銀座駅
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銀座駅(ぎんざえき)は、東京都中央区銀座四丁目にある、東京地下鉄(東京メトロ)の駅である。駅番号はG-09・M-16・H-08である。銀座線の車内放送では「松屋・三越前」と案内される。銀座線ではこの銀座のほか、日本橋・上野広小路の3駅において車内放送で最寄のデパートが案内される。他に、それ自体が駅名の三越前もある。これは銀座線の前身である東京地下鉄道が資金難を理由として、これらの駅については百貨店より資金提供を受けて建設した。その見返りとして駅名に百貨店を案内させることにした名残である。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
- 中央通り(銀座通り・国道15号)地下に銀座線ホームがあり、外堀通り地下に丸ノ内線ホームがある。晴海通り地下に日比谷線ホームと銀座線~丸ノ内線連絡通路がある。共にホームは、島式1面のホームである。日比谷線ホームは、もともと東京地下鉄道時代に新宿方面への路線の駅として戦前に建設されたが、日比谷線建設に当たり、大改築されている。また、日比谷線のコンコース通路上に東京地下鉄道創業者の早川徳次の胸像がある。
- 銀座駅から赤坂見附駅まで乗車する場合、銀座線より丸ノ内線の方が早く到着する。
- 銀座駅から上野駅まで乗車する場合、日比谷線より銀座線の方が早く到着する。
[編集] のりば
1 | ○銀座線 | 赤坂見附・表参道・渋谷方面 |
---|---|---|
2 | ○銀座線 | 日本橋・上野・浅草方面 |
3 | ○丸ノ内線 | 四ツ谷・新宿・荻窪方面 |
4 | ○丸ノ内線 | 大手町・後楽園・池袋方面 |
5 | ○日比谷線 | 六本木・中目黒・菊名方面 |
6 | ○日比谷線 | 上野・北千住・東武動物公園方面 |
[編集] 利用状況
- 当駅の2005年度の1日平均乗降客数は269,751人で、東京メトロの駅としては第4位である。駅周辺は、東京の繁華街として全国的な知名度を誇る銀座の街が広がり、また、有楽町や八重洲などのビジネス街も徒歩圏内なため、昼夜を問わず毎日非常に混雑する。
[編集] 駅周辺
以下の駅とは、地下通路などでつながっている。乗り換えなどはさほど遠くなく徒歩圏内にある。
銀座も参照
- 歌舞伎座
- 松屋銀座
- 三越銀座店
- 松坂屋銀座店
- 資生堂本社
- 銀座和光
- 銀座コア
- プランタン銀座
- 西銀座デパート
- 有楽町マリオン(旧日劇)
- コートヤード・バイ・マリオット 東京銀座ホテル
- ヤマハホール
- アップルストア銀座店
- ガスホール
- 王子製紙本館
- ソニービル
- 博品館
- 東京海上日動火災保険本社
- 中央通り
- 昭和通り
- 晴海通り
- 首都高速道路都心環状線銀座入口(内回り・外回り)
[編集] 路線バス
- 銀座四丁目
- 有楽町マリオン前(東武)、有楽町駅(ちばグリーン)
[編集] 歴史
- 1934年(昭和9年)3月3日 - 東京地下鉄道(現・東京地下鉄銀座線)の銀座駅開業。
- 1941年(昭和16年)9月1日 - 東京地下鉄道、路線を帝都高速度交通営団(営団地下鉄)に譲渡。
- 1957年(昭和32年)12月15日 - 営団地下鉄丸ノ内線(現・東京地下鉄丸ノ内線)の西銀座駅開業。乗換業務を開始。
- 1963年(昭和38年)2月28日 - 営団地下鉄日比谷線(現・東京地下鉄日比谷線)が開通。同時に丸ノ内線西銀座駅を銀座駅と改称、現在に至る。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 営団地下鉄民営化。銀座線、丸ノ内線、日比谷線は東京地下鉄(東京メトロ)に継承。サイン表示が一新。
- 2005年(平成17年)10月-12月 - サイン一新。
[編集] 隣の駅
- 東京地下鉄
- ○銀座線
- ○丸ノ内線
- ○日比谷線