ムーンライト山陽
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ムーンライト山陽( - さんよう)とは、西日本旅客鉄道(JR西日本)が京都駅~下関駅間を東海道本線・山陽本線経由で運行する臨時快速列車である。
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[編集] 運行概況
主に、夏期や年末年始の多客時に運転された。なお、かつて年末年始には「ふるさとライナー山陽」の名で運行されていたが、最近は「ムーンライト山陽」の名で運転される。
また、運行上の特徴として京都駅~岡山駅間は「ムーンライト高知・松山」と併結して運行される。これは、同区間が臨時列車とはいえ夜間に運行される事から、輻輳する貨物列車などの運行に支障をきたさないようにダイヤを組みづらいという事情がある。下りは有年駅で20分ほど運転停車し、貨物列車を待避する。
[編集] 使用車両
- JR西日本が夜行列車・団体用車両として改修した「シュプール&リゾート」を使用するため、座席のリクライニングはかなり大きく倒れる。また、京都寄りには展望席かミニラウンジのどちらかが1日おきに連結されていた。
[編集] 停車駅
- 京都駅 - 新大阪駅 - 大阪駅 - 三ノ宮駅 - 神戸駅 - 明石駅 - 加古川駅 - 姫路駅 - 岡山駅 - 広島駅 - 宮島口駅 - 岩国駅 - 柳井駅 - 光駅 - 下松駅 - 徳山駅 - 防府駅 - 新山口駅 - 宇部駅 - 厚狭駅 - 下関駅
[編集] 沿革
- 1988年12月、新大阪駅~広島駅間で運行を開始。
- 1989年8月、京都駅~広島駅間に運行区間を拡大。このときより「ムーンライト高知」との併結運転を開始。
- 1995年4月、このときより「ムーンライト松山」との併結運転を開始。
- 2000年7月、山陽方面からユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)への観光客輸送強化のため広島駅~下関駅間を延長。同時に車両を14系一般車両から「シュプール&リゾート」に変更。
- 2002年7月、大阪駅~下関駅間を運行する臨時快速列車「ハリウッドエクスプレス」運行開始。
- 同列車は、ジョイフルトレイン「旅路」を用いるなどUSJ輸送のために設定された。
- 2003年7月、「ハリウッドエクスプレス」運行終了。
- 2005年6月、2010年までの岡山駅改修工事による線路事情のため、運行を中止。余剰となった客車を用い、運行区間が重複しかつ同仕様の車両を用いる「ムーンライト九州」(新大阪駅~博多駅)の輸送力を6両から8両へ増強して対応している。
[編集] 関連項目
夜行快速「ムーンライト」 |
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定期列車 |
ムーンライトながら ムーンライトえちご |
臨時列車 |
ムーンライト信州 ムーンライト九州
ムーンライト山陽 ムーンライト八重垣 |
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