金光駅
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金光駅(こんこうえき)は、岡山県浅口市金光町占見新田にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の駅である。
町名、駅名の由来となった金光教本部の最寄り駅である。金光教の祭典が行われる日には全てのホーム屋根に金光教のシンボルマークが染められた装飾が吊される。
快速「サンライナー」は基本的に通過するが、朝ラッシュの岡山方面行きと、夕ラッシュの福山方面行きに限り停車する。
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[編集] 駅構造
3面4線のホームを持つ。1番線が単式ホームで、2・3番線と4番線が島式ホーム(4番線ホームの反対側の線路、すなわち5番線は既に剥がされた)。4番線ホームは金光教の団体専用列車専用で、通常は閉鎖されている。2007年夏にICOCA対応の自動改札機導入予定。
跨線橋はホームの東西に1つずつあり、東側(岡山方)の跨線橋にはエレベーターが設置され、また金光教参拝客専用である南改札口(こちらも通常は閉鎖)に繋がっている。西側(福山方)の跨線橋は大正4年に建てられた物で、階段の一番下の柱に「鐵道院」「大正四年」などの文字を見ることができる。
- のりば
- ■ 新倉敷・倉敷・岡山方面
- (団体専用臨時ホーム)
- ■ 福山・三原・広島方面
- (団体専用臨時ホーム)
※金光教の団体専用列車は、4番線または2番線を使用する。
※悪天候や事故などでのダイヤ混乱時には2番線が待避線として使用される場合がある。
[編集] 駅周辺
- 浅口市役所金光総合支所(旧金光町役場)
- 金光教本部
- 金光学園中学校・高等学校
- マルナカ金光店
[編集] 利用状況
- 1日平均の乗車人員は2,768人である(2004年度)
[編集] 歴史
- 1901年(明治34年)8月4日 - 山陽鉄道の金神駅として開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1906年(明治39年)12月1日 - 山陽鉄道の国有化により国鉄の駅となる。
- 1919年(大正8年)4月1日 - 金光駅に改称。
- 1971年(昭和46年)8月15日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となる。