国際十王バス熊谷営業所
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熊谷営業所(くまがやえいぎょうしょ)は、国際十王交通のバス事業(朝日バスグループ国際十王バス)の営業所。
目次 |
[編集] 所在地
埼玉県熊谷市新島263番地1(会社としての熊谷営業所と一体化)
[編集] 概要
- 乗合バス(ほとんどの路線が熊谷駅発着)がメイン。
- 旧国際ハイヤー国際バス。東武鉄道バス事業本部直営の東武バス熊谷営業所の流れを汲む。
- 会社としての熊谷営業所と事実上、一体化されている。
- 新島車庫が併設されているため、“新島(車庫)”と呼ばれることもある。
- 国際ハイヤー時代、旧東武バス熊谷営業所管轄のほとんどの路線を引き継いだ国際バスとしての運行路線を担当、後に両毛観光を吸収し、両毛観光バスブランドを取り込み、観光・貸切バス事業も開始する。
- 路線網は、埼玉県(熊谷市・深谷市の旧深谷市域・東松山市・比企郡滑川町・小川町・行田市の北河原地区および旧北埼玉郡南河原村域・坂戸市・川越市)、群馬県、東京都、千葉県、京都府、大阪府に広がっている(高速バスは停留所の所在地のみ、埼玉県外は市区町村名は省略)。
- 乗合バスは、バス共通カードの利用が可能となっている。
- 高速バスは、国際十王交通発足後の2路線に加え、旧 十王バスの成田空港行き(フォレスト号)の移管を受け、3路線を担当している。
- 東武バス時代の系統番号は、東武バス時代の車両または移管後初期導入車で使用されている幕式の行き先表示器を利用している車体でのみ見かけることができたが、新規設定の行き先表示には設定されなかったり、現在置き換えが完了したLED式の行き先表示器では系統番号は表示していないため、幕式の行き先表示器が消滅してしまった現在では、もはや系統番号を見る事は出来ない。
国際ハイヤー・国際十王交通で使われていた系統番号(東武から引き継ぎ)
系統番号 | 路線名 | 備考 |
熊06 | 熊谷駅-葛和田 熊谷駅-上中条 |
東武全盛期は 利根大堰分岐あり |
熊10 | 熊谷駅-循環器呼吸器病センター |
東武全盛期の 小原循環線名残 |
熊11 | 熊谷駅-犬塚 | 東武全盛期は 羽生駅まで |
熊13 | 熊谷駅-石原-新島車庫 | - |
熊18 | 熊谷駅-深谷駅 |
深谷発着国際 移管より籠原駅経由 東武全盛期は 本庄駅方面まで |
東松01 | 東松山駅-上岡-熊谷駅 東松山駅-上岡-森林公園北口-熊谷駅 東松山駅-上岡-上岡地蔵前 東松山駅-藤山 熊谷駅-上岡-冑山 |
- |
東松06 | 立正大学-熊谷駅南口 | 東武時代は 立正大学-熊谷駅 |
森林03 | 森林公園駅-公園西口-立正大学-熊谷駅 | - |
森林06 | 森林公園駅-四季の湯温泉-立正大学-熊谷駅 森林公園駅-公園南口入口-四季の湯温泉-立正大学-熊谷駅 |
- |
小01 | 小川町駅-熊谷駅 小川町駅-循環器呼吸器病センター-熊谷駅 小川町駅-農業教育センター 熊谷駅-大沼公園 |
- |
[編集] 車両
観光大型・中型車
- 両毛観光時代の車両や伊勢崎営業所所属車両(旧十王観光)の一部車両及び、高速バス専属の車両が在籍している。
- 全車、東武グループ共通デザインとなっている。東武のイメージカラーであるオレンジを基調とした暖色系の色調と、ホワイトの緩やかな曲線で構成された、見た目にも躍動感があるデザインとなっている。
- 社名・ブランド名を表す部分は、『Kokusai Juo』・『K.J.K』などが用いられている。
路線大型車(社番2037~2040)
