三軒茶屋駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
三軒茶屋駅(さんげんぢゃやえき)は、東京都世田谷区太子堂にある東京急行電鉄の駅である。
目次 |
[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
[編集] 田園都市線
- 相対式ホーム2面2線の地下駅。駅カラーは「レモン色」。
- 新玉川線計画の段階から、首都高速道路3号渋谷線及び国道246号線の陸橋の基礎及び地下道と一体構造で設計され建設されている。このうち、地下道部分は1971年12月に完成し、鉄道開業に先行して使用開始された。
- 2005年10月上旬から2007年3月下旬まで、階段増設などの地下駅火災対策施設整備工事、二子玉川寄りの新改札口の設置及びエレベーター新設などの駅改良工事を行っている。
- トイレは地下1階改札口内にある。2006年10月頃に改良されたが、多機能トイレは現時点では設置されていない。
- 駅の所在地は世田谷区太子堂だが、二子玉川寄りが三軒茶屋にかかっている。
- のりば
1 | ■田園都市線 | 二子玉川・長津田・中央林間方面 |
2 | ■田園都市線 | 渋谷・大手町・押上・南栗橋・久喜方面 |
[編集] 世田谷線
[編集] のりば
- ■降車ホーム
- ■下り 上町・山下・下高井戸方面
[編集] 利用状況
[編集] 田園都市線
- 1日平均乗降者数 113,799人(2005年度、田園都市線内第5位)
- 朝ラッシュ時に上りホームはかなりの混雑となる。2分4秒間隔で次々と電車が到着するが、どの電車も(特に急行は)当駅到着時点で既に満員状態であり、編成中程では相当の積み残しが発生する事がある。編成中程は混みあうので,比較的空いている前よりの車両を利用するように呼びかけもさかんに行われている。なお、田園都市線の最混雑区間は池尻大橋駅~渋谷駅間であるが、混雑の激しい急行は池尻大橋駅を通過するため、実質の最混雑区間は当駅からとも考えられる。押し屋も1両につき1人、最混雑時間帯になると編成中程には1両に2人程度配置される(池尻大橋駅よりもかなり多い)。しかし、2008年3月に大井町線が溝の口駅まで延伸されると田園都市線も二子玉川駅まで複々線化され、都心へ向かう乗客の一部が溝の口から大井町線に移乗される事が見込まれるため、この状態も緩和される見通しである。なお、2007年4月5日のダイヤ改正で朝ラッシュ時の渋谷方面行急行が準急に格下げられる。
[編集] 世田谷線
- 1日平均乗降者数 107,830人(2005年度、世田谷線全線での乗降者数)
[編集] 駅周辺
- キャロットタワー
- 国道246号
- 東京都道3号世田谷町田線(世田谷通り)
- 昭和女子大学
- 世田谷学園中学校・高等学校
- 西友
- the b sangenjaya(ザ・ビー三軒茶屋)(旧マルコーイン東京)
- 東京都水道局世田谷東営業所
[編集] 路線バス
- 三軒茶屋駅
- 三軒茶屋
[編集] 歴史
- この時は駅の手前に分岐ポイントが設置され、二子玉川園方面と下高井戸方面に分岐され、それぞれに2面2線の相対式ホームが設置された。
[編集] 駅名の由来
三軒茶屋とは、江戸時代に大山道の本道(現世田谷通り)と近道(現国道246号)の分岐点(現三軒茶屋交差点)に三軒の茶屋があった事に由来する。現在では三茶(さんちゃ)と通称されることも多い。