 十二神将の長。椎名ゆやの兄、椎名望だった。狂との四度目の戦いで信長の体として使用された。この時、もとが最高位のシャーマンであるため、死者をよみがえらせる能力や驚異的な回復力をもち、狂を苦しめた。
- 真の因陀羅(しんのいんだら)(声:寺田はるひ)
- 狂戦士(バーサーカー)。「セイレーンブレス」という万物を操るいにしえの技を使う。樹海にて小太郎を操り、サスケを喰らおうとしたが、反撃にあい失敗。小太郎がサスケに復讐する原因を作った張本人。怒りをを爆発させたサスケの「秘雷刃・麒麟」によって斃される。武器は鉄扇。
- 真の宮毘羅(しんのくびら)(声:うえだゆうじ)
- 狂戦士(バーサーカー)。狂戦士とは思えない強固な信念をもつ安底羅の父親。「フェノメン・フェイズ」という相手の深層心理にある想いに変幻するいにしえの技を使う。元・壬生一族。大四老・ひしぎに娘・杏樹(アンテラ)の死の病を一時的に治してもらうため、娘とかかわりを断ち、十二神将に加わっていた。アキラとの戦いで彼の心に影響を与える。武器は日本刀。使わなかったが、銃も持っている。
- 真の迷企羅(しんのめきら) (声:神谷浩史)
- 狂戦士(バーサーカー)。見たものを石へと変える「石華眼」を持つ。灯を庇い石化した珊底羅を愚弄したため灯の怒りを買い、「悪魔の眼(メドゥサアイ)」の一撃で殺される。武器は鉄鎖。
- 真の波夷羅(しんのはいら)(声:伊藤健太郎)
- 狂戦士(バーサーカー)。狂戦士最強といわれている。しりとり好きでそれを相手に強要しながら戦う。普段は不衛生な醜い姿になっているが、本気を出すと細身で美しい姿になる。しかし、ずれた美的感覚を持っているためにこの姿を嫌い、醜い姿の方を本気で好んでいる。ナルシストで自称ヒーロー。体術を使い梵天丸を一度追い詰めるが、獣化した梵天丸に一撃で倒される。
[編集] 壬生一族
古代より日本を操り歴史を操作してきた、神の一族とも言われる究極の種族。頂点に紅の王、その下に九曜(太四老、五曜星)、一般の眷族、造られし者が続く。また、樹海の住人は造られし者の出来損ないである。
現在の壬生一族は真の壬生一族によって造られた殺し合い用の戦闘人形の末裔であり、そのため造られた命と同じように死ぬとき体が粉のようになって崩れていく。このままいけば「死の病」で滅びてしまう。村正の妹・姫時が死の病に倒れたのがきっかけとなり、死の病克服のために太四老の手で壬生再臨計画が実行されサスケたち稀少種を作り出したが、死の病の治療法も発見できないまま失敗した。しかし狂たちとの闘いから三年後、ひしぎの記憶を託された灯の研究により希少種の生き残り・るるに死の病の抗体があることが判明する。
[編集] 五曜星
壬生城下町の入り口、五曜門を固めるサムライたち。その実力は全員が狂に匹敵するほど。火の熒惑、水の辰伶、木の歳子・歳世、土の鎭明、そして長で金の太白からなる。
- 熒惑(けいこく)(声:子安武人)
- 「火」を司る五曜星。ほたるに同じ。熒惑は遊庵につけられた名。第一の門で狂と戦う。
- 歳子(さいし)(声:野川さくら)
- 「木」を司る五曜星の一人。第二の門でアキラと闘う。 歳世をこの世に呼び戻した張本人。無邪気な看護婦のような外見とは裏腹に、自己中心的で残忍な心を持つ。何度斬られても再生する身体と死人をよみがえらせて使役する能力を持っている。歳世には道具としての愛着しかない為アキラの怒りを買った。本気モードで戦うときは、ウサギのコスプレ(?)をする。ふざけているようにしか見えないが、その体術は強力。歳世の信念を踏みにじった歳子に怒りを爆発させたアキラの「氷魔十字霜舞(グランドクロス)」の前に、肉体の破片一つ残らず滅ぼされた。
- 歳世(さいせい)(声:植田佳奈)