- 全てが、東武バス時代の車両で、移管時は40台(社番2001~2040)もの数がそろっていたが、廃車が進み、現在は、すでに4台しか在籍していない。廃車になった車両も含め、全車がいすゞ製(富士重7Eボデー架装)で、導入時期が古い事からツーステップバス・マニュアル車(ロッド式パワーシフト)である。
- 行先表示は、導入時期が元々古い事から幕式であったが、現在在籍している4台はLED式に置き換えられている。他は、置き換えられないまま廃車された。
- 東京農業大学第三高等学校スクールバス専属を除くと、通常運用に入っているのは、現在2台と少ない為、乗車機会はかなり減った。
- 車体デザインは、社番2040を除きが、朝日バスグループ共通デザインである。朝日バスグループ共通デザインは、1998年に朝日自動車と川越観光自動車が導入したものと同じで、白地に赤と青の曲線を描いたさわやかなものとなっている。ブランド名を表す部分は、国際ハイヤー移管時より『KOKUSAI』と表記されている。廃車・デザイン変更・ラッピングバス化で、東武バスデザインは消滅していたが、2006年11月現在、社番2040のラッピングが解除され、東武バスデザイン車両が復活した。東武バスデザインがどのようなものかは、東武バスの項目でご確認いただきたい。東武バスデザインでは、ブランド名を日本語表記しており、国際十王バスとなった現在でも旧ブランド名『国際バス』と表記している(ただし正面に小さく記載されるところは『国際十王』表記である)。
路線中型車(社番2101~2140・2146~2155)
- 東武バス時代の車両は、15台在籍(社番2101~2115)している。全車、朝日バスグループ共通デザイン化または、ラッピングバス化されている。全車いすゞ製で、導入時期が古い事からツーステップバス・マニュアル車(フィンガーコントロールシフト)である。
- 移管後の新車は、32台在籍(社番2116~2140・2149~2155)している。デザインは最初から朝日バスグループ共通デザインである。ラッピングバスもある。2006年12月現在、日野製が16台、いすゞ製が16台で、日野といすゞで同じ数が納入されている。また、ワンステップバスまたはノンステップバスのいずれかである。全てオートマチック車。また、実験的なものなのか、いすゞ製2台は車体デザインのブランド名“KOKUSAI”の文字部分が、銀色となっている(この2台を除く全車両は白)。ワンステップバスの初期車は、朝日バスのノンステップバスと共に側面に「ワンステップ&ノンアイドリングバス」と記載してあったが、しばらくしてなぜか「ワンステップバス」に改められている。
- さらに、移管後、朝日自動車からツーステップバス・マニュアル車が3台移管(社番2146~2148)を受けている(元々は、東武バス時代の車両)。デザインは、朝日バスグループ共通デザインである。いすゞ製は2台(社番2146・2147)で、東武鉄道から国際ハイヤーに直接移管された車両と型式が同じため、区別が付かない。日野製は1台(社番2148)で、中扉が『中4ツ折戸』となっており、他の車両に比べ、中扉付近の外観を中心に違いがある(座席配置にも違いがある)。
- 東武バス時代からの車両及び、移管後初期導入9台は行先表示が幕式であったが、現在は、全車LED式に交換されている。これ以降の導入車は、登場時よりLED式となっている。
路線小型車(社番2141~2145)
- 5台在籍している。
- 全車、移管後に導入した日野製ノンステップバス・オートマチック車である。
- 2台が、八木橋百貨店のラッピングバスとなっており、同百貨店の駐車場送迎バスとして主に運用されている。2007年に入り、ラッピングのデザインが一新された(八木橋百貨店であることには変わりがない)。
