サラリーマンNEO
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サラリーマンNEO(サラリーマンネオ)は、NHKで放送されていたコント中心のバラエティ番組である。2006年のseason1まで、正式名称は「謎のホームページ サラリーマンNEO」(なぞのホームページ サラリーマンネオ)だった。
目次 |
[編集] 番組概要
- これまでバラエティ番組としてはあまり焦点があてられていなかったサラリーマン社会をネタにしたコントを中心に構成している。
- 番組のメインキャストは、単発、レギュラー放送を通して生瀬勝久が務めている。
- 出演者に普段はバラエティ番組には登場しない、舞台系の俳優を中心に配しているのもこの番組の特徴である(そういった意味では、平成の『ゲバゲバ90分』、とでも言えよう)。
- 番組タイトルにある「謎のホームページ」の由来は、当初の設定でコントや企画VTRが、疲れたサラリーマンを癒す「架空のホームページ」上のコンテンツとされていた事による。
- 番組公式ホームページは第2回の特番放送時に開設された(「謎」らしさを出すため放送後の2004年秋から第3回放送決定までは削除されていた)。
- 海外向け国際放送NHKワールドプレミアムでも放送されている。
- 制作スタッフは6人しかおらず、この手の番組の陣容としては、民放に比べ圧倒的に少ない。
- 理由としては、近年のNHKの不祥事による全局的見直しにより、徹底した制作費のコストダウンも一因にある。
- 『着信御礼!ケータイ大喜利』同様、NHKでは珍しい、スタッフの笑い声が聞こえるコントもある。
[編集] 歴史
- 2004年3月26日、8月12日及び2005年8月10日~12日の3度単発で、番組たまごの企画として放送され、いずれも視聴者からの反響が好評であったため、2006年からレギュラー放送に踏み切った。
- 2006年4月4日~9月26日の放送では「シーズン1」と称して放送された(当時は「シーズン1」とロゴには併記されていなかった)。
- 当初は全20回の予定だったが、後に好評のため特別編=少し長めのコントを4本特集したものが1回追加され全21回になった。
- その後同年12月24日の23:25~24:09に「winter X'mas special」と題しスペシャル版が放送された。その際のオープニングは、「幻のオープニング」と言われた、2004年3月バージョンを放映した。
- その特番も好評につき、2007年4月10日より毎週火曜23:00に「シーズン2」の放送が決まった。全21回。なお、シーズン2から謎のホームページは番組名から削除され『サラリーマンNEO』に一新(また、ロゴに『Season ○』と併記)する。
[編集] 放送時間(定番化以後)
- 本放送
- NHK総合: 毎週火曜 23時00分~23時29分
- 再放送
[編集] 出演者
[編集] Season 2
[編集] 2004年
[編集] 2005年
- 生瀬勝久
- 沢村一樹
- 田口浩正
- 須藤理彩
- 山西惇
- マギー
- 入江雅人
- 八十田勇一
- 温水洋一
- 清田正浩
- 水沢螢
- 原史奈
- 中田有紀
- ONEOR8
- 宝田明
- カルロス・ゴーン
[編集] Season 1
- 生瀬勝久
- 沢村一樹
- 田口浩正
- 中越典子
- 山西惇
- マギー
- 入江雅人
- 田中要次
- 八十田勇一
- 中山祐一朗
- 田鍋謙一郎
[編集] winter X'mas SP
- 生瀬勝久
- 沢村一樹
- 田口浩正
- 中越典子
- 山西惇
- マギー
- 入江雅人
- 田中要次
- 中山祐一朗
- 田鍋謙一郎
- 予想GUY(ソフトバンクモバイルのイメージキャラクター。当然ながら名前自体が宣伝になることからエンドロールの出演者には含まれていなかったが、エンディングで「予想外でもええねん」というフリップを出していた。)
[編集] ナレーション
- 小山力也(「Re:」)