- 歳子に造られた死人。前世は「巴御前」。既に死んだ身である自分に唯一優しく接してくれた辰伶に淡い恋心を抱いていた。歳子とは主従関係だが、彼女が闘うのは主人である歳子の為ではなく、辰伶を守る為だったようだ。アキラと闘い、彼の心に影響を与えた。武器は薙刀だが、普通の薙刀より遙かに大型。主な技は「絶・百花櫻乱」。
- 鎭明(ちんめい)(声:真殿光昭)
- 「土」を司る五曜星で、大地の力を利用する無明大陰流の使い手。第三の門で狂・真尋らと闘う。数年前天狼を奪いに村正邸を襲い、刀を守ろうとした真尋の姉を殺した張本人。普段京都弁を使いヘラヘラしているが、その裏には冷酷な本性を持つ。重力を自在に操り相手の動きを止めたり、刃物のように鋭い真空の刃を作り出したりブラックホールまで作り出してしまうほどの強敵である。不死身のような能力を持ったり、大四老の長、吹雪と裏でつながっていたりと謎が多いが、実は先代紅の王の直属の部下であり先代紅の王の血肉によって造られた神の子『紅十字』の四守護士(レッドクロス・ナイツ)の一人。武器は扇子だが、刀も使っていた。代表的な技は「地友気」、「幸福来来弾」、「鎭星烈火彗星将」、「鎭星黒天球」、「重力崩壊翔(ブラックホールクライシス)」など。
- 太白(たいはく)(声:田中総一郎)
- 「金」を司る五曜星の長。第四の門で紅虎と闘う。もともとは一大名のもとに仕える武将であったが、戦で樹海に迷い込んだ所を紅の王に助けられ、壬生一族同等の不老長寿を得る。他の五曜星と違い特殊能力はないが、それを技と心の強さで補う。壬生を心から愛し、できそこないの子供達をひそかに匿って育てている。そんな彼を子供達も慕っている。紅虎と戦いでは最初圧倒的な差を見せ付けるが、この戦いの中で急成長を遂げた紅虎に敗れる。その後、紅虎に諭されて仲間になるがその矢先に吹雪に心臓に刀を突き刺され死亡。死に際に紅虎に壬生の未来を託し、狂に吹雪には気をつけるようにと忠告した。遺体はほたるにより「火葬」された。武器は普通の刀。代表的な技は、「斬・阿修羅掌」。なお復興が進む壬生は、できそこない達も共に暮らし太白の理想が実現しつつあるようだ。
- 辰伶(しんれい)(声:関智一)
- 「水」を司る五曜星の一人。太四老の長・吹雪の愛弟子で、水を自在に操る術者。狂達が村正宅に訪れた際に狂と戦い、圧倒する。その後村正の「みずち」により重傷を負うが、ゆやの体内に水龍を入れ、狂達を壬生の地に向かわせるきっかけを作った。その後、太白が狂達に殺されたと吹雪に言われ、怒りのまま第五の五曜門で狂と戦い、満身創痍であったとはいえ狂を圧倒し、更には加勢に来たほたる(こちらも満身創痍であったが)すら倒す。だが、体の自由が少し戻った狂に逆に圧倒され敗北。そして壬生への忠義に縛られていたままの心はほたるの手により開放される。その後は壬生を正義の道へ正すためにほたるたちと一緒に戦うことを決意する。
- 性格は熱血バカ、生真面目。決別したとはいえ彼は吹雪を最後まで尊敬していた。ほたるとは異母兄弟である(仲は悪い)。武器は舞曲水の二刀流。代表的な技は、「水破七封龍」、「祠龍裂破翔」、「赤き龍の涙(レッドドラゴンティアーズ)」。壬生での戦いから三年後は、壬生の地で壬生一族を復興させるために尽力中で、眼鏡をかけるようになっている。
[編集] 太四老
壬生の政治を任されている壬生の貴族の中から選び出されたの4人のサムライたち。4人全員が果てしなく強く、それぞれの下に近衛隊士がいる。現在は吹雪、ひしぎ、遊庵、時人の4人からなる。
- 吹雪(ふぶき)(声:飛田展男)
- 太四老の長、至高の反魂術士(ネクロマンサー)。厳格・冷酷な性格で、自らの計画を進めるためならば手段を選ばない。辰伶の師であり、彼以上の水の技を操る。ひしぎ、村正とは親友であったが、村正とは考え方の違いで決別した。時人の本当の父親。