- 3台は、朝日バスグループ共通デザインで、深谷日赤線で主に運用されている。
- いずれも運用の都合により、森林公園駅線に運用される場合がよくある。まれに、葛和田線・上中条線・犬塚線などでも運用されることがある。また、それらの熊谷駅発着路線で使われることがある関係上、回送運用である新島車庫線でも見られる。
- ※ 上記の製造元名称は、ブランドにより表記している(現在、製造を行っている会社は、日野自動車の車両・いすゞ自動車の車両共に、両社による合弁会社ジェイ・バスである。以前は、日野ブランドは日野車体工業、いすゞブランドはいすゞバス製造が行っていたが、両社は2004年10月1日に合併、一貫製造体制となった)。なお、東武時代のいすゞバス製造による車両は、架装を富士重工業などが行った車両もある。
[編集] 沿革
- (東武バス時代から。路線新設・廃止などは、国際ハイヤー移管後より)
- 1939年 東武鉄道グループ東武自動車、埼玉自動車(熊谷から深谷・小川町・葛和田を結ぶ路線など、現在の熊谷営業所を形作る路線を営業)と合併。
- 1947年 東武鉄道、東武自動車を合併、バス事業を直営化。
- 1969年 営業所移転
- 1989年 本庄営業所が熊谷営業所本庄出張所となる。東松山出張所を川越営業所に移管。
- 1997年 森林公園出張所設置し、小川出張所・渋川出張所・川越営業所東松山出張所廃止。
- 2000年4月1日 本庄出張所を朝日バス(朝日自動車)に移管、朝日バス本庄営業所となる。
- 2000年10月1日 行田出張所廃止、朝日バス加須営業所に移管。熊谷駅~妻沼・妻沼聖天前・太田駅・西小泉駅線を運行している太田営業所を朝日自動車に移管、朝日バス太田営業所となる(熊谷地区からの東武バス撤退開始)。
- 2001年4月1日 森林公園出張所(現在の川越観光バス森林公園営業所)を川越営業所に移管。熊谷営業所本体(森林公園出張所の担当だった一部路線を含む)を国際ハイヤーに移管、国際バス熊谷営業所として再始動(熊谷地区からの東武バス完全撤退)。
- 乗合バス熊谷駅南口-立正大学線 運行開始。
- 乗合バス熊谷駅-深谷駅線 移管と共に籠原駅経由にルート変更。
- 2002年10月1日 国際ハイヤーが両毛観光を合併。両毛観光ブランドの観光・貸切車両の一部を熊谷営業所に移籍。
- 2002年12月30日 乗合バス熊谷駅-東松山駅・小川町駅・本畠各線、熊谷寺→榎町間片道ルート運休、熊谷駅行きルートに迂回。
- 2003年3月31日 乗合バス熊谷駅-本畠車庫線区間廃止。
- 2003年7月? 乗合バス熊谷駅-ラグビー場入口-くまがやドーム線(臨時直行便) 運行開始。
- 2003年11月3日 都市再生本部「全国都市再生モデル調査」事業により、朝日バス・熊谷市内循環ゆうゆうバスと共に、熊谷市・大里町(当時)・妻沼町(当時)・江南町(当時)内に限り、終日無料運行(自治体負担)を行った。[1]
- 2003年12月20日 大里町営(当時)ひまわり号を加え、11月3日と同じ終日無料運行(自治体負担)を行った。なお、5回程度まで予定されていたが、思ったより成果を残せなかったようで、この2回をもって、無料運行は中止となった。
- 2003年12月31日 乗合バス熊谷寺→榎町間片道運休ルート会社組織変更共に正式廃止。
- 2004年1月1日 国際ハイヤーが十王自動車を合併し、社名を国際十王交通株式会社に変更。国際十王交通国際事業本部バス事業課の営業所となる。
- 2004年2月16日 高速バスフォレスト号の受付を伊勢崎営業所より移管。
- 2004年3月1日 乗合バス籠原駅南口-深谷日赤前線 運行開始。
- 2004年3月18日 京都・大阪行き夜行高速バスウィングライナー運行開始。