- 田中真弓(「はたらくおじさん」、Season1「世界の社食から」)
- 大場真人(「はたらくおじさん」、「サラリーマン・遊びの流儀」)
- 皆口裕子(2005年・Season2「世界の社食から」、2005年・番組CMナレーション)
- 窪田等(2005年「前田建設ファンタジー営業部」)
- 林田尚親(会社の王国オープニング)
- 佐久間レイ(2004年「元気が出る会議術」岩田君・番組CMナレーション)
- 梅津秀行(2004年「元気が出る会議術」猫柳君・「誠」ナレーション)
- その他、Season1の将棋を題材にしたコントで内藤啓史アナウンサーがナレーションを担当した。
[編集] 挿入歌
- オープニング
- 『Weapon of Choice』(単発2回目~Season1)
- 『Slash Dot Dash』(Season2)
どちらもファットボーイ・スリムの曲。
- 連続サラリーマン小説 がんばれ川上君
- 安全地帯『ワインレッドの心』『恋の予感』
- Re:
- ELLEGARDEN『Space Sonic』『Mr.Feather』
- 槇原敬之『僕が一番欲しかったもの』(最終回)
- 柏木健作~挑戦の軌跡
- 柳ジョージ『バーニング』
- やぎ座O型
- 森川由加里『SHOW ME』
- 小田和正『ラブ・ストーリーは突然に』
- 稲垣潤一『ドラマティック・レイン』
- 40LOVE~大河内透の恋愛ブログ
- ELLEGARDEN『Mr.Feather』
- エンディング
- ウルフルズ『ええねん』
[編集] 主なコーナー
[編集] コント
ここでは特徴的なコーナーを取り上げる(この他にも単発コントが存在する)。
- サラリーマン語講座
- ビジネスのさまざまな局面で使用できる必須用語を面白おかしく紹介するコーナー。マギー扮する講師・吉田周助とアシスタントの原史奈が進行を務める。最後に出演者全員で紹介した用語を復唱するのだが、講師がだんだんと違う言葉に変えていってしまう。これまでに紹介された主なサラリーマン語は、「アナログな人間なので…」「同じことを考えてました」「何かあったら連絡下さい」「それ正しいよ」「ファーストプライオリティ」「いろいろな意味に受け取れますね」などがある。言う際の雰囲気だけで押し切る「難しいところですね」なども。紹介した用語を全員で復唱する場面では、吉田がだんだん用語を別の言葉に変えてしまう(「アナログな人間なので…」→「アナグラな人間なので…」→「穴ぐらに住んでいるので…」、「ファースト・プライオリティ」→「ファースト・クロマティ」→「四番、ファースト、クロマティ!!」、「何かあったら連絡下さい」→「何かあったら連絡下せェ」→「何かあったら連絡下せェ、お代官さまァ」等)。コーナーの最後に、毎回講師がアシスタントを口説くのだが、その日紹介したサラリーマン語であしらわれるのがお約束となっている。2004年の単発企画時は白井晃が講師、ゆりんがアシスタントであった。
- 会社の王国
- プレゼンや面接などにおけるサラリーマンの行動を、生物観察の視点で紹介する。タイトルは『野生の王国』から取ったものと思われる。サラリーマン生態学の権威として、生瀬演じる寧応(ねいおう。"NEO"をもじった名前)大学教授・丸の内 豊なる人物が解説を、マギー演じる鏑木作一郎(2005年・2006年)・時 任三郎(トキニンサブロウ/2004年)・なる人物が実況をそれぞれ務める。放送席の会話は観察される側には聞こえない「体:てい」で進行しているが、丸の内の「ムチャ振り」がきっかけで、途中からアドリブコントになることも多い。オープニングに使われた楽曲は、マット・モンローの代表曲「ボーン・フリー」(前奏と終わりの部分のみ)。
- 「寧応」という名は他のコーナーでも団体名・屋号・社名の一部として多用されていた。
- 連続サラリーマン小説「がんばれ川上くん」