- 辰伶・ほたる戦では二人を無傷で倒すほどの圧倒的な強さを見せ付けるが、真の“紅の眼”が発現した狂の青龍をくらい、敗れる。その後、自分達の悪行を命で清算するため自ら辰伶の刀に突き刺さり、辰伶たちに未来への希望と娘の時人を託す。直後、先代の光の刃から時人をかばい、絶命。しかし死してなお、その思いは先代に人形にされたほたるたちを覚醒させた。武器は寿里庵作の刀と脇差。代表的な技は、「水破七封龍・砕きの舞い」、「水龍万丈壁」、「緋龍縛」、「水魔緋龍激」など。
- ひしぎ(声:中原茂)
- 太四老最強とまで言われる凄腕の処刑人で、壬生の研究機関を束ねる天才学者でもある。希少種であるサスケを作ったのも彼である。普段は口数少ない物静かな性格だが、実は冷たく激しい感情を内に秘めている。愛刀「白夜」を使った剣技に加え、身体の左半分にはびっしりとついたメドゥサアイで相手を灰にすることもできる。メドゥサアイは死の病にかかった身体の生命維持装置でもある。村正、吹雪とは親友。特に吹雪には一生ついていくと心に決めている。
- 自分や今の壬生一族を「欠陥品」と呼んで絶望し、そして自分たち「今の」壬生一族を造りだした真の壬生一族を憎悪している。灯に自らの記憶と死の病の治療法の研究を託した後、狂を道連れに自爆しようとするが失敗。そして吹雪に己の心の臓を託し、その生を壮絶に終える。しかし死してなお、人形にされたほたるたちを覚醒させた。「No.13(ナンバーサーティーン)」と呼び突き放して接していた灯に対しては、心のうちでは確かな情を抱いていたようである。武器は寿里庵作の大剣「白夜」と脇差。代表的な技は「白夜調(闇無き夜の調べ)」。
- 時人(ときと)(声:かかずゆみ)
- 村正の妹・姫時(ひとき)と吹雪の娘。だが、記憶操作をされた上、反逆者村正の子供として冷たい仕打ちを受けたり自分では望んでいない期待をされたりしていた。そのため村正を忌み嫌い、また村正が期待をよせた狂一行を抹殺することを、人一倍意識している。残忍な性格で他人を見下すことも多いが、まだまだ幼い面も多く、よく逆上する。
- 梵天丸以上の怪力を持ち、村正の血を引いているため、妖刀村正「北斗七星」の力を最大限に引き出すことができる。また、タロット占いで人間の未来を占う。武器はタロットカードと妖刀村正のひとつ「北斗七星」。代表的な技は、「北斗七連宿」、「蒼天銀星雲」。壬生での戦いから三年後は、自分を下したアキラと再戦するため追っかけをしている。
- 遊庵(ゆあん)(声:置鮎龍太郎)
- ほたるの師で、屈託がない熱血的な性格。眼が見えないが、アキラ以上の心眼の使い手。その心眼は遠くの者を追ったり、相手の心の中に進入し、中から相手を喰らい尽くすこともでき、舌に「魂」の刻印がある。体術も得意だが、真骨頂は剣術。炎も操ったりと多才である。
- 太四老だった母が処刑された理由を追っている。先祖返りにより、感情が高ぶると紅い眼になる。太四老であるがほたる戦後は狂側につく。代表的な技は、「色空法蓮華」。壬生での戦いから三年後は、今まで通り壬生の地で家族・兄弟らと暮らし、シャベルを片手に壬生再建のためにその力を役立てている。
- 村正(むらまさ)(声:井上和彦)
- 太四老の長であったが、壬生一族の危機を悟り、吹雪達と袂を分かち合い、狂とともに壬生を抜け出す(この時すでに「死の病」に侵されていた)。狂の師であり、親のような存在でもある。聡明で優しさ溢れる性格。他人の心を読む、「サトリ」という能力を持っている。また、妖刀村正を作る刀匠でもある。狂に真の無明神風流と未来への希望を託し、その生を終えた。しかし死してなお、人形にされたほたるたちを覚醒させた。
- 四方堂(しほうどう)
- 初代太四老の長であった女性。現在は自ら地下迷路の監視をしているが、その理由は壬生に殺されたものたちの墓をつくるためだった。一人の女性として先代紅の王を慕っており、昔の優しかった王に戻ってもらうため動き始める。下品な言葉をよく使う。口癖は「~だなん」。寿里庵とは親友同士。武器は草薙剣。代表的な技は、「アメノムラクモ」、「アメノマキグモ」。壬生での戦いから三年後は、壬生の地で先代紅の王の墓守として暮らしている。