- 2004年7月16日 羽田空港行き高速バス運行開始。
- 2004年9月1日 乗合バス熊谷駅-葛和田線 さいたま博通り経由にルート変更。
- 2004年12月1日 羽田空港行き高速バス 羽田空港第2ターミナル発着開始。
- 2005年7月16日 高速バスウィングライナー坂戸駅南口経由開始。
- 2005年9月30日 乗合バス熊谷駅-本畠線/熊谷駅-上三ツ本線 廃止。
- 2005年10月1日 乗合バス熊谷駅-葛和田線路線再編、
- (熊谷駅-上中条区間運行開始および、
- 熊谷駅-熊谷スポーツ文化公園(ラグビー場)線/熊谷駅-くまがやドーム線 定期乗合路線運行開始)。
- 2006年3月31日 乗合バス熊谷駅(北口)-立正大学線 廃止。
- 2006年9月22日 高速バスウィングライナー坂戸駅南口経由開始。
- 2007年3月19日 乗合バス熊谷駅-深谷駅線路線再編、
- (熊谷駅-籠原区間運行 籠原駅まで延長および大幅増発、熊谷駅-深谷駅全区間運行便大幅削減)。
[編集] 運行路線
[編集] 乗合バス
[編集] 定期運行
- (東松山駅)
- 熊谷駅 - 上岡 - 東松山駅
- 熊谷駅 - 森林公園北口 - 上岡 - 東松山駅 ※ 4月1日~11月30日間の土休日の一部
- 熊谷駅 - 上岡 - 冑山(区間運行)
- 藤山 → 東松山駅(片道区間運行) ※ 平日の朝のみ
- 東松山駅 - 上岡 - 上岡地蔵前(区間運行)
- 熊谷営業所の主要系統のひとつ。熊谷駅と東松山駅をおよそ40~60分で結ぶ。ただし、距離が長すぎる事、熊谷市と東松山市とのつながりがあまり無い事から、全区間乗り通す利用者は、朝夕を除きあまりいない。
- “上岡経由”を付記するのは、昭和50年頃まで薬王寺経由があったときの名残である。
- (森林公園駅・立正大学熊谷キャンパス)
- 熊谷駅 - 立正大学 - 森林公園西口 - 森林公園南口入口 - 森林公園駅
- 熊谷駅 - 立正大学 - 四季の湯温泉 - 森林公園駅
- 熊谷駅 - 立正大学 - 四季の湯温泉 - 森林公園南口入口 - 森林公園駅 ※ 土休日の一部。
- 熊谷駅南口 - 立正大学
- 森林公園駅 - 森林公園西口 - 立正大学(区間運行)
- 森林公園駅からの立正大学止まりは、熊谷駅行きと同じルートだが、国際十王バスとしては、別系統とされる。
- 立正大学通学者の利用が多い。
- 熊谷駅からの立正大学発着は、東武バスから国際ハイヤーへの移管と共に熊谷駅からの立正大学止まりを南口に移動した。森林公園線と合流後は同じルートを辿るが、旧東武バスの系統番号は、森林公園駅線(森林06)の系統ではなく、東松山駅線(東松01)の系統東松06だった。これは、東松山出張所時代に設置された路線であった名残である。
- 立正大学発着は、大学が休校日かどうかによってダイヤを切り替えている。
- なお、熊谷駅の北口から立正大学止まりとなる便が、平日の21:09発のみに残っていたが、2006年4月にダイヤ改正を行い消滅している。
- (埼玉県立循環器呼吸器病センター・小川町駅)
- 熊谷駅 - 県立循環器呼吸器病センター - 小川町駅
- 熊谷駅 - 須賀広入口 - 県立循環器呼吸器病センター
- 熊谷駅 - 小江川 - 小川町駅
- 熊谷駅 - 大沼公園(区間運行)
- 農業教育センター → 小川町駅(片道区間運行) ※ 平日の朝のみ
- 小川町駅および埼玉県立循環器呼吸器病センターを結ぶ路線。利用者減により、循環器呼吸器病センターを経由せずに小川町駅に直行する便は、朝と夕方の数本になってしまった。そのため、熊谷市江南地区の生活路線に特化している傾向がある。
- (新島車庫・籠原駅・深谷駅)
- 熊谷駅 - 新島車庫 - 籠原駅 - 深谷駅