- 単発企画時からのコーナー。並外れた妄想癖の持ち主である、中堅サラリーマン・川上健(沢村一樹)が会社内外で遭遇する不条理な出来事を描く。当初はサラリーマン生活でありそうな風景を描いていたが、シーズン1の後半以降は川上くんの変人ぶりが強調されるようになっている。川上くんは「サラリーマンと遊ぼう」にも登場する。クリスマススペシャルでは「よく見る風景」では、中田によって秒殺の憂き目にも。
- ※このコーナー内で「ゴールデンなウィーク」という表現を使用した(NHKでは元々映画業界用語である「ゴールデンウィーク」を「宣伝になる」として通常使用しない。ニュース・報道番組であっても「大型連休」として紹介することが多い)。
- Re:
- 平凡な社員、大河内透・35歳(田口浩正)の元に、得意先の美人広報「むらたかほり」から1通のメールが来たことをきっかけに、大河内のかつてない葛藤が幕を開ける(全20回、シーズン1では唯一毎週放送された)。タイトル、演出は海外ドラマ『ER緊急救命室』『24 -TWENTY FOUR-』のパロディである。各回のサブタイトル右下にて、全20話であることが明記されていた。
- コント中に大河内のパソコンの画面が映し出されるが、そのメールボックスには他のコントで登場した人物から届いたメールが入っている。これもパロディであろう。(「よく見る風景」のシティホテルでシャツをクリーニングに出しそれを忘れたことを伝えるメールなど。)
- クリスマススペシャルは、5年前に大河内が彼女(南野陽子)と別れるという場面のコントから始まる。
- Season2ではSeason1から5年後の設定で、40歳となった大河内が社内でブログを編集する「40LOVE~大河内透の恋愛ブログ」として放送される。
- 部長の親
- 夜遅くに部下・皆川勇太郎(入江)宅を訪問する部長・三条一郎(いーちゃん:田中要次)とその過保護な資産家の両親(父・三五郎:生瀬、母:野川由美子)。訪問の理由は、その日の会社での一郎への対応に関する些細なことへのクレームであり、解決策として理不尽な要求を皆川へ押し付ける。要求は回を重ねるごとにエスカレートし、一郎が皆川の彼女に恋をしていることが明らかになると一郎の恋愛に関する無理難題を押し付け、皆川と皆川の彼女・まりっぺ(奥田)を別れさせようと執拗に嫌がらせを行う。毎回、最後には何気ない皆川の言動からまりっぺが怒って皆川の部屋を飛び出していってしまう。
- キャリアアドバイザー
- 生瀬勝久らがキャリアアドバイザーに扮し、相談に来る客(田口、他)に無茶な要求をする、というのが大まかな筋。2006年4月以降の放送では、宝田明扮する警備員が客として登場し、逆に生瀬らを翻弄している。
- 大いなる新人
- 大学を出たばかりの新入社員で22歳にもかかわらず、どうみても部長クラスにしか見えない老けた風貌を持ち、その風貌を利用して、時として尊大な態度をとりながらも妙に周囲に気に入られていく早川辰夫(平泉)と、それに振り回され、困惑する部長(生瀬)、研修講師(中山)の様子が描かれる。
- 企業戦士 社内スタントマン/帰ってきた社内スタントマン
- 社内のみんなが気にしているが、実行できない・口にできないことを社内スタントマン(生瀬)が実行に移す。ちなみに、社内スタントマンが着用しているネクタイは、「危険防止」のために極端に短くなっている。Season2では「帰ってきた社内スタントマン」になった。
- 父 VS 娘
- 玄関先で父(マギー)と娘(奥田)が朝帰り等々を理由に口喧嘩をする様子を描く。
- NEO EXPRESS
- サラリーマンに関する事象をニュースにしたニュースショー。フィクションであることを視聴者に認識させるため、終始「This is a COMEDY program」と表示されている。メインキャスター報道男(むくい・みちお)に生瀬、また中山ネオミは実際にOha!4 NEWS LIVEなどでもキャスターを務めている中田が扮する。シーズン1では、ほぼ毎回放送されている。報が中山に何らかの誘いの言葉をかけるが、中山が報に冷たい一言を浴びせて終わるのが恒例となっている。なお、Season 1のワールドカップ中の休止の告知は当コーナーが担当した。
