さよならベイビー
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さよならベイビー | ||
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サザンオールスターズ の シングル | ||
リリース | 1989年6月7日 1998年2月11日(再発) 2005年6月25日(再発) |
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録音 | VICTOR STUDIO MUSIC INN STUDIO |
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ジャンル | ロック | |
時間 | 8分53秒 | |
レーベル | ビクタータイシタ | |
プロデュース | サザンオールスターズ | |
レビュー | ||
チャート順位 | ||
ゴールド等認定 | ||
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売上枚数 | ||
サザンオールスターズ 年表 | ||
女神達への情歌 (報道されないY型の彼方へ) (1989年) |
さよならベイビー (1989年) |
フリフリ'65 (1989年) |
『さよならベイビー』は、サザンオールスターズの26枚目のシングル。1989年6月7日発売。発売元はビクターTAISHITAレーベル。
目次 |
[編集] 解説
デビュー11年目にして意外にも初のオリコンシングルチャート1位を記録した作品。アルバムでは1981年の『タイニイ・バブルス』で既に達成している。これまでの最高位は2位であり、「いとしのエリー」「C調言葉に御用心」など5作で記録していた。初のオリコン1位になったものの、売上や知名度はこれまでの曲の中でも低い。夏の終わりを想わせるような切ないラブバラード。それまでしわがれていると比喩されるようなハスキーボイスであった桑田佳祐が、現在のような心に響く甘い声になったのはこの曲からだと言われている。このことは28thシングル「真夏の果実」へと続き、確実なものとなる。織田裕二主演の映画『彼女が水着にきがえたら』のテーマ曲としても有名。
[編集] 収録曲
- さよならベイビー
(作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ & 門倉聡)
桑田自身完成に満足していない作品であり、あまり好きではないことがファンの間では有名である。何度聞いてももう少し手をかけたかった曲であるとのこと。 - 鎌倉物語 (Live in YOKOHAMA STADIUM)
(作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ)
元は1985年のアルバム『KAMAKURA』収録曲。本作では前年に行われたライブツアー『-真夏の夜の夢-1988 大復活祭』の最終公演、横浜スタジアムでの音源を収録。同ライブはサザンの復活ツアーであると同時に、中盤に原由子と桑田佳祐のソロコーナーとしてソロ曲も歌われている。その中で「原坊コーナー」と題され歌われたものを収録している。
[編集] 参加ミュージシャン
- 桑田佳祐:Vocal(#1)、Guitar(#2)
- 大森隆志:Guitar, Chorus(#1,2)
- 原由子:Keyboards(#1,2)、Chorus(#1)、Vocal(#2)
- 関口和之:Bass, Chorus(#1,2)
- 松田弘:Drums, Chorus(#1,2)
- 野沢秀行:Percussion, Chorus(#1,2)
- さよならベイビー
- 門倉聡:Keyboards
- 藤井丈司:Synthesizer, Computer Operation
- 菅原弘明:Synthesizer, Computer Operation
- 鎌倉物語 (Live in YOKOHAMA STUDIUM)
- 八代恒彦:Keyboards
- 前田康美:Chorus
[編集] 関連項目
オリコン週間シングルチャート第1位 1989年6月19日付 |
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前作: プリンセス・プリンセス 『Diamonds (ダイアモンド)』 |
サザンオールスターズ 『さよならベイビー』 |
次作: プリンセス・プリンセス 『Diamonds (ダイアモンド)』 |