- 熊谷駅 - (石原) - 新島車庫
- 熊谷駅 - 新島車庫 - 籠原駅
- 籠原駅南口 - 深谷日赤
- 主要系統。ルートは同じだが、深谷駅発着と新島車庫発着は別系統とされる。新島車庫発着は、熊谷営業所の車両の拠点である新島車庫と熊谷駅との間の回送を兼ねた営業便のため、特定の時間帯に集中して運転される(同じ時刻に2本運行するダイヤもある)。
- 新島車庫線は、立正大学で平日が休校日などイレギュラーな場合は休止になる便がある(立正大学線の本数が変わってしまうことにより、車両・乗務員の運用に変更があるため)。そういう場合は、数日前に熊谷駅ののりばに掲示される。
- 新島車庫線は方向幕などに“石原 新島車庫”などと表記される(最近減ってきている)。これは、東武バス時代に経由地が複数あったときの名残。
- 利用者減のため、2007年3月19日より、熊谷駅~深谷駅全区間を運行する便を大幅に減便し、熊谷駅~籠原駅間の区間運転が多数設定された。なお、それまでの熊谷駅~籠原間の区間運転は籠原駅まで延長する形で消滅した。
- 深谷日赤線は、国際バス移管後に設置された路線。大通りではなく、住宅地の狭いルートを辿る為、小型車のみの運用となる。
- 当初は、日赤病院に面する道路上(深谷日赤前停留所)が発着地だったが、後に敷地内(深谷日赤停留所)を発着するようになった。
- (旧南河原村・熊谷スポーツ文化公園)
- 熊谷駅 - 陸上競技場入口 - 犬塚
- 行田市の南河原地区の生活路線。熊谷スポーツ文化公園の陸上競技場方面の最短ルートでもある。
- (葛和田・熊谷スポーツ文化公園)
- 熊谷駅 - (さいたま博通り) - 北肥塚 - 中条学校 - 葛和田
- 熊谷駅 - (さいたま博通り) - 北肥塚 - 中条学校 - 上中条(区間運行)
- 熊谷駅 - (さいたま博通り) - 北肥塚 - ラグビー場入口 - くまがやドーム ※ 昼間のみ
- 熊谷駅 - (さいたま博通り) - 北肥塚 - 熊谷スポーツ文化公園(ラグビー場) ※ 朝夕のみ
- 終点葛和田停留所は、利根川の堤防を越えた河川敷にある。
- 熊谷駅と葛和田地区を結ぶ為だけの路線で本数も少なく、熊谷バイパス以北の郊外からの利用者が多かった。さいたま博通り経由にしたり、途中から分かれて熊谷スポーツ文化公園発着の定期路線を運行させ市街地を通る本数を増やし利便性を高めたことで市街地からの利用者が増えた。同じルートを通る複数の路線が突然増えた為、経由地の「図書館(県立図書館入口停留所)の方」「TSUTAYA(雀宮店、雀宮団地入口停留所)の方」などと上中条・ドーム・ラグビー場行きの車内で市街地からの一部乗客が、運転手に尋ねて経由地を確認する様子が今でもよく見られる。
- 自動音声など“さいたま博通り経由”と案内されることがある。これは、国際ハイヤー時代に『市役所前・箱田通り』経由から『さいたま博通り』経由にルート変更したため。
- 同一路線であるが、上中条停留所は葛和田発着用と区間運転起終点用の2ヶ所存在する。
[編集] 不定期・臨時運行
- 『直行』熊谷駅 - (直通)熊谷スポーツ文化公園(ラグビー場)
- 『直行』熊谷駅 - ラグビー場入口 - くまがやドーム
- 熊谷駅 - 熊谷スポーツ文化公園陸上競技場(大宮アルディージャ試合開催時など)。シャトルバス扱い(運賃は必要)。
- 臨時の熊谷スポーツ文化公園直行の各路線。国際バス移管後に設置されたくまがやドーム線は葛和田線ルートからの分岐で遠回りであるが、最短となる犬塚線ルートの道路幅が狭い(一部区間)為に新規路線として認可されなかったため迂回している。そのためか、大宮アルディージャ試合開催時にくまがやドーム近くの陸上競技場へ直行させる輸送では、特定輸送とし正式路線としないことで、犬塚線ルートの運行となっているようである(方向幕は社名表記になっている)。ラグビー場行き・ドーム行きは、以前は、『直行』のステッカーを前面に貼って区別していたが、最近LED式行き先方向表示の上部にも表示されるようになった(上1段に『直行』、下1段に行き先表示)。