- Season 1最終回は報が番組を卒業すると中山から一方的に告げられ、戸惑う報に対し中山から花束を押し付けられるように渡されスタジオをあとにするという場面で終了したが、Season2-1で報道男が復帰している。
- やぎ座 O型[1]
- テレビや雑誌の星座占いに一喜一憂する中越典子(実際にやぎ座・O型である)の一人芝居。2005年の特番では須藤理彩の一人芝居「Single」を放送。
- 派遣えりかのらくがきタイム[1]
- 会社の予定表にイタズラ書きをして楽しむ奥田恵梨華の一人芝居。「たまには休みなさい!」といった、メッセージ性を持たせたものとも思える落書きもある。
- お留守番犬[1]
- 中越典子、原史奈、奥田恵梨華扮する3人のOLが、中越の自宅で留守番をしている飼い犬(田中要次)を、携帯電話の動画機能を通じてウオッチする。犬のくせに寿司を頼む贅沢なペットである。
- テレビサラリーマン体操
- NHKで放送中のテレビ体操のパロディ。実際にテレビ体操で使用されているセットをこちらでもそのまま使用している。ビジネスの様々な場面で使う動作を健康的なものにする体操。サラリーマン工学に基づいて開発された(らしい)。コンドルズはこのコーナーのみに出演する。第1回はサラリーマンの基本であるあいさつの運動。第2回はサラリーマン必見の出世に役立つ運動。第3回は会議中に役立つ運動。第4回は営業マン必見の営業に役立つ運動。第5回は通勤電車のつり革を使った運動。第6回はスーパーサラリーマンになれる体操で、今まで一番動作が激しく、BGMもそれまでのものと趣を異にした激しいものになっていた。クリスマススペシャルでは、目覚めをよくする体操、チームワークを高める体操、忘年会に役立つ体操で、成田空港飛行機格納庫で、全日空の現役社員とともに行った。ちなみに、この際には企業広告をしないというNHKの方針から、全日空やANAと言う言葉は、エンドロールのクレジットも含め、一切出て来ないが、収録は同社の格納庫にある、ロゴが入ったジャンボジェット機の前で行われており、エンディングの「……ええねん」にも同社の社員が多数登場するなど、撮影に全面協力した全日空側への配慮もなされている。Season2初回である第7回はキレのあるサラリーマンになるための運動。第7回の振り付けにはカンフーやバレエの動きを取り入れている。
- サラリーマンNyao[1]
- 放送の尺を合わせるために出演者の1人または数人が一言だけ話すもの。
- サラリーマンポエム[1]
- 視聴者から寄せられたサラリーマンの日常の感じたことを詩の形式で紹介。朗読は中田有紀。
- 柏木健作~挑戦の軌跡
- 世界大手企業を相手に精力的に仕事に励む、「いつもあらゆる事へのチャレンジを忘れない」デキる部長・柏木健作(山西惇)が、人目がなくなるのを確認して奇行に走る。コーナーオープニングは「アサヒ・スーパードライ」テレビCMのパロディ。
- コントを読む
- NHKの解説委員風の男・沢山三樹(沢村一樹)が直前のコントについてNHKのニュース解説そのままに分析を行う。NHKの番組あすを読む(現在の『きょうのニュース&スポーツ』のコーナー「時論・公論」に相当)のパロディ。なお、セットはNEO EXPRESSのものと同じ。イラストが描かれた「パターン」も、NHKの他の報道番組で使用されるものと同じテイストである。オープニングについては、画面は「あすを読む」とほぼ同じデザイン、曲は『あすを読む』に似たものを作っているが、エンディング曲は「あすを読む」のものをそのまま流用。直前のコントはあえて受けが悪いように作り、このコーナーで自嘲的に批判する、「抱き合わせ」でひとつのネタと考えるのが妥当。
- よく見る風景
- サディスティックなポーカーフェイスを持つ中田有紀のキャラクターを最大限に発揮したコント。中田有紀が空港のグランドホステス役、シティホテルのフロント受付役、宝石店の店員役に扮し、客(田口浩正)に対し、あからさまな舌打ちやため息などを交えた、冷たく高慢な態度で接客する。当然のごとくキレる客に対し、挙句の果てには笛を鳴らし、客が警備員(ONEOR8平野)に羽交い絞めにされ、無理矢理連れ出されるのが恒例。いつもとは異なり、自身満々のイケメンぶりで中田を口説く川上くんも、あっけなく餌食に。
