府中駅 (東京都)
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府中駅(ふちゅうえき)は、東京都府中市宮町にある京王電鉄京王線の駅である。
京王線の全ての種別の列車が停車する。
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[編集] 駅構造
- 高架駅は3層になっており、2面4線のホームが最上階にある。エスカレーターのある階段を下りた所が改札階。改札口は南北の二箇所。改札口前にエレベーターがある。改札階を出ると南北にペデストリアンデッキが続いている。駅舎は東モールと西側のショッピングセンターとも一体となった構造をしている。地上レベルは駅前ターミナルとなっており、バス、タクシーの発着場となっている。
- トイレは新宿方階段付近にある。「だれでもトイレ」も設置されている。
1 | ■京王線 | 待避線 | 高幡不動・京王八王子・高尾山口・多摩動物公園方面 |
2 | ■京王線 | 本線 | 高幡不動・京王八王子・高尾山口・多摩動物公園方面 |
3 | ■京王線 | 本線 | 調布・明大前・笹塚・新宿・都営新宿線方面 |
4 | ■京王線 | 待避線 | 調布・明大前・笹塚・新宿・都営新宿線方面 |
[編集] 駅構内
改札口を出た構内には売店や駅事務所、銀行ATM、郵便局ATMの他に、市政情報センター、 啓文堂書店やドトールコーヒー、新星堂、京王ストア、京王アートマン、ダイソー等が店舗を構えている。 駅構内及び駅周辺は喫煙禁止となっている。
[編集] 北口
ペデストリアンデッキは、周辺のいくつかのビルに直結しているほか、地上のバスターミナルに直接降りられる。また、グリーンプラザを通り抜ければ、国道20号の北側まで行くことができる。
バスターミナルからは、JR中央本線武蔵小金井駅、国分寺駅、国立駅などへの路線(京王電鉄バス、京王バス中央)が出ている。また、高速バスや、府中市が京王バスに運営を委託しているコミュニティーバス(ちゅうバス)も乗り入れている。
[編集] 南口
ペデストリアンデッキが伊勢丹府中店・専門店街フォーリスと商業施設のくるるに直結している。そのビルを抜けると、大國魂神社の大鳥居が見える。南口近辺では府中駅南口市街地再開発事業計画が行われている。
駅をほぼ中央として南(大國魂神社)北に伸びる通りは「欅(けやき)並木通り」といい、商店が建ち並ぶ府中のメインストリートである。
[編集] 利用状況
1日平均乗降人員 84,601人(2005年度)
[編集] 駅周辺
[編集] 路線バス
京王電鉄バス、京王バス中央、京王バス東、府中市コミュニティバス「ちゅうバス」、東京空港交通により運行されている。なお、路線詳細は、前記以外に京王電鉄バス府中営業所、京王バス中央・府中営業所、京王バス東・調布営業所を参照されたい。
- 1番乗り場
- 2番乗り場
- [ 寺91 ] 明星学苑経由国分寺駅南口行
- 3番乗り場
- 4番乗り場
- 6番乗り場
- [ 空港連絡バス ] 羽田空港行 (京王バス東、東京空港交通)
- 7番乗り場
- [ ちゅうバス是政循環 ] 是政駅行
- [ ちゅうバス北山町循環 ] 北山町四丁目行
- [ ちゅうバス南町・四谷循環 ] よつや苑西行
- 8番乗り場
- [ ちゅうバス多磨町ルート ] 多磨町行
[編集] 歴史
- 1916年(大正5年)10月31日 開業。
- 1928年(昭和3年)5月22日 府中駅を境に京王線と玉南線で分かれていた現在の京王線が直結し、新宿~東八王子間直通運転開始
- 1989年(平成元年)10月14日 下り線が高架化。
- 1993年(平成5年)3月1日 高架駅となる。
- 1998年(平成10年) 関東の駅百選に選出される。
[編集] 駅名の由来
武蔵国の国府という意味である「府中」という地名から「府中」と名づけられる。なお、広島県府中市にも同じ字・同じ読みの府中駅がJR西日本福塩線に存在する。
[編集] 隣の駅
- 京王電鉄
- ■京王線
- ※(味の素スタジアムの開催時の一部は飛田給駅・東京競馬場の開催時の一部は東府中駅)に臨時停車。
- ■準特急
- 調布駅 - 府中駅 - 分倍河原駅
- ■準特急
- ※(味の素スタジアムの開催時の一部は飛田給駅・東京競馬場の開催時の一部は東府中駅)に臨時停車。
- ■急行・■通勤快速・■快速・■各駅停車
- 東府中駅 - 府中駅 - 分倍河原駅
- ■急行・■通勤快速・■快速・■各駅停車