- 森林公園駅 - 森林公園中央口 - 昭和浄苑 ※ 土休日・春秋の彼岸・お盆ならびに年末年始の土休日ダイヤ運転日に運転
- 土日・休日ダイヤ上でのみ存在する路線。なお、彼岸・お盆など、昭和浄苑の利用が見込める日は、同浄苑が独自に無料送迎バスを手配しているため、路線需要がさほどあるわけではない。
- 館林駅~つつじが岡公園
- つつじが岡公園~野鳥の森フラワーガーデン
[編集] 高速バス
- 熊谷駅南口 - 森林公園駅北口 - 坂戸駅南口 - 川越駅東口 - 京都駅・大阪駅方面(夜行・ウィングライナー)
- ※ 近鉄バスとの共同運行
- 新伊勢崎駅 - 籠原駅南口 - 熊谷駅南口 - 森林公園駅北口 - 成田空港方面(フォレスト号)
- 籠原駅南口 - 熊谷駅南口 - 森林公園駅北口 - 坂戸駅南口 - 羽田空港方面(路線名称なし)
- ※ 東京空港交通との共同運行
[編集] コミュニティバス
(担当なし)
[編集] その他受託運転
- 東松山駅 - 東京農業大学第三高等学校(スクールバス)
- 同校のスクールバスの他路線は、熊谷駅南口発着ですら請け負っていない。乗合用大型車両(旧『東武車』)のブランド名(KOKUSAI)の部分を学校名(東京農業大学第三高等学校)に書き換えて専属運用。
- 八木橋デパート(北口) - 八木橋駐車場(無料送迎バス)
- 乗合用小型車両(一般乗合路線での運用もあり)。車両運用の都合により、川越観光自動車などからの応援による運行の場合有り。
[編集] 廃止路線
<××>は存続停留所 (国際ハイヤー時代を含む)
-
- 熊谷駅 - 三ツ本 - 本畠/熊谷駅 - 上三ツ本
- <逆川> - 本田 ~ 本畠車庫 間
- <熊谷寺前> → 鎌倉町 → 上熊谷 → 宮本町 → <榎町> 間
- <駅入口> - 局前 - 市役所前 ~ 肥塚北廓 - <北肥塚> 間
[編集] 路線図
- ウェブ上では、国際十王交通の公式サイトの路線バス路線図のページで路線図を見ることができる。
[編集] 関連施設
[編集] 自社施設
- 高速バス予約センター熊谷
- 熊谷営業所に併設されている。
- ウィングライナー・フォレスト号・羽田空港行きのチケットの予約・販売を行う。
- 熊谷駅北口乗車券発売所
- 熊谷駅前定期券発売所と呼ぶ場合もある。
- 国際ビルの自社タクシー配車施設の待合室に併設されている。
- 熊谷営業所管轄の路線の定期券・熊谷駅発着の朝日バス路線の定期券・バス共通カードの販売を行う。
- ウィングライナー・フォレスト号・羽田空港行きの予約済みのチケットの販売を行う。
- 平日の12時~19時の間営業している。
- 新島車庫
- 熊谷営業所に併設されている。
- 熊谷営業所管轄の乗合バス車両・高速バス車両・観光バス車両が所属しているほか、タクシー車両・高速バスの共同運行者(近鉄バス・東京空港交通・千葉交通)の車両の待機場所にもなっている。
- 単に“新島”と言ったりするが、これは熊谷営業所のことを指す場合もある。
- 東武バス時代から利用されている施設である。
- 入口前には、自社乗合バス路線の同名の停留所があり、車庫と熊谷駅との間を回送を兼ねて営業運転している。
- 入口がある国道17号は普段から渋滞していて、バスの右折待ちによる悪化を防ぐ為、下り線から敷地内に入るための右折レーンが整備されている。