- サラリーマンと遊ぼう
- タイトルは『おかあさんといっしょ』からのパロディだが、内容はサラリーマンと幼稚園児に扮した出演者のお遊戯的なもの。川上くんが幼稚園児にからかわれて逆上する様が描かれていた。
[編集] 企画もの
- 世界の社食から
- 『世界の車窓から』のパロディであり、世界中の社員食堂を紹介する。2005年8月の放送では、Googleとインテルの社員食堂が紹介された。シーズン1では松下電器産業(東京支社)、ソフトバンク、楽天、ドイツの高級水栓金具メーカー・ハンスグローエ (シルタッハ本社)、モンブラン(ハンブルク本社)、ネスレ(スイス本社)、伊藤忠商事、KDDI、JR東日本の社員食堂を紹介。
- 2004年の特番時は「となりの社員食堂」(突撃!隣の晩ごはんのパロディ)として資生堂の社員食堂が紹介されている。
- Season2では韓国のLG電子、ポスコの社員食堂が紹介された。
- 教えて! Mr.ゴーン
- 日本のサラリーマンから寄せられた質問を日産自動車社長カルロス・ゴーンがガチャガチャから取り出し、真剣に答える。
- サラリーマン・遊びの流儀
- NHK総合の番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』のパロディ。普段はサラリーマンながら凄い趣味や隠し芸技を持つ人物を、ドキュメンタリータッチで取材(一般公募による)。第1回はルービックキューブ早解き、第2回はヨーヨーの達人、第3回はマジック名人。
- no fun no life
- 上述のサラリーマン・遊びの流儀とほぼ同じ趣旨のコーナー。プライベートとオフィスで違う顔を持つサラリーマンを紹介する。第1回はラリードライバー(2006年8月22日放送)、第2回はコルクでログハウスを作るバーテンダー(2006年9月12日放送)、第3回は日比谷鉄棒クラブ(2006年9月19日放送)、第4回はマジックのタネを作るサラリーマン(2006年9月26日放送)。タイトルはタワーレコードのno music, no lifeから来ていると推測される。
- はたらくおじさん
- 1960年代から1980年代にかけて放送されたNHK教育テレビの学校放送番組『はたらくおじさん』のリメイク。テーマソングの「はたらくおじさんこんにちは」も使われていた。当番組のキャタクターの中から、猫柳くんと岩田くんのパペットが、様々な分野で活躍する専門的な知識や技術を持った社員を訪問、紹介する。男女の雇用機会の均等を旨とし、コーナー名にとらわれず、「おばさん(第3回)」も紹介している。第1回は哺乳瓶の乳首を題材にした「乳首を研究するおじさん」。乳首の取材協力はピジョン。第2回はチョウザメ課長(サンロック)。第3回はホテルの筆耕係(ホテルオークラ東京)、第4回は入浴剤の研究者(ツムラ)、第5回はホテルの氷彫刻職人(ニューオータニ東京)。
- クリスマス特別企画「私とNEO」
- 「わたしとエヌイーオー」と読み、「あなたとNHK」をベースにしたものと推測される。2006年12月24日のクリスマス・ウィンタースペシャルで放送された。東京大学水越伸助教授と、脳学者の茂木健一郎の2氏が、番組についての批評を自らの学問を基にインタビュー形式で伺ったものである。聞き手は、中田有紀。
[編集] その他
- オープニング(単発第2回~Season 1で使用 DVD未収録)
- 深夜、オフィスのロビーで警備員(宝田明)がラジオから流れてくる音楽に合わせ踊りだす。ロビーのソファーでうなだれているサラリーマンに近づき、「どう、踊ってみない?」と一言。番組タイトルが表示され、思わず「は、はい…。」と返すサラリーマンの声。テーマソングは「Weapon of Choice」(ファットボーイ・スリム)で、オープニングはこの曲のPVをモチーフとしているところもある。ロケ場所は東京・渋谷のNHK放送センターの正面入口。