[編集] 紅の王
壬生一族の頂点に立つ人物。
- 初代紅の王(しょだいあかのおう)
- 天狼の中で狂を見守っている。巨体でかなりお茶目な性格。真の壬生一族の祖(なお真の壬生一族は殺戮にしか生きがいを見出せない鬼の血族で、その力ゆえ互いに殺し合い死んでいってしまった。したがって、現在の真の壬生一族は鬼眼の狂しか残っていない)。狂に様々な真実を告げ、紅の王の御印も与えた。紅の塔の崩壊から狂を助けたようである。
- 先代紅の王(せんだいあかのおう)(声:福山潤)
- 壬生最高権力者で、宇宙の理(ことわり)とも神ともいわれる人物。その実力は凄まじく、太四老を遥かに凌ぐ。壬生にいる人間の全ての技を使用でき、その気があれば現在の壬生一族の命を止めることすら出来る。が、実は先代自身も一番目の紅十字の四守護士であり、真の壬生一族ではない。
- 本来はとてもやさしい性格であったが、ある時から冷酷で残忍な性格へと変貌する。彼は殺し合いで滅んだ真の壬生一族に絶望し、戦いを繰り返す人間に悲観していた。だが最終回で狂とその仲間たちの言葉により、かつての自分を取り戻し、禁断の扉の向こうに封印されていた心の臓を体内に戻し、崩れ去る紅の塔と運命を共にした。四方堂の作った墓に落下し、血の涙を涙に変えて静かに眠る。ある意味、壬生だけでなく全ての人々の真の幸福を願っていたのは、「鬼」「悪」と見られていた彼なのかもしれない。
- るる
- いつも先代の側にいる少女。ひしぎの生み出した稀少種の一人であったが、最終回で、死の病の抗体を持っているらしいことが判明。デンデン太鼓をいつも持っている。
[編集] 紅十字の四守護士(レッドクロスナイツ)
真の壬生一族の血肉によって造られた4人のサムライ。上から順に京一郎、京二郎、京三郎、京四郎。現在、壬生京四郎のみ生きている。番号が若い方が真の壬生一族の血肉が多い。
- 壬生京一郎(みぶ きょういちろう)
- 先代紅の王。真の壬生一族ではないが、造られた壬生一族のため自ら紅の王となった。よって、狂のように鬼神になることはできない。
- 壬生京二郎(みぶ きょうじろう)
- 鎭明。表向きは五曜星だが、その正体は紅十字の四守護士(レッドクロスナイツ)の二番目で先代・紅の王の切り札(ジョーカー)。真の紅き眼になれるが、長時間維持することはできない。朔夜よりはるか昔、未来見の巫女を愛していたが、彼女自身の嘆願により巫女を殺してしまった過去を持つ。
- 幸村の守りの小太刀の一撃により腰から真っ二つにされた後、狂と先代の死合いの場に上半身がちぎれかけた姿で現れるが先代紅の王に吸収される。同じく吸収されてしまった京四郎を先代から分離させようとする当代を最初は妨害していたが、当代の言葉により、長い人生の過程で忘れていた亡き想い人の顔を思い出し、協力して先代から京四郎を分離させた。先代紅の王の「欲望」が具現化した者と言える。
- 壬生京三郎(みぶ きょうさぶろう)
- 当代紅の王。先代を止めるために妖刀・村正を村正に造らせ、無明神風流を生み出したため反逆罪で幽閉されていた。先代の秘密を暴かんとするが、先代の忠実な部下であった京四郎に斬られ、命を落とす。死の病を患っていた。京四郎に斬られた後、先代に吸収される。このとき同じく吸収された京四郎を鎭明とともに先代から分離させた。先代紅の王の「理性」が具現化した者と言える。
- 壬生京四郎(みぶ きょうしろう)
- 壬生京四郎に同じ。この頃性格はとても冷めていた。先代に粛清数が千に迫る事を褒められ、鬼眼の狂と初めて対面した時、彼の名を騙って粛清を行っていた事が判明した事から、鬼眼の狂の「千人切り伝説」を作ったのは京四郎であると思われる。先代紅の王の「理想」が具現化した者と言え、先代の「最高傑作」である。
[編集] 庵一家
