Bye Bye My Love (U are the one)
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Bye Bye My Love (U are the one) | ||
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サザンオールスターズ の シングル | ||
リリース | 1985年5月29日 1988年6月25日(再発) 1998年2月11日(再発) 2005年6月25日(再発) |
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録音 | 1985年2月~4月 VICTOR STUDIO FREEDOM STUDIO |
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ジャンル | ロック | |
時間 | 8分47秒 | |
レーベル | ビクタータイシタ | |
プロデュース | サザンオールスターズ リアル・フィッシュ |
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レビュー | ||
チャート順位 | ||
売上枚数 | ||
サザンオールスターズ 年表 | ||
Tarako (1984年) |
Bye Bye My Love (U are the one) (1985年) |
メロディ (Melody) (1985年) |
『Bye Bye My Love (U are the one)』(バイ・バイ・マイ・ラヴ ユー・アー・ザ・ワン)は、サザンオールスターズの22枚目のシングル。1985年5月29日発売。発売元はビクターTAISHITAレーベル。
目次 |
[編集] 解説
当時話題となったUSA for Africaのメッセージ“We are the world”に対する返答として、作成された楽曲である。
前作「Tarako」が全英語詞ということでセールスが落ち込んだが、本作はサザンらしい夏の恋を描いた作品。本作は80年代のサザンのシングルとしては「チャコの海岸物語」に次ぐ2番目のセールスとなっている。同年に発売された大ヒットアルバム『KAMAKURA』に収録されたこともあり、一般的にも知名度と人気が非常に高いものとなっている。それでもオリコンウィークリーチャートの最高位は4位であり、ロングヒットしながら『KAMAKURA』収録によって知名度を上げた。
なおオリコンでは「バイバイマイラブ」というタイトルでチャートインしている。ジャケットやレコードの表記全てが「Bye Bye My Love (U are the one)」となっており、タイトルの上にふりがなで小さくカタカナ表記があるのみであるため、なぜカタカナの表記が正式タイトルとしてチャートイン時に使われたかは不明である。
本作のタイトルはサブタイトルの (U are the one) を含んだものであり、「U」は「You」と掛けられている。ちなみに歌詞表記では「You are the one」の表記が入っている。本作のc/wには初めて既発曲のライブバージョンが収録されており、この後も何作かこの形態でシングルが発売されている。
本作ではサポートメンバーとして、リアル・フィッシュのメンバーが中心となり参加している。
[編集] 収録曲
- Bye Bye My Love (U are the one)
(作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ & リアル・フィッシュ)
イントロのシンセ音が印象的な楽曲。ライブでは管楽器で再現されることが多い。ファンにも人気の高い楽曲であり、メンバー側もリリース当初から『一般受けする曲』と位置付けている。曲ラスト部分の桑田のシャウトはかなり評価が高い。
曲中で“湘南御母堂”という歌詞が登場するが、このような御母堂は実在せず、桑田が造った架空のものである。
近年のライブでは曲講成にマーチングのドラムロール、シンセサイザーによるバグパイプを取り入れ、スコットランド等北欧の民族音楽の様なアレンジに仕上げている。 - Dear John (Live at BUDOKAN)
(作詞:桑田佳祐 作曲:桑田佳祐・八木正生 編曲:サザンオールスターズ)
前年発売のアルバム『人気者で行こう』収録曲「Dear John」の、1984年から1985年に掛けて行われたコンサートツアー『大衆音楽取締法違反“やっぱりアイツはクロだった!”実刑判決2月まで』の日本武道館での音源を収録している。
原曲が完全なオーケストラサウンドであるのに対し、こちらはバンドサウンドである為、印象が大きく異なる。
[編集] 参加ミュージシャン
- 桑田佳祐:Vocal(#1,2)
- 大森隆志:Guitar, Chorus(#1,2)
- 原由子:Keyboards, Chorus(#1,2)、Accordion(#1)
- 関口和之:Bass, Chorus(#1,2)
- 松田弘:Drums, Chorus(#1,2)
- 野沢秀行:Percussion, Chorus(#1,2)
- Bye Bye My Love (U are the one)
- 藤井丈司:Synthesizer Programming
- 矢口博康:Sax
- 福原マリ:Accordion
- 美尾洋乃:Accordion, Violin
- 渡辺等:Cello, Buzúki
- 小滝満:Accordion
- Dear John (Live at BUDOKAN)
- 藤井丈司:Synthesizer
- 矢口博康:Sax