- エンディング
- 番組の最後に、ウルフルズの『ええねん』をBGMにキャスト・スタッフロールが流れている間、街頭で一般の人に書いて貰った「……ええねん」と書いたメッセージが流れる。内容は願いや夢などが書かれていることが多い。ロケ地はこれまで放送された順に東京駅周辺、銀座、上野公園、新宿、赤坂、池袋、有楽町、恵比寿、日本橋、汐留、秋葉原、富山、御茶ノ水、渋谷、陸別町、新宿、札幌、仙台、ソウル。「はたらくおじさん」「プロフェッショナル・遊びの流儀」に出演した人のメッセージも放送される。単発企画時と第20回は出演者やスタッフが「……ええねん」を書いたものを流していた。Season 1最終回はNG特集になっていた。
- ^ a b c d e いずれも、「サラリーマンポエム」以外は番組中間に放送され、最後に番組サイトのURLが出されるアイキャッチ的なコーナーである(「サラリーマンポエム」のみ最後のコーナーとしても放送される)。
[編集] キャラクター
- 「株式会社NEO商事」という動物たちが働く謎の会社、という設定で、5匹の猫と1羽のペンギンが主に登場している。日本のサラリーマン社会と 非常に似た日常が繰り広げられているそうである。「ネオ」と「ネコ」をかけている。あまり放送には登場していないが、ホームページ上で「サラリーマンNEKO」と題した四コママンガがたまにアップされている。
- 社員…猫柳くん、岩田くん、猫しずかマドンニャ、猫田部長、猫崎くん、渥美トラ次郎
- このうち岩田くんはイワトビペンギンである。
- 猫柳君と岩田君は「はたらくおじさん」のリポーターも務めており、パペットで出演している。2004年の特番で初登場。
[編集] スタッフ
- 脚本:内村宏幸/マギー(2004年のみ)・大宮エリー・町行慈・細田哲也・白崎和彦・広瀬大輔・オークラ (Season2)
- 制作統括:山田良介 (Season2)
- 横大路順一(2004年第2回~Winter X'mas SP)
- 有吉伸人・三溝敬志(初回~2004年第2回)
- 演出:吉田照幸
- ディレクター(取材):朴元瑛源・小池明久・桶谷武史・角学・誉田朋子
- 技術:小笠原洋一・重永明義・田中満
- 撮影:牛嶋聡一郎・安藤清茂・前田貢作・中村忍・平野拓也・浅見雄一郎
- 照明:佐野清隆・井関隆行
- 音声:大塚豊・浜川健治・鈴木克明・水野友晴・和田厚・上村悦也
- 映像技術:島田隆之
- 美術:小味山潤・岩倉暢子
- 美術進行:木原徳雄
- 編集:大庭弘之
- 音響効果:定本正治・畑奈穂子
- 映像デザイン:柏崎美和・瀧崎詠子・鳥丸弘光
[編集] DVD
2004年の特番を収録した「赤盤」、2005年の特番を収録した「青盤」の2枚がある。2006年4月19日発売。いくつかの企画もののコーナーは未収録だが、コントについては全て収録し、未公開のものも収録されている。販売はポニーキャニオン。 著作権上の問題で音声がオンエア時と異なる部分がある。
また、Season 1のうちワールドカップ休止前の分については同年10月18日にVol.1, Vol.2として発売された。こちらも未収録コーナーや著作権上の兼ね合いと思われるBGMの差し替えがある。
Season 1 Vol.3, Vol.4は2007年3月21日にポニーキャニオンより発売予定。
[編集] 外部リンク
[編集] 前後の番組
NHK総合 火曜日 23時枠 | ||
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前番組 | 謎のホームページ サラリーマンNEO (Season 1) |
次番組 |
発見ふるさとの宝 (2005年3月~2006年3月) |
ドキュメント72時間 (2006年10月~2007年3月) |
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ドキュメント72時間 (2006年10月~2007年3月) |
サラリーマンNEO Season 2 | - |