田浦駅
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田浦駅(たうらえき)は、神奈川県横須賀市田浦町1丁目にある東日本旅客鉄道(JR東日本)横須賀線の駅。
京浜急行電鉄の京急田浦駅とは直線距離で1.5km以上離れており(徒歩25分位)、乗り換えには適さない。
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[編集] 駅構造
島式ホーム1面2線の地上駅。谷戸地形によるトンネルが多い地域のため、この駅は両端をトンネルで挟まれてしまっている。このことによりプラットホームの有効長が短くなっており、11両編成の列車は、田浦駅においては先頭1両(上り列車は大船方、下り列車は久里浜方)の全てと2両目の1つの扉を締め切り扱い(ドアカット)としなくてはならない。このため、横須賀線の車両(E217系)には、扉締め切りのためのスイッチが特別に装備されている。113系では、後部1両ドアカットの時代もあった。
- のりば
1 | ■横須賀線 | 横須賀・久里浜方面 |
2 | ■横須賀線・総武線(快速) | 逗子・大船・横浜・東京・千葉・成田空港方面 |
[編集] 利用状況
2005年度の1日平均乗車人員は2,915人。
[編集] 貨物線
横須賀側から、田浦港方面に貨物線が伸びているが、現在は使用されていない。現在(2006年)のところ撤去されないまま存置されている。在日米軍施設へと線路が延びていて、近年まで燃料輸送のタンク車が入線していた。
[編集] 駅周辺
- 田浦港
- 田浦郵便局
- 海上自衛隊自衛艦隊司令部
- 自衛隊横須賀病院
- 横浜ベイスターズ総合練習場(ベイスターズ球場)
- 田浦緑地
- 相模運輸倉庫
- 国道16号
- 横須賀北部共済病院
[編集] 路線バス
- 田浦駅(駅南口)
- 田浦駅(国道16号)
[編集] 歴史
- 1904年(明治37年)5月1日 開業。
- 1984年(昭和59年)2月1日 開業時から行われていた貨物取扱が廃止。
- 1987年(昭和62年)3月31日 貨物取扱が再開。
- 1987年(昭和62年)4月1日 国鉄分割民営化によりJR東日本・JR貨物の駅となる。
- 2006年(平成18年)5月1日 JR貨物の駅(貨物取扱)が廃止。