椎名町駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
椎名町駅(しいなまちえき)は、東京都豊島区長崎と南長崎の境目にある西武鉄道池袋線の駅。
目次 |
[編集] 駅構造
相対式ホーム2面2線を有する。かつては島式ホーム1面2線を有したが、列車の長編成化に伴い、相対式ホームを持つ構造に変更された。8両編成のみ停車可能。
[編集] のりば
1 | ■池袋線 | 池袋方面 |
---|---|---|
2 | ■池袋線 | 練馬・石神井公園・保谷・ひばりヶ丘・ 清瀬・所沢・小手指・飯能方面 |
[編集] 出入口
- 北口 - 改札と駅前の間に階段(数段)・スロープがある。
- 南口 - 改札を出るとすぐに東西に出口が分かれており東側は階段(数段)、西側にスロープがある。エレベーター・エスカレータはない。
- 南口改札は7:00~23:00のみ利用可能。
[編集] 駅周辺
- 金剛院
- サミットストア - スーパーマーケット。
- 主婦の店アルス - スーパーマーケット。
- 南天 - 立ち食いそば・うどんの店。
- ミスタードーナツ
- なか卯
- マツモトキヨシ
- フタバ図書GIGA椎名町店(旧TSUTAYA、東武ストア) - 南口のすぐ近くに位置しているが、駅から直結していないため、回り込んで入る必要がある。
- 山手通り
- 聖母病院
- 国際興業バス池袋営業所
- 立教大学池袋キャンパス - 要町駅や池袋駅からの方が近いが、歩いていけない距離ではない。
- 帝銀事件の舞台となった旧帝国銀行椎名町支店は、北口の長崎神社近くにあった。
- 手塚治虫、石ノ森章太郎、藤子不二雄ら漫画家たちが集ったトキワ荘は、椎名町駅と都営大江戸線落合南長崎駅のほぼ中間に存在した。
- 池袋モンパルナス - 目白文化村と共に昭和(戦間期)モダニズムの一つ。
- 椎名町サンロード - 旧谷端川にほぼ沿って商店街が駅前から続いている。夕方になると多くの買い物客でにぎわうため、駅前の道路が一部歩行者天国となる。
毎年9月の上旬には長崎神社の祭りが2日間行われ、駅前には多くの屋台が並び、多くの人が祭りに訪れる。11月末には芋煮を無料でふるまうなど活況を呈している。
[編集] バス
なお、1停留所北に国際興業池袋営業所があり、同停留所から池袋駅方面へ多数運行
[編集] 歴史
椎名町という地名は江戸時代後期にはすでに存在したが、町屋は現在の目白にあり、椎名町駅からは比較的離れた位置にあった。その後、豊島区の誕生により、昭和39年11月改正までの間、現在の南長崎1~6丁目、目白4、5丁目に椎名町という町名がつけられていた。現在は町名としては残っていないが、商店街も存在するため、椎名町駅の周辺が便宜的に椎名町と呼ばれている。
[編集] 隣の駅
[編集] 利用状況
1日あたりの平均乗降客数:19,117人(2005年度)