太四老遊庵の家族。寿里庵、伊庵、庵里、遊庵、庵曽新、庵奈、庵樹里華、遊里庵、紀里庵、絵里庵、里々庵、真里庵、計12人の大家族で、遊庵は次男である。よく言えばおおらか、悪く言えば適当な一家で、遊庵に拾われたほたるが居候をしていた家でもある。狂たちに協力する。
- 寿里庵(じゅりあん)
- 父。刀匠、針師で村正の師匠。穴掘りだけが得意のエロ親父にみえるが刀匠としての腕は確か。妻・伊庵の敵討ちのために家族をないがしろにしてまでも穴掘りを続け、紅の塔の中に秘密の抜け道を作っていた。
- 伊庵(いあん)
- 母。元・太四老。剣術で登りつめたまさに女侍。壬生一族最大の秘密を探っていたが、そのためにひしぎに殺害された。
- 庵里(あんり)(声:高木渉)
- 長男。元・村正の近衛隊長。村正とともに壬生を出たあとは鞍馬山で天狗生活を送り、マムシ入り天狗まんじゅうを作ったりしているが、昔はカブキの庵里として恐れられていた。時を制する鶺鴒眼を使い、修行にきた幸村にそれを授ける。京女・アスカとの間に10人以上子供がいるらしい。
- 庵曽新(あんそにー)
- 三男。針師で遊庵の近衛隊士。針師としての腕は寿里庵よりよい。ほたるの考えに憧れて五曜星を目指している。ガリ勉だったので頭がいい。ほたると戦い、序盤は圧倒的な強さを見せ付けるが、潜在能力を覚醒させたほたるに敗れた後仲直りする。武器は飛針。主な技は「光流覇」。壬生での戦いから三年後は、壬生で寺子屋の講師をしている。そこではできそこないの子供たちも学んでいる。
- 庵奈(あんな)
- 長女。遊庵の近衛隊士。庵一家の肝っ玉母ちゃん的存在。怒らせると怖い。
- 庵樹里華(あんじぇりか)
- 次女。遊庵の近衛隊士。落ち着いた雰囲気だが、ガラが悪い。作者の担当が庵樹里華ファンらしい。
- 遊里庵(ゆりあん)・紀里庵(きりあん)・絵里庵(えりあん)・里々庵(りりあん)・真里庵(まりあん)
- 遊庵の近衛隊士で、男三人女二人の五つ子。目印はそれぞれ、バンダナ・帽子・あごひげ・サンバイザー・ハンチング帽。
[編集] 用語
[編集] 妖刀村正
- 天狼(てんろう)
- 鬼眼の狂が持っている五尺にもなる大太刀。四大妖刀の一つ。初代紅の王が宿っている。猿飛サスケも最初は天狼に近い(村正曰く親戚みたいなもの)刀を持っていた。
- 紫微垣(しびえん)
- 嘗て壬生京四郎が、現在は猿飛サスケが持っている刀。四大妖刀の一つ。刀身は血の吸い過ぎで真っ黒に染まっている。当初は村正の家で封印されていたが、後にサスケを主と認めその力を引き出した。壬生京四郎が狂に体を返した際、紫微垣に眠る京四郎の記憶をそこにいたもの全員に見せた。
- 北落師門(ほくらくしもん)
- 紅虎が持っている槍。四大妖刀の一つ。徳川家の黒き血を持ってその力を使うことが出来る特異な村正。虎翼が壊れた際に家康から渡された。
- 北斗七星(ほくとしちせい)
- 時人が持っている刀。四大妖刀の一つ。斗魁(とかい)、斗柄(とひょう)という二振りの刀に分ける事も出来る。先代紅の王によって消滅させられた。
- 護りの小太刀
- 村正が最後に遺した小太刀。ありったけの村正の念がこもっているので、小さいながらもその力は四大妖刀に勝るとも劣らない。村正から椎名ゆやに、ゆやから真田幸村へと託される。そして四方堂が寿里庵にメンテナンスを依頼する。時人の力により、禁断の扉を開く鍵となった。
[編集] 無明神風流
当代・紅の王が先代・紅の王を斃す為に編み出した剣術の流派。
- 無明神風流殺人剣・みずち
- KYOを象徴するといっても過言ではない第一話から登場している有名な業。その形態は2つあり、地面を食い荒らすもの、やさしき神風を吹かせ、相手を切り刻むものに分かれる。前者はいわゆる簡略版で、敵に破られることが多い。後者は、壬生京四郎や村正が使った。心地よき風が吹き抜けた後、相手は絶命する。無明神風流「青龍」の流派の序の章。狂が村正より四大奥義を伝承されるまで、決め技として活躍した。決めセリフは「お前も聞いただろう、神風の清響(かぜのこえ)を・・・」
- 無明神風流殺人剣・蜃(しん)
- 自らの剣によって生じさせた熱エネルギーで空気の温度差を生じさせ、即席の蜃気楼を生み出すトリッキーな技。この業をかけられた相手は、体組織を破壊される。原作では対白鴉戦でのみ使用。みずちと同じく「青龍」の流派の序の章。決めセリフは「お前も見ただろう、紅き蜃気楼(まぼろし)を・・・」
- 無明神風流奥義・朱雀
- 火の鳥を模した神風を放つ。強烈な剣圧で敵の動きを封じ、上空から渾身の力を込めた一撃必殺の刃を振り下ろす。たとえかわされても、相手の動きを止め、不死鳥のごとく蘇る絶対防御不能業。無明神風流四大奥義の一つ。原作では、狂が対ほたる戦、対鎮明戦、対辰怜戦、対幸村戦、対四方堂戦、対信長戦、対吹雪&ひしぎ戦、対京四郎戦にて使用。先代紅の王も対幸村戦、対狂戦で3匹使用、京四郎も対狂戦で使用。決めセリフは、「お前も感じただろう、朱雀(不死鳥)の息吹(生命)を・・」
- 無明神風流奥義・白虎
- 白き獣を模した神風を放つ。一撃目で発生したすさまじい剣風に引き寄せられ、強烈なカウンターとなる二発目で大ダメージを受ける。無明神風流四大奥義が一つ。狂が対辰怜戦、対四方堂戦、対信長戦、対京四郎戦で、先代が対狂戦で3匹使用。決めセリフは、「お前も触れただろう、白き獣(白虎)の爪牙に・・・」
- 無明神風流奥義・玄武
- 先ず、蛇を模した神風を放ち、たとえそれが破られても、玄武の甲羅を模した神風で防ぐ、どんな業でも無に帰してしまう絶対防御不能技。天地の気をはらむ霊獣、玄武を具現化した奥義といえる。業が決まると、敵は蛇を模した神風に拘束され、動きを封じられてしまう。狂は対阿修羅(悪魔の眼に憑依された灯)戦にて使用、京四郎は対狂戦にて狂の「黄龍」を防ぐため使用(しかし防ぎきれなかった)、先代も狂の攻撃を防ぎ、同時に狂を拘束するのに使用した。決めセリフは「お前も抱かれただろう、玄武(天地)の腕(大気)に・・・」
- 無明神風流奥義・青龍
- 16本の「みずち」の渦を作り出し、それが竜巻となって敵を宙へ舞い上がらせ、無防備なところに強烈な一撃を加える。狂は対吹雪戦にて使用、京四郎は対狂戦にて使用、先代は狂戦にて3匹使用。決めセリフは「お前も知っただろう、青龍(竜王)の怒り(逆鱗)を!!」
- 無明神風流最終奥義・黄龍
- 信念の極みにて「朱雀」「白虎」「玄武」「青龍」4つの神風を同時に発動したときに起こすことが出来るもう一つの神風。その姿は四神の中央に座し、森羅万象全てを護り、破壊する力を持った最強の神龍。狂は対京四郎戦、先代戦、先代も狂戦にて3匹の黄龍を発動。
[編集] テレビアニメ
2002年7月~12月、テレビ東京系列にて放映。全26話。 ストーリーは原作から離れたオリジナル色が濃いものになっており、設定、展開・結末、キャラクターの背景などが大幅に異なる。
[編集] 原作との相違点
- 原作コミックスの十七巻程度までをベースとし,原作よりも史実を利用した設定が多い。そのため、それ以降に登場したキャラクターは出てこない。(鎮明、太白など。ちなみに梵天丸は最終話の幸村・紅虎戦(大坂ならぬ「江戸・夏の陣」)のカットにちらりと出演している)。
- 狂と京四郎はもともと同一人物である。
- 関が原の戦い時に巨大隕石が落下した影響で、剣妖という化け物が跋扈する世界(パラレルワールド)になっている。十二神将をはじめ、ほとんどの敵は闘いの途中で剣妖化する(血の表現を減らすための処置かと思われる)。
- アニメオリジナルの主要キャラとしてミゲイラがいる。ちなみに、彼のキャラクターデザインは原作者の上条明峰が手がけている。