- 東武バス時代から整備工場がある。車両整備は、朝日自動車グループの朝日カーメンテナンスが行っている。
- 東武バス時代の全盛時には、当車庫を発着地として、熊谷駅を経由し、免許センター・鴻巣駅・上尾車庫(現在車庫機能廃止。東武バスウエストと朝日バスの停留所)・大宮駅・浦和駅などを結ぶ長距離路線があった。
- 箱田車庫
- 車庫は、一時使われた俗称で、単に『箱田』と呼ぶ場合が多い。
- 自社乗合バス路線の箱田保育所入口停留所の近くの交差点から東に入って右手にある。
- 熊谷駅北口を発着する路線の乗合バス車両の一時的な待機場所として使われているほか、タクシー車両も待機する。
- 一時的な待機場所の為、駐車スペースと乗務員詰め所があるだけとなっている。
- 短時間の待機には、ここまで移動せずに駅ロータリー内のバスプールを利用する。
- 熊谷駅と当施設間は、営業運転せずに全て回送運転している。
- 新島車庫は、旧東武バスからの継承施設だが、こちらは国際ハイヤーに移管されてから設置された施設である。旧東武バス時代の一時的な待機場所は、箱田地区よりも熊谷駅に近い銀座地区の北大通り沿いに設置していた(銀座車庫)が、国際ハイヤーには継承されなかった。
[編集] 他社の施設
- 熊谷駅北口(正面口)ロータリー
- 熊谷市が管理。
- バスプールとタクシープール、バスのりば・タクシーのりばがある。
- 熊谷駅北口からは、国際十王バスのほか、朝日バスも発着するが、バスプールは、基本的に国際十王バスのみが待機場所として使う。ただし、22時以降発の一部の朝日バスが利用する。
- なお、2004年の彩の国まごころ国体の時は、選手・関係者・観戦客輸送のため周辺各地からさまざまなバス(朝日バス・東武バス・国際興業バスなど)が熊谷市へ応援に訪れ、複数社のバス車両がひしめき合うようにバスプールに止まっていた。
- このロータリーは、一般車も利用しているが、朝夕や天候不良時は、送迎等で一般車の量が増え、大変混雑する。この時一般車は、待機のためバスの発着場にも止めてしまい、バスはクラクションで鳴らして移動するよう促す場合もあるが、大抵はそれを避けるように停車するため、道路をふさぐ形になってしまい、さらなる混雑を招く要因となっている。熊谷市は、一般車は隣接する東口ロータリーを利用するよう促しているが、周知不足とアクセスの利便性がネックとなり、北口の混雑を緩和させるほどの利用は無い。挙句の果てに市長宛に「北口で一般車の乗降ができようにしろ。なお、アクセスしやすい北口以外使う気はない」と、自分勝手な苦情を言う市民も出ている(熊谷市 市長へのメール・熊谷駅北口ロータリーに「乗降場所」の新設を)が、たいていの北口利用者がこのような考えであると思われる為、この北口の混雑は改善する兆しがない(これ以上は、北口の拡張か東口新アクセス道路の設置など、土地や工事費・期間の捻出が必要な策しか考えられない為)。
- 東武バス東松山駅前乗車券発売所
- 東松山駅のバス折返場内にある東武バスウエストの施設である。
- 以前の東松山出張所。
- 定期券・バス共通カードの販売を行う。
- ウィングライナー・フォレスト号・羽田空港行きの予約済みのチケットの販売を行う。
- 川越観光自動車森林公園営業所
- 森林公園駅のすぐ近くにある川越観光自動車で中心となる営業所・車庫である。
- 以前の森林公園出張所。
- ウィングライナー・フォレスト号・羽田空港行きの予約済みのチケットの販売を行う。
- 立正大学バスターミナル
- 立正大学熊谷キャンパスの路線バス専用エリア。
[編集] 今後の予定
- ICカード乗車券導入
[編集] 外部リンク
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