シャ・ラ・ラ/ごめんねチャーリー
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シャ・ラ・ラ/ごめんねチャーリー | ||
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サザンオールスターズ の シングル | ||
リリース | 1980年11月21日 1988年6月25日(再発) 1998年2月11日(再発) 2005年6月25日(再発) |
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録音 | VICTOR STUDIO KRS STUDIO |
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ジャンル | ロック | |
時間 | 8分7秒 | |
レーベル | ビクター音楽産業 | |
プロデュース | サザンオールスターズ | |
レビュー | ||
チャート順位 | ||
売上枚数 | ||
サザンオールスターズ 年表 | ||
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シャ・ラ・ラ/ごめんねチャーリー (1980年) |
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『シャ・ラ・ラ/ごめんねチャーリー』は、サザンオールスターズの11枚目のシングル。1980年11月21日に発売。発売元はビクター音楽産業。
目次 |
[編集] 解説
サザン初の両A面シングル。両A面シングルはこの後2004年の「君こそスターだ/夢に消えたジュリア」まで発売されていない。
シングルA面では初の桑田佳祐と原由子のデュエット曲。 初期のサザンのコンサートツアーではラストを飾る重要なレパートリーとされた。1980年、サザンオールスターズの初めての日本武道館公演においても、アンコール前のラストナンバーとしてこの曲が演奏され、原は歌の途中で感極まり、つまって歌えなくなる場面があった。
オリコンチャート上では「シャ・ラ・ラ」の単独A面表記となっており、メディアでは両A面シングルという扱いはされないことが多い。ビクターでは当初から両A面と言う発売形式にしており、2005年の再発盤でもしっかりと両A面表記となっている。オリコンチャートでもこの時は両A面表記に直された。しかし公式サイトでは現在「シャ・ラ・ラ」の表記となっており、1998年の再発時にも単発A面表記になっている。
[編集] 収録曲
- シャ・ラ・ラ
(作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ 弦編曲:八木正生)
桑田と原のデュエット曲。シングルA面では初であり、現在唯一の作品である。また、桑田が原以外のメンバーとデュエットした曲は、シングルに限らず存在しない。アルバム収録曲も含めると1978年の1stアルバム『熱い胸さわぎ』収録の「茅ヶ崎に背を向けて」がある。同時にこの曲はその後の2ndシングル「気分しだいで責めないで」c/wとしてシングルカットされているため、B面も含めばシングルでの初デュエット曲でもある。オリジナルアルバム未収録であり、現行盤ではバラードベスト『バラッド '77~'82』にのみ収録されている。サザン初のクリスマスソングであり、歌詞の中にもクリスマスと言う単語が登場する。サザンの楽曲の中で原が編曲に関わった曲もいくつかあるが、本作では原自身が「ストリングスの編曲をしたが没にされてしまった」と雑誌でコメントしており、本作では八木正生が弦編曲を担当している。2004年につじあやのがカバーアルバム『COVER GIRL』で、奥田民生とのデュエットでカバーしている。 - ごめんねチャーリー
(作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ 弦管編曲:八木正生)
タイトルのチャーリーはレイ・チャールズを指すが、元になっているのは名前のみでこの曲では女性の愛称である。レイ・チャールズはこの後1988年にサザンの「いとしのエリー」を「ELLIE MY LOVE ~いとしのエリー」としてカバーしている。歌詞に登場する“モンタさん”はもんたよしのり、“竜童さん”は宇崎竜童を指す。
[編集] 参加ミュージシャン
- 桑田佳祐:Vocal, Guitar(#1,2)
- 大森隆志:Guitar, Chorus(#1,2)
- 原由子:Keyboards(#1,2)、Main Vocal(#1)、Back Vocal(#2)
- 関口和之:Bass, Chorus(#1,2)
- 松田弘:Drums, Chorus(#1,2)
- 野沢秀行:Percussion, Chorus(#1,2)