- 妖刀・真ノ村正は全部で五本である。原作にも登場した天狼・紫微垣・北落師門の三本に加え、破邪皇(はじゃおう・ミゲイラの持つ大砲。本来は刀の形をしていたらしいが、南蛮のアルケミストによって今の姿となった。ミゲイラの魂をビームに変える)、天狗光(てんぐこう・壬生一族の宝として封印されていた。通常は棒の形状をとっているが真の姿は弓で、光の矢を射ることができる。幸村が使用)がある。
- 壬生一族の本拠地は樹海深部ではなく、関が原にある壬生城である。
- 四聖天、五曜星、太四老などの概念はない。
- 十二神将・招杜羅は椎名望ではなく、信長の妹、お市の方である。
- 紅の王の読み方が「くれない」の王(原作では「あか」の王)。
- クライマックスは信長との闘いであるが、この闘いの舞台が現代(2002年)の東京タワーであったことはこのアニメの突拍子もなさの象徴であり、豪華声優陣とは対照的にクオリティの低さが目立った作画、原作では綿密に描かれている戦闘シーンに静止画を多用していたことなどとともに、いまだファンの間で語り草となっている。
[編集] スタッフ
[編集] 登場人物
原作と設定が違うキャラクターのみその詳細を記述。
- 鬼眼の狂 声:小西克幸
- この世で最強と言われる壬生京四郎の闘争本能や怒りだけを取り出した、純粋に強さを求めるだけの存在として生まれた。しかし、闘争本能のみで生きる彼は長老たちの言うことなどまるで聞かず、壬生を飛び出してほたる・アキラと暴れまわっていた。関ヶ原にて壬生京四郎と戦った折の巨大隕石衝突により京四郎の体に魂が入り込み、記憶を失った。剣妖・爾門との戦いで目覚める。白鴉との死合いを経て完全覚醒し、壬生京四郎と分離したとき、世界のゆがみが始まった。信長をもう一つの歴史で葬り去り、自分の体を取り戻して、壬生京四郎と最後の死合いに臨んだ。
- 壬生京四郎 声:小西克幸
- 壬生一族の最高傑作であり、最高指導者・紅の王になるべく生まれた男。闘争本能や怒りを切り離し、純粋な愛と優しさだけの存在となって朔夜の愛に応えようとした。やはり鬼眼の狂と関ヶ原で合間見えた際に記憶を失い、薬売りとして生活していた。鬼眼の狂に体の主導権が渡ってからは、樹海での信長との死合い、壬生城での信長との死合いに出てくる。狂と同化し信長を斃した後は、鬼眼の狂と最後の死合いをする。原作のように狂と和解することはなかった。
- 椎名ゆや 声:堀江由衣
- 狂と京四郎、勝った方を愛すると意思表示(結局どちらが勝ったのかは明確にされていない)。原作と比べて、戦闘要員としても活躍する場面が多い。
- ミゲイラ 声:緑川光
- アニメオリジナルキャラ。未来を見通す力を持つ青年。この世界の歴史のゆがみを修正するため独自に闘っている。だが最終的には彼にも情が芽生え、鬼眼の狂と壬生京四郎を消滅させることが出来なかった。
- 紅虎 声:関俊彦
- 剣妖化した父・家康を討ち取る。その後将軍となるが父ほどの求心力はなく、徳川家は弱体化。原作に描かれた「父に対するコンプレックス」はない。
- 出雲阿国 声:かかずゆみ
- アキラ 声:保志総一朗
- 十二神将の時は真達羅、摩虎羅、珊底羅と行動を共にする(原作では真達羅、毘羯羅、安底羅)また、ほたるとの対決シーンが登場する。
- 真田幸村 声:緒方恵美
- 原作より狂達との交流が薄く、腹黒さが目立つ。また、彼も妖刀村正を持つことになる。
- 猿飛サスケ 声:石田彰
- 真尋 声:高橋美佳子
- 徳川家に仕える「根来組」という忍者集団に属している。4年前、根来組の長・闇のゲンザに人質に取られた真弓を狂がやむを得ず斬ったのを目撃し、彼を姉の敵と思い込んでいた。
- 朔夜 声:ゆかな
- 村正 声:井上和彦
- 辰伶 声:関智一
- ほたる 声:子安武人
- 辰伶とほたるが異母兄弟であるという設定はない。
- 歳子 声:野川さくら
- 歳世 声:植田佳奈
- 織田信長 声:速水奨
- 樹海において狂と初めて出会った(ここが原作との違い。なお、樹海に現れた信長の肉体は樹海の霊力を集めて作ったものであり、樹海自体が信長の肉体といえる)。剣妖と化し狂を追い詰めたが、京四郎のみずちに敗れる。その後鬼眼の狂の本当の躯に宿り、圧倒的な力を見せ付けた。相手の技を吸収して自分の技として放つことができ、無明神風流奥義・朱雀をも操れる。正しき歴史である2002年の東京にて狂に斃された。
- 徳川家康 声:子安武人
- 影武者設定はない。サンテラに剣妖にされる(史実よりも10年以上早く死んだことになる)。
- 真田信幸 声:千葉進歩
- 霧隠才蔵 声:松山鷹志
- 穴山小助 声:緒方恵美
- 十二神将
- 真達羅 (しんだら) 声:山口隆行
- ミゲイラと同じ未来を見通す里に生まれる。幸村の末路を見てしまい、その歴史を変えるために信長とともに乱世をもたらそうとした。体内が別の空間につながっており、そこに魔界の門を飲み込み、命と引き換えに世界を護った(真田忍法死なずの術)。
- 摩虎羅 (まこら) 声:陶山章央
- 安底羅(あんてら) 声:植田佳奈
- 信長の肉体を作るための実験体で、長時間闘うことができない。ビカラとともに剣妖となり、狂のみずちに斃された。
- 珊底羅 (さんてら)
- 樹海の住人。徳川家康を剣妖に変えた。十二神将で唯一、シンダラにだけは仲間だと認められていた。アキラにより氷付けにされた真達羅、摩虎羅を命と引き換えに助けた。真達羅は樹海から退却するとき、そのことを回想している。
- 毘羯羅 (びから)
- 伐折羅 (ばさら)
- 本能寺にて信長の小姓であるにもかかわらず最後まで信長を護ることができずその首を持って逃走した。ゆえに信長の復活に一生を捧げた。怒りを爆発させた幸村に自らはなった矢を目玉に突き刺され、死亡。
- 宮毘羅 (くびら)
- 能楽師。狂達に旅館の幻影を見せていた。対象に瓜二つに化ける人形を操る。狂のみずちに一蹴され敗れるが本体は人形のため助かった。が、結局アキラに殺される。
- 迷企羅 (めきら)
- 紅虎を追い詰めるが、最終奥義・水月により敗れる。(原作では八寸で倒される)
- 波夷羅 (はいら)
- 信長の直系の親族・三法師。自分の血筋に誇りを持っており、サスケや摩虎羅のことを見下していたが、結局は狂に一蹴された。死を覚悟して狂に反撃しようとするも、サスケを守るために乱入してきた幸村に斃される。
- 招杜羅 (しゃとら) 声:玉川紗己子
- 真達羅 (しんだら) 声:山口隆行
[編集] 各話サブタイトル
必ずカタカナ語を使っているのが特徴だが、無理に入れたように見受けられるものも少なくない。
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[編集] 関連商品
[編集] 書籍
- マガジンKC 全38巻
- プレミアムKC(それぞれ以下の豪華付録つき限定版)
- 24巻 - 番外編ドラマCD「侍学園2 炎の激闘・体育祭編!!」
- 27巻 - 特製絵本「ほたるのたからもの」
- 31巻 - 番外編ドラマCD「侍学園3 燃えろ純情!修学旅行編!!」
- 36巻 - 壁紙33枚入りCD-ROM
- 上条明峰画集 陽‐YOU-
- 公式ファンブック 陰-IN-
[編集] アニメ関連
- DVD 巻之一 ~ 巻之九
- OP/EDマキシシングル 『青のレクイエム / LOVE DEEPER』 (歌:坪倉唯子)
- キャラクターヴォーカルアルバム 『狂奏歌』 (歌:小西克幸/緒方恵美/緑川光/関俊彦/堀江由衣/かかずゆみ/保志総一朗/関智一/子安武人)
- オリジナルサウンドトラック 『狂騒曲』
[編集] ドラマCD
- 独眼(ワン・アイド・ドラゴン)竜、吼える
- 陰陽殿への扉編 第壱巻『悪魔の眼』
- 陰陽殿への扉編 第弐巻『氷炎の侍』
- 陰陽殿への扉編 第参巻『天翔麒麟』
- 陰陽殿への扉編 第四巻『朱雀対鶺鴒』
[編集] ゲーム
- PS用ソフト(バンダイ)
- ゲームボーイアドバンス用ソフト(マーベラスエンターテイメント)