いなせなロコモーション
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いなせなロコモーション | ||
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サザンオールスターズ の シングル | ||
リリース | 1980年5月21日 1988年6月25日(再発) 1998年2月11日(再発) 2005年6月25日(再発) |
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録音 | 1980年3月~4月 VICTOR STUDIO MEDIA STUDIO HITOKUCHIZAKA STUDIO |
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ジャンル | ロック | |
時間 | 8分26秒 | |
レーベル | ビクター音楽産業 | |
プロデュース | サザンオールスターズ | |
レビュー | ||
チャート順位 | ||
売上枚数 | ||
サザンオールスターズ 年表 | ||
恋するマンスリー・デイ (1980年) |
いなせなロコモーション (1980年) |
ジャズマン (JAZZ MAN) (1980年) |
『いなせなロコモーション』は、サザンオールスターズの8枚目のシングル。FIVE ROCK SHOW第3弾として、1980年5月21日に発売。発売元はビクター音楽産業。
目次 |
[編集] 解説
FIVE ROCK SHOW第3弾。同企画は当初5ヶ月連続シングルリリースの予定だったが、レコーディング時間などの関係から前作「恋するマンスリー・デイ」と本作の間には2ヶ月間の間が出来てしまっている。当初にない間が空いてしまったが、売上は企画内最大であり、一般的な認知度や知名度もある程度確立している作品でもある。サザンの王道サマーソングを選曲した1998年のベストアルバム『海のYeah!!』にも収録されていることからも窺える。
タイトルの『いなせ』とは『粋』と言った意味があり、この曲によって意味を知った人も多い。後1990年に発表された『希望の轍(わだち)』、1996年に発表された『愛の言霊(ことだま)』でも同様に、サザン(希望の轍は厳密にはサザン名義の曲ではない)の曲によって読み方を知った人がファンを中心に多い。
ちなみの本作はサザンのシングルとしては初めて、メンバーがジャケットに登場していない。これは『わすれじのレイド・バック』まで続く。アルバムとしては前々月に発売した「タイニイ・バブルス」がある。
また、この作品より『匂艶 THE NIGHT CLUB』まで、アーティスト表記が「SOUTHERN ALL STARS.」の右寄せ3行表記で続く。
[編集] 収録曲
- いなせなロコモーション
(作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ)
歌い出しの歌詞がタイトルである曲は、シングルのメインA面では「気分しだいで責めないで」とこの曲のみである。歌詞の中には、コニー・フランシス、ドリス・デイ、シュープリームス、フランキー・ヴァリ、ビーチボーイズなど桑田佳祐が強い影響を受けた1950~60年代を代表するオールディーズと呼ばれるアメリカンポップスのアーティスト名が多数登場する。アサヒ飲料『三ツ矢サイダー』CMソングにもなった。 - LOVE SICK CHICKEN
(作詞:大森隆志 & フジミ・ミドリ 作曲:大森隆志 編曲:サザンオールスターズ)
ギターの大森隆志ボーカル曲であり、作詞曲も本人が担当。シングルに桑田以外のボーカル曲が収録されるのは、本作が初である。HAPPY!には収録されているが、現在は入手困難であり、現時点でシングル盤にのみ収録。
[編集] 参加ミュージシャン
- 桑田佳祐:Vocal(#1)、Guitar(#1,2)
- 大森隆志:Guitar, Vocal(#1,2)
- 原由子:Keyboards, Chorus(#1,2)
- 関口和之:Bass, Chorus(#1,2)
- 松田弘:Drums, Chorus(#1,2)
- 野沢秀行:Percussion, Chorus(